こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は、2020年卒の皆さんに本選考でも使える面接対策、知られざる一般職の魅力と実情、そして冬インターンの選考対策についてお届けします。
今回も見逃せないコンテンツになっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
【目次】
1. 本選考にも使える面接対策
└【基本】面接対策に悩んだらまずはこれ!
└【最強の逆質問】採用面接で好印象を受ける質問例10選
└「普通すぎる」学生でも受かる! 無敵の回答の鍵、4Kとは?
2. 意外と知られていない!? 一般職の魅力と実情
└【一般職の魅力】キャリアに悩む人は必見! 一般職の3つの新常識
└【商社一般職】女子大だけでなくGMARCH・早慶女子に人気な理由
3. 今週の対策コラム:冬インターンの選考対策
└有名業界の面接で重要なのは「周囲を巻き込む能力」と「課題解決能力」
└業界・業務理解にOB/OG訪問・各社セミナーを活用
1. 本選考にも使える面接対策
冬インターンの選考が進む中、本選考を開始する企業も少なくありません。
今回は、インターン選考と本選考の両方で使える面接対策記事をお届けします!
【基本】面接対策に悩んだらまずはこれ!
面接、と一口に言ってもさまざまな状況があると思います。そこで、ワンキャリ編集部では面接対策を17項目に分けて解説しています。
ぜひご自身のニーズに合わせて記事を読み、参考にしてみてください!
・面接対策:就活で定番の質問と回答例・強みを企業にアピールするコツ
【最強の逆質問】採用面接で好印象を受ける質問例10選
インターン選考や本選考、そしてOB/OG訪問で必ずと言っていいほど「何か聞きたいことはありますか?」と、逆質問が聞かれます。その質問を受ける度に困った人は少なくないと思います。しかし、逆質問も選考のうちに入っている企業もあります。
この記事では採用面接で好印象を受ける質問例をご紹介します!
・【面接:最強の逆質問】企業の採用面接で好印象を受ける質問例10選
「普通すぎる」学生でも受かる! 無敵の回答の鍵、4Kとは?
「面接は、『落とす』選考である」ということを意識できていますか?
この記事では、「面接準備編」と「面接実践練習編」と面接の過程を2つに分け、面接の心得、準備の方法をご紹介します!
・「普通すぎる」MARCH生の就活全勝メソッド【第5講:面接は「完璧」がスタートライン。無敵の回答のカギは4Kにあり】
2. 意外と知られていない!? 一般職の魅力と実情
皆さんは一般職に対してどのようなイメージを持っていますか?
一般職を目指している人も総合職しか考えていなかった人も、まずは記事を読んで「一般職の実情」を知り魅力に感じていただければ幸いです。
【一般職の魅力】キャリアに悩む人は必見! 一般職の3つの新常識
「そもそも、総合職と一般職は具体的に何が違うのか?」と疑問に思っている人や「一般職は女子大の学生を採用することが多い」と思っている人は多いのではないでしょうか?
この記事では総合職と一般職の違いと、出身大学や実際に受ける際に知っておきたい一般職の実情についてご紹介します!
・【一般職って、こんなにスゴイ】キャリアに悩む女子が知っておくべき一般職の3つの新常識
【商社一般職】女子大だけでなくGMARCH・早慶女子に人気な理由
現在、早慶の女子に一般職が人気だということをご存じでしょうか?
自分に適した業種やキャリアについて悩んでいる人はぜひご覧ください!
・商社の一般職はいいとこ取り?〜広告志望のワセジョが一般職志望に変えた理由〜
学業や課外活動、語学能力などにおいて総合職顔負けの実績を持つMARCHや早慶女子が、人気企業の総合職を辞退して『商社一般職』に進む人も多いといいます。
今まで一般職に就くことを考えたことがなかった人もぜひ魅力に感じる内容になっていますので、ぜひご覧ください!
