科学やイノベーションへの期待が高まる昨今、『技術を社会へ』を理念に日本社会や産業界が抱える諸問題に対し、“世界最高水準の研究”を行っています。
研究領域は、エネルギーや地震などダイナミックなものから、AIやIoT等先進的なものまで幅広く、
研究内容は、大学などで行う「基礎研究」から、企業で行う「製品化・実用化」までを網羅しています。
そんな研究所で5000人の研究者と事務職員が研究だけでなく、企業や大学、官公庁との連携業務に従事しています。
団体名 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 |
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公式HP | |
設立 | 1952年 前身の工業技術院として発足 2001年に独立行政法人化 |
事業内容 | 7つの領域に広がる研究開発(エネルギー・AI・生命工学・IoT・材料化学・地質調査・計量標準)、国・大学・民間企業との連携契約事業 |
所在地 | 茨城県つくば市(本部)、東京霞が関、お台場、その他全国主要都市地域センター |
理事長 | 石村和彦 |
職員数 | 約5,000人 |
研究センター数 | 全国13拠点 |
安川電機との共同研究により、創薬工場などでの自動化を目指し、汎用ヒト型ロボット「まほろ」を開発しました。
日本で唯一の「地質の調査」のナショナルセンターとして地質情報の整備に取り組んでいます。
パロは、1台1台手作りのため、顔つきなどが異なるほか、学習機能により、新しい名前を学習したり、飼い主の好みに応じた行動を学習します。
産総研は世界で初めて抽出・精製工程を経ずに遺伝子組み換え植物そのものが有効成分となる医薬品の事業化に成功しました。
顔料としても知られるプルシアンブルーが市販の吸着材を超えるアンモニア吸着性能を示すことを発見しました。
産総研には技術を生み出す研究職とその技術を社会へ送り出す総合職という働き方をご紹介。