<目次>
●インターンシップとは? 参加することはなぜ重要?
●静岡県でインターンシップ等を実施している企業例
●既卒者・第二新卒でもインターンシップ等は有効活用できる!
●インターンシップ等の選び方
●インターンシップの選考対策
●静岡県のインターンシップ等に関するよくある質問
●自分に合ったインターンシップやオープン・カンパニーを見つけよう!
インターンシップとは? 参加することはなぜ重要?
学生と企業が出会う場は、会社説明会から数週間の就業体験まで幅広くあります。2022年6月の三省合意の改正によって、これらは4つの類型に整理され、就業体験を必ず伴うものだけがインターンシップと呼ばれるようになりました。まずは全体像から確認していきましょう。
プログラムは大きく4種類
三省合意(※1)では、学生のキャリア形成を支える企業の取り組みを以下の4つの類型に整理しています。
●オープン・カンパニー
●キャリア教育
●汎用的能力・専門活用型インターンシップ
●高度専門型インターンシップ
このうち就業体験を必ず伴う後半の2つだけが、インターンシップと呼ばれます。前半の2つは、この記事では企業イベントと呼び分けます。
どの類型に参加するかによって、参加できる学年や、企業が学生の情報を採用活動に使えるかどうかが変わります。まずは4つの違いを押さえておきましょう。
(※1)参考:「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(三省合意)の改正ポイント資料を掲載しました|厚生労働省静岡労働局
オープン・カンパニー
オープン・カンパニーは、企業や業界について知ってもらうことを目的とした企業イベントです。会社説明会や職場見学、社員との座談会がこれにあたり、就業体験は必須ではありません。
実施時間は1時間から数時間程度のものが中心で、参加できる学年に制限はありません。実施する時期の決まりもないため、年間を通じて開催されています。
就業体験は必須ではないため、この類型はインターンシップとは呼ばれません。ここで得た学生の情報を企業が採用活動に使うことも認められていないので、選考を意識せずに企業を知ることができます。
キャリア教育
キャリア教育は、働くことへの理解を深め、職業を通じた自立について考えることを目的とした取り組みです。大学の授業として行われる講座や、企業が提供する仕事体験の場がこれにあたります。
オープン・カンパニーと同じく、参加できる学年や実施する時期に制限はありません。就業体験を伴う場合もありますが、必須ではないためインターンシップとは区別されています。
キャリア教育も、ここで得た学生の情報を企業が採用活動に使うことはできません。仕事の中身を落ち着いて知りたい段階に合った類型です。
汎用的能力・専門活用型インターンシップ
汎用的能力・専門活用型インターンシップは就業体験を必ず伴う取り組みで、この類型からがインターンシップと呼ばれます。実施する日数は、汎用的能力活用型が5日間以上、専門活用型が2週間以上と定められています。
要件は次の5つです。
●実施する日数の半分を超える部分を就業体験にあてること
●職場の社員が学生を指導して、終了後に振り返りを行うこと
●上記の日数の基準を満たすこと
●卒業や修了の前年度以降の長期休暇中に実施すること
●学生の情報を活用する旨を募集要項などに明示すること
これらをすべて満たした場合に限り、企業は取得した学生の情報を、広報活動や採用選考活動の開始以降に使うことができます。
高度専門型インターンシップ
高度専門型インターンシップは、大学院で学ぶ専門性を実務で生かすことを想定した取り組みです。三省合意では試行の段階として位置づけられており、就業体験を必ず伴います。
この類型もインターンシップと呼ばれ、取得した学生の情報を採用活動に使うことが認められています。
ただし、しずおか若者インターンナビでの掲載は現時点でありません。関心がある方は、大学の研究室や就職支援の窓口を通じて情報を集めてみるとよいでしょう。
インターンシップ等に参加するメリット
インターンシップや企業イベントに参加すると、求人情報だけではわからない仕事の実際を知ることができます。ここでは、参加によって得られるメリットを3つの観点から見ていきます。
自分にあった働き方を見つけることができる
職場を訪ねて社員の話を聞いたり、実際に手を動かしてみたりすると、自分がどのような仕事に向いているのかが見えてきます。文章をまとめる作業に手ごたえを感じたり、人と話しながら進める仕事のほうが力を発揮できると気づいたりと、想像していなかった適性が見つかることもあります。
働き方の面でも同じことがいえます。ひとりで集中して進める仕事なのか、チームで意見を出し合って進める仕事なのかによって、一日の過ごし方は大きく変わってきます。
早い段階で自分の傾向をつかんでおくと、その後の企業選びで判断の軸が定まりやすくなります。
ミスマッチを防ぐことができる