・【就活最前線】なぜ今、トップの早慶女子は総合職を蹴り、商社の一般職を目指すのか?ーワンキャリ商社特集ー
3. 今週の対策コラム:冬インターンの選考対策
みなさんこんにちは、ワンキャリ編集部のⅯです。
冬インターン本番や選考の終盤を迎えた今だからこそ、やっておきたい対策についてお伝えします。
インターン参加に向けたラストスパートや、3月以降の就活本番に向けた最終準備を行いましょう。
1. 有名業界の面接で重要なのは「周囲を巻き込む能力」と「課題解決能力」
商社やデベロッパー、鉄道、メーカーなどの人気業界の面接は、「周囲を巻き込む能力」「課題解決能力」を問う質問が特徴です。
面接突破のためにエピソードの練り直しを行いましょう。
実際に、私は複数のメーカーや鉄道業界の面接で「反発するメンバーを説得するプロセス」や「課題を解決するにあたり、従来の方法との違いやその理由」を細かく尋ねられました。
(1)周囲を巻き込む能力
人気業界の事務系社員は、多数の利害関係者をまとめ上げるプロジェクトの主導者となることがしばしばあります。
例えば、商社では現地政府・ゼネコン・金融機関・アドバイザーなどの利害関係者、デベロッパーでは共同事業者・ゼネコン・金融機関・行政地権者などの利害関係者と協働しなくてはなりません。
これは他の人気業界である鉄道やメーカーにも当てはまる業務特性であり、必ず聞かれる質問といっても過言ではないでしょう。
これらの背景から周囲を巻き込んでいける能力が必要とされているのでしょう。
実際にある大手自動車メーカーの現役社員も、「欲しいのは周囲を巻き込んでいける人材」だと面接で明言していました。
中でも、「周囲が反発する中で相手を説得した」エピソードは強い武器になります。対策としては、学生時代に仲間との衝突を乗り越えた経験を思い出し、以下のように整理するとよいでしょう。
・内容:意見が食い違ったのはどんな点か
・理由:なぜ周囲から反発を受けたのか
・過程:どのように周囲を説得したかのプロセス
・収束:最終的にどのように着地したか
(2)課題解決能力
周囲を巻き込む対人的なスキルに加えて、さまざまな分野に応用できる個人の問題解決能力も面接ではよく見られます。
ある大手メーカーの現役社員は、「商社やメーカーなど日本を代表する大企業は、狭く深い仕事だ。社内ではマーケティングなど具体的なスキルよりは、地道なオペレーション改善など、汎用的な問題解決能力が求められる」と話しています。
特にアピールポイントになるのは、「自分ならではの施策」です。対策として、学生時代に何らかの問題や不便を解決した経験をいかのように整理し、深掘りに耐えられるようにしておきましょう。
・課題:どのような問題があったか
・原因:なぜ問題が生じたか
・施策:どのような施策を行ったか
・独自性:従来の解決方法と、どんな違いがあるか
・理由:なぜその施策を選んだか
・結果:その結果どのよう成果が得られたのか
2. 業界・業務理解にOB/OG訪問・各社セミナーを活用
業界・業務の理解は、各業界の選考突破のためには欠かせません。
実際に、私は日系各社で能力面と同じくらい「志望動機」を通じて業界理解が問われました。
しかし、専門色が強い業界特性や部門数の多さゆえ、就活生にとって業務内容が分かりづらく感じると思います。そこで、以下2つの方法がおすすめです。
(1)企業セミナー
(2)OB/OG訪問
以下、それぞれ解説していきます。
(1)企業セミナー
人気業界は、インターン参加の競争率が高いため、参加に障壁のない企業主催の業務理解セミナーを存分に活用しましょう。
これらのセミナーに行くメリットは2点で、
・業界理解がすすむこと
・志望度のアピールにつながること
が挙げられます。
セミナーでは実務を簡略化したグループワークなどを通じて業務理解を進められ、効率良く情報収集できます。
私はメーカーの業務内容についてよく分からなかった当時、セミナーを通じて効率よく理解を進めることができました。
また、志望度のアピールとしても有効です。企業セミナーは比較的小規模のため、労力を割いてまで情報を探して参加する学生は、企業から「志望度が高い」と判断されます。
選考の際に各学生が何回セミナーに参加しているか、回数を把握していると話す人事社員もいるほどです。
(2)OB/OG訪問について
OB/OG訪問では、現役社員からの生の声が聞けるのが魅力です。
能力面と同様に重視される志望度を示すために「社員の雰囲気や声」をOB/OG訪問を通じて収集し、面接で話せるとよいでしょう。
また、この時期にOB/OG訪問に動き出すメリットとしては、承諾率の高さにあります。
競争者の少なさ(周囲がOB/OG訪問に動いている人は3月以降に比べて少ない)に加えて、社員の制約の少なさが背景にあります。
例えばメーカー業界ではメイン選考となるリクルーター面談がありますが、
選考が近づく時期にはリクルーター社員が決定し、OB/OG訪問を受けてもらえない場合があるようです。
実際、3月目前の時期にはリクルーター面談での公平性を理由に複数のリクルーター社員にOB/OG訪問を断られてしまう学生も。
この時期から早めのOB/OG訪問を進めておくとよいでしょう。
(Photo:RossHelen/Shutterstock.com)