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就活サイトトップ就活記事【楽しい仕事12選】向いている仕事の見つけ方や選び方を解説!

【楽しい仕事12選】向いている仕事の見つけ方や選び方を解説!

職種理解 楽しい仕事
2025年3月30日(日) | 3,661 views

こんにちは、ワンキャリ編集部です。

「楽しい仕事に就職したいけど、どんな仕事が楽しいかわからない」と悩んでいる方も多いと思います。この記事では、楽しい仕事の特徴や自分に向いている仕事の見つけ方・選び方を解説します。また、楽しい仕事の具体例も数多く紹介しているので、自分に合った楽しい仕事を見つける参考にしてください。

<目次>
●楽しい仕事の特徴とは
 ・自分の好きなこと・やりたいことができる
 ・新しい事業や施策に取り組む機会が多い
 ・やりがいを感じる
 ・将来性が高い
 ・他の人から感謝される・称賛される  ・満足できる待遇  ・職場環境・人間関係が良好 ●楽しい仕事をするメリット
 ・モチベーションを維持できる
 ・ストレスがたまりにくくなる
 ・集中力が増す
 ・新しい発想や柔軟な考えを持てる  ・日々の生活の満足度が上がる ●楽しいと感じること別! おすすめの仕事
 ・人を笑顔にすること・人と接することを楽しいと感じる人におすすめ
 ・ゲームや漫画・アニメに関わることが楽しいと感じる人におすすめ
 ・1つのことに集中することが楽しいと感じる人におすすめ ●「楽しい仕事」を見つける方法
 ・1. 自己分析で自分が楽しいと感じる瞬間を明確にする
 ・2. 楽しさ以外に自分が重視したい軸を決める
 ・3. 軸をもとに志望先と自分のマッチ度を照らし合わせる ●楽しい仕事がない......そんな中で楽しみを見つける方法
 ・小さな目標やゴールを自分で決めてみる
 ・仕事に対して能動的に行動する
 ・仕事とプライベートのメリハリをしっかりつける
 ・働く目的を明確にする
●楽しい仕事を選ぶ際の注意点
 ・楽しい仕事=楽ではない!
 ・どこに楽しさを見いだすかは価値観による
 ・楽しさを継続・向上させられるかは結局自分次第
 ・好きなことや趣味を仕事にしても楽しくなるとは限らない ●まとめ

楽しい仕事の特徴とは

楽しい仕事の特徴としては、主に以下が挙げられます。



自分の好きなこと・やりたいことができる

好きなことを仕事にすると、楽しさを感じやすく長く働き続けるためのモチベーションにつながります。また、興味のある分野に携わることで、学ぶこと自体が楽しくなり、自然とスキルアップできるでしょう。例えば、イラストを描くのが好きな人がデザイナーとして働けば、常に自分が好きなものに触れながら働けます。

ただし、好きなことを仕事にする場合、「趣味」と「仕事」の違いを理解することが大切です。実際に仕事にする場合は、クライアントや会社の要望に沿って自分の意向を変えるケースもあります。また、責任感や業務のプレッシャーも伴うため、バランスを考慮しながら選ぶことが重要です。


新しい事業や施策に取り組む機会が多い

常に新しいことに挑戦できる仕事であれば、毎日好奇心を刺激するため楽しんで働けます。例えばマーケティング職では、市場の変化に合わせて新たな戦略を考えたり商品のプロモーションを企画したりするため、新しい施策に取り組む機会が多いです。特に、新規事業を行ったりスタートアップ企業で働いたりすると、日々さまざまなアイデアを考えることになるでしょう。

もちろん、挑戦し続ける仕事では失敗することもあります。しかし、新しい経験に挑戦したこと自体が成長につながるため、自分のスキルアップを実感して楽しく働けるでしょう。変化を楽しめる人には、特に向いているといえます。


やりがいを感じる

仕事のやりがいは、楽しく働く上で非常に重要な要素です。以下のようなケースに当てはまると、やりがいを持って楽しく働けるでしょう。


能力やスキルを生かせる

自分の得意分野やスキルを生かせる仕事なら業務で成果を出しやすいため、やりがいを実感できます。仕事で成果を残し社内でステップアップすれば、さらに重要な業務を任されるようになり、より大きな楽しさとやりがいを感じられるでしょう。


