面接で聞かれるキャリアプランとは? どう答えればいいの? そんな悩みに対し、キャリアプランの内容や考え方、面接時の効果的な答え方について、ワンキャリア独自の体験談や例文付きで解説します! 職種別、年代別のポイントやよくある質問も紹介しています。ぜひご参考にしてください。
<目次> ●そもそもキャリアプランとは? ・キャリアパスとの違い ●キャリアプランの重要性 ・キャリアプランが面接で聞かれる理由 ・就活以外でもキャリアプランは重要 ●面接で評価されるキャリアプランの作成方法 ・STEP1:自分の過去や経験を振り返る ・STEP2:現在の自分の強みや弱みを分析する ・STEP3:仕事において将来なりたい自分をイメージする ・STEP4:その将来像に必要な経験などを具体的に考える ●キャリアプランが思い浮かばないときは…… ・自己分析ツールを使う ・理想の将来と現在の差を考える ・OB・OG訪問を行う ・キャリアアドバイザーに相談する ・人生全体のプランと合わせて考える ●面接でのキャリアプランの効果的な答え方のポイント ・最終的に目指している将来像を伝える ・志望動機や自己PRとの一貫性を持たせる ・その企業だからこそ実現が可能なプランを伝える ・数字などによってより具体的なプランにする ・入社後にどう貢献するかを伝える ●職種別! キャリアプランに関する回答のポイントと例文 ・事務職 ・営業職 ・エンジニア(技術職) ・デザイナー職 ・企画・マーケティング職 ・生産・製造・品質管理職 ・研究・開発・設計職 ・コンサルタント ・公務員 ●業界別! キャリアプランに関する例文を紹介 ・メーカー ・IT ・金融 ・人材 ・商社 ●年代によって変わるキャリアプランの答え方 ・新卒のキャリアプランの答え方 ・転職する30代などのキャリアプランの答え方 ●【NG例】キャリアプランを答えるときに注意すべき点 ・プランが抽象的ではないか ・会社を踏み台にしていないか ・その会社では実現できないようなプランではないか ・プライベートな目標ではないか ・志望動機などとの一貫性があるか ●キャリアプランに類似した質問パターンの例文 ・「将来の夢はなんですか?」 ・「5年後、10年後にどうなっていたいですか?」 ・「ファーストキャリアに何を求めていますか?」 ・「弊社に入った場合、どのような仕事をしていきたいですか?」 ●キャリアプランが思い浮かばないときは…… ・正直に「わかりません」と答えてもいいですか? ・5年後のキャリアプランを聞かれた時の答え方は? ・キャリアプランの答え方に決まりはありますか? ・キャリアプランが思い浮かばない場合はどうすればいいですか? ●おわりに
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そもそもキャリアプランとは?
まずは、「キャリアプラン」とは一体どのようなものなのかを確認しましょう。
キャリアプランとは、「仕事における自身の目標や夢と、その実現のためにどのようなキャリアを積み重ねていくかを計画する」ことです。
キャリアプランには中長期的な将来の目標と、そこまでの具体的なキャリアの過程が含まれます。中長期的な目標とは、簡単に言えば仕事における将来の夢です。その将来の夢に向けて、自分がどのようなキャリアを積み、どのような目標を達成していくのかという過程まで具体的に計画することで、キャリアプランは完成するといえます。
そして、キャリアプランに似た言葉として、キャリアパス、キャリアビジョン、キャリアデザインなどがあります。キャリアプランと似ていますが、少し意味が異なるので、事前に把握しておくと安心して面接に臨めるでしょう。
| 言葉 | 意味 |
| キャリアパス | 目標とする将来像に向かって、必要なステップを踏んでいくための道筋のこと |
| キャリアビジョン | キャリアプランの最終地点で、自分が将来どのような姿でありたいかという理想像のこと |
| キャリアデザイン | 理想のキャリアを実現するために、主体的に自分のキャリアを設計すること |
キャリアパスとの違い
キャリアプランとキャリアパスは似ているようで異なる概念です。キャリアプランは、働く本人が描く将来の目標や夢、到達したい状態を示す「計画」です。一方、キャリアパスは、その目標を達成するために必要な経験や役職の経路、会社内での異動や昇進など具体的な「道筋」を指します。つまり、キャリアプランが自分の目標設定ならば、キャリアパスはその目標にたどり着くための現実的なステップと捉えることができます。双方を理解し使い分けることで、キャリア形成についての理解を深めることが可能になります。
キャリアプランの重要性
ではなぜこの「キャリアプラン」という言葉が就活において重要視されるのでしょうか。
キャリアプランが面接で聞かれる理由
理由1:学生の目標設定能力を測るため
キャリアプランでは中長期的な目標に向けて、具体的で実現可能な目標や過程を設定する必要があります。実際の仕事はこういった具体的で実現可能な目標の設定とその実行の繰り返しなので、会社としては実際の業務における目標設定能力を測る意味合いも込めてキャリアプランを聞いています。
