-Photon is our business-
当社は「日本のテレビの父」と尊称される高柳健次郎博士に学んだ堀内平八郎が1953年に設立しました。
以来、高柳博士が開発した光を電気に変える「光電変換技術」と、世界で初めてテレビのブラウン管に「イ」の字を映した「人類未知未踏の領域を追求する精神」を継承し、一貫して光電変換素子とその応用製品の開発に携わり、光技術の進歩とともに歩んできました。
20世紀に電子が人類に豊かさをもたらしたように、21世紀は光子(フォトン)の時代といわれ、光の限りない可能性を背景に、幅広い分野で光技術の応用が進んでいます。
がんやアルツハイマー病の検査で使われる画像診断装置PET、小惑星イトカワを観測した人工衛星「はやぶさ」や、2013年ノーベル賞受賞で話題となりましたCERN(欧州原子核研究機構)で行われているヒッグス粒子の研究等、世界中の最先端分野で当社製品は使用されており、海外売上比率は約77%。
また、「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」とニュートリノに関する研究で当社の光電子増倍管が使用されており、故・小柴先生や梶田先生のノーベル賞に大きく貢献し、世界から注目を集めました。
私たちは70年に渡って「光」の可能性を追求してきました。しかし「光」には未だ人類が解明していない領域も多く、無限の可能性を秘めております。当社は“人類未知未踏”の領域を開拓し続け、光技術により人類の健康と幸福、豊かな社会・環境の実現に寄与していきたいと考えております。
共に挑戦してくれる同志を我々は探しています。
会社名 | 浜松ホトニクス株式会社 |
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会社ホームページ | |
代表者 | 丸野 正 |
所在地 | 静岡県浜松市中央区砂山町325-6 日本生命浜松駅前ビル |
事業内容 | バイオ、医療、産業、情報、通信、エネルギー、宇宙・天文、農業など、さまざまな分野で利用されている光センサ、光源、カメラ、測光装置、計測/解析装置などの研究開発、製造、販売。 |
資本金 | 350億9500万円 |
設立日 | 1953年9月 |
従業員数 | 単体:4,071名 連結:5,795名(2023年9月) |
光技術(Photonics)とは、それがなければ未来と出会えない技術――「Key Enabling Technology」であると浜松ホトニクスは自負しています。
また光技術を応用する産業は逆ピラミッド構造であるとも認識しています。当社は光デバイスを供給する逆ピラミッド構造のボトムに位置していますが、そのデバイスを用いた最終製品の性能を高める「Key Enabling Technology」を提供しているのです。
当社は、その競争力のコアとなる光デバイス技術の進化に注力するとともに、事業領域を光モジュール化に伸展していきます。同時に、お客様との共創により新たな光の応用を見つけ実用化することで、光応用産業を拡大させていきます。
現在、あらゆる分野で光の応用が進み、それぞれの分野で大きな市場となり、それぞれの産業が形成されています。私たちは光の極限計測技術とその応用研究、それも最先端の研究分野との関わりを通じて多くの知識を得てきました。
私たちが光の分野で仕事をしている限り、今世紀に光が拓く可能性を追求する使命があります。しかしながら、光の本質はほんの一部しか解明されていません。いまだ解き明かされていない領域を探求し、そこから生まれる新しい知識にもとづいた応用をもとに新しい産業創成を目指します。
浜松ホトニクスには、誰もが提案でき、主体的に仕事を進める風土が浸透しています。ハイレベルな要求に対して、どうやったらできるかを考えて、実際に手を動かしてやってみることを大切にしています。時には、入社間もない社員のひらめきが即採用、特許出願・開発製造につながった…なんて話もあります。
「人類の知らないこと、できないことに挑戦する」とは、モノづくりに携わる社員一人ひとりの、毎日の取り組みそのものなのです。