こんにちは、ワンキャリ編集部です。
オンライン面接では、画面の外にメモを置けるため、「カンペを使っても大丈夫なのでは?」と考える人も多いでしょう。しかし、使い方を間違えると不自然な印象を与え、評価に影響する可能性があります。
この記事では、オンライン面接でカンペを使う際の注意点や、面接官に気づかれやすい理由、評価への影響を解説します。また、カンペに頼りすぎないための準備方法や、オンライン面接で好印象を与えるコツも紹介するので、本番に向けてぜひ参考にしてください。
<目次> ●オンライン面接でカンペを使うのはあり? ・オンライン面接ではカンペを見られる環境がある ・カンペは補助ツールとして考えることが大切 ●オンライン面接のカンペはバレる? ・面接官がカンペに気づく主な理由 ・視線が頻繁に動くと不自然な印象を与える ・原稿を読むような話し方は伝わりやすい ●カンペがバレると評価に影響する? ・カンペそのものよりも使い方が評価される ・自分の言葉で話せないとマイナス評価につながる ・コミュニケーション力や対応力も見られている ●カンペに頼りすぎるリスク ・想定外の質問に対応しづらくなる ・面接官との自然な会話が難しくなる ・熱意や人柄が伝わりにくくなる ●カンペを使うなら意識したいポイント ・文章ではなくキーワードだけをまとめる ・自己PRや志望動機の要点を整理する ・見なくても話せる状態を目指す ●オンライン面接で好印象を与えるコツ ・カメラを見て話す ・相手の質問に合わせて答える ・表情やリアクションを意識する ●カンペよりも重要な面接準備とは ・頻出質問への回答を整理する ・模擬面接で話す練習をする ・自分の経験を言語化しておく ●まとめ|オンライン面接で大切なのはカンペではなく「自分の言葉」
オンライン面接でカンペを使うのはあり?
オンライン面接ではカンペを見られる環境がある
オンライン面接は自宅などから受けるため、カメラに映らない場所にメモを置くことができます。対面の面接にはない、オンラインならではの環境です。 パソコンの周りや画面の横に、要点を書いた紙を貼っておく人もいます。物理的には見られる状況ですが、見られるからといって頼りきってよいわけではありません。あくまで補助として考えることが大切です。カンペは補助ツールとして考えることが大切
カンペは、あくまで話す内容を思い出すための補助として使うものです。原稿のように読み上げるためのものではありません。 伝えたい要点を忘れないための「お守り」として用意しておく程度がよいでしょう。カンペに頼りきると、かえって受け答えがぎこちなくなります。主役はあくまで自分の言葉だという意識をもつことが大切です。オンライン面接のカンペはバレる?
面接官がカンペに気づく主な理由
面接官は、多くの応募者と面接を重ねているため、カンペの使用に気づきやすいものです。話し方や視線の変化から、違和感を覚えることがあります。 特に、受け答えのたびに間が空いたり、視線が動いたりすると、何かを見ていると気づかれやすくなります。カンペそのものが見えなくても、こうしたサインから察せられてしまうのです。視線が頻繁に動くと不自然な印象を与える
カンペを見ようとすると、どうしても視線がカメラから外れます。目線が頻繁に横や下に動くと、面接官に不自然な印象を与えます。 オンラインでは、画面越しでも視線の動きは意外とよく分かります。答えるたびに目線がそれると、集中していない、あるいは何かを読んでいると受け取られかねません。視線の動きには注意が必要です。原稿を読むような話し方は伝わりやすい
カンペを読み上げるような話し方も、面接官に伝わりやすいものです。文章をそのまま読むと、抑揚のない一本調子な話し方になりがちです。 自分の言葉で話すときと、原稿を読むときとでは、声のトーンや間の取り方が変わります。棒読みのような話し方は、準備した内容を読んでいる印象を与えます。自然に話すことを心がけましょう。カンペがバレると評価に影響する?