また、「目標に向けて筋の通った適切な計画が立てられているか」という点も企業は重要視しています。大きな目標を提示した後に短期的な目標を挙げていき、それらの目標がどのような点で大きな目標の達成につながるかも論理的に説明していきましょう。一貫性や合理性に欠ける計画はNGです。
理由2:ミスマッチがあるかどうかを判断するため
どんなに綿密なキャリアプランを持った人でも、その人が期待するような機会を会社側が提供できなければそのキャリアプランは達成できず、その人自身のためにもなりません。
企業のカルチャーや事業方針と応募者のキャリアプランが食い違っている場合、仮に採用したとしても、内定辞退や早期離職が起こる可能性が高まります。
このような入社後のミスマッチを防ぐためにも、会社としては自社に適したプランを持ち、不満なく長期的に働いてくれる人材を欲しているため、その人のキャリアプランが自社で達成できるものかどうかを確認しているのです。
理由3:学生がしっかり自己分析をできているかを判断するため
キャリアプランを立てるには、自身の過去の経験の洗い出しや長所・短所の把握が不可欠です。自己分析がおろそかなままだと、そのキャリアプラン自体も達成できない可能性が高くなる上、通常の業務でも適切な計画や行動ができないかもしれないと判断されてしまいがちです。キャリアプランを立てる際にも自己分析は丁寧に行うようにしましょう。
理由4:入社後の育成・配属の参考にするため
企業が面接でキャリアプランを尋ねる理由の一つに、入社後の育成や配属先の参考にする目的があります。
具体的には、志望者の将来の目標を知ることで、その目標に沿った研修プログラムやプロジェクトへの参加機会を提供しやすくなります。例えば、「将来的にマーケティング分野で活躍したい」という意志があれば、関連部署への配属や専門的なトレーニング計画を立てることが可能です。
こうした情報は企業にとって、社員のモチベーション維持や成長を促す上で大変重要であり、入社後の活躍につながる貴重な指針となります。
就活以外でもキャリアプランは重要
このように面接において重要視されているキャリアプランですが、面接対策としての重要性だけでなく、キャリアプランを立てること自体にも大きなメリットがあります。
中でも最も大きいメリットは、「入社後の目的意識の向上につながる」という点です。具体的で綿密に考えられたキャリアプランは、面接対策としてだけでなく、入社後に自身がどのような目的意識を持って仕事に臨めばいいのかということについての指針になります。一つ一つの目標達成が自身の将来の夢につながっていると自信を持てるキャリアプランが立てられれば仕事のモチベーションも向上するので、ただの面接対策で済ませず、しっかりとしたキャリアプランの作成を目指しましょう。
面接で評価されるキャリアプランの作成方法
では、面接で評価されるキャリアプランとは具体的にどのように作成すればいいのでしょうか。ここではキャリアプラン作成に必要な作業をステップ別に解説していきます。
STEP1:自分の過去や経験を振り返る
キャリアプラン作成においては過去、現在、未来の3視点で自身を分析する必要がありますが、まずは自分の過去や経験などを振り返りましょう。このとき、時系列順に過去を振り返って自分史のようなものを作ると、分かりやすく過去を整理できる他、自己分析など他の面接対策の助けにもなります。
特に以下の二つの観点に注目して過去を振り返ると、自分の本当にやりたいことや職場においてどのような要素を欲しているかが整理されて、キャリアプランの作成に役立ちます。
・今までの学校や職場選びで重視してきたこと
・過去にうれしかったこと、打ち込んだこと、達成感を得られた経験
▼自分史の作り方について詳しく知りたい方はこちら ・自分史の書き方を例文付きで解説|自己分析に役立つテンプレート紹介
STEP2:現在の自分の強みや弱みを分析する
次に現在の自分を分析します。これはSTEP1の過去の経験の振り返りとセットですが、それらの経験から自分の長所や短所を見つけます。こういった自分の長所や短所を認識することは、実現可能な計画の作成や企業選びに役立つ他、それ自体が面接で聞かれることも多いので丁寧に行うことを推奨します。
STEP3:仕事において将来なりたい自分をイメージする
次は未来の観点です。上述した「仕事における将来の夢」について、分析した過去と現在をベースに考えましょう。ただし中長期的な目標とはいえ、ある程度具体的なものである必要があります。例えばその目標達成までの期間を明確にするなど、その目標に向けた過程が計画しやすいような目標を立てましょう。
また、仕事にあまり関係のない目標(「幸せな家庭を築く」など)や、仕事に関係があってもその企業への結びつきが薄いもの(「10年後には社会に貢献できる営業職になる」など)を目標として設定するのは避けた方がいいでしょう。
STEP4:その将来像に必要な経験などを具体的に考える
STEP3で中長期的な大きな目標を立てたら、そこに向けて自分に必要な経験や積んでおきたいキャリアを具体的に挙げていきます。ここでも過去や現在の分析が活きていて、目指している将来像と分析した現在の自分との差を考えることで、どのような短期的な目標を達成していけばいいかが分かりやすくなると思います。
