※こちらは2017年1月に公開された記事の再掲です。新型コロナウイルスの感染拡大などにより、働き方・遊び方に関して変化している部分もあります
こんにちは、ワンキャリ編集部のぷったです。「◯◯業界の1年目ってどれくらい遊んでるの?」って、正直気になりませんか?
そんなみなさんの代わりに、ぷったが社会人1年目の先輩5人にインタビューする「1年目の遊び方」特集! 普段のワンキャリ記事と違って、すーっと気を抜いてお読みください。
2回目の先輩は「外コンくん」です! なんとなく外銀と同じ匂いがしますね! しかし、意外とチャラいけど根は真面目な一面があるようです。1年目の若手はどんな遊びをしているのでしょうか。今回は外コンの1年目社員のインタビューを敢行しました。
【登場人物紹介】
ぷった:
都内私立大学の4年生。大学時代はサークル・バイトに熱中し、来年からはIT系企業に就職予定。社会人になってからの遊び方を知りたい、あわよくばモテたいというよこしまな気持ちから「社会人1年目の遊び方」についてインタビューを行う。好きな動物はエリマキトカゲ。
外コンくん:
都内国立大学を卒業後、外資系コンサルティングファームに就職。現在はコンサルタントとして活躍しながら、合コンも積極的行っている。得意なエリアは港区。
外資系コンサルは遊び方までグローバル、世界を股にかけるインテリチャラ男の実態
ぷった:今回はお忙しいところありがとうございます。今回は就活サイトではなかなか公開されることのない「社会人1年目の遊び方」についてインタビューを行いたいと思います。早速ですが、入社以来「さすが外資系コンサルだな」と感じた遊び方があれば教えてもらえますか?
外コンくん:そうですね、私は入社後すぐにグローバル案件にアサインされ、2カ月でニューヨーク・アムステルダムなどを回ったんですが、各都市でいろいろな女性と遊べて結構楽しかったですよ。意外と夜遊びでも文化の違いって出るんですよ。
(めちゃめちゃ真面目そうな雰囲気なのに……)
ぷった:そうなんですね、遊び方でもカルチャーショックを感じるものなんですね。何か印象的なエピソードはありますか?
外コンくん:外コンは海外での研修があります。普段のプロジェクトは忙しいので、平日の夜に遊ぶことはないんですけど、研修中は別。仕事半分、遊び半分なので夜は楽しくやってます。
研修の場所は毎年変わるのですが、アジア地域が多いので、アジアで遊ぶことには事欠かないです。今年はバンコクだったので、商社で働いている友人も招いて、現地の子と遊んでました。
ぷった:なんだか、遊び方もグローバルってかっこいいですね。
遊ばない人が多いからこそ、「遊ぼうプロジェクト」
外コンくん:今までの話は全部自分のことなんだけど、実際はコンサルってそんなに遊んでばっかりの人じゃないですよ。むしろ「今までの人生で女の子と付き合ったこともない」みたいな童貞の東大・京大院生とかもいる。私の同期だと、1、2割はそうだったんじゃないかな。
ぷった:そういう事実があるとチャラくない人もいそうなイメージが湧きますね!
外コンくん:そうでしょ? 外資系コンサルだからってチャラいとは限らないんだよ。
でも、個人的には遊んでる人の方が、仕事ができる人が多いと思っているんだ。仕事はもちろん、プライベートも全力で遊び倒すことを会社の人としたくて、お節介かもしれないけど同期と「遊ぼうプロジェクト」をしてたんだ(笑)。
結果、童貞院生にちゃんと彼女ができたり、仕事でのパフォーマンスが良くなったりした人がいたり、意外といいアウトプット出したよね。
ぷった:彼女できたんですか! それはプライベートも充実しますね!
外コンくん:まあ本当は面白がってただけなんだけど(笑)。
合コンでも光る「ロジカルシンキング」
ぷった:先ほど合コンの話が出てきたんですが、外資系コンサルの方ってどんな合コンをされるんですか。
外コンくん:意外と質素だよ(笑)。合コンも予算は8,000円くらい。女の子の分は半分くらい払うのが普通かな。使う金額だけ見たら結構普通でしょ? 最初は相手の分まで全額払っていたんだけど、商社の友人と一緒に合コンした時に「え、全額払うの?! 高くない?」って言われてから、「あ、女の子にお金もらってもいいんだ」って(笑)。それからは今くらいの金額になったかな。
合コンだと西麻布の「イマドキ」とか「吾空」が多いかな。予約が取りやすくて奇麗だからよく利用してるよ。
ぷった:思ったよりも派手な感じはないんですね。もっと盛大にお金を使うのかと思っていました。
外コンくん:よく言われるんだけど、住むところが六本木・麻布十番とか都心だから結構掛かる。外資とはいえ1年目の年収って500から600万円くらいだから金銭的にすごく余裕があるわけじゃないよね。
ぷった:意外とイメージと違う話が多いですね。合コンでも出てしまうコンサルの職業病とかあったりするんですか? 例えば、ついついカタカナを多用してしまうみたいな。
外コンくん:ついカタカナ使っちゃうのはよくある(笑)!
