津田工業株式会社は、トヨタ自動車・デンソー出資の自動車部品Tier1サプライヤーです。
金属製が常識だったシフトレバーを世界初の樹脂一体成形で実現し、ヤリスやライズに搭載して軽量化・低コスト化を達成。ハイブリッド車用モーターシャフトはトヨタシェアNo.1、全トヨタ車のブレーキ部品採用など、縁の下で業界を支えます。
一貫生産体制では構想・設計から素材調達、世界最大級1,300トン×2台の冷間鍛造プレス、精密加工、熱処理、樹脂成形まで社内完結。各工程に品質管理機能を設置し、国内外完成車メーカーから高い信頼を獲得しています。また、IoT・AIを活用したスマートファクトリー化や顧客ニーズ対応の製品開発を促進し、環境負荷低減・CO2排出削減にも注力しています。
1934年創業の90年近い歴史を背景に、愛知県豊川市への本社・工場移転を進行中。タイ、中国、インドネシア、米国に拠点を展開し、グローバルにモータリゼーションを支えています。
| 代表者 | 取締役社長 野入 達徳 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県刈谷市幸町1丁目1番地1 |
| 設立日 | 1948年7月 |
| 資本金 | 13億1500万円 |
| 従業員数 | 1069名(2024年3月末時点) |
| 売上高 | 506億円(2024年度) |
| 主な取引先・出資企業 | トヨタ自動車株式会社 、株式会社デンソー ※順不同・敬称略 |
| 事業所 | 〈 本社・刈谷工場 〉 〒448-8657 愛知県刈谷市幸町1丁目1番地1 、〈 豊川工場 〉 〒441-1201 愛知県豊川市東上町土橋80番地 、 〈穂ノ原工場 〉 〒442-0061 愛知県豊川市穂ノ原3丁目13番地3 、〈 富山工場 〉 〒939-1713 富山県南砺市神成856番地 |
| 海外拠点 | 〈 タイ 〉M&T Allied Technologies Co.,Ltd.(MTAT社) 、〈 中国 〉津田(天津)精密工業有限公司(TTAC社)、 〈 インドネシア 〉PT.MTAT INDONESIA(MTI社) 、〈 USA )TSUDA USA CORPORATION(TUC社) |
津田工業は、自動車部品の中でも特に基幹部品において数々の革新的な技術を確立してきました。中でも、金属製が常識だったシフトレバーを、世界で初めて樹脂一体成形に成功。ヤリスやライズなど、誰もが知るトヨタ車に搭載され、軽量化・低コスト化に大きく貢献しています。さらに、ハイブリッド車用モーターシャフトではトヨタシェアNo.1を誇り、ブレーキ部品も全てのトヨタ車に採用されるなど、表には出にくいながらも業界を支える存在です。
構想・設計から素材調達・製造・品質保証までを自社内で完結する「一貫生産体制」が津田工業の強み。冷間鍛造においては世界最大級の1300トンフォーマを2台保有し、精密加工、熱処理、樹脂成形などの工程においても、業界トップクラスの技術力を誇ります。品質管理機能を各工程に備え、トヨタなど国内外の完成車メーカーからも高く信頼されています。
1934年創業、90年近い歴史の中で、津田工業は自動車技術の進化に対応し続けてきました。現在も愛知県豊川市への本社・工場移転を進めるなど、次の時代を見据えた成長戦略を実行中。また、タイ・中国・インドネシア・米国に拠点を持つグローバル企業でもあり、世界のモータリゼーションに貢献しています。