また自分の長所や短所を考慮した上で、実現可能な目標や達成期間の設定を心がけるようにしましょう。
キャリアプランが思い浮かばないときは……
では、そもそもキャリアプランが思い浮かばないときはどうすればいいでしょうか。ここでは、キャリアプランが思い浮かばないときの対処法について解説します。
自己分析ツールを使う
キャリアプランを立てる際には自己分析が非常に有効です。それを分かりやすく、適切に行える自己分析ツールを活用してみてはいかがでしょうか。
例えばストレングスファインダーというツールは、ウェブサイトで質問に答えることで、自分の強みが分かる性格診断ツールです。こういったツールの活用で、現在の自分の強みが生かせる物事や、理想の将来に向けて自分に足りないものが見えてきます。
▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方9選!簡単にできる方法・ツールとメリットを解説 ・【簡単4STEP】自分の強み・弱みの見つけ方と診断法!伝え方も解説 ・方法は2通り。就活の悩みを複雑化しないための自己分析術 ・自己分析シート|就活に役立つテンプレ7選と効果的な活用法を解説 ・マインドマップを使った自己分析!書き方や無料のツール・アプリを紹介 ・エニアグラム全9タイプの適職とそれぞれの職業を解説!自己分析に役立てよう ・ジョハリの窓とは?診断を就活に生かせる自己分析のやり方を解説 ・他己分析のやり方と質問リスト【例28選】ツールと自己分析に生かす方法
理想の将来と現在の差を考える
また、キャリアプランにおける理想の将来像と、現在の自分の差を考えるという手段があります。そうすると現在の自分に足りない能力や経験が見えてくるので、それに合わせて積み上げたいキャリアや短期的な目標を具体的に設定できます。
OB・OG訪問を行う
OB・OG訪問を通してキャリアプランを考えることも効果的です。キャリアプランは一人一人違うものなので他の人のまねはできません。しかし、どのような仕事への向き合い方があるのか、どのような形式でキャリアプランを立てればいいのかといった疑問を解消するために、OB・OGのキャリアプランを参考にすることは非常に有益です。
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用して社員と接点を持つことで機会を得たりすることができます。OB・OG訪問については以下の記事でも詳しく記載してありますので、参考にしてみてください。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?メリットや準備事項、当日までの流れを解説
キャリアアドバイザーに相談する
キャリアプランが思い浮かばないと感じたときは、1人で抱え込まずにキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。自分では気づけなかった強みや価値観を、第三者の視点から客観的に引き出してくれることがあります。
また、業界や職種ごとの最新動向を把握しているアドバイザーなら、「こんな働き方もあるんだ」「こんなキャリアの積み方もあるんだ」と、キャリアプランの新たな可能性に気づくきっかけにもつながります。
キャリアプランを一人で考えることもいいですが、誰かと対話する中で見えてくることも多いでしょう。自分なりのキャリアプランを考えるためにも、積極的にキャリアアドバイザーに相談しましょう。
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人生全体のプランと合わせて考える
プライベートも含めた人生全体のプランと、キャリアプランを合わせて考えることは有効な手段の一つです。
キャリアプラン自体は仕事における目標とその過程であり、プライベートの夢などを入れることは避けるべきだと先述しました。ですがキャリアプランを考える過程で、人生全体のプランを考慮に入れることは、自分の仕事への向き合い方や、仕事と私生活のバランスなどを考えるきっかけとなり、良いキャリアプランにつながる可能性があります。
面接でのキャリアプランの効果的な答え方のポイント
ここでは、面接でのキャリアプランの効果的な答え方のポイントを解説します。
最終的に目指している将来像を伝える
面接においてキャリアプランを聞かれた際は、最初に中長期的な目標、将来像を伝えるようにしましょう。大きな目標を提示してから、その実現のために具体的にどのようなキャリアを積み上げていくのか述べることで、そのキャリアプランがより分かりやすく論理的に伝わります。
志望動機や自己PRとの一貫性を持たせる
面接ではキャリアプランだけでなくさまざまな質問に答える必要があります。ここで問題となるのが、キャリアプランの質問の回答としては良い答えだったとしても、他の質問に対する答えとの食い違いがあったり、志望動機とキャリアプランが全く無関係の内容だったりすると、面接官に不信感を抱かせてしまうことです。