入社してから「思っていた仕事と違った」と感じてしまう食い違いは、早期の離職につながります。入社前にこの食い違いを減らしやすくなることも、参加によって得られるメリットのひとつです。
職場に足を運ぶと、社員同士のやり取りの様子や、仕事の進め方の細かい部分まで見えてきます。会社案内に書かれている言葉と実際の雰囲気が一致しているかどうかを、自分の目で確かめられます。
社員に直接質問できる点も大きな利点です。一日の流れや忙しい時期の様子など、公開されている情報ではわからない内容を聞いておくと、入社後の姿を具体的に思い描けるようになります。
「即戦力」として活躍することができる
就業体験を伴うインターンシップに参加すると、実務に近い経験を積むことができます。書類の作り方や報告の仕方といった基本的な動作を知っているだけでも、入社後の最初の数カ月の負担は変わってくるはずです。
また、担当した業務の経験は、選考の場で自分の取り組みを説明する材料にもなります。業界で使われる言葉や仕事の全体像を先につかんでおくと、配属後の指示も理解しやすくなります。
一方、オープン・カンパニーやキャリア教育は就業体験が必須でないため、必ずしも実務の経験そのものを積めるわけではありません。これらは業界や企業の理解を深める場と位置づけ、実務を体験したい場合はインターンシップを選ぶとよいでしょう。
静岡県でインターンシップ等を実施している企業例
静岡県が運営するしずおか若者インターンナビ(※2)には、県内企業のインターンシップとオープン・カンパニーが掲載されています。ここでは、掲載企業を業種ごとに分けて紹介します。
なお、しずおか若者インターンナビの掲載内容は随時更新されます。この記事で紹介しているプログラムは、応募の締め切りがすでに終了している場合や、内容が変更されている場合がございます。応募の前に、必ず最新の掲載情報をご確認ください。
(※2)参考:インターンシップ等を探す|しずおか若者インターンナビ
ものづくり・メーカー系
静岡県は、輸送用機器や食品、電気機器などの製造業が集まる地域です。ここでは、ものづくりの現場を体験できる企業や、業界の話を聞ける企業を紹介します。
大坪水産株式会社(※3)
大坪水産株式会社は、焼津市でまぐろやかつおを扱う水産加工の企業です。世界基準の衛生管理体制を整え、国内外に製品を届けています。
ナビには、水産物が食卓に届くまでの流れを通しで体験する5日間のインターンシップが掲載されています。製造ラインでの加工、超低温の冷蔵庫での荷さばき、鮮度や衛生のチェック、商談への同行までを順に体験し、最終日には改善の提案をまとめる構成です。
(※3)参考:大坪水産株式会社|しずおか若者インターンナビ
大坪水産株式会社 公式サイト

旭テック株式会社(※4)
旭テック株式会社は、掛川市で自動車部品とアルミホイールを手がけるメーカーです。設計から完成までを自社で一貫して行い、国内外の四輪・二輪メーカーに供給しています。
ナビには、自動車業界について学べるオンライン形式のオープン・カンパニーが掲載されています。会社紹介と職種紹介を通じて業界の全体像をつかみ、質疑応答で疑問を解消できる内容です。
1時間程度で参加できるため、業界研究を始めたばかりの段階でも取り組みやすい形式といえます。
(※4)参考:旭テック株式会社|しずおか若者インターンナビ
旭テック株式会社 公式サイト

金融・インフラ系
金融やエネルギー、建設は、地域の暮らしを土台から支える分野です。ここでは、そうした仕事の役割を知ることができる企業を紹介します。
エネジン株式会社(※5)
エネジン株式会社は、浜松市を拠点にLPガスや電力、太陽光発電、リフォームなどを手がける企業です。県内の家庭や事業所に、暮らしを支えるエネルギーを届けています。
ナビには、地域イベントの企画に取り組むオープン・カンパニーが掲載されています。同社の地域貢献活動を学んだうえで、グループワークで企画を立て、社員から意見をもらう流れです。
半日程度の対面開催で、入社1年目から5年目の若手社員との座談会も組まれています。
(※5)参考:エネジン株式会社|しずおか若者インターンナビ
エネジン株式会社 公式サイト
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小野建設株式会社(※6)
小野建設株式会社は、三島市に本社を置く総合建設会社です。道路や橋などの土木工事から、公共施設や住宅の建築工事までを幅広く手がけています。
ナビには、現場監督の仕事を体験する5日間のインターンシップが掲載されています。業界研究と現場見学から始まり、3次元CADの体験を経て、現場巡回や測量、施工図の作成といった施工管理の仕事を先輩社員の指導のもとで体験する内容です。
あわせて、建設業と施工管理の概要を学べるオンライン形式のオープン・カンパニーも開かれています。まず業界を知ってから、5日間のインターンシップを検討することも可能です。
(※6)参考:小野建設株式会社|しずおか若者インターンナビ
小野建設株式会社 公式サイト

IT・サービス・ベンチャー系