自分の成長を実感できる

仕事を通じて新しいスキルを習得したり、難しい業務をこなせるようになったりすると、自分の成長を感じられます。例えば、実務を通じて勉強し必要な資格を取得できれば、自分の今までの努力が目に見えるため成長を実感しやすいでしょう。特に「社内で出世したい」「将来的にもっと好条件の企業へ転職したい」などと考える人にとっては、自分の成長を実感できる職場というのは魅力的です。


誰かの役に立てる

人の役に立つ仕事は、社会的な意義や充実感を実感しやすく楽しく働けます。例えば教育や医療、接客業といった現場で相手から直接感謝の言葉を言われると、自分の普段の頑張りが報われた気持ちになり、社会貢献の実感を得て楽しく働けるでしょう。


将来性が高い

将来性が高い業界に関わる仕事で働けば、将来的に安定したキャリアを築けるため、心に余裕を持って楽しく働けます。特にITやAI(人工知能)技術の分野は急成長しており、さまざまな製品やサービスが登場しています。今後の需要拡大が期待できるため、安定した収入を得ながらキャリアアップを達成できるでしょう。


他の人から感謝される・称賛される

接客業や医療といった直接消費者と関わる仕事では、相手から直接感謝の気持ちを伝えてもらう機会が多いです。感謝されたり称賛されたりしながら働ければ、やりがいを感じて楽しく働けるでしょう。感謝されてモチベーションが高まれば、スキルアップへの意欲も向上し、より顧客へ貢献できるようになります。


満足できる待遇

満足できる待遇を受けて働ければ、仕事にさらなる楽しさを感じます。具体的な「待遇」として挙げられるのは、以下の通りです。


ワークライフバランスが取れる

「自分の都合に合わせて勤務時間を柔軟に調整できる」「好きなタイミングでリモートワークに切り替えられる」といった職場では、プライベートの時間を大切にしながら働くことができます。ワークライフバランスを保ちながら、適度にリフレッシュの時間を取れれば、仕事へのモチベーションも上がり長く楽しく働けるでしょう。


自分の仕事が評価される

上司が自分の仕事ぶりをきちんとチェックし、努力を評価してくれる環境であれば、高いモチベーションを保ちながら楽しく働けます。普段から努力に対して声掛けされたり人事評価の際に高い点数を付けられたりすれば、より「評価されている」と感じられるでしょう。


成果が給与・ポジションに反映される

成約件数や売上実績など、自分の成果に応じて努力が正当に評価される企業であれば、仕事のモチベーションを維持して楽しく働けます。具体的には、「業績に応じて高いボーナスが受け取れる」「成果を出せばどんどん出世できる」といった制度で評価されれば、仕事へ全力で取り組むモチベーションが生まれやすいです。


職場環境・人間関係が良好

人間関係が良好な職場であれば、安心して働くことができます。人間関係が良ければ、普段からフランクにコミュニケーションを取れるため、仕事で困ったときに助け合ったり気晴らしに雑談したりでき、ストレスなく働けるでしょう。

また、チームで協力して成果を出した際に、全員で努力をたたえ合える環境であれば、なおさら仕事へのモチベーションが高まり楽しさを感じるはずです。

楽しい仕事をするメリット

楽しい仕事に就くことで、仕事のやりがいや充実感を得やすくなります。興味を持てる業務に取り組むことで、自然と意欲が高まり、長期的な成長につながります。ここでは、楽しい仕事をするメリットについて解説します。




モチベーションを維持できる

楽しい仕事では自然と業務へのモチベーションが高まるため、継続的に努力しながら働けます。特に自分が興味を持てる分野なら、新しい知識を積極的に学ぶ意欲も湧くため、より成長しやすいでしょう。例えば、デザインやプログラミングが好きなら、業務外でも新しい技術の習得に向けて高いモチベーションを維持しながら勉強できます。また、モチベーションがあれば、仕事で困難なトラブルが発生しても解決に向けて前向きに挑戦できるでしょう。


ストレスがたまりにくくなる

楽しい仕事であれば自発的に業務に取り組むようになるため、日々のプレッシャーが減りストレスが軽減されます。例えば、人とのコミュニケーションが得意な人が販売職に就けば、顧客との会話を楽しみながら働けるため、あまりストレスを感じず毎日働けます。仕事は人生の大半の時間を占める非常に重要なものであるため、このように「いかにストレスを軽減しながら働けるか?」という観点は必須です。