そういった事態を避けるためにも自己分析などをしっかりと行い、面接対策としてだけでなく、実際の自分のキャリアプランを作成することが重要です。
その企業だからこそ実現が可能なプランを伝える
面接においては自身が「その会社において」長期的に実現していくキャリアプランを述べるようにしましょう。
キャリアプラン自体は個人のものですから、さまざまな会社を渡り歩く想定をしたり、「社会に貢献したい」などの会社に左右されない目標を立てたりするのも自由です。しかしそういったキャリアプランは、長く働いてくれるのか会社側から疑問視されてしまうため、面接のときだけでもキャリアプランと会社との関連付けが必要です。
数字などによってより具体的なプランにする
数字の使用は、キャリアプランの具体性を高めるうえでとても重要です。最も典型的な例としては目標の達成期間の設定で、「将来は◯◯できるようになりたいです」よりも「3年後までに◯◯できるようになります」と伝えるほうがより具体的で高い評価を受けやすいです。
入社後にどう貢献するかを伝える
面接でキャリアプランを尋ねられた際は、自分の成長が企業への貢献にどうつながるかを具体的に伝えることが重要です。面接官は、将来的に会社と共に成長し、組織に価値をもたらす人材を求めています。そのため、「自分がどうなりたいか」だけでなく、その姿を通じて企業にどのようなメリットをもたらせるかを明確に示すべきです。
例えば、自身のスキルや知識がどのように業務改善や事業の推進に役立つかを具体的に説明すると、説得力が増します。こうした視点を持って回答を準備すると、面接での印象が良くなるでしょう。
職種別! キャリアプランに関する回答のポイントと例文
事務職
事務職はさまざまな役割を担い、その業務の幅も広いため、自身がどのような側面で強みを生かせるのかという、専門性や独自性のアピールが重要です。
私は10年後には、経理財務部でグループ全体の連結決算をまとめる仕事に携わりたいです。連結決算書はグループ全体の顔であり、とても多くの人の目に触れる最も重要なものの一つだと考えます。投資家の意思決定の判断材料になるのはもちろん、グループ全体の資金状況、経営状況を把握する必要不可欠なものです。 この仕事に携わるためには貴社の中で経理のスペシャリストとして知識と経験を積み、さらにグループのビジネスを十分に理解する必要もあると考えます。10年間経理財務部で色々な仕事を経験し、グループと会計に関する知見を確かなものとした上でグループの活動を正確に表す連結決算書作成の仕事に携わりたいです。 ※出典:バンダイナムコビジネスアーク|総合職コース2022年卒本選考のESを基にワンキャリ編集部が作成
営業職
営業職ではサービスを提案し売り上げに繋げる業務ですが、どのような経験やスキルをその業務に生かせるかを明確にすると良いキャリアプランとなります。その上でそれらの経験やスキルの裏付けを行いましょう。
私は、貴社で5年後にはWebショップ運営を行っている営業推進部で貴社の製品をより多くの方に知ってもらいたいと考えています。
そのためには、1年目から2年目まではルートセールスを行って貴社の製品や現場の事を肌で感じながら学んでいくことが大切であると考えています。3年目からは、スーパーの方たちの話を聞きながらそういった方たちの課題解決になるような提案ができるように貴社の製品を多くの方に食べてもらえるように市場の事やその地域ごとの店舗で求められているものを知り、自分で考えていくような仕事ができたらと考えています。そして、今は、Adobe Photoshopの技術を身につけることで伝えたい内容が伝えられるような技術を身につけていくことが必要だと思っています。
※出典:タカナシ乳業|総合職(営業系)2020年卒本選考のESを基にワンキャリ編集部が作成
エンジニア(技術職)
エンジニアなどの技術職は特に専門性が求められるため、自身が特に興味を持ち、今後スキルアップしていく予定の分野を明確にしましょう。
私は10年後までにフロントエンド、バックエンド実装のエキスパートとして、サービス開発に従事したいと考えています。そのために、最初の3〜5年でフロントエンド、バックエンドの実装力をプロダクトレベルまで身につけたいと考えています。それと同時にデータを使ったサービスの情報をキャッチアップしていきたいと思います。また、サービスを開発する際は、実装するのみならず、エンジニアの観点から企画や設計、デプロイにも携わりたいと考えています。
近年は機械学習の技術的な発展が著しく、データを用いてできることが多くなってきています。私がフロントエンド、バックエンドの実装力を高める頃には、深層学習がより発展し、サービスに落とせる技術の幅が広がっていると考えられます。それにより提供できるサービスの幅も広がるので、そのような将来を見据えて自身のスキルを高めていきたいと思います。
※出典:リクルートホールディングス|エンジニア2021年卒インターンシップ選考のESを基にワンキャリ編集部が作成
デザイナー職
デザイナー職に関しては、Webデザイナーやアートデザイナーなど種類が分かれる中で自身がどのような分野で活躍したいかを述べましょう。
