エントリーシート(ES)や面接でよく聞かれる強みについて、悩んでいる方もいるはずです。人は誰しも強みを持っており、自分の強みを理解することでさらに自己理解を深めたり、成長できたりします。本記事では強みの見つけ方や具体例、自己PRへの生かし方・伸ばし方などをご紹介しますので参考にしてみてください。
<目次> ●強みとは ・そもそも強みとは ・長所との違い ・なぜ強みを聞かれるのか ・企業の評価基準 ●強みの3分類 ・ヒューマンスキル ・ポータブルスキル ・専門的なスキル ●自分の強みを見つけるには ・自己分析の重要性 ・経験や成果を振り返る ・周囲の人々の意見を聞く ・弱みを強みに変える ・強み発見ツールを活用する ●使える強み30選! 例文と併せて紹介 ・職種別・カテゴリー別一覧 ・強み1|主体性 ・強み2|客観性 ・強み3|協調性 ・強み4|チームワーク ・強み5|リーダーシップ ・強み6|論理的思考力 ・強み7|情報活用能力 ・強み8|データ分析力 ・強み9|学び続ける力 ・強み10|傾聴力 ・強み11|集中力 ・強み12|柔軟性 ・強み13|計画性 ・強み14|実行力 ・強み15|忍耐力 ・強み16|精神力 ・強み17|発信力 ・強み18|自己管理能力 ・強み19|課題解決力 ・強み20|異文化理解力 ・強み21|外国語能力 ・強み22|チャレンジ精神 ・強み23|物事を前向きに捉えられる ・強み24|周りを巻き込む力 ・強み25|共感力 ・強み26|創造力 ・強み27|倫理観 ・強み28|社会性 ・強み29|謙虚で素直 ・強み30|負けず嫌い ●強みが見つからない場合の対処法 ・自己分析 ・他己分析 ・弱みの言い換え ・過去の経験の洗い出し ●強みの自己PRへの生かし方 ・履歴書や面接での強みの表現方法 ・自己PRのポイント ・チームでの役割分担の考え方 ●強みを伝えるときの注意点 ・自信を持って伝える ・1つに絞り込んで伝える ・社会人として当然のことは伝えない ・具体的な事例があり、再現性がある強みを伝える ●自分の強みをさらに伸ばすには ・自分の強みを生かせる企業を探す ・長期的な目標を設定する ・実力とのバランスの取り方 ●まとめ
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強みとは
就活を始めると「強み」という言葉をよく耳にすると思います。「自分の強みは企業に聞かれるから知っておいた方が良い」「自分の強みにあった企業に就職した方が良い」といった噂(うわさ)も聞いたことがあるのではないでしょうか? 一方で、「強みってよく言われているけれど何?」「そんなことを言われても強みなんて分からないよ……」と思う就活生も多いです。
そこで今回は強みの定義から、自分の強みの見つけ方、具体的な強みの一覧、そして自分の強みの伸ばし方までご紹介します!
そもそも強みとは
「強み」という言葉は知っているし、なんとなくイメージもつくけれど、説明してって言われたら説明できない……といった方も多いでしょう。
「強み」は一言でいえば「意識せずとも人よりできていること」です。例えば、
- 気が付いたらリーダー的な役割をしていることが多い
- よく友達から相談を受ける
- ゲームなど好きなことを始めると時間があっという間に過ぎてしまう
といった経験は今までなかったでしょうか? これらは全て、特に大きな努力はしていなかったが、できることの事例です。つまり、これらは全て自分の強みといえます。しかしここで注意が必要なのは、強みは実績が必要なものではないということです。中には「自分よりできる人なんてたくさんいるし、強みと言えるのだろうか」と考えてしまう人もいるかと思いますが、強みはトップである必要はありません。自分が今まで生きてきた中で「もしかしたらこれは得意かも」と思ったことで十分です。
長所との違い
長所と強みは同じように思えますが、長所と強みには大きな違いがあります。長所は自分の得意なことなのに対し、強みは仕事に生かすことのできる得意なことです。つまり、「仕事に生かせるかどうか」が大きな違いです。
例えば、足が速い人が料理人になったとしたら足が速いことは長所ですが、強みにはなりません。しかし、足が速い人が野球選手になったらそれは長所であり、その人の強みです。
つまり長所と強みはつながりはあるものの、全く同じものではありません。
なぜ強みを聞かれるのか
企業が強みを知りたい理由を考えると、大きく以下の2点が挙げられます。
・入社後に活躍できる人材であるかどうか ・自社が求める人材であるかどうか
強みとは「仕事に生かせる、自分が人よりできること」なので、1つ目については納得ができると思います。2つ目については、企業は自社の発展のために採用を行っています。このことから自社の発展のために必要な人材を採用するという点において、重要になってきます。
このように、企業と就活生の双方にとって、強みを知ることは重要です。
企業の評価基準
続いて企業側の評価基準を見てみると、「強み」という観点から考えたときに重要なのは以下の3点です。
結論ファーストや簡潔に物事を伝えることは前提として、強みという観点に絞ったとき、企業側はあなたの強みを聞いて入社後に活躍してくれるかどうか、そのイメージがつくかどうかで判断しています。
2024年にワンキャリア新卒入社。 学生時代は体育会でのマネージャーを経験。 現在はキャリアアドバイザーとして「人の数だけキャリアをつくる」を大切に、マネージャーの経験も活かし、どこよりも丁寧なサポートを実施中。
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