こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は、2020年卒の皆さんに自動車メーカーの業界研究、就活に役立つSNSインフルエンサー、そして、自動車メーカーの選考対策についてお届けします。
今回も見逃せないコンテンツになっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
【目次】
1.【業界研究:自動車メーカー】
└主要3社(トヨタ・ホンダ・日産)の業界研究
└マツダの選考対策
2. 就活に役立つインフルエンサーたちとつながろう!
└スタートアップの最前線に迫る
└人事の目線を知ろう!
└中国マーケットに目を向けよう!
3. 決定版! 自動車メーカーの選考対策
└自動車業界の面接で重要なのは「周囲を巻き込む能力」と「課題解決能力」
└業界・業務理解には各社セミナーや企業に関する記事を活用
1. 業界研究:自動車メーカー
最も日本経済に影響力がある産業といえる自動車産業。
今回は、根強い人気を持つ自動車産業の業界研究に役立つ記事を集めました。
主要3社(トヨタ・ホンダ・日産)の業界研究
今回は、日本産業の要ともいえる自動車業界の中から、トヨタ自動車・本田技研工業・日産自動車の主要3社についてお伝えします。
・【業界研究:自動車メーカー】トヨタ・ホンダ・日産の違いを徹底比較!自動運転の世界で勝つのはどこか!?
自動車メーカーの金融事業の実態や、求める人材像が総合商社や大手広告代理店と共通していることなど自動車メーカーの意外な一面に迫ります。
・【業界研究:自動車メーカー】トヨタ・ホンダ・日産:金融事業も盛んな自動車業界。主要3社の強み・違いを徹底比較!
マツダの選考対策
マツダ(事務系)の 本選考における各選考ステップ(ES、面接、Webテストなど)で問われるポイントをお届けします。
主要3社以外のメーカーについても対策を進めましょう!
・【3分対策:マツダ】ES/面接の質問への採用される回答例とWebテスト選考対策のポイント
2. 就活に役立つインフルエンサーたちとつながろう!
学生時代、この人をSNSでフォローしていたなら……。
ワンキャリ編集部員のめいこ(@meiko_oc)が、就活生に知ってほしいインフルエンサーを厳選して紹介する特集企画「めいこRT(リツイート)」。
キャリアの第一線で活躍する、若きインフルエンサーたちの魅力に迫ります。
スタートアップの最前線に迫る
国際物流スタートアップ「株式会社Shippio」を創業し、起業家として最前線をひた走る物流太郎(@LOGITARO)さんこと佐藤孝徳さん。
安定した総合商社のキャリアを捨て、起業の道に進んだ佐藤さんの熱い思いに迫ります。
・三井物産を10年で辞め、スタートアップ創業者に。佐藤孝徳(物流太郎)さんをリツイート!【 #めいこRT 】
人事の目線を知ろう!
メーカーに人事・採用担当として勤めながら、悩める就活生たちの声に優しく答える匿名アカウント、人事のお姉さん(@shukatsu_nesan)。
Twitter上に数多く存在する人事系アカウントの中でも、癒やし系のキャラで親しまれる人事のお姉さんの魅力に迫ります。
・就活の不安に寄り添う「匿名人事」人事のお姉さんをリツイート!【 #めいこRT 】
中国マーケットに目を向けよう!
ビジネスマンが今や避けて通れない、中国マーケットの最新トレンドを上海から発信しているこうみく(@koumikudayo)さん。
「中国トレンドマーケッター」としての活動を始めたきっかけや、6年間の総合商社勤務を通して得たキャリア観についてお届けします。
・中国の最新トレンドを日夜発信。「超・商売人」マーケッター、こうみくさんをリツイート!【 #めいこRT 】
3. 決定版! 自動車メーカーの選考対策
こんにちは、ワンキャリ編集部のⅯです。
自動車業界は金融やコンサルなどのインターンを盛んに実施している業界に比べ、圧倒的に接点が少なく、選考対策や業界理解が遅くなる人も多い業界です。
今回は自動車業界の選考を有利に進めるコツと選考対策をお伝えします。
自動車業界の面接で重要なのは「周囲を巻き込む能力」と「課題解決能力」
自動車メーカーの面接は、「周囲を巻き込む能力」「課題解決能力」を問う質問が特徴です。
実際に、私はある自動車メーカーの面接で「反発するメンバーを説得するプロセス」や「課題を解決するにあたり、従来の方法との違いやその理由」を細かく尋ねられました。
(1)周囲を巻き込む能力
自動車メーカーの事務系社員は、プロジェクトの主導者となることがしばしばあります。
現場社員、技術職、部品調達先など部門・会社の枠を越えて、複数の関係者をまとめる必要があるため、総合商社などと同様に「周囲を巻き込む力」が求められるのです。