集中力が増す

楽しい仕事であれば、業務へのモチベーションが高まり自然と作業に没頭できます。そのため、毎日高い集中力を持ちながら働けます。特に自分が興味がある分野や好きなジャンルであれば、自然と意識が毎日の業務に向くため、短時間で効率的に仕事を進められるでしょう。

短時間で効率的に働いて作業の質が向上すれば、最終的に毎日の生産性は向上し、企業の業績アップに貢献できます。仕事の成果が上がれば、より日々の業務へのモチベーションが高まり集中して作業に取り組めるでしょう。成果を出せば、給料に反映されることもあるかもしれません。


新しい発想や柔軟な考えを持てる

楽しんで取り組める仕事では好奇心が刺激されるため、自発的に新しいアイデアを考えるようになります。例えば、デザイナーが新しいデザインを考える場合、自由な発想で今までにない新しい表現を生み出しやすくなるでしょう。仕事で新しい発想が生まれるようになれば、今までにない斬新な商品を考えついたり顧客の悩みを満たすアイデアを思いついたりできます。

こうした柔軟な発想を生かして毎日の仕事に取り組めれば、楽しさを感じながらも企業の業績アップに貢献できるでしょう。


日々の生活の満足度が上がる

仕事が楽しいと、毎日の業務で充実感や達成感などが得られます。日々こうした充実した気分で働ければ、仕事への自信が生まれ業務へのモチベーションがさらに高まり、最終的にプライベートも含めた生活全体の質が向上するでしょう。特に、好きな仕事で高い成果を残せれば、より気持ちが充実してプライベートでのリフレッシュタイムをもっと楽しめるはずです。このように、仕事に楽しさを感じ満足しながら働けることで、最終的に充実した人生の実現につながります。

楽しいと感じること別! おすすめの仕事

ここからは、楽しいと感じる出来事別で、おすすめの仕事を紹介します。



人を笑顔にすること・人と接することを楽しいと感じる人におすすめ

人を笑顔にしたり人と接したりすることを楽しいと感じる人におすすめの仕事は、以下の通りです。


接客業


接客業には、飲食店やアパレル販売、ホテル業界、販売職など幅広い分野があります。顧客と直接関わる機会が多いため、「自分の仕事によって人を笑顔にしたい」という人にぴったりの仕事です。顧客からの「自分にどんな商品が合うのか教えてほしい」といった要望に応え、満足してもらうことがやりがいにつながります。

コミュニケーション力が求められますが、その分、人とのつながりを感じる機会が多いため、充実して楽しく仕事をできるでしょう。


営業


営業職は、商品やサービスを提案し、顧客からの契約を獲得する仕事です。コミュニケーションを通じて顧客の課題を引き出し、解決に向けて最適な商品やサービスを提供することが求められます。日々さまざまな顧客と直接話す機会が多いため、人と接することに楽しさを感じる人であれば充実して働けるでしょう。成果が数字として表れやすいため、達成感を味わいやすい点が魅力です。努力次第で収入アップも期待できます。


コンサルタント


コンサルタントは、企業や個人の問題解決をサポートする仕事です。経営戦略やIT導入、キャリア支援など、専門知識を生かしてクライアントの課題を解決します。クライアントの話をもとに課題や悩みを引き出し、解決につながる案を直接提案できる点が魅力です。自分の提案によってクライアントが成果を出せれば、より大きなやりがいも実感できるでしょう。


企画・プランナー


企画・プランナーは、イベントや広告、商品開発などの企画を立案・実行する仕事です。市場調査やターゲット分析を行い、ニーズにマッチしたアイデアを形にする能力が求められます。「顧客は何に悩んでいるのか?」「どんなサービスやプランなら喜んでもらえるか?」を考えるハードルは高いですが、自分の企画が成功した際の達成感は非常に大きいでしょう。


ゲームや漫画・アニメに関わることが楽しいと感じる人におすすめ

ゲームや漫画、アニメに関わることが楽しいと感じる人におすすめの仕事は、以下の通りです。


プログラマー


プログラマーとは、仕様書通りにゲームが作動するようにコードを書く仕事です。「このようにキャラクターを動かすにはこのコードが必要」といったロジカルな思考が求められます。コツコツと作業を進めることが好きな人であれば、楽しく働けるでしょう。また、自分が書いたコードに沿って想定通りに動いた場合は、より楽しさとやりがいを感じられます。


