ONE CAREER(ワンキャリア)
  • 企業検索
  • 選考・イベント
    • 本選考
    • インターン
    • 説明会・セミナー
    • 合説・座談会
  • ES・体験談
    • ES・体験談を探す
    • クチコミを探す
    • ESの達人(自動作成ツール)
    • 投稿する(謝礼あり)
  • 特集・番組
    • 就活記事
    • 企業動画
  • 就活支援サービス
ログイン / 会員登録
採用担当者様はこちら
マイページ
スカウト
お知らせ
申込済み...
就活支援...

ONE CAREER for Engineer
ONE CAREER PLUS(転職)
キーワード検索
  • 業界から企業をさがす
  • クチコミからさがす
就活サイトトップ就活記事【商社特集:豊田通商】世界最先端のものづくりと並走する...

【商社特集:豊田通商】世界最先端のものづくりと並走する仕事。豊田通商のキャリアと魅力

日系 商社 インタビュー 企業インタビュー
2018年2月1日(木) | 63,425 views

こんにちは、ワンキャリ編集部です。

日本を代表する総合商社7社が一堂に会する特別企画「総合商社の採用戦略」。

今回は豊田通商で採用グループのリーダーを務める廣岡さんにお話を伺いました。


豊田通商の採用戦略 押さえるポイントはここ!
・豊田通商の強みは「自動車関連事業」「アフリカ事業」
・30代前半でマネジメントに昇格、ジョブローテーション制度も活用可能
・求めるのは「現場に立って課題と向き合い、額に汗することができる人」

「本籍地:トヨタグループ 現住所:商社」世界ブランドを支える総合商社

——廣岡さん、本日はよろしくお願いします。早速で恐縮ですが、豊田通商はシンプルに言うと、総合商社の中でも一体どのような位置付けの企業なのでしょうか? 就活生の声を聞くと、豊田通商は「トヨタグループの1社」という印象が強く、その事業や企業風土は謎に包まれているようです。


廣岡:豊田通商は「本籍地:トヨタグループ 現住所:商社」として、トヨタグループの一員でありながら、グループのビジネスを超えた役割を果たすことを目指しています。再生可能エネルギー事業や穀物インフラ事業など、幅広く事業を展開していますが、中でも、「自動車関連事業」と「アフリカ事業」の2点が、他の総合商社から一線を画す強みです。

廣岡 学(ひろおか まなぶ): 豊田通商株式会社 人事総務部 採用グループ グループリーダー。2003年、中途採用にて豊田通商入社。人事総務部、金属本部を経験後、2012年より中国・天津に5年間駐在、人事労務分野を中心にグループ会社支援を担当。2017年に国内へ帰任し、現職。


——「自動車関連事業」は何となく想像がつきますが、アフリカ事業は耳慣れません。それぞれ詳しく教えていただけますか。


廣岡:はい。前者の「自動車関連事業」では、サプライチェーンの川上から川下までを手掛けます。例えば、自動車のボデーの素材供給に始まり、工場の製造プロセスや配送効率化への対応をしています。また、アフターサービスや自動車生産時に出る金属のリサイクルなどと、豊田通商はトヨタグループのみならず、他自動車メーカー、部品メーカー各社のものづくりを隅々まで支えています。

後者の「アフリカ事業」では、アフリカでのプレゼンスNo.1の商社を目指しています。アフリカは、急激な経済発展とともにモータリゼーションが進んでいる注目の市場です。1922年に旧トーメン(2006年に豊田通商と合併)が進出し、1964年には自動車輸出業を開始するなど、90年以上にわたりアフリカと良い関係性を築いてきました。2012年にはCFAO社(※)へ資本参画を行ったことで、アフリカ54カ国中53カ国で事業を展開しています。今年度には新たに、当社初となる地域を軸とした「アフリカ本部」を新設しました。

