東京大学エコノミックコンサルティング
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私たちは大学の研究成果や知見を実社会でより活用していただくため、2020年8月、東京大学大学院経済学研究科を中心として「東京大学エコノミックコンサルティング株式会社」(略称UTEcon)を設立しました。
経済学の社会実装をどのようにして進めていくか ー それが私たちの会社のテーマです。
https://utecon.net/
【企業の役割】
海外の企業では数多くの経済学者を雇用し、あるアクションを取ると、どれくらいのバリューを生むかといった経済分析をもとに、経営の意思決定をしています。日本の企業には経済学の博士号をもつ社員は非常に少なく、研究者が知見を活かせる場も限られているのが現状です。
経済分析が政策立案や企業活動に役立つと知っていただく役割が、私たちにはあると思っています。
【事業・部門】
需要予測、価格戦略、政策評価、計量・行動マーケティングなど幅広い分野での研究成果を活用したコンサルティングサービスを提供します。
■ビジネス部門
民間企業を顧客とし、クライアント内外のデータを活用した商品やサービスの需要予測や価格戦略のほか、人材マッチングのアルゴリズムによる社員の適正配属など人事分野のコンサルティングにも携わっています。
■公共政策部門
中央官庁や自治体、国際機関などの案件を扱います。因果推論の手法を用いた政策の評価手法の開発、政策効果の評価などEBPM(証拠に基づく政策立案)を支援しています。
■法規制部門
例えば公正取引委員会の企業合併に関する審査で、市場の寡占化で消費者に不利益が生じないかなど、規制当局の適正な判断に寄与する経済分析などを当局や審査を受ける企業に提供します。
■データプロダクト部門
企業が保有するデータベースに、より高い付加価値を加えたサービスの提供に取り組んでいます。
小さな組織だけに風通しは良く、自発的に働ける環境があります。最新の知見を社会に還元する役割に興味があり、チームプレーができる方との出会いに期待しています。