私は10年後にはビジュアルデザインのエキスパートとして、デザイン戦略の策定などにおいてリーダーシップを発揮し、会社の成長に貢献します。常に新しいトレンドやテクノロジーに対応し、自己成長とチームの発展を両立させながら、デザインを通じて意義のある体験を創造し続けます。 まずはさまざまな業務で幅広いデザインスキルを磨きながら、特にビジュアルデザインの領域で深い専門知識を獲得していきます。中期的には、プロジェクトやチームをリードし、革新的なデザイン案を提供することで、ビジネス価値を最大化します。
企画・マーケティング職
企画・マーケティング職はキャリアプランの自由度がかなり高くなります。そのため、逆に自身の行いたいプロジェクトなどをある程度具体的にするといいでしょう。
10年後には、多様な業界、企業間を結び、データの活用方法の幅を広げていけるようなコンサルティングを行いたいです。扱えるデータの種類が増えることでより顧客に密着したサービスが提供できるようになると考えているからです。
1年目は、データ解析と機械学習の2軸で実践しながら学び、今後働くための土台を作ります。今後の日本社会はデータを中心とし、ITの進歩と共に歩んでいくことになると考えているからです。その上で、1年目は社会に対応できる人が少ない知識や経験を貯めることで、今後の社会に寄与できる力をつけたいと考えております。
3年目は、DXや、マーケティングの分野において、組織の数名をマネジメントしながら、問題の上流から下流までの解決をしていきます。1年目で基礎的な力を身につけた事から、より専門性や業務レベルを上げる事で、社会貢献への質をあげたいと考えております。貴社は、電通というネームバリューがあり、クライアントの幅も広いです。その為、1人ができるのではなく、組織ができる状態を作っていきます。
5年目は、担当できる業界の幅を増やしていきます。幅広い分野に取り組み、どの業界と関わることになっても太刀打ちできる力を身につけていきたいです。
10年目は、DXが進んだ日本において、より個人に密着したサービスが提供できるような仕組みを作り、ひとりひとりが最高の体験を得られるような社会作りに貢献したいです。
※出典:電通デジタル|デジタルマーケター2023年卒本選考のES
生産・製造・品質管理職
これらの役職は管理職や商品企画、製造マネジメントなど将来の分岐が多いため、中長期的に自身がどのような分岐に進むのか現時点での答えを明確にしておくと、より具体的なプランになるでしょう。
私は10年後にはサプライチェーンにおけるプロジェクトリーダーとなり、チームをまとめる人材になりたいです。そのために入社後はサプライチェーン部門で様々なスキルや発想を学びたいと思っています。
製品を途絶えさせず提供するためには、自然災害や価格変動などの想定外の事態に対応する「柔軟なサプライチェーン」が必要だと考えます。昔アルバイトをしていた店で、災害時に原料の供給が途絶えて人気商品が販売中止になった時に見た常連の方の悲しむ顔が今でも忘れられません。この経験から、リスクヘッジや安定調達の強化の重要性を体感しました。
入社して3年後には、サプライチェーン技術の開発を担当して、臨機応変に対応できるような「柔軟なサプライチェーン」を構築できる人材を目指します。
※出典:ライオン|生産技術職2025年卒本選考のESを基にワンキャリ編集部が作成
研究・開発・設計職
研究・開発・設計職では自身の特定の分野における専門性と、諦めずに研究を続ける精神力の二つを軸に回答を組み立てましょう。
私は将来、日本だけではなく世界中の技術者と意見を交わし、貴社の技術や研究への取り組み姿勢を海外にアピールしていきたいと考えます。
入社後は様々な分野の研究開発に携わり、ある物事に対して多くの視点で理解する力を身につけたいと考えています。そこで研究開発のノウハウや確かな技術を得て、30歳になるまでには商品化につながる研究に携わり、自分が貴社の研究開発に貢献できている実感を確かなものにしたいです。
また海外の研究者と議論し、研究手法や現場に触れることで新しい視点や考え方を身につけたいです。
そして、入社10年以内に自分の新技術を用いた商品を世に送り出したいと考えています。
※出典:花王|技術系 研究職2017年卒本選考のESを基にワンキャリ編集部が作成
コンサルタント
コンサルタントを志望する場合は、キャリアプランを伝える際にも、論理的でわかりやすい説明が求められます。具体的な目標や年数について数字をもとに説明できると面接官からの評価が高まりやすいです。加えて、志望動機や自己PRとの整合性を保つことも大切です。
【質問】
自身のキャリアビジョンについて記載下さい。(※将来的に何をしたいか、5年後にはどんな人材になっていたいかなど)
【回答】
