福岡県古賀市に本社を置く創業94年のメカトロニクスメーカーです。
西部電機は、東邦電力(現九州電力株式会社)の修理工場であった東邦電気工作所工場を前身し、これを引き継ぎ、1927年(昭和2年)西部電気工業所を創業。電気機器・電気計器の製造・修理業からスタートし、1939年(昭和14年)現在の組織に改組、1945年(昭和20年)6月に本社を現在地である古賀市に移転しました。
その後、炭鉱電気機械製造から、現在に至るまで幾多の困難の乗り越え、たゆまぬ開発と改善を重ねながら業容を拡大してまいりました。当社の製品は、自動車・電機・精密機械・金型・石油化学・食品・土木建築・船舶・医療・エコプラントなど幅広い分野で生産性の向上、物流の合理化・効率化・省力化、無人化に寄与、国内外のお客様から多大のご愛顧をいただいています。
創業 | 1927年(昭和2年)1月 |
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設立 | 1939年(昭和14年) |
資本金 | 26億5,8400万円 |
従業員 | 571名(2022年3月) |
売上高 | 263億2,300万円(2022年3月) |
全国の支店営業所 | 東京、大阪、名古屋、広島、札幌、仙台 |
便利な世の中を支える流通・加工現場において、長時間無人運転を実現しています。物品の保管・取り出し・仕分け作業等の自動化、倉庫と機械加工設備の融合など、自由な発想力と独自の技術力で、完全オーダーメイドの物流システムを提案・構築します。立体空間を自在に創造し、効率化・省力化・無人化に貢献する、物流のプロフェッショナルです。
主な製品:立体自動倉庫、ロボティクス・マテハン、ケース自動ピッキングシステム
私たちの暮らしに欠かせない、水・電気・ガス・石油などのエネルギーを暮らしに導くために大切な役割を担う装置を、半世紀にわたり提供し続けています。皆さんが普段使用している水道水は、当社のバルブを経由して届けられているかもしれません。近年、海外にもパートナー企業を設置し、海外市場へも活動の輪を広げています。
主な製品:バルブアクチュエータ、ゲート駆動装置
当社の工作機で、高い加工精度やナノレベルの域に達する超精密加工を実現します。超精密、自由度の極限を追求し、また、手づくりによる生産方式にこだわりを持ち、独自の技術で開発した製品をお客様に提供しています。スマートフォンの電子部品、電気自動車のモーターコア、光学製品などの最先端分野において、当社の工作機は国内外から熱い注目を浴び、世界市場へも挑戦を続けています。
主な製品:超精密・高精度ワイヤ放電加工機、高精密小形NC旋盤