実際にある現役社員も、「欲しいのは周囲を巻き込んでいける人材」だと面接で明言していました。
中でも、「周囲が反発する中で相手を説得した」エピソードは強い武器になります。対策としては、学生時代に仲間との衝突を乗り越えた経験を思い出し、以下のように整理するとよいでしょう。
・内容:意見が食い違ったのはどんな点か
・理由:なぜ周囲から反発を受けたのか
・過程:どのように周囲を説得したかのプロセス
・収束:最終的にどのように着地したか
(2)課題解決能力
自動車メーカーでは、専門的なスキルよりも、さまざまな分野に応用できる問題解決能力を求めています。
ある社員は、「自動車産業は日本を代表する大企業ゆえ、狭く深い仕事だ。社内ではマーケティングなど具体的なスキルよりは、地道なオペレーション改善など、汎用的な問題解決能力が求められる」と話しています。
特にアピールポイントになるのは、「自分ならではの施策」です。対策として、学生時代に何らかの問題や不便を解決した経験を以下のように整理し、深掘りに耐えられるようにしておきましょう。
・課題:どのような問題があったか
・原因:なぜ問題が生じたか
・概要:どのような施策を行ったか
・独自性:従来の解決方法と、どんな違いがあるか
・理由:なぜその施策を選んだか
・結果:施策の結果、どうなったか
能力面に関して、自動車メーカー間で求められる資質は大きく変わりません。
詳細は以下の選考対策レポートを参考にしてみてください。
業界・業務理解には各社セミナーや企業に関する記事を活用
業界・業務の理解は、自動車メーカーの選考突破のためには欠かせません。
実際に、私は能力面と同じくらい「志望動機」を通じて業界理解が問われました。
しかし、自動車業界は専門色が強い業界特性や部門数の多さゆえ、就活生にとって業務内容が分かりづらく感じると思います。確かに、最も良い企業研究方法はインターンに参加することですが、部活やバイト、学業の兼ね合いもあってなかなか難しいことが実情です。
そこで今回は今からでもできる企業研究方法を二つご紹介します。
(1)各社セミナー
(2)記事の活用
以下、それぞれ解説していきます。
(1)各社セミナー
自動車業界は、他業界に比べてインターンの実施が少ないため、企業主催の業務理解セミナーを存分に活用しましょう。
これらのセミナーに行くメリットは2点で、
・業界理解がすすむこと
・志望度のアピールにつながること
が挙げられます。
セミナーでは実務を簡略化したグループワークを通じて業務理解を進められ、効率良く情報収集できます。
私は自動車メーカーの業務内容についてよく分からなかった当時、セミナーを通じて効率よく理解を進めることができました。
また、志望度のアピールとしても有効です。企業セミナーは比較的小規模のため、労力を割いてまで情報を探して参加する学生は、企業から「志望度が高い」と判断されます。
実際に、ある人事社員によれば、選考の際に各学生が何回セミナーに参加しているか、回数を把握しているようです。実施回数は多くないので、頻繁に確認をしておくことがおすすめです。
(2)記事の活用
就活に活用できる記事も、大きく分けて「新聞記事」と「就活サイトの記事」の二つがあります。
新聞記事は、その会社の大きな動きの概要をつかむことができます。例えば、とある自動車がアメリカの部品会社と合弁会社を作ったとします。それを報じた新聞記事を読めば「どれくらいの規模の会社で、どれくらいの収益が見込めるのか」「長期的な意図は何か」「なぜその会社と組んだのか」などを手軽に知ることができます。
そしてしっかり新聞記事で予習をした上で説明会などで質問をすると、「この学生はウチのことをよく勉強してくれている」と高評価を得られることも多いようです。
新聞を毎日読む必要はありません。ただその企業の名前をニュース検索すれば大丈夫。記事による手軽な企業分析をぜひ活用してみましょう。
また、「就活サイトの記事」は、その企業の業界内の立ち位置や強み/弱みをつかむことができます。例えばワンキャリアの業界分析記事ではトヨタ・ホンダ・日産を徹底比較し、面接やES対策で使える情報がつまっています。企業の「キャラクター」を前もって頭に入れておくことで、周りと圧倒的な情報量の差をつけることができます。
おすすめの記事はこちら!
・【業界分析:自動車メーカー】トヨタ・ホンダ・日産の違いを徹底比較!自動運転の世界で勝つのはどこか!?
・面接で聞かれる「最近気になったニュース」で絶対ミスらない術
おわりに
いかがでしたか。
自動車業界でこの時期から面接対策を進めるとともに、セミナー・記事の活用などの対策も地道に進めていきましょう。
(Photo:GoemonSS/Shutterstock.com)