でも本当に職業病っぽいのは、合コンのストラテジーを自然と考えることかな。相手の職業とかでセグメントに分けて、どうやったら落とせるか分析する。
体感だと金融の一般職女子にはモテるかな。でもコンサルティングファームってそんなに世間一般に知られてないから、会社名で攻めるよりは「外資系」「港区在住」「新卒でも給料もらってる」とかポイントを変えて訴求しているね。
(合コンのストラテジー……!)
ぷった:戦略を立ててしまうのはやっぱり職業病っぽいですね。
外コンくん:あと、「外資なのに真面目そう」っていうのは結構ストレングスになってるかな。やっぱり総合商社とか外銀のギラギラしたチャラい雰囲気が苦手っていう女の子は一定以上いるから、そういう人には堅い仕事柄が響くことが多いかな。
本命彼女候補には「さりげなく気取らないアプローチ」
ぷった:合コンの話も面白いですね。合コンで出会った女性とどんな感じでデートするのかも気になります。
外コンくん:本命の子はやっぱり雰囲気によってお店を使い分けるね。高いお店とかに行くと堅い雰囲気になるし、女の子側も「ああ、そういう感じね」ってなるから、カジュアルな居酒屋が多いかな。例えば、赤坂の「まるしげ」とかね。
そのあとはちょっとしたバーでイタリアン系のカジュアルなところや、本格的なバーとかいくつか候補を常に持っておく感じかな。バーは秘密にしておきたいので、店名は教えられないかな(笑)。
(なんだよ、もったいつけて……)
「自分とインテリジェンスの合う女性が見つからないと結婚はできない」
ぷった:Aさんってスマートで外見もかっこいいのでモテるんじゃないかなって思うんですが、今彼女はいらっしゃいますか?
外コンくん:いるよ。でも結婚とかは考えてないかな。
彼女は優しくて見た目もカワイイ感じなんだけど、インテリジェンスさを感じないんだよね。正直なところ、自分とインテリジェンスのレベルが合わない人と会話すると疲れちゃうし、自分にとって楽しい時間が過ごせないんだよね。だから結婚はできないかな。
その点コンサルティングファームで働いている女性は魅力的だし相性も悪くなさそうだけど、お互い忙しいからね。正直結婚できるかは不安だなぁ。(知的スマイル キラッ)
(……絶句)
ぷった:そうなんですね。それは大変ですね……。いやー、いろいろなお話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました。
ぷったの編集後記
いかがでしょうか。話し方や考え方に所々、コンサルタントらしさが垣間見られるインタビューとなりました。ついつい出てしまうカタカナ用語・合コンのストラテジーにセグメント分析。何をしに合コンに行っているのかツッコミたくなります。
そんな中で今回最も印象に残ったのは、同僚のための「遊ぼうプロジェクト」についてでした。コンサルタントは、冷たい人や哲学的な人が多いイメージがありましたが、実際には働く仲間に対して配慮し、ともに認め合う温かみのある人だと感じました。(次回の商社編ではコンサルタントとの違いが分かるかと思います。)
チャラいけど根は真面目? なコンサルのDNAが垣間見られたインタビューでした。
キャラクターデザイン:山希ユウ
【1年目の遊び方特集:連載一覧】
【第1回:外資系金融編】「外銀は『港区女子の入り口』でしかない」就活では絶対王者の外銀マンの夜遊び事情とは?
【第2回:外資系コンサル編】合コンでも光る「ロジカルシンキング」!でも10人に3人が……。外コンの夜遊び事情に迫る!
【第3回:総合商社編】「CAさんは結婚への意欲がすごくて苦手」就活生からの人気抜群の総合商社の「お遊び」の実態は!?
【第4回:インフラ編】「遊び相手じゃなくて結婚相手として捉えられる」手堅さ・堅実さが売りのインフラ企業の「お遊び」は意外と……?!
【第5回:広告代理店編】「俺たち、合コン日本代表!!!」11対11の合コンで魅せた、面白さNo.1な広告代理店マンたちは一体どうやって遊んでるの?