開発エンジニア


開発エンジニアとは、ゲームシステムの構築全体を担う仕事です。ゲームを作るまでに必要な設計や開発、テストなどを行います。幅広い工程に関わるため、プログラミング言語以外にデザインやアニメーション技術への理解が必要です。

しかし大変な分、自分が開発に携わったゲームが販売し世間から評判の声を聞ければ大きな楽しみを得られるでしょう。


ゲームプランナー


ゲームプランナーとは、ゲームの企画を決めて開発チームと連携しながらゲームを形にする仕事です。魅力的なアイデアを具体的に落とし込む力が求められる仕事であり、ストーリー作成やキャラクター設定、ゲームバランスの調整など、幅広い業務を担当します。ゲームが好きで「こんなゲームを作りたい」という人にとっては魅力的な仕事です。


デザイナー


デザイナーは、ゲームやアニメのキャラクター、武器、背景などをデザインする仕事です。イラスト作成や3Dモデリングのスキルを生かし、作品の世界観を作り上げます。作品のテーマを具現化しゲームの魅力を伝えるための非常に重要な仕事です。ハードルも高いですが、自分がデザインしたキャラクターや背景などがゲーム・アニメ内で登場した際の楽しさは大きいでしょう。


声優


声優とは、キャラクターの動きに合わせてセリフを話す仕事です。声だけで感情を伝える技術が求められるため、演技力や表現力が必要です。自分の声でキャラクターに命を吹き込み、多くのファンに作品の魅力を届けられれば、大きなやりがいや楽しさを感じられるでしょう。


1つのことに集中することが楽しいと感じる人におすすめ

1つのことに集中することが楽しいと感じる人におすすめの仕事は、以下の通りです。


AIエンジニア


AIエンジニアとは、人工知能を活用したシステム開発やデータ解析を行う仕事です。プログラミング言語や機械学習やディープラーニングなど幅広い知識が求められます。論理的に正しいコードを考え、黙々と作業できる人におすすめです。また、新しい技術を学び続ける人にも向いているでしょう。


Webライター


Webライターとは、記事を執筆する仕事です。インターネットをメインにリサーチして、読者へわかりやすく情報を再構築し伝える能力が求められます。1つのテーマを深く調査し、文章化することが好きな人におすすめです。フリーランスとして独立することも可能なため、「自分のペースで働きたい」という人にも向いています。


開発・技術職


開発・技術職とは、新しい商品やシステムなどを開発する仕事です。自分の技術を生かして、細部までこだわってものづくりができる人に向いています。新しい技術を取り入れながら、良い商品を作るために黙々と作業できる人であれば、より楽しめるでしょう。

「楽しい仕事」を見つける方法

次に、楽しい仕事を見つける方法について解説します。ここでは3つのステップで解説していきます。




1. 自己分析で自分が楽しいと感じる瞬間を明確にする

最初のステップは、自己分析を行うことです。自己分析を行うことで、自分が楽しいと感じる瞬間を明確にしましょう。

「何から自己分析をすればいいかわからない」という方は、ワンキャリアの記事を参考にして自己分析を進めていきましょう。

▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら
・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
・他己分析のやり方と質問リスト【例28選】ツールと自己分析に生かす方法
・ジョハリの窓とは?診断を就活に生かせる自己分析のやり方を解説
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・自己分析シート|就活に役立つテンプレ7選と効果的な活用法を解説


興味をリスト化して視覚化する方法


自分が「楽しい」と感じる瞬間を明確にするためには、まず自分の興味や関心をリスト化して視覚的に整理することが効果的です。頭の中で漠然と考えているだけでは、自分の興味の傾向や共通点が見えにくくなってしまいます。以下のような方法を試してみましょう。

1. 興味や楽しいと感じた経験をすべて書き出す

これまでに「楽しかった」「夢中になった」「もっとやっていたい」と感じた経験をできるだけ具体的に書き出しましょう。仕事や勉強だけでなく、趣味や日常生活の中で感じたことも含めるのがポイントです。

