リコーは1936年に理化学研究所からスピンアウトし、すべてのはたらく人に向け、「”はたらく”に歓びを」感じていただくお手伝いをしているBtoBの会社です。
最新のデジタル技術と様々なエッジデバイスを組み合わせたデジタルサービスを始め、長年大きなシェアを誇るプリンティング製品、様々な現場に向けた産業機器など、人に寄り添いながら、様々な製品・サービスをお届けしています。
■リコーの強み
・全世界で約140万社という、世界有数の顧客基盤
・約3万件という、国内企業有数の特許登録件数に現れている、エッジデバイスとデジタルの技術力
■事業内容
これまで培ってきた多様な技術を活かした「エッジデバイス」とAIなどの最新の「デジタル技術」を組み合わせ、「世界約140万社以上」のお客様に新たなデジタルサービスを展開しています。
基幹事業:
・デジタルサービス
エッジデバイスとクラウド、AIなどを活用した各種サービスとソリューション
・デジタルプロダクツ
複合機、インタラクティブホワイトボード、プロジェクター等のエッジデバイス
・グラフィックコミュニケーションズ
商用・産業印刷向けの大型デジタルプリンター、インクジェットヘッド、印刷現場向けDXソリューション
・インダストリアルソリューションズ
世界シェアトップクラスの値札・荷札等のサーマル製品、FA(ファクトリーオートメーション)など産業向けデバイス、関連ソリューション
成長事業:
・360°データサービス (世界初のコンシューマ向け360°カメラ、360°画像ソリューション)
・社会インフラモニタリング (路面やトンネル等のインフラ点検作業のDXソリューション)
・ヘルスケア (バイオメディカル、医療機関向けソリューション)
・環境・エネルギー (太陽電池、環境ソリューション)
・バッテリープリンティング (印刷による電池製造)
など
■特徴的な社内制度、環境
・育休取得率:男性もほぼ100%取得。
・リモートワーク:コロナ前から推進。全社員の3分の2が、月の半数以上リモート勤務。ワーケーションも可能。
・社内副業:勤務時間の最大20%を使い、趣味や経験を本来業務以外の社内業務に活用できる制度。
・カジュアル勤務:Tシャツやジーンズなど、カジュアルな服装での勤務が可能。
このほか、コアタイム無しのフレックスタイム制度(エフェクティブ・ワーキング・タイム)、連続5日間の有休取得奨励制度などあり。
| ホームページ | |
|---|---|
| 設立日 | 1936年2月6日 |
| 代表者 | 社長執行役員 大山 晃 |
| 従業員数 | 5,041名 (単体。2025年3月現在) |
| 所在地 | 本社事業所:東京都大田区中馬込1-3-6 ほか、東京、神奈川、静岡を中心に全国各地 |
| 資本金 | 1,353億円 (2025年3月31日現在) |
| 売上高(連結) | 2兆5,278億円 (2025年3月期) |
| 海外売上比率 | 61.9% (2025年3月期) |
| リモートワーク制度 | 2016年から本格導入し、全社員が利用可能。62.6%の社員が、月の半数以上をリモートワークで勤務。(2024年3月時点) |
| 有休取得率 | 81.5% (2023年) |
| 育休取得率 | 男女とも ほぼ100% (2024年度) |
| 勤務時間 | 一日標準勤務時間:7時間30分。フレックスタイム制あり (コアタイム無し。7:00-20:00の間で最低4時間から勤務時間を自由に設定可能) |
| 受動喫煙防止施策 | 事業所内、就業時間内全面禁煙。新規採用社員は禁煙することを条件として採用。既存社員には禁煙サポート施策を実施。 |
| 受賞歴 |
|
企業分析ツール バフェット・コード では、もっと詳しく企業の業績情報を見ることができます。
働いていると様々な単純作業や退屈作業があります。
リコーはそんな作業を自動化したり、簡単にする、様々な製品・サービスを手掛けてきました。
情報共有を簡単にするために生まれた複写機から始まり、現在では最先端のAIやデバイスを活用した様々なデジタルサービスをお届けしています。
「“はたらく”に歓びを」―世界有数である140万社の顧客接点と特許登録数約3万件に裏打ちされた技術力で、リコーははたらく人の創造性を発揮できるお手伝いをしています。
リコーは、1990年代にAI開発を開始し、2015年からは画像認識技術を活かした深層学習AIの開発を進め、外観検査や振動モニタリングなど、製造分野への適用を行ってきました。2021年からは自然言語処理技術を活用し、オフィス内の文書やコールセンターに寄せられた顧客の声(VOC)などを分析することで、業務効率化や顧客対応を支援する「仕事のAI」の提供を開始しました。
さらに、2022年からは大規模言語モデル(LLM)の研究・開発にもいち早く着手し、2023年3月にはリコー独自のLLMを発表。その後も、700億パラメータという大規模ながら、オンプレミス環境でも導入可能な日英中3言語対応のLLMを開発するなど、お客様のニーズに応じて提供可能なさまざまなAIの基盤開発を行っています。また、画像認識や自然言語処理に加え、音声認識AIの研究開発も推進し、音声対話機能を備えたAIエージェントの提供も開始しています。
BtoBがメインのリコーですが、実はあなたのそばでたくさん活躍しています。
例えば、コンビニの商品の値札ラベルや通販の荷物の荷札ラベル。リコーのラベルは世界シェアトップクラスで、大手コンビニでも採用されています。
この他にも、図書館情報システムや、不動産物件の内見や建設現場のリモート監視、デジタルサイネージなど、様々な場所でリコーの製品・サービスが活躍しています。
はたらく人に寄り添う姿勢は、リコーで働く社員にも向いています。
例えば、男性育休取得率はほぼ100%。政府目標を前倒しで達成しています。
リモートワークやコアタイム無しのフレックスタイム制など、個人の状況に合わせた柔軟な働き方ができる様々な制度やインフラも整備しています。
また、キャリアアップのために社内公募・社内副業制度や、研修・資格取得補助なども充実。それぞれが描くキャリアプランの実現を後押ししています。
リコーが誇る商用印刷向けのハイエンドマシン。
建材や布への印刷、特殊インクによる多彩な表現など、印刷のさらなる可能性も追求しています。
値札や荷札、チケットなどに使われるサーマルラベルはリコーが世界シェアトップクラス。大手コンビニでも採用されています。
360度画像を手軽に撮影できるRICOH THETA。
リコーは画像活用サービスも提供し、不動産・建築業界など様々な場で活躍しています。
リコー最大の技術拠点です。
オフィス整備だけではなく、リモートワーク制度拡充など、インフラと制度の両面で働き方変革を進めています。
リモートワークする社員も多いため、フリーアドレス制を採用。明るく、コミュニケーションを促進するつくりです。
リコーはどんな会社か、これまでの歩みと目指す姿、根底に流れる想いなどをご紹介します。
リコーグループの使命と目指す姿のコンセプトムービーです。