私は将来、お客様に課題が生じた際に真っ先に思い付くコンサルタントになりたい。そのためには、5年目までに実績を挙げ、多くのお客様に私という存在を知ってもらい、信頼される必要があると考える。具体的には、ワンプール制度の中で様々な業界の知識や人脈を獲得し、参画する一つ一つの案件に真剣に向き合い、お客様が満足するようなソリューションを提供していきたい。また、この過程において物事が全て順調に進むことはなく、困難や難題に立ち向かうことがある。それでも、私は自身のチャレンジ精神や逆境に陥っても諦めない心を活かしながら、実績経験を積んでいき、百戦錬磨のコンサルタントに成長していきたい。こうすることで、自信を持ってお客様に最適なソリューションを提供し、信頼を勝ち取ることで、私が目指すコンサルタントになれると考える。
※出典:Re-grit Partners (リグリットパートナーズ)|DXコンサルタント職2026年本選考のES
公務員
面接でのキャリアプランは、自身の成長と同時に「公的な使命や組織への貢献」を意識して伝えることが重要です。公務員は社会的責任が強いため、個人のキャリアだけでなく、地域や住民のためにどのように役立つかを具体的に示すことが求められます。また、役職や期間を明確にして計画性を示すと、信頼感が増します。
【例文】 私は、地域の課題解決や住民サービスの向上に寄与する信頼される存在になることを目指しています。 1〜2年目は、担当分野の基礎知識と実務スキルをしっかり身につけ、正確かつ迅速な対応ができるよう努めます。 3年目以降は、業務経験を積み、効率的な業務運営や改善提案ができるようになるとともに、周囲との連携を深めます。また、チームを牽引しながら地域の課題解決に積極的に関わり、組織全体の成長に貢献できる存在になりたいと考えています。
業界別! キャリアプランに関する例文を紹介
メーカー
【質問】
キャリアプランについて
【回答】
まずは一年間店舗に勤務し、店長業務を経験した後、マーケティングを担当したいと考えています。共感力や傾聴力の高さを活かして、人々のニーズを理解し、人々の購買意欲をくすぐるような販促を考え展開します。マーケティングを志望する一番の目的は商品開発を行うことです。私は多くの人から愛される化粧品を作りたいと考えています。しかし、入社三年で商品開発というのは経験や知識が足りないでしょう。そのため、ニーズの読み取り方や消費者に刺さる販促を考えるなどして、まずは能力を高めていきます。商品を売る、結果を出すという短期的な目標をその都度設定しながら、化粧品の開発という長期的な目標のためにいろいろな業務にチャレンジしていきたいです。
※出典:アエナ|総合職2026年卒本選考のES
IT
【質問】
10年後、当社でどのように活躍したいかキャリアイメージ
【回答】
私は、よりお客様に寄り添った提案をし、安心を届けられるような人材になりたい。そのためには多角的な視点を身に付ける必要がある。したがってまずは、若手のうちから貴社の研修制度や挑戦を後押しする風土を最大限活用し、失敗を恐れずに知識や経験を積み重ねていく。さらにジョブローテーションで、需要が期待される社会保険分野や、より大きな責任が伴う金融分野に挑戦し、業界に関する広範かつ深い知識を習得する。これにより、単なる課題解決に留まらず、より顧客に寄り添えるパートナーとして価値を提供する。10年後は、こうした経験と知識を基盤に、ITを通じてより多くの人々に安心を届け、社会に貢献できる存在を目指す。
※出典:大和総研|総合職 ITエンジニア・ITコンサルタントコース2026年卒本選考のES
金融
【質問】
自身の強みを活かし、どのような「挑戦」や「創造」をしたいか、入行後5年のキャリアプランも含めてご自身の言葉/ご自身で考えた文章で教えてください。(改行せずにご入力ください)(400文字以下)
【回答】
私ならではの付加価値を「創造」し、人や企業の成長に貢献できる人材になることに「挑戦」したい。スポーツジムのアルバイトでは会員の抱える課題や悩みに寄り添い、自分の知識や経験を用いた最適なトレーニング方法を提案することで、会員の目標達成に貢献した。この経験から、私自身の価値で成長を支援することにやりがいを感じ、将来は一人ひとりに寄り添い、私ならではの付加価値を通じてお客さまの人生を豊かにする業務に携わりたいと思うようになった。そのため、入行後5年間は個人金融部門でお客さま一人ひとりと信頼関係を構築し、多様化するニーズに対応できる人材になりたい。その実現のために私の強みである「粘り強い努力」を活かして能動的に資格勉強や業務に取り組み、多様な知識、専門性を身に付けながら私自身の価値を向上させたい。そして、「あなただから任せたい」と言ってもらえるような付加価値を提供できる人材を目指す。
※出典:SMBC信託銀行|総合職2026年卒本選考のES
人材
【質問】
入社後、チャレンジしたいことは何ですか?またパソナグループを通してどのように社会貢献していきたいですか?(150~300字以下)
【回答】
本人の適性と合った企業選びを促進し、誰もが働く楽しさや意義を感じるような社会づくりに携わりたい。以前私は、◯◯が転職を何度か繰り返し、苦労しているのを見ていた。その後、現在働いている企業に辿り着き、現在では日々やりがいを感じ、楽しそうに仕事をしている。そんな◯◯を見てきた私は、就業者が自分の適性や特徴を十分に理解し、誰もが自分に合った好きな仕事を自由に選択し、心豊かなライフプランを実現できるよう、支えたいと想うようになった。そして、人に関わるサービスをワンストップで提供するプラットフォームを持つ貴社でだからこそ、高い目標への挑戦心と情熱を持つ私の特性とあわせて先述の社会課題解決に貢献していきたい。
