Passion/Integrity/Creativity
【香川発】半導体技術で世界が注目。「チップレット」でグローバル市場に切り込む!
当社は、長年培ってきた技術と知識を駆使して、半導体パッケージやプリントヘッドなどの電子部品を製造するメーカーです。
お客さまのさまざまなニーズ、そして時代が求めるニーズにお応えして、
電子部品のなかでもとくに特殊な製品を製造できることが、当社の強みになっています。
そのためにフレキシブルな生産システムを独自に確立し、製品の多品種同時生産を可能にしています。
生産設備においては、その53%が自社開発というのも特筆すべき点です。
その結果、設備関連のコストを3分の1に抑えることを実現しています。
さらに、当社の技術と専門知識をカスタマイズしたオリジナルの『アオイブランド』の製品を世に送り出すべく、
日夜研究開発に取り組んでいます。技術と知識、そして社会へ提案し続ける発想力をベースに、新しい企業のあり方を追求します。
(東証スタンダード上場・独立系国内OSAT大手のアオイ電子)
| 代表者 | 取締役社長 木下和洋 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県高松市香西南町455番地1 |
| 資本金 | 45億4,550万円 |
| 設立日 | 1,969年2月1日 |
| 従業員数 | 1,696名 |
| ホームページ |
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半導体の世界には一つの有名な法則がある。インテル創業者の1人ゴードン・ムーア氏が1965年に提唱した「ムーアの法則」と呼ばれるもので、簡単に言うと、半導体の性能は2年で2倍に進化するという考え方だ。
この法則は、半導体を構成するトランジスタの寸法を小さくし、
一つのチップの中の集積度を高めることで、これまで実現してきた。これが限界に近づいているという。
寸法を小さくする「微細化」とは異なる手法を世界中が模索する中、
カギを握る企業の一つが香川県高松市に本社を構える「アオイ電子」だ。
アオイ電子が注目を集めるきっかけとなったのが、「チップレット」と呼ばれる集積技術だ。一つのチップの中により多くの機能を詰め込む方向ではなく、複数のチップを接続して、一つのチップのように機能させる技術のことだ。
「『チップレット』の構想は昔からあって、半導体先端企業各社も取り組んでいた。
我々が提唱しているのは『Pillar-Suspended Bridge(PSB)』という方法で接続するもので、非常にシンプルで効率的。生産性も高い」
半導体の製造はシリコンウェハーの上にトランジスタで回路を形成する「前工程」と、ウェハーを切り出し、研磨、配線、封止などを施して使える状態に仕上げる「後工程」に明確に区分されている。アオイ電子は優れた技術力を持った「後工程」の企業として、評価されてきた。
では「チップレット」で、アオイ電子は何を目指すのか。
「『チップレット』のように複数チップを接続する技術の登場で、
『前工程』と『後工程』の境界が曖昧になり、『中工程』ということが言われ始めました。
そこでの存在感確保は我々としても狙っていきたい」と強調する。
■事業内容
●集積回路事業(IC、センサパッケージ)
●機能部品事業(プリントヘッド、特殊センサ、高放熱器版、他)
●新規事業(MEMS技術応用製品、他)
■2023年4月入社実績 合計26名
★総合職★ 12名
●修士●
香川大学(工学研究科材料創造工学専攻)【製品開発部門】
●学士●
北海道大学(理学部数学科)【製品開発部門】
広島大学(法学部法学科)【管理部門法務】
徳島大学(理工学部理工学科電気電子システムコース)【生産技術部門】
徳島大学(理工学部理工学科情報光システムコース)【生産技術部門】
香川大学(創造工学部創造工学科先端マテリアル科学コース)【製品開発部門】
山口大学(工学部知能情報工学科)【生産技術部門】
下関市立大学(経済学部経済学科)【管理部門庶務】
明治大学(経済学部経済学科)【情報管理部門】
桃山学院大学(国際教養学部英語・国際文化学科)【営業部門】
岡山理科大学(工学部情報工学科)【製造部工程管理】
広島工業大学(工学部電気情報工学科)【製造部工程管理】
★一般職★ 1名
高松商業高校【生産技術部門】
★技能職★ 13名
香川高等専門学校(電子情報工学科)【製品開発部門】
香川短期大学(経営情報科)【製品開発部門】
香川県内、徳島県内、高知県内の工業高校を中心とした各高校