こんにちは、ワンキャリ編集部です。
突然ですが、「誰とでも仲良くなれる」という強みについて、就活の場で適切に言い換えた表現を知りたいと思っている就活生も多いのではないでしょうか?
本記事では、「誰とでも仲良くなれる」の言い換えを15個ご紹介し、それぞれどの業界・職種に有効なのか詳しく解説します。さらに、業界・職種・エピソード別の例文や、内定者のESもご紹介しているので、ぜひ自己PR作成にお役立てください。
<目次> ●「誰とでも仲良くなれる」を言い換えた方が良い理由 ・1.「誰とでも」はうそっぽく聞こえてしまうため ・2.「仲良くなる」では曖昧で具体性がないため ・3.仕事で生かせる場面をイメージしづらいため ・4.普通の人との差別化がしづらいため ●人事/面接官うけバツグン! 「誰とでも仲良くなれる」の言い換え15選 ・1.分け隔てなく多様な人と接することができる ・2.多様な考え方を受け止めることができる/尊重することができる ・3.チームで協力して何かを成し遂げることが得意 ・4.巻き込み力がある ・5.初対面の人でもすぐに仲良くなれる/初対面でも物おじしない ・6.信頼を築くことが得意 ・7.人間関係の構築力が高い ・8.傾聴力/理解力がある ・9.相手の立場に立って考えることができる ・10.人から相談を受けるなど頼られることが多い ・11.状況把握力に優れている ・12.臨機応変に対応できる/柔軟性がある ・13.人より行動力がある ・14.協調性がある ・15.多様な文化圏の人々とコミュニケーションを取ることが得意 ●「誰とでも仲良くなれる」の言い換えの選び方 ・STEP1 自分に当てはまるものに印をつける ・STEP2 300字以上のエピソードを書けそうなものを選ぶ ・STEP3 受ける企業・職種に合うものを選ぶ ・STEP4 総合的にポイントが高いものを選ぶ ●「誰とでも仲良くなれる」を自己PRする際のポイント ・1.分かりやすい言葉を使う ・2.具体性をもたせる ・3.企業にとって価値のある強みであることをアピールする ●<職種別>「誰とでも仲良くなれる」を言い換えた自己PR例6つ ・1.営業×「初対面でも物おじしない」 ・2.販売職×「分け隔てなく接することができる」 ・3.コンサルタント×「調整力」 ・4.人事×「傾聴力」「人間関係構築力」 ・5.グローバル系×「異文化コミュニケーションが得意」 ・6.エンジニア職×「状況把握力」 ●<業界別>「誰とでも仲良くなれる」を言い換えた自己PR例3つ ・1.IT・広告・ベンチャー×「柔軟な対応力」 ・2.人材・コンサル×「相談されやすい」 ・3.金融・不動産×「信頼構築」 ●<エピソード別>「誰とでも仲良くなれる」を言い換えた自己PR例7つ ・1.アルバイト×「傾聴力」 ・2.サークル×「チームで協力」 ・3.長期インターンシップ×「分け隔てなく接する」 ・4.部活×「調整力」 ・5.ゼミ×「状況把握力」 ・6.留学・海外系×「人間関係構築力」 ・7.ボランティア×「相手の立場に立てる」 ●「誰とでも仲良くなれる」を自己PRする際の注意点 ・面接時では「誰とでも仲良くなれる人」の振る舞いを意識する ・「仲良くなれた」結果より過程の方が大事 ・再現性を持たせる ●最後に
「誰とでも仲良くなれる」を言い換えた方が良い理由
「誰とでも仲良くなれる」は魅力的な強みですが、自己PRの表現としては、やや曖昧で抽象的な表現です。
ここでは、なぜ「誰とでも仲良くなれる」という表現が就活では適さないのかを分かりやすくご説明します。
1.「誰とでも」はうそっぽく聞こえてしまうため
「誰とでも仲良くなれる」という言葉はポジティブな印象を与えますが、時には「うそくさく」も受け取られてしまいます。採用担当者は、再現性のあるスキルや行動特性を評価するため、「誰とでも」という極端な表現には疑念を持つことがあります。説得力のある自己PRを目指すには、より現実的かつ客観的な表現に置き換えることが大切です。
2.「仲良くなる」では曖昧で具体性がないため
「仲良くなる」という表現は、行動や成果が見えにくく、評価者にとって解釈の幅が広すぎる曖昧な言葉です。就活では「具体的にどのように仲良くなったのか」「その結果、どんな成果につながったのか」を伝えることが求められます。スキルや行動に置き換えることで、伝えたい内容の解像度が高まります。
3.仕事で生かせる場面をイメージしづらいため
就活では「この人が入社後に どの職種、どの部署、どの業務で活躍できるのか」をイメージしてもらうことが重要です。「仲良くなれる」という抽象的な表現では、実際の業務にどのように貢献できるのかが伝わりません。たとえば、「信頼関係を築く力」や「チームで協働できる力」など、仕事の場面で生かせる能力として伝えることで評価が上がります。
4.普通の人との差別化がしづらいため
「誰とでも仲良くなれる」という自己PRは、実は多くの学生が使いがちな「ありふれた表現」であり、多くの学生が持っている特徴でもあります。他の就活生との差別化を図るためにも、「自分ならではの特徴」や「より具体的なエピソード」が伝わる表現に言い換える必要があります。自己理解を深めて、自分ならではの強みとして打ち出しましょう。