情報技術や介護、人材といった分野では、社会の課題に向き合う仕事が広がっています。ここでは、そうした現場を知ることができる企業を紹介します。
株式会社ケアコネクトジャパン(※7)
株式会社ケアコネクトジャパンは、静岡市で介護施設向けのソフトウェアを開発・販売する企業です。全国の事業所で使われる仕組みを通じて、介護の現場の効率化を支えています。
ナビには、オンライン形式のオープン・カンパニーが掲載されています。高齢化が進む社会の状況と介護業界の課題を知り、事業内容と仕事の中身を聞いたうえで、質疑応答に進む構成です。
1時間程度で参加でき、日程は個別に調整されます。既卒者と第二新卒も対象に含まれています。
(※7)参考:株式会社ケアコネクトジャパン|しずおか若者インターンナビ
株式会社ケアコネクトジャパン 公式サイト

株式会社エキスパートパワーシズオカ(※8)
株式会社エキスパートパワーシズオカは、沼津市に本社を置き、技術者の派遣や業務請負を手がける企業です。自動車や家電、産業機器の開発を技術面から支えています。
ナビには、3DCADで製品の形をつくる1日のキャリア教育プログラムが掲載されています。基本操作を学んでモデルを作成し、自動車ランプの設計現場の見学と社員との座談会が組まれた内容です。
このほか、CADエンジニアとITエンジニアの仕事の違いを紹介するオンライン形式のオープン・カンパニーも開かれています。どちらも文系・理系を問いません。
(※8)参考:株式会社エキスパートパワーシズオカ|しずおか若者インターンナビ
株式会社エキスパートパワーシズオカ 公式サイト

株式会社元気広場(※9)
株式会社元気広場は、静岡市を拠点に自立支援型のリハビリデイサービスを運営する企業です。利用者が自立した生活を取り戻すことを目標に掲げ、運動に力を入れた介護を行っています。
ナビには、運動と介護の現場を体感するオープン・カンパニーが掲載されています。事業所の紹介と施設見学、運動プログラムの体験、若手職員との座談会という4つの流れで進みます。
半日程度の日程で、会場での参加とオンラインでの参加を選べます。既卒者と第二新卒も対象です。
(※9)参考:株式会社元気広場|しずおか若者インターンナビ
株式会社元気広場 公式サイト

既卒者・第二新卒でもインターンシップ等は有効活用できる!
インターンシップや企業イベントは、在学中の学生だけのものではありません。しずおか若者インターンナビには、既卒者(35歳程度まで)と第二新卒を対象に含むプログラムが数多く掲載されています。
既卒向けのインターンシップ等を実施募集している企業例
ここでは、既卒者と第二新卒が応募できるプログラムを掲載している企業を紹介します。就業体験を伴うインターンシップだけでなく、短時間で参加できるオープン・カンパニーもあるため、在職中の方でも予定を組みやすくなっています。
なお、しずおか若者インターンナビの掲載内容は随時更新されます。この記事で紹介しているプログラムは、応募の締め切りがすでに終了している場合や、内容が変更されている場合がございます。応募の前に、必ず最新の掲載情報をご確認ください。
株式会社ケアコネクトジャパン(※7)
株式会社ケアコネクトジャパンのオープン・カンパニーは、既卒者と第二新卒も対象です。介護とITという分野に関心があれば、業界の経験がなくても申し込めます。
内容は、高齢化が進む社会の状況、事業内容とシステムの概要、質疑応答という構成です。選考はなく、申し込めば参加できます。
オンライン形式で1時間程度、日程も個別に調整されるため、在職中でも時間を確保しやすい形式といえます。
(※7)参考:株式会社ケアコネクトジャパン|しずおか若者インターンナビ
株式会社ケアコネクトジャパン 公式サイト
株式会社サカエ(※10)
株式会社サカエは、浜松市を拠点に静岡県と愛知県の製造業を支える機械の専門商社です。部品の販売にとどまらず、工場の自動化などの課題に対して解決策を提案しています。
ナビには、就職活動の相談会と若手社員の座談会を組み合わせたオープン・カンパニーが掲載されており、既卒者と第二新卒も対象です。前半は採用担当者に応募書類や面接について相談でき、後半は採用担当者が席を外したうえで若手社員に話を聞けます。
オンライン形式で2時間程度、日程の相談にも応じています。希望すれば適性検査の結果について助言を受けることもできます。
(※10)参考:株式会社サカエ|しずおか若者インターンナビ
株式会社サカエ 公式サイト

インターンシップ等の選び方
参加できるプログラムは数多くあるため、選ぶ基準をあらかじめ持っておくと迷いにくくなります。ここでは、事業内容から自分が活躍する姿を思い描く視点と、社風から自分との相性を確かめる視点の2つを紹介します。
企業の事業内容を知り、自分が活躍できそうかを見る
企業を選ぶときは、まず何を提供して収益を得ているのかを確かめます。同じ製造業でも、自社で製品を企画する会社と、取引先の要望に応じて設計する会社とでは、日々の仕事の進め方が変わってきます。