カンペそのものよりも使い方が評価される
カンペを使うこと自体が、直ちに評価を下げるわけではありません。問題になるのは、カンペに頼りきって自分の言葉で話せていない場合です。 要点を確認する程度に使い、自分の言葉で語れていれば、大きなマイナスにはなりにくいでしょう。反対に、原稿を読むだけの受け答えは評価を下げます。カンペをどう使うかが分かれ目です。自分の言葉で話せないとマイナス評価につながる
面接官は、応募者が自分の言葉で考えを伝えられるかを見ています。カンペを読むだけで、自分の言葉になっていないと、マイナス評価につながります。 どれだけ立派な内容でも、借り物の言葉では熱意が伝わりません。用意した内容を、自分なりに消化して話すことが求められます。カンペはきっかけにとどめ、語りは自分の言葉で行いましょう。コミュニケーション力や対応力も見られている
面接では、話す内容だけでなく、その場でのやり取りの力も見られています。質問に対してその場で考え、応じる力が問われます。 カンペに頼りすぎると、相手の話をよく聞かずに用意した答えを返してしまいがちです。会話のキャッチボールが成り立たないと、対応力に欠ける印象を与えます。目の前のやり取りを大切にしましょう。カンペに頼りすぎるリスク
想定外の質問に対応しづらくなる
カンペに書いた内容に頼りきっていると、想定していなかった質問に対応しづらくなります。用意した答えのなかから探そうとして、言葉に詰まってしまうのです。 面接では、その場で考えて答える質問も少なくありません。カンペにない質問が来ると、頭が真っ白になることもあります。柔軟に対応するためにも、内容を自分のものにしておくことが大切です。面接官との自然な会話が難しくなる
カンペを見ながら話すと、面接官との自然な会話が難しくなります。メモに意識が向き、相手の反応をよく見られなくなるためです。 面接は一方的な発表ではなく、対話の場です。相手の表情や質問の意図をくみ取りながら話すことで、会話が成り立ちます。カンペに気を取られると、このやり取りがぎこちなくなってしまいます。熱意や人柄が伝わりにくくなる
カンペを読むことに集中すると、熱意や人柄が伝わりにくくなります。表情が硬くなり、気持ちのこもった話し方ができなくなるためです。 面接官は、応募者がどんな人物かを知ろうとしています。用意した文章を読むだけでは、その人らしさは伝わりません。自分の言葉で、気持ちを込めて話すことが、熱意や人柄を伝える近道です。カンペを使うなら意識したいポイント
文章ではなくキーワードだけをまとめる
カンペを作るときは、文章ではなくキーワードだけを書き出します。ひと目で要点が分かるようにしておくことがポイントです。 文章で書くと、つい読み上げてしまい、棒読みになりがちです。要点となる単語だけをメモしておけば、内容を思い出す手がかりにしつつ、自分の言葉で話せます。見出し程度の情報にとどめましょう。自己PRや志望動機の要点を整理する
カンペには、自己PRや志望動機など、よく聞かれる項目の要点を整理しておきます。伝えたい軸を明確にしておくことで、話がぶれにくくなります。 「強みは何か」「なぜこの会社なのか」といった要点を、短い言葉でまとめておきましょう。要点さえ押さえておけば、細かい言い回しは、その場で自然に組み立てられます。見なくても話せる状態を目指す
カンペは用意しつつも、最終的には見なくても話せる状態を目指します。準備の段階で、内容を頭に入れておくことが理想です。 何度も声に出して練習すれば、カンペがなくても自然に話せるようになります。カンペは、あくまで万一のための保険と考えましょう。見ずに話せるほど準備できていれば、自信をもって面接に臨めます。オンライン面接で好印象を与えるコツ
カメラを見て話す
オンライン面接では、画面ではなくカメラを見て話すことを意識します。カメラを見ると、相手と目が合っているように映るためです。 つい相手の顔が映る画面を見てしまいがちですが、それでは視線が下がって見えます。話すときはカメラに視線を向けることで、しっかり相手に向き合っている印象を与えられます。相手の質問に合わせて答える
面接官の質問には、その意図に合わせて答えることが大切です。聞かれたことに的確に応じることで、対話が成り立ちます。 用意した答えを一方的に話すのではなく、質問をよく聞いてから答えましょう。相手の意図をくみ取った受け答えは、コミュニケーション力の高さとして評価されます。表情やリアクションを意識する
オンラインでは、対面よりも表情や反応が伝わりにくくなります。だからこそ、意識して豊かに表現することが大切です。 話を聞くときはうなずき、話すときは自然な笑顔を心がけましょう。少し大きめのリアクションを意識すると、画面越しでも気持ちが伝わります。明るい表情は、それだけで好印象につながります。カンペよりも重要な面接準備とは
頻出質問への回答を整理する
面接では、よく聞かれる質問がある程度決まっています。頻出の質問への回答を事前に整理しておくことが、最も効果的な準備です。 自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたことなどは、多くの面接で聞かれます。あらかじめ答えの要点をまとめておけば、本番で慌てずに話せます。カンペに頼る前に、まず回答を準備しておきましょう。模擬面接で話す練習をする
準備した回答は、実際に声に出して練習することが大切です。頭で分かっていても、いざ話すとうまく言葉にできないことがあります。 大学のキャリアセンターや友人に協力してもらい、模擬面接を行いましょう。オンラインでの見え方や話し方も確認できます。繰り返し練習することで、本番でも落ち着いて話せるようになります。自分の経験を言語化しておく
面接では、自分の経験を自分の言葉で語れることが求められます。過去の経験を、あらかじめ言葉にして整理しておきましょう。 どんな経験をし、そこで何を考え、何を学んだのか。これを言語化しておけば、想定外の質問にも自分の経験をもとに答えられます。準備した内容を丸暗記するより、経験を語れる状態にしておくことが力になります。まとめ|オンライン面接で大切なのはカンペではなく「自分の言葉」
オンライン面接でカンペを使うこと自体は禁止されていない場合もありますが、読み上げている印象を与えると、熱意や人柄が伝わりにくくなる可能性があります。大切なのは、カンペに頼るのではなく、自分の言葉で自然に話すことです。
面接前には話す内容を整理し、キーワードをメモする程度にとどめておくと、視線の不自然さを抑えながら落ち着いて受け答えできます。また、カメラ目線や聞き取りやすい話し方、通信環境の確認など、オンラインならではの準備も忘れずに行いましょう。十分な準備をしたうえで、自分らしさが伝わるコミュニケーションを心掛けることが、オンライン面接成功への近道です。
(Photo:クレジット/Shutterstock.com)