インターンを通じた企業へのクチコミ

営業編とグローバル編の双方でJCBのアセットを使った提案を行ったことで、カード会社としての決済スキームや加盟店開拓、データ活用の仕組みを具体的に理解できた。特にメンター社員から「JCBが関わる意義」やブランドビジネスの考え方を繰り返し指摘され、事業構造への理解が大きく深まった。

メンター社員が常に丁寧に相談に乗ってくれ、方向性が迷った際も“否定せず導く”姿勢が印象的だった。人事部長を含む社員と話す機会もあり、穏やかで面倒見の良い社風を強く感じた。また、懇親会では距離が近く、学生の質問に真摯に答えてくれる温かさがあった。

自由度の高い新規事業立案で議論が発散しやすく、定義づけや論点整理の重要性を痛感した。8名という少し大きなチームで合意形成を図る難しさを経験し、役割分担の設計や評価軸の設定など、自分から仕組みを作る力が鍛えられた。フィードバックも的確で、成長をとても実感した。

議論のスピードが速く、論理的に思考して発言する学生が多かった。プレゼン能力の高い学生や、他社の難関インターン経験者も多く、全体としてレベルが高いと感じた。また、各自の強みが異なり、適切に役割分担を行うとチームとして力を発揮できた。

録画面接の通過率が低く、通過者の多くが他社難関インターン経験者という印象もあり、一定のハードルは感じた。ただし、選考フロー自体はシンプルで、面接では落ち着いて自分を出せれば突破可能だと感じた。

インターン参加者限定の面談や早期選考ルートへの案内があり、参加することで本選考が有利になると感じた。特に、優秀評価を得た学生は早期で最終面接に進むケースもあり、インターンは明確に“選考の前哨戦”として位置づけられている印象だった。