【GLASS FOR FUTURE】
◆暮らしと最先端を支える「特殊ガラス」
窓ガラスや食器が真っ先にイメージされるガラスですが、実は「ガラスだからこそ」の特長は、自動車や電子機器、医療、インフラ、エネルギーなど多岐にわたるフィールドで活用されています。当社が約70年の歴史の中で磨き上げてきた知識と技術力が生み出すガラスは、暮らしのあたりまえから産業の最先端まで、広い分野で世界トップクラスの評価を受けています。
特殊ガラスを生み出すのは、綿密な材料設計と溶融・成形・加工といったプロセス技術の数々。原材料を高温で溶かし続ける巨大な窯と、ガラスを製品に仕上げていく製造ラインには、当社独自の技術が詰まっています。素材メーカーのものづくりは化学系出身者が多いように思われるかもしれませんが、機械・電気・電子・数学・物理・情報など幅広い分野の社員のアイデアによって、ユニークな製品が生み出されています。
現在、売上の約8割が海外の当社は、さらに “世界一の特殊ガラスメーカー” を目指して歩みを進めている最中です。ガラスファイバや光・電子部品、医療用等の分野での拡大のため、M&Aや他社との協業、事業化を見据えた研究開発などに積極的に取り組んでいます。さらなる成長のため、環境負荷の低減や情報通信技術の向上といった社会の潮流を捉え、世界のニーズに応え続けてきます。
めまぐるしく変化していく社会の中で成長を続けるため、これからを担う若い皆さんには技術系・事務系問わず、自分で考え・行動できる力と、プロ意識、自己革新力・柔軟性を期待しています。
本社所在地 | 滋賀県大津市晴嵐2-7-1 |
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創立 | 1949年12月1日 |
資本金 | 321億円(2021年12月末) |
従業員 | 単体1,682人 連結6,488人(2021年12月末) |
売上高 | 連結2,920億円(2021年12月末) |
事業所 | 本社/大津 支社/東京 事業所/大津、滋賀高月、能登川、精密ガラス加工センター 営業所/大阪、東京 |
上場 | 東証プライム市場 |
ガラスは、性質も形状も、様々に変化させることのできる素材。
だからこそ、私たち日本電気硝子は身の回りから最先端技術まで、
あらゆる領域にガラスで応えられると信じ、一途にガラスの可能性に挑み続けています。
特殊ガラス製品は、身の回りの電子機器から乗り物、オフィス、病院、そして宇宙まで、
さまざまな場所で暮らしと技術に貢献しています。
エネルギーの視点から環境に貢献する
乗り物を構成する部品にガラス繊維を用いることで、軽く、そして強い機構を実現。二酸化炭素の排出量が少ないモビリティを可能にしています
透明であることは、ガラスの大きな特長のひとつ。私たちは、光を通すガラスに更なる機能を付与することで、より安全な暮らしを実現しています。
日本電気硝子の生み出すガラスの形状はまさしく多種多様。0.3mmの微細なガラスプリズムは、小型で高精度な光通信や光学機器を実現します。
ガラスの常識を超える、くるくると巻き取れるほどの超薄板ガラスは、未来のディスプレイや情報通信技術に応用が期待されています。
多様な成形技術を持つからこその自由なガラス形状は、これからの社会のニーズ・シーズに対応する製品づくりを可能にします。
私たちが手がける特殊ガラスは、
普段目につきにくい存在。
しかしテレビには平滑な板ガラスが、
クルマの樹脂部品にはガラスファイバが、
スマートフォンには電子デバイス用ガラスが‥と、
家庭・オフィス・病院など街のいたるところで
私たちのガラスは活躍し、
日々の生活をより快適にしています。