世界トップシェア
マキタは小型外航船向けエンジンの市場で世界シェア40%を占めています。
2011年以来、世界No.1のポジションを譲ったことがなく、経済産業省が世界市場で目覚ましい活躍を見せる企業を顕彰する「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されています。
船舶用エンジンの設計を行うエンジンライセンサーは世界に3社のみ。当社は、小型外航船向けエンジンの部門でシェア90%を占めるドイツのMAN Energy Solutions(以下、MAN社)とのサブライセンス契約のもとエンジンを製造しています。
次世代エンジンへの対応
温室効果ガスの国際的な排出量規制が年々厳しくなる中、当社のエンジンも変化をしてきました。
2013年からは機械制御型エンジンから燃料効率の良い電子制御型エンジンに転換。
2019年からはエンジンから排出したNOxを触媒を用いて分解するSCRシステム※を導入しています。
2021年には、IMO(国際海事機関)が2050年までに温室効果ガスの排出量を50%以上削減(2008年比)することを目標に掲げました。
これにともない100年以上にわたり重油を燃料としてきた船舶用エンジンは、ガス、アンモニア、水素といった次世代燃料への変換を迫られています。当社でも将来的な設備投資や専門技術者の採用を計画するなど、来る時代の転換期への準備を進めています。
※SCR:Selective Catalytic Reductionの略
エンジンの生涯をグローバルにサポート
現在、約1,300台の当社のエンジンが世界の海で活躍しており、マキタ製のエンジンは故障が少ない・壊れないという評価を受けています。「壊れない」を当たり前にするのは信頼性の高いモノづくりとその後の確実なアフターサービスです。世界中の様々なエンジントラブル、その情報を横断的に把握するのはエンジンメーカーです。これを強みととらえ、100年の技術と情報の蓄積を活かして、マキタ製のエンジンが搭載された世界中の船に対して生涯のサポートをグローバルに展開しています。
「和衷の精神」が生み出すおだやかな風土
マキタを一言で表現すると、「おだやか」という答えがよく出てきます。それは、日頃から社員同士がフラットに意見を交わし、自然体で協力し合える雰囲気が根付いているから。マキタでは「心の底からなごみ和らぐこと」を意味する和衷(わちゅう)という言葉を大切にしています。「和衷の精神」は、ともに働く社員同士、助け合い協力しながら目標達成に取り組むマキタの基本精神。そんな風土に共感していただける方をお待ちしております。
閉じる