今回は「目上の人とのコミュニケーション術」をテーマにお届けします。
企業分析や自己分析はしっかりやったけど、社会人と話すとなると緊張して、自分の考えや気持ちをうまく伝えることができない……と悩む人の助けになれば幸いです。
豆知識(1)社会人とのコミュニケーションのコツは「話術」ではなく「作法」
■ コミュ障に捧ぐ、社会人との「最強の雑談」テクニックを伝授しよう
初対面の目上の人と話すのは緊張しますよね。
新卒で就職活動をするまで、目上の人と話す機会が少なかった人にとっては、OB・OG訪問や面接で、どんなふうにコミュニケーションを取ればいいか分からないかもしれません。
しかし、守るべきコミュニケーションの「作法」を意識すれば、コミュニケーションが苦手な人でも、必ず社会人と上手に会話ができると筆者は言います。一体その「作法」とは?
豆知識(2)「結論から話す」だけでは不十分。会話を育てる3つのカギをご紹介
■ OB・OG訪問や面接対策に!!会話を育てる「結論ファースト」
論理的に話す方法の1つに「結論から話す」というものがあります。
ところが、この「結論から話す」を実践しているのに、思うように会話を進められないことがあるのはなぜでしょうか。
筆者によると「結論から話す」を成功させるには、「会話を育てる」というもう1つの視点が必要になるとのこと。「会話を育てる」ための3つのカギをご紹介します。
豆知識(3)違いは分かっていても、使いこなすのは難しい尊敬語と謙譲語
■ 知っていますか? 面接は「御社」でメールは「貴社」。敬語で迷ったらこれを確認!【就活の敬語大全】
「なんか、変な敬い方をしちゃうんです……」
敬語でつまずく就活生は、尊敬語と謙譲語の違いをつかみ切れていないと筆者は考えています。なんとなく分かっているけども、知っているのと使いこなすのはまた別物。
こちらの記事では、「よく使う尊敬語と謙譲語のリスト」「間違った敬語の使い方」「直接的な表現を避けるクッション言葉」などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
編集部員のひとこと
就活をしていると、頻繁に耳にする「コミュニケーション能力」。人見知りが激しい、緊張しやすい、話すのがうまくない、そんな自分にとっては自信のない能力の1つです。
最近、ワンキャリアで公開された「『コミュ力』を分解すれば、就活もラクになる?得意を生かして勝負できる居場所の見つけ方」を読んだときに印象的な一文を見つけました。
僕も「コミュニケーション苦手だな」って思っても、これを分解してみるとコミュニケーションにはいろんな要素があって、傾斜配点が違うだけだなって分かりました。
なるほど、コミュ力を分解して、自分の得意なコミュニケーションの分野と企業が求める能力が重なる部分で勝負すればいいのか。
自分のコミュ力のなさに漠然とした不安を覚えていましたが、少し希望が見えてきました。
コミュニケーションに悩む方は一度、自分のコミュ力を分解してみませんか?
きっと、自分の得意な箇所が見つかるはずです。
▼前回の豆知識はこちら
(Photo:Sazhnieva Oksana , SerPhoto/Shutterstock.com)