※出典:パソナグループ|総合職2026年卒本選考のES
商社
【質問】
募集要項に記載の「想定される職務内容やキャリアプラン」を踏まえ、応募部署であなたが実現したいこと、成し遂げたいことを教えてください
【回答】
技術と社会を繋げる役割として、脱炭素に資する事業創造により、人々の快適な生活を支えたい。私は◯◯に向けた◯◯との共同研究の過程で、脱炭素化への貢献に価値を感じた。また、予備校スタッフやサッカーの経験から、個々が努力を重ね、高い目標をチームで達成することに大きな喜びを感じた。以上より、組織にフルコミットする貴社の社員の方々や多岐に渡る企業との共創を通じて、手数の制限なく脱炭素化に挑戦したい。
※出典:丸紅|【総合職(グローバルコース)】Career Vision採用2024年卒本選考のES
年代によって変わるキャリアプランの答え方
キャリアプランの答え方は、年代によって異なります。ここでは、新卒と転職する30代などの中途に分けて解説します。
新卒のキャリアプランの答え方
新卒の人は、自身のポテンシャル面のアピールに重点を置きましょう。具体的には自身がこれから会社に貢献するために、どのようなスキルや経験をどのような方法で身につけるつもりなのか、といった内容です。
その一方で実際の業務について分からないこともあると思うので、経験を持つ人に聞いて参考にしたり、よく分かっていない部分については正直にその旨を伝えたりするという手段もあります。
転職する30代などのキャリアプランの答え方
前職などの過去の経験や能力を根拠に自身がどのように会社に貢献できるか、といった現在の自分の強みなどを中心に答えましょう。また新卒に比べて仕事への解像度も高いはずなので、より具体的なキャリアプランが求められます。
【NG例】キャリアプランを答えるときに注意すべき点
ここでは、キャリアプランを答える際に注意すべきポイント、NG例を解説します。面接官の評価を落とすような答え方になっていないか、以下の観点からチェックしましょう。
プランが抽象的ではないか
キャリアプランにおいて「具体性」は不可欠です。抽象的だと「自分の現在の能力や本当にやりたいことを把握できていない」、「仕事に対しての目的意識が欠如している」などの評価を受けかねません。
先ほど述べた期間の設定などに数字を用いたり、企業の業務に詳しい人に聞いて解像度を上げたりするなど、より具体的なプランにする工夫が必要です。
会社を踏み台にしていないか
キャリアプランを語る際、会社を踏み台にしているような印象を与えないよう注意が必要です。例えば、「将来的に独立したい」「異業種に転職したい」といったキャリアプランを述べる場合、その企業での経験を単なる手段と捉えているように受け取られる可能性があります。
このような印象を与えないためにも、キャリアプランを伝える際には、「企業でどのように価値を提供し、企業とともに成長していくか」を明確に示すことが重要です。
単なる自己実現の場としてではなく、企業とともに成長していく姿勢を示しながらキャリアプランを語りましょう。
その会社では実現できないようなプランではないか
キャリアプランにその会社との関連性がないと、面接官に「長く働いてくれないのではないか……」といった印象を与えます。面接でキャリアプランが聞かれる理由の一つは、学生のプランと会社の提供できる機会にずれがないかを確認するためです。自己分析に応じて自分の本当にやりたいことをキャリアプランに組み込むことは重要ですが、あくまでその会社において達成したい目標を述べましょう。
プライベートな目標ではないか
「夢」「やりたいこと」などのワードに引っ張られて、キャリアプランの中に個人的な目標が入ってしまうのも陥りがちなNG例です。キャリアプランを考える際に私生活での目標と合わせて考えるのは有効な手段ですが、キャリアプランを答える際には仕事における目標とキャリアに絞って伝えるようにしましょう。
志望動機などとの一貫性があるか
面接はキャリアプランの質問だけではありませんから、その前後に自身の強みや弱み、志望動機の質問などもされることが想定されます。
ここで重要なのが、こういった他の質問に対する回答との一貫性です。それぞれの回答の質も重要ですが回答同士に一貫性がないと、面接用の口先だけの回答のように捉えられてしまう可能性があります。事前準備やその場で回答する際に、一貫性という観点にも注目するといいでしょう。
キャリアプランに類似した質問パターンの例文
基本的に面接でキャリアプランを聞かれる際には、「あなたのキャリアプランはどのようなものですか?」と聞かれます。ですが、キャリアプランという単語が使われていなくても、それに類似した質問をされることもよくあります。ここではそういった質問について紹介します。
「将来の夢はなんですか?」
