国産光学機器のパイオニアから、「医・食・住」のソリューションプロバイダーへ
チャレンジ精神を持ち続ける1932年創業のベンチャー企業
1932年9月、測量機の国産化を目的に陸軍省の要請で、服部時計店精工舎の測量機部門を母体に「東京光学機械株式会社」を設立。1989年株式会社トプコンに社名を変更。オプトメカトロニクスによる測量、眼科向け医療機器を中心とした総合精密光学機器メーカーとして確固たる地位を築いてきました。
1990年代以降は、海外M&Aにより、建機の制御技術、精密GNSSやIT農業といった新しい事業分野に進出し事業を拡大。創業以来培った独自技術をベースにIoTとネットワーク技術を駆使したDXソリューションにより「医・食・住」の社会的課題の解決に取り組んでいます。
| 設立日 | 1932年(昭和7年)9月1日 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 CEO 江藤 隆志 |
| 所在地 | 東京都板橋区蓮沼町75-1 |
| 資本金 | 16,837百万円 |
| 従業員数 | 5556人 |
| ホームページURL | |
| 事業内容 | ポジショニング(GNSS、マシンコントロールシステム、精密農業)、スマートインフラ(測量機器、3次元計測)、アイケア(眼科用検査・診断・治療機器、眼科用システム、眼鏡店向け機器)等の製造・販売 |
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「医(Healthcare)」ソリューションでは、世界的な高齢化に伴う眼疾患の増加に対処すべく眼健診(スクリーニング)の仕組みづくりにより、疾患の早期発見と医療効率の向上を目指しています。眼疾患は完治が難しく、早期の発見と治療の開始が重要になりますが、世界的な眼科医の不足から早期の診断・検査が難しくなっています。当社ではこの社会的課題を解決するべく、眼鏡店やドラッグストアなどの身近な場所で、眼科専門医以外でも簡単に検査や遠隔診察できるシステムを組み合わせた仕組みを普及させることで、より多くの人が健康で快適な生活を送れるような未来を目指しています。
「食(Agriculture)」ソリューションでは、世界的な人口増加に伴う食糧不足への懸念に対処すべく、農地の生産性の最大化のために農作業のデジタル化・自動化を進めており、取得したデータを分析・見える化することで、農家の経験や勘といった属人的な技能に大きく依存する水・肥料の散布場所・分量の最適化システムや農機の操作の自動化システムを開発。それらに農作物の生育状態を解析できる生育センサーなどのシステムを組み合わせることで農作業を工場のように効率的に管理する「農業の工場化」を実現し、誰もが豊かな恵みを受けられる社会の構築に貢献しています。
「住(Infrastructure)」ソリューションでは、世界的インフラ需要の増加と高齢化による工事を担う技術者数の減少による人手不足の解消のために、建設工事のワークフローである測量・設計・施工・検査をデジタル化・自動化することで作業を最適化する「建設工事の工場化」により、高精度化と人手不足の解消を実現するとともに、生産性及び品質の向上、さらに環境にも配慮した持続可能な街づくりに貢献しています。
あらゆるものを “はかる”能力を持つ男のものがたり