2. 共通点やパターンを見つける

書き出した内容を見ながら、共通点や繰り返し出てくるキーワードを探します。「達成感」「人と関わる」「創造する」など、自分が楽しいと感じる要素が浮かび上がってくるはずです。

3. 視覚化して関連性を整理する

共通点や興味のあることをマインドマップやカテゴリー分けしたリストにまとめます。興味のジャンルや「内向的 or 外向的」「個人作業 or チーム作業」などの軸で分類すると、自分の興味や楽しいと感じる瞬間がさらに明確になります。

4. 重要度や優先度をつける

まとめた興味や楽しいと感じる瞬間に優先順位をつけてみましょう。特に「これがないとやる気が出ない」「この瞬間があるとモチベーションが上がる」と感じるものを明確にしておくと、企業選びやキャリア選択の軸が定まります。

興味をリスト化して視覚化することで、自分が「楽しい」と感じる瞬間がクリアになり、企業とのマッチ度を測る判断材料にもなります。


ワークショップやイベントの活用法


実際に企業のワークショップやインターンシップなどのイベントに参加することで、企業の社風や働き方、詳しい業務内容などを知ることができます。これらのイベントに参加して、少しでも「自分の好きなこと・やりたいことができそう」「やりがいと感じることができそう」などと感じたら、その仕事はあなたにとっての「楽しい仕事」である可能性が高いです。

また、インターンシップは採用に直結する場合もあるので、少しでも興味がある企業のインターンシップにはぜひ応募してみましょう。

▼インターンシップについて詳しく知りたい方はこちら
・インターンとは?参加するメリットや募集の探し方・面接対策を解説


2. 楽しさ以外に自分が重視したい軸を決める

次のステップとして、楽しさ以外に自分が重視したい軸を決めましょう。自分が楽しいと感じる瞬間を明確にすることも重要ですが、それだけで仕事を選ぶのは危険な判断になるかもしれないからです。

後ほど解説しますが、楽しい仕事を選ぶ際には注意点があります。例えば、「楽しい仕事=楽」ではありませんし、好きなことや趣味を仕事にしても楽しくなるとは限りません。これを踏まえた上で、楽しさ以外に自分が重視したい軸を決めましょう。


3. 軸をもとに志望先と自分のマッチ度を照らし合わせる

最後のステップとして、自分が重視したい軸をもとに、志望先と自分のマッチ度を照らし合わせましょう。

マッチ度を測るには、以下の2つの方法がおすすめです。


採用ページの社員インタビューから仕事のやりがいを知る


志望先と自分のマッチ度を測る上で有効なのが、採用ページに掲載されている社員インタビューです。社員インタビューでは、実際に働いている人が感じている「仕事のやりがい」などが語られています。

インタビューを読む際は、単に仕事内容を知るだけでなく、以下の2つのポイントに注目すると自分とのマッチ度が見えてきます。

やりがいの内容
例えば「クライアントと信頼関係を築けたときがやりがい」という声が多い企業は、対人関係やチームワークを重視する文化があると考えられます。一方で、「自ら新しい事業を立ち上げることに挑戦できるのがやりがい」という場合は、個人の裁量やチャレンジ精神を求める環境かもしれません。自分が「やりがい」を感じる瞬間と重なるかを意識してみましょう。

成長を実感する瞬間
「新しいプロジェクトを任されたとき」「専門知識が身についたとき」など、成長を実感する瞬間も重要なヒントです。自分が仕事で成長を感じたいポイントと重なるかを確認することで、入社後にモチベーションを維持できるかが見えてきます。

社員インタビューを通じて「自分がその企業でやりがいを感じながら働けるか」をイメージできるようになれば、企業とのマッチ度がより明確になります。


OB・OG訪問で社員の生の声を聞く


OB・OG訪問で社員の生の声を聞くことも有用です。OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用して社員と接点を持つことで機会を得たりすることができます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。

さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をすることで「優秀だ」と思われたりすることがあります。

OB・OG訪問については以下の記事で詳しく記載してありますので参考にしてみてください。

▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら
・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説

