本選考を通じた企業へのクチコミ

裁判所は、国の権力を分けて濫用を防ぐ三権分立の仕組みの中で「司法権」を担当する機関です。憲法や法律に基づいて人々の争いや犯罪を公平に裁き、解決に導くという点で社会において大きな意義を持つ役割を担っていると考えています。

地方公務員や他の国家公務員の官庁等と比較すると、真面目で堅い印象の方が多いイメージがあります。和気あいあいとした雰囲気はそこまで感じられませんでした。

事務作業などを通じて、社会的に重要な役割を担う裁判所の業務を支えられる点に魅力を感じています。さらに、将来的に裁判所書記官を目指せるという点も大きな魅力だと考えています。

他の公務員と比較すると、比較的ホワイトで残業も多くないのではないかと思います。また、基本的には転勤はありませんが、裁判所書記官になると転勤があると聞きました。そのため、転勤を避けたい方には地方公務員の方が向いているかもしれません。

公務員であるため給与が特別高いわけではありませんが、安定しており、少しずつ昇給していくのではないかと思います。

筆記試験については、一般職では専門記述が廃止され、科目数もそれほど多くないため、国家一般職などとの併願がしやすいと感じました。面接については、説明会に積極的に参加し、裁判所の業務への理解を示せるよう準備することが重要だと思います。