(※)CFAO社:フランス最大の商社。中・西部アフリカを中心にアフリカ33カ国で事業展開をしている。2016年末に完全子会社化。


——なるほど。豊田通商は世界規模での自動車関連事業の展開を支えるとともに、新規市場への進出もリードする役割を持っていると。

多様性を受け入れ、伸びしろを育てる風土

——豊田通商の事業面での特徴は大まかに分かってきました。では、企業風土についてはいかがですか。


廣岡:私は中途採用で豊田通商に入社しました。入社当時を振り返ると、トヨタグループの1社であり、唯一の商社であるがゆえに、「レベルが高く厳しい環境だろう」「トヨタグループの純粋培養な社員が多そうだな」というイメージを持っていました。しかし実際には、他者を受け入れて尊重し、活躍できる環境を整えるような考え方が根付いていました。


——具体的に、そのマインドを実感したエピソードはありますか?


廣岡:私が採用試験を受けたとき、最終選考で「保留」と言われたんです。その理由は、私が前職で英語と縁遠かったためです。私が入社した後、もし昇格に必要なTOEICの点数が取れなかったら、せっかく入社しても活躍できないという理由での保留だったそうです。それなら私ではなく他に英語ができる人材を採用すればいいのに、人事から「英語を頑張ってくれますか?」と問われて、最終的に内定をいただきました。採用で「豊通らしい人だ、うちに合いそうだ」「活躍してもらえそうだ」と判断したとき、一つのネガティブポイントで結論を出すのではなく、伸びしろや可能性を見てくれる会社だと感じたのが印象的です。

——正社員3000人以上という大きな組織でありながら、一人一人に目を向けてくれていたのですね。


廣岡:はい。それは今でも変わりませんし、私自身が採用の時に意識していることでもあります。

30代前半でマネジメントクラスへ。新人事制度に込められた若手への期待

——そのような企業風土の中で、若手はどのように活躍しているのでしょうか?


廣岡:若手に仕事を任せ、育てていく風土があると思います。その表れとして、今春の新人事制度では、30代前半でもマネジメント職に就けるような制度へ改定しました。早期にマネジメント業務を経験し、部下の育成・評価やグループの経営数字に責任を持ってもらうことは、若手が「早期に」「大きく」成長してくれることに期待する、会社からのメッセージです。


——それは興味深いです。経験できる業務の幅についてもお聞きします。総合商社は、新卒から配属が変わらない「背番号制」のイメージがありますが、豊田通商ではいかがでしょうか。「入社以来ずっと自動車関連事業」という配属がありえるなら、自動車への興味・関心がかなり問われると思いますが。


廣岡:本部間での異動は珍しくなく、複数の本部で経験を積むことができる「チャレンジローテーション制度」を設けています。豊田通商は、今後も自動車領域におけるナンバーワン商社としてプレゼンスを高めていきたいと思っています。しかし、総合商社として発展するには、特定の事業領域のエキスパートばかりがいればいいというわけではありません。事業経験や人脈づくりを通して、まずは自動車マーケットを熟知し、その強みを他の事業分野へ生かせる人材を育てたいですね。

合併から10年。100年に1度の転換期に立ち向かう

——総合商社の中でも独自の事業内容と企業風土をもつ豊田通商ですが、主要な事業の展望をお聞かせください。コア事業であるMobility分野は、電気自動車をはじめ、近年さまざまな技術革新が起きています。


廣岡:モビリティの世界では今、「100年に1度」と言われる大きな産業構造の転換期を迎えています。豊田通商ではその変化を追い風とすべく、ネクストモビリティ分野に注力しています。2017年4月には社内横断組織の「ネクストモビリティ推進部」を設置し、自動運転技術からIoT化(モノのインターネット化)、素材革命への対応まで、次世代自動車に関わる多様なプロジェクトに取り組んでいます。また、革新的な新技術・新サービスへの投資を行う社内ファンド「ネクストテクノロジーファンド」も同時期に設置しました。8月には第1号の投資案件として、東南アジア最大のライドシェアサービスなどを行うグラブ社に投資を行いました。