楽しい仕事がない......そんな中で楽しみを見つける方法

もし「楽しいと思える仕事がない」という場合は、以下のような方法で楽しみを見つけることがおすすめです。




小さな目標やゴールを自分で決めてみる

日々の業務の中に小さな目標やゴールを設定しましょう。例えば「毎日◯人の顧客に提案する」といったイメージです。こうした小さな目標やゴールを決めて、日々働く中で達成できれば、充実感を積み重ねられます。充実感が積み重なれば仕事へのモチベーションも高まり、最終的に楽しみながら働けるようになるでしょう。


仕事に対して能動的に行動する

言われたことだけを淡々と行っていると、どうしても仕事を楽しむことは難しいでしょう。そのため、自ら積極的に提案したり効率的で新しい方法を模索したりすることで、仕事へのモチベーションを高めて楽しめるようになります。例えば、日々の中で不満に感じていることがあれば、積極的に新しいルールや解決策を提案してみましょう。能動的に取り組み自分の提案が実現すれば、大きなやりがいや楽しさを実感できます。


仕事とプライベートのメリハリをしっかりつける

オンとオフをはっきりさせることで、仕事のモチベーションが向上し楽しく働けるようになります。例えば「業務を効率化して定時退社できるように努力する」「休日の楽しみ方を決めておく」などを行えば、仕事プライベートをはっきりと切り替えられるでしょう。また、プライベートにしっかり休みを満喫すれば、仕事で疲れて燃え尽きてしまうことを防ぎ、安定したパフォーマンスを発揮しながら長く働けます。


働く目的を明確にする

働く目的が明確ではないと、毎日の業務に意味を見いだせずモチベーションが低下し、仕事を楽しめなくなります。目的を明確に持っておくことで、「自分は何のために・何を達成するために働くのか?」を考えられるようになり、仕事への向き合い方が変わるでしょう。毎日の仕事でやるべきことがはっきりすれば、意欲的に業務へ取り組んで成果を残せるようになり、さらなるスキルアップも実現しやすくなります。

楽しい仕事を選ぶ際の注意点

楽しい仕事を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。




楽しい仕事=楽ではない!

楽しい仕事は、決して「楽」というわけではありません。どんな楽しい仕事であっても、想定外のトラブルに見舞われたり成果を出すまでに想定以上に苦労したりすることもあるでしょう。仕事の種類によっては、高いスキルが必要になることもあります。こうした背景があるため、「楽しい仕事=楽」と考えないように注意しましょう。


どこに楽しさを見いだすかは価値観による

人によって、「仕事のどこに楽しさを感じるか?」は異なります。例えば、人とコミュニケーションを取ることに楽しさを感じる人もいれば、黙々と一人で作業したいという場合もあるでしょう。入社後のミスマッチを防いで楽しく働くには、自分が楽しさを感じるポイントをしっかり理解し、その価値観を踏まえて仕事を見つけることが重要です。

第三者に仕事選びのアドバイスを受けることがあるかもしれませんが、その場合も「相手と自分の楽しさを感じるポイントは違う」という前提を忘れてはいけません。


楽しさを継続・向上させられるかは結局自分次第

自分の価値観にマッチした仕事だとしても、積極的に業務に取り組まなければ、最大限まで楽しむことはできません。一方で自分の価値観と異なる仕事だとしても、毎日の業務で目標を設定したり成果を出せるように工夫したりすれば、作業を楽しめるようになります。

このように、自分の意識次第で仕事の楽しさを向上させられるかは変わるため、受け身にならず自発的な工夫を行うことが大切です。


好きなことや趣味を仕事にしても楽しくなるとは限らない

自分が好きなものであっても、あくまでも「趣味だから好き」ということもあります。そのため、いざ仕事として取り組むと今まではわからなかった苦労が見えてしまい、なかなか業務を楽しめないかもしれません。

このように、好きなことを仕事にするとギャップで苦しんだり義務感が生じたりすることもあるため、仕事として続けるのであればそうした想定外の事態が起きることも覚悟しましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回は楽しい仕事の見つけ方や探し方について解説しました。「楽しい仕事=楽な仕事」ではありませんし、どこに楽しさを見いだすかはそれぞれの価値観によりますが、モチベーションを維持しながら働いたり、過度なストレスを感じずに働いたりしたい方はぜひ参考にしてください。

また、ワンキャリアの記事を利用することで、より効率的に楽しい仕事を見つけることができるので、ぜひ利用してみてください。

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(Photo:kapinon.stuio/Shutterstock.com)

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