共済事業の推進にあたっては、創業以来、共済事業の本質である「保障一筋」に徹しています。そして、共済事業の理想である「小さな負担で大きな保障」の挑戦を続け、共済事業の使命である「ご加入者の万一の時の不安を取り除き、生活に安心感をお届けする」ことを念頭に仕事をしています。創業時から掛金据え置きで保障の改善を重ねており、その原動力となるのは「少数精鋭の組織運営」です。職員一人ひとりが事業哲学に基づき、少人数でも「協働」しながらチームで工夫や改善を続け、低コストで効率よく業務を進めています。当会では、使命感を持って自己成長したいという職員のために、自己啓発の（自ら学ぶ）教育制度が充実しています。

全国生活協同組合連合会は厚生労働省の認可を受けて共済事業を推進している非営利の生活協同組合法人です。真に保障を必要とする人々のため、年齢・性別に関係なく「一律保障・一律掛金」という保険の常識を破る仕組みを創り出しました。ご加入を希望する人の自発的な加入意思を尊重する募集手法を開発し、事業費を抑えて「小さな掛金で大きな保障」を実現しました。また共済金は公正・迅速にお支払いし、剰余金はご加入者に割り戻し、実質掛金負担の一層の軽減に努めています。ご加入者本位の姿勢と不良資産ゼロの健全な経営体質が評価され、2019年以降は、8県の県民共済生協が加わり、更なるご加入者の増加に繋がっています。

私たちの事業哲学は「非営利主義」「最大奉仕」「人道主義」です。ご加入者の利益を最優先に意思決定して実践し、誠実にご加入者に奉仕し、人道的な姿勢で接する。この哲学を常に意識して仕事をしています。例えば迅速、確実で親身な共済金の支払いのために次のことを実践しています。「共済金請求書は配達前に郵便局に取りに行く」「手続きを簡素化し手間を取らせない」「日々自己研鑽に励む」「誠実な応対を心掛ける」「剰余金をご加入者に還元するため業務効率を向上しコストを低減する」などです。ご加入者本位の事業哲学を着実に実践しています。