日華化学

3.8

NICCAでは、多様なバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの専門性や個性をいかして活躍しています。
それぞれが自分らしさを発揮しながら活躍する姿を、ぜひチェックしてください！

サロン様の売上向上に向け、主に代理店（美容ディーラー）様とサロン様へ訪問し、自社商品の提案を行っています。代理店様に対しては、新ブランド・新商品の情報や季節ごとのキャンペーン企画などの案内を行い、担当営業の方と連携しながら新規サロン様へのアプローチや既存サロン様の支援をしています。美容業界はトレンドの移り変わりが非常に早い業界です。そうした変化に遅れを取らないよう、研究職の社員とも連携しながら、お客様のニーズにきめ細かくお応えしています。

「施術能力」「経営悪化」「施術の回転率」などサロン様によって抱える課題は異なり、日華化学で解決するアプローチも異なります。例えば、社内の先輩と協力してサロン様の美容師の方を対象に、カラー理論や技術向上講習、トレンド＆アプローチ講習などの実施、施術とホームケア品（店販品）を合わせたメニュー、消費が活発になる年末のキャンペーンの様々な視点から提案します。サロン様に寄り添い自ら考えて行動し、やりがいのあるプロジェクトを進められる、それが日華化学の営業スタイルであり、社風でもあります。

基礎研究では、化学品事業から結びついた確かな技術を土台に、独自のアプローチで化粧品の開発を行います。細胞試験を活用した有効成分の探索や、頭皮・毛髪のエビデンス取得試験に取り組み、細胞レベルでの効果確認からヒトモニター試験による実際の検証まで、一連の評価を行っています。まだ世の中に知られていない有効性や機能を見つけ出し、新たな価値を生み出す。そして、その研究が誰かの美しさや笑顔につながる。それが、この仕事の大きなやりがいです。

商品開発では、ラボでの処方検討を中心に、新商品の企画提案、、美容師の方々との共同開発ミーティング、品質確認、製法の確立など商品化の上流から下流まで多岐に携わります。商品を使用した時の感触や香り、仕上がりの質感などの官能評価に加え、毛髪の強度や指通り性を機器測定で定量的に評価し、科学的なエビデンスデータを取得します。検討過程では家族や社内の同僚、サロン様まで様々な方に使っていただき、フィードバックを得ることで、理想の仕上がりを目指し改良していきます。

ただ製品を販売するのではなく、処方設計や加工条件を含めた技術的な解決策を提示する"ソリューション営業"が日華化学のスタイルです。国内の工場や商社だけでなく、欧米アパレルブランドや海外拠点とも直接やり取りし、若手でも商談や価格交渉、技術フォローまで一貫して担えるのが営業の醍醐味です。アパレルやインテリア、車両内装など日常に関わる分野に自分の仕事がつながり、「暮らしを支えている」という実感が原動力になります。

「製品を売るにあらずして技術を売る」とは、1941年の創立以来大切にしてきた弊社のモットー、スタイルです。ただ単に決まった製品を作って一律に提供するのではなく、研究と営業がタイアップしながら、お客様の真の課題・ニーズに応える製品を生み出すスタイルで、創業から約80年間、お客様との信頼関係を築いてまいりました。日々の研究開発から、製品になって量産に結びつきお客様のビジネスが軌道に乗ったときには、大きなやりがいがあります。

先端材料研究グループでは、会社の中長期ビジョンの達成に向け、新規市場の開拓や新技術獲得に向けた開発テーマに挑戦しています。この分野は従来の知見が少ないため、手探りで進めることも少なくありませんが、処方検討から性能評価までを一貫して担当し、お客様のニーズに応える製品開発を目指しています。開発テーマの進め方は個人に任せてもらえる範囲が広いため、他部署のメンバーにも協力していただきながら、お客様の現場に即した評価方法を工夫し、主体的に開発に取り組んでいます。

研究で生まれた製品を、安定して効率的に生産できるようにする“ものづくりの要”となる部署です。化学反応や混合・分離といったプロセスを最適化し、生産設備やラインの設計・改良を担当します。また、新製品の生産設備導入、増産対応に伴うライン増設、効率化のための新技術導入などを通じて、生産体制全体を支えています。入社数年で36億円規模の新工場建設プロジェクトに携わるなど、大きなスケールの仕事に挑戦できる環境も魅力です。