次に、その事業の中で自分がどの部分を担うのかを想像してみましょう。募集要項に書かれた職種や体験内容を読み、学んできた分野や得意な作業と重なる部分があるかを探しましょう。
企業の公式サイトで経営理念や事業方針を読み、業界の中での立ち位置や競合他社との違いを調べておくことも役立ちます。
企業の社風を知り、自分の価値観と似ているかを確認する
事業内容が合っていても、職場の雰囲気が自分に合わなければ、長く働き続けることは難しくなります。社風は求人情報から読み取りにくいため、実際に参加して直接確かめる価値があります。
見ておきたいのは、社員同士がどのように意見を交わしているか、若手にどこまで仕事を任せているかといった点です。説明を聞くだけでなく、その場の空気を観察してみてください。
社員に質問できる時間があれば、一日の過ごし方や、仕事で難しいと感じる場面を聞いてみるとよいでしょう。対面で行われるものでは職場そのものを見られるため、社風を確かめたい場合に適しています。
インターンシップの選考対策
受け入れ人数に限りがあるプログラムでは、応募書類や面接による選考が行われることがあります。ここでは、エントリーシートの書き方、グループディスカッションへの備え、面接で聞かれやすい質問への答え方を順に確認します。
エントリーシート(ES)・志望動機の書き方
エントリーシートでよく問われるのは、自己PR、志望動機、そして参加を通じて学びたいことの3点です。企業が知りたいのは経歴の華やかさではなく、参加への意欲がどこから生まれているのかという部分になります。
書くときは、結論を先に示し、その理由、具体的な出来事、そして最後にもう一度結論を置く順序にすると読みやすくなります。経験を説明する際は、置かれた状況、目指したこと、実際に行った行動、得られた結果の順に並べると筋道が伝わります。
志望動機では、なぜ他社ではなくその企業なのかを書き分けることが求められます。事業内容や取り組みのうち自分の関心と重なる部分を挙げ、そこで何を確かめたいのかまで書くと具体性が生まれます。
グループディスカッション(GD)対策
グループディスカッションでは、与えられた課題について数名で話し合い、結論をまとめて発表します。企業が見ているのは結論の正しさよりも、話し合いの中でどのように振る舞うかという部分です。
進め方としては、最初に言葉の意味をそろえ、時間の配分を決めてから議論に入ると混乱しにくくなります。進行役、記録役、時間を管理する役などを分担しておくと、限られた時間を有効に使えます。
評価につながるのは、他の人の意見を受け止めたうえで自分の考えを重ねる姿勢です。発言の回数を競うのではなく、議論が止まったときに論点を整理したり、まだ話していない人に話を振ったりする動きが求められます。
面接でよく聞かれる質問と回答のポイント
面接では、応募書類に書いた内容をもとに、人柄や意欲を確かめる質問が投げかけられます。ここでは、特に問われることの多い4つの質問について、答えを組み立てる際の考え方を見ていきます。
自己紹介
自己紹介は、面接の冒頭で場を整えるために求められます。大学名や学部、専攻している分野、力を入れて取り組んできたことを、1分ほどにまとめて話せるようにしておきましょう。
ここですべてを語り切る必要はありません。あとの質問で掘り下げてもらいたい話題を、ひとことだけ添えておくと会話が広がります。
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
この質問では、成果の大きさよりも、取り組む過程で何を考えて行動したのかが見られています。部活動や学業、アルバイトなど、題材は身近なもので構いません。
答えを組み立てるときは、どのような状況だったか、何を目指したか、そのために何をしたか、結果どうなったかの順に並べます。困難をどう乗り越えたか、チームの中でどのような役割を担ったかまで語ると、人柄が伝わります。
志望動機
志望動機では、数ある企業のなかからその会社を選んだ理由が問われます。事業内容や技術、地域との関わりなど、自分が引かれた部分を具体的に挙げてください。
そのうえで、参加を通じて何を確かめたいのか、何を学びたいのかまで話せると、意欲が伝わりやすくなります。企業の事業内容や特徴を単になぞるだけの説明では、他の志望者との差別化を図るのが難しくなるでしょう。
強み
強みを聞かれたときは、まず一言で言い切り、そのあとに裏づけとなる出来事を添えます。「粘り強く取り組める」といった言葉だけでは伝わらないため、それを示す場面をひとつ用意しておきましょう。
また、選ぶ強みは、応募先の仕事で生かせるものにすると説得力が増します。短所を合わせて聞かれた場合は、改善のために取り組んでいることまで話すと、前向きな印象につながります。
静岡県のインターンシップ等に関するよくある質問
最後に、静岡県でインターンシップや企業イベントを探す際によく寄せられる質問をまとめました。探し方の工夫から、費用の扱い、選考との関係、参加できる学年までを順に確認していきます。
──静岡県内のインターンシップ等の探し方のコツはありますか?
