こんにちは、ワンキャリ編集部です。
エントリーシート(ES)の趣味・特技欄には、どのようなことを書けば良い印象を与えられるのでしょうか。この記事では、ESで記載する趣味・特技欄の書き方について解説します。
カテゴリー別の好感を得られる趣味・特技と例文13選も紹介するため、自身にあった文章を書けるようになりましょう。
<目次> ●ESで趣味・特技を聞かれる理由 ·仕事との適性 ·企業との相性 ·就活生の人柄 ●一般的に好感を持てる趣味・特技一覧 ●趣味・特技の書き方5STEP【テンプレート付き】 ·STEP1: テーマを選ぶ ·STEP2: エピソードを具体化する ·STEP3: 学び・成長を言語化する ·STEP4: 「結論→理由や具体的なエピソード→学びや成長→今後に生かす点」の流れで書く ·STEP5: 設問に合わせて文章を整える ·そのまま使える基本テンプレート ●ESに趣味・特技を書く上でのポイント ·仕事へ生かせるアピールポイントを明確にする ·具体的で個性的なエピソードを書く ·エピソードよりも動機・学び・成長を詳しく書く ·定量的な結果を伝える ·趣味と特技はどちらか一方のみでもOK ●【カテゴリー別】好感を得られる趣味・特技と例文31選 ·スポーツ・運動系の趣味特技 ·音楽・芸術系の趣味特技 ·資格・勉強などの趣味特技 ·ゲーム・娯楽系の趣味特技 ●趣味・特技がない場合は? 趣味・特技の見つけ方 ·趣味の見つけ方:熱中した経験のあるものを振り返る ·特技の見つけ方:知識・スキルがある分野を振り返る ●ESで書かない方がいい趣味・特技5選 ·1. ギャンブルに関係するもの ·2. 宗教を想像させるもの ·3. 遊び(ショッピング・合コンなど) ·4. 犯罪を連想させるもの ·5. 「寝ること」 ●面接での趣味・特技の伝え方 ·人柄が伝わるように話す ·理由やエピソードを用意しておく ·嘘はつかない ·簡潔に伝える ●エントリーシート(ES)の趣味・特技欄に関するよくある質問(FAQ) ·エントリーシートの趣味・特技の記入欄が小さいのですが、ぎっしり書いても問題ない? ·趣味・特技がなかったら空欄でも大丈夫? ·趣味や特技が志望職種に関連しない場合、どのように書くのがよい? ●ESの趣味・特技まとめ
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ESで趣味・特技を聞かれる理由
ESの趣味・特技欄で採用担当が見るポイントは、以下の3つです。
- 仕事との適性
- 企業との相性
- 就活生の人柄
採用担当者は、就活生が提出したESをもとに選考を進めますが、多くのESが届くため就活生個人の特徴を把握することが難しいものです。
そこで就活生の特徴をつかむためにESの趣味・特技欄を確認します。趣味・特技への取り組み方によって、仕事との適性や企業との相性などを見極められるためです。
企業がどのような目的で趣味・特技欄を見ているのか、どのようなESを書けばいいのかについて解説します。
▼ESの書き方について詳しく知りたい方はこちら
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
仕事との適性
採用担当は、趣味・特技欄から仕事との適性を見ています。なぜなら、趣味・特技に対する取り組み方と仕事に対する取り組み方には共通する点があるためです。
例えば、趣味・特技を上達させる過程で注意した心がけや工夫は、仕事を覚える際にも必要になる場合があります。
また、趣味や特技は最初から得意だったとは限りません。どうやってそれを得意にしたのか、そのプロセスを伝えることで仕事に対するチャレンジ精神や粘り強さもアピールできます。
趣味や特技が複数ある人は、志望業界ごとに適した趣味や特技を選んでもいいでしょう。基本的には、自信を持って話せる鉄板の趣味や特技について記載することがベストです。
企業との相性
企業は、趣味・特技欄で、自社の雰囲気に就活生がなじめるかどうかを確認しています。社風に合わない学生を採用してしまうと、退職される可能性が高くなるため、人柄もリスク回避の判断材料として見られていることを理解しておきましょう。
例えば、ゲーム・アプリ制作系の企業であれば、インドア系の趣味・特技に対して理解を示すことが多いでしょう。体育会系の企業であれば、アウトドア系の趣味・特技を持っている就活生に好印象を持つ可能性が高いかもしれません。
企業との相性を意識した内容に仕上げるには、仕事に生かせる趣味・特技を優先的に取り上げるとプラスの印象を与えられます。
ただし、趣味・特技は志望動機や自己PRなど他の箇所も含めた上で見られるため、趣味・特技が社風に合っているからといって必ずしも高評価になるわけではない点には注意しましょう。
就活生の人柄
企業は趣味・特技欄をチェックすることで、就活生の人柄を判断しています。
趣味・特技は、就活生の個性を示す要素の1つです。趣味・特技を聞くことは、「どういった性格の人物なのか」「どういった価値観を持っているのか」など、就活生の個性を判断する際に役立ちます。
他の就活生にはない趣味・特技を書かなければいけないと考える必要はなく、背伸びせずに本当の趣味や特技を書くことが重要です。
休みの日に没頭している趣味や努力を積み重ねて特技になったことなどがあれば、それらを記載しましょう。
例えば、続けていくうちに特技になったことがあれば、その経験を話すことで、1つのことに打ち込む姿勢やストレス耐性などをアピールできます。自分の強みとなる趣味・特技を見つけて、自分の良いところをアピールしていきましょう。

