こんにちは、ワンキャリア編集部です。
大手財閥系商社として知名度の高い住友商事(以下、住商)。商社業界を目指す学生から高い人気を誇る企業です。
住商は例年「基幹職」と「事務職」で募集をしていますが、この記事では、「基幹職」に絞り、選考対策の具体的なポイントをお伝えします。選考前の最終確認のためにご一読ください。
<目次>
●住友商事の社風
●住友商事の本選考のポイント
●住友商事の本選考のフロー
・1. Webテスト
・2. 1次面接
・3. 2次面接
・4. 最終面接
●おわりに
住友商事の社風:400年受け継がれた「自利利他公私一如」の精神を重んじる
住商の主な特徴は下記の3つです。それぞれの内容について解説します。
・「自社・国家両者を利す事業のみを行う」住友商事特有の精神がある
・今までの「リスクに慎重すぎる」イメージから脱却し、事業投資に積極的な姿勢に変わりつつある
・住友商事パーソンの人柄は「穏やかで腰が低い」
住商は400年の歴史をもつ、住友グループの中核企業。国内の五大商社の1つである、大手総合商社です。昔から守り続けられている事業精神は、今もなお強く尊重されています。
なかでも重視されているのが「自利利他公私一如」の精神です(※1)。
「住友の事業は、住友自身を利するとともに、国家を利し、社会を利するほどの事業でなければならない」ことを意味します。
日々の業務においても上記の精神は業務においても徹底されるため、選考においても意識しておきましょう。
住商は以前までリスクに対して慎重でしたが、近年は事業投資に積極的な姿勢を示しています。
実際に中長期計画で「飽くなき挑戦」を掲げ、今後3年間で1兆3000億円の投資を表明しています(※2)。
社風は「穏やかで腰が低い」人が多い傾向にあります。実際に住商の社員が「穏やかで腰が低く、つい長い時間一緒にいたくなってしまうような、良い人が多い」と話していたそうです。
「自利利他公私一如」「信用確実」といった住商の理念が浸透しているのかもしれません。
一緒に働く人を重要視する学生のなかでも、穏やかな人が多い企業で働きたい人に向いています。
(※1)参考: 住友グループ広報委員会「今に生きる住友語録 」
(※2)参考:住友商事「住友商事 中期経営計画2020 P.17」