キャリアプランは仕事における将来の夢と述べましたが、面接では将来の夢自体を聞かれることもあります。この質問で重要なのは、将来の夢という言葉に引っ張られずに、その企業でどのようなキャリアを積み、どのような大きな目標を達成したいかを答えることです。例えば「カナダに住みたい」などの個人的な夢を言うことは推奨されません。また仕事関係の夢であっても「出世したい」「多くのプロジェクトを任される人間になりたい」など、その会社自体と関係のないものを言うのは避けましょう。
「5年後、10年後にどうなっていたいですか?」
こういった質問に関しても、仕事において◯年後にどのような人材になっていたいか、という質問だと捉えて答えるようにしましょう。重要なのはその会社で達成できる目標を示せているかという点で、「その目標は自社では達成できない/他の会社の方がより達成しやすい」などと面接官が思うような回答は避けましょう。
「ファーストキャリアに何を求めていますか?」
この質問は、あなたのキャリアプランの出発点として、どんな環境や経験を求めているのかを知るためのものです。この質問に答える際に重要なことは、キャリアプランとファーストキャリアのつながりを説明することです。
例えば、「将来的に社会課題の解決に携わりたいというキャリアプランがあり、そのためにまずは課題の現場に深く関わる経験を重視しています」のように、「なぜそのキャリアプランにとってこの環境が必要なのか」を明確にしましょう。
「弊社に入った場合、どのような仕事をしていきたいですか?」
キャリアプランに似た質問の中でも、この質問は要注意です。なぜなら、「キャリアプラン」と「その会社の具体的な仕事内容」の両方について答えなければならないからです。
この質問をされたときは、キャリアプランとして、中長期的な将来の目標と具体的なキャリアの過程を述べつつ、そのために携わりたい仕事を伝えましょう。
そのために、企業のホームページや求人情報などを参考にしながら、その会社に入社したら携わりたい仕事などを事前に考えておくといいです。
面接でキャリアプランについて聞かれた場合のよくある質問
正直に「わかりません」と答えてもいいですか?
面接でキャリアプランについて、正直に「わかりません」と答えることは、一概に間違いとは言えませんが注意が必要です。
職務内容や将来の方向性にまだはっきりとしたイメージが持てていない場合は、そのまま答えるよりも、「現在は幅広く経験を積みながら、自分に最も適した分野や役割を模索している」と前向きな姿勢を示す表現が望ましいです。
加えて、キャリアへの無関心や計画性のなさと受け取られないよう、将来的な意欲や学びの姿勢を補足することも大切です。つまり、「わかりません」だけで終わらせるのではなく、自身の成長に向けた具体的な姿勢を伝えることが効果的です。
しかしながら、キャリアプランが定まっているほうが面接では評価されやすいので、面接までの準備時間がある場合は、志望企業の社員のキャリアパスなどを調べておくことで、自分のキャリアプランを考えておくことが理想です。
5年後のキャリアプランを聞かれた時の答え方は?
5年後のキャリアプランを問われた際は、具体的かつ現実的なビジョンを示すことが重要です。例えば「入社後3年で専門知識とプロジェクト運営能力を身につけ、5年目にはチームリーダーとして組織の目標達成に貢献したい」といった段階的な目標設定が好まれます。このように、数値や期日を用いて成長のロードマップを示すことで、計画性や意欲の高さをアピールできます。
また、自身の成長が企業全体の発展にどう繋がるかも具体的に伝えると、より説得力が増します。面接官は将来を見据えた長期的な視点を持つ人材を評価するため、現実的かつ前向きなキャリアプランの提示が効果的です。
キャリアプランの答え方に決まりはありますか?
キャリアプランの答え方に決まりはありませんが、効果的に伝えるポイントはいくつかあります。まず、自分の将来の目標や成長イメージを具体的に描き、それを企業の発展や役割への貢献と結びつけて伝えることが重要です。あまり抽象的すぎると説得力に欠けるため、期間や達成したいスキルなどの具体的な要素を盛り込むと良いでしょう。また、固すぎず柔軟性も持たせ、環境や成長段階に応じて計画を修正していく姿勢を示すことも好印象です。
キャリアプランが思い浮かばない場合はどうすればいいですか?
キャリアプランが思い浮かばない場合は、以下の4ステップを実践するのが効果的です。
- STEP1:自分の過去や経験を振り返る
- STEP2:現在の自分の強みや弱みを分析する
- STEP3:仕事において将来なりたい自分をイメージする
- STEP4:その将来像に必要な経験などを具体的に考える
このように、自己分析をもとにまずは自分の将来像をイメージし、そこに到達するための経験や必要なステップを具体的に洗い出していくことが大事です。
おわりに
ここまで面接において聞かれるキャリアプランの考え方や答え方、NG例、職種別・年齢別のポイントについて解説してきました。キャリアプランは面接対策としても仕事への向き合い方を考える手段としても非常に重要なものなので、ぜひこの記事を参考に考えてみてください。
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