まずは、静岡県が運営するしずおか若者インターンナビを確認する方法が挙げられます。業種、地域、期間、対象学年、実施形式といった条件から絞り込めるため、希望に合うものを見つけやすくなっています。地域は西部、中部、東部、伊豆、オンラインから選べます。
就業体験を伴うインターンシップだけを探したい場合は、実施形式で「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」を選びます。まず業界を知りたい段階であれば、オープン・カンパニーを含めて探すと選択肢が広がります。
会員登録をしなくても検索と応募ができ、気になるものは検討リストに保存できます。あわせて、大学のキャリアセンターや就職支援の窓口にも足を運んでみてください。
──他県の大学に通っていますが、静岡県で実施されるインターンシップ等に参加する際、交通費や宿泊費の補助は出ますか?
交通費や宿泊費の扱いは企業ごとに異なります。しずおか若者インターンナビではプログラムごとに報酬と交通費の有無が記載されているため、応募する前に確認してください。
数日間にわたるインターンシップでは、交通費や宿泊費が支給される例が見られます。一方、1日や数時間で終わるオープン・カンパニーでは、支給されない場合も少なくありません。支給額に上限が設けられている場合もあります。
移動の負担を抑えたい場合は、オンライン形式のものから始める方法もあります。宿泊が必要になりそうな場合は、事前に企業へ問い合わせておくと安心です。
──インターンシップやオープンカンパニーは本選考に直結しますか?
必ず直結するわけではありませんが、一定の要件を満たしたインターンシップに限って、企業が学生の情報を採用活動に使えることになっています。
三省合意(※1)では、汎用的能力・専門活用型インターンシップのうち、就業体験の日数や社員による指導など5つの要件を満たし、学生の情報を活用する旨を募集要項に明示したものについて、取得した情報を広報活動や採用選考活動の開始以降に使うことが認められています。
一方、オープン・カンパニーとキャリア教育で得た情報を、企業が採用活動に使うことは認められていません。つまり、オープン・カンパニーに参加した内容や、そこでの受け答えが選考の材料になることはないため、企業を知る場として気軽に参加できます。
──大学1〜2年生からでも参加できるインターンシップはありますか?
就業体験を伴うインターンシップは、卒業や修了の前年度以降の長期休暇中に実施すると定められています。そのため、大学1、2年生の段階では参加できません。
一方で、オープン・カンパニーとキャリア教育には学年の制限がありません。企業や業界の概要を知る内容や、働くことについて考える講座には、低学年のうちから参加できます。まずはこの2つから始めて、業界や職種の見当をつけておくとよいでしょう。
しずおか若者インターンナビでは対象学年から絞り込めるため、自分の学年で申し込めるものを探すことができます。県内企業のなかにも、2030年卒以降の学生を受け入れている例があります。
自分に合ったインターンシップやオープン・カンパニーを見つけよう!
静岡県には、水産加工や自動車部品、建設、エネルギー、情報技術、介護といった幅広い分野の企業が、インターンシップやオープン・カンパニーを開いています。まず業界を知る1時間の企業イベントから、仕事を通しで体験する5日間のインターンシップまで、形式もさまざまです。
大切なのは、自分が何を確かめたいのかをはっきりさせたうえで選ぶことです。実務を深く体験したいのか、まず業界の全体像をつかみたいのかによって、選ぶべき形式は変わってきます。
しずおか若者インターンナビでは、会員登録をしなくても県内企業の情報を検索し、そのまま応募できます。まずは気になる条件で絞り込むところから始めてみてください。
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