——豊田通商の社員、あるいは商社パーソンとしてこの転換期に携わる魅力とは何でしょうか。


廣岡:トヨタグループの1社として、世界最先端のものづくりを支えられることは、他にはない魅力です。トヨタグループ唯一の商社としてトレーディングや事業経営などを担う豊田通商は、トヨタの事業構想だけでなく、提携する多くのパートナー企業も含め、広い視野でグループ全体、ひいては日本のものづくりの価値を向上させる役割を果たしていきます。

日本が今後も持続的に成長を遂げるためには、やはり強みである技術を磨くことが欠かせないと思います。そこで私たち総合商社に求められるのは、「日本のものづくりの技術を、どこで使い、どう伸ばすのか」の舵取りです。ものづくり企業の海外進出を支援したり、ものづくりの技術を生かせるパートナーシップを結んだりと、商社にはその機動力があるからこその役割があると思います。豊田通商は歴史的にもノウハウの面でも、ものづくりの技術をよく理解した総合商社です。日本と世界の発展を担う役割が大きいと感じていますね。


——なるほど。社内では、この転換期をどのように受け止めているのでしょうか。


廣岡:これからは過去の成功体験を健全に自己否定する覚悟が求められると思います。2006年のトーメンとの合併から10年が経ち、3兆円規模の会社が8兆円規模へと成長し、事業構造のバランスも合併前とは変わってきました。そんな今、我々を取り巻く環境は著しく変化しており、先輩方が築いてきた従来のビジネスだけではなく、新たな挑戦もしていきながら柔軟に対応していく必要があります。豊田通商は、完全に過去を否定するのではなく、今まで培ってきた強みや「豊通らしさ」をもう一度見つめ直した上で、新しい飛躍を目指します。

現場に立って課題と向き合い、額に汗する人が「豊通パーソン」

——そんな豊田通商の新卒採用について伺います。19年卒の採用にあたり、共に働きたい学生像をお聞かせください。


廣岡:事業面でもキーワードになりましたが、やはり「豊通らしさ」を持つ学生さんです。単に「大きい仕事がしたい」ということではなく、誰のために、何のために仕事をしているのかを理解し、モチベーションを保てる学生さんに集まっていただきたいです。


——その点で、「豊田通商には向かない」と思うのはどんな人ですか?


廣岡:総合商社の「海外とのトレーディング」や「投資」だとか、「世界で大きなプロジェクトを……」という、表面的に格好いい部分だけに魅かれて志望する人でしょうか。「数億円規模のプロジェクト」ということに魅かれるのであれば、その数億円を使って「誰のために、何のためにそのプロジェクトをするのか」というところにフォーカスできる人でないと困ります。総合商社の中でも、私たち豊田通商が「作業着を着た商社パーソン」と言われるように、豊田通商は実業を大切にしている企業です。お金、つまり投資だけでなく、現場に立ち、お客様に寄り添って尽力する。そのような価値観に共感できる人を求めています。


——「豊通らしさ」は、面接のどんな部分で見極めていますか?


廣岡:面接で「学生時代どんなことを頑張ってきたか」と尋ねると、「多数の人たちが関わる大きなプロジェクトで、メンバーの一人としてこんな役割を果たした」と語ってくれることがあります。確かに頑張りは伝わりますが、私達が知りたいのは「この人は何にモチベーションを感じているか?」ということです。豊田通商の理念や考え方に共感してもらえる学生さんは「誰にどう喜んでもらえるか」を描き、そこにモチベーションを感じて自発的に行動しています。自分が取り組んでいることや、価値を届ける相手に対して大義を見つけることができて、自ずと心に火がつく——いわば「自燃」できる人が、豊通らしさに近い人だと思います。


——まさに、質実剛健の「ものづくり商社」の気骨を感じます。最後に一言、メッセージをいただけますか。


廣岡:就職活動の中で「働く」ことに向き合い、じっくりと考えてほしいと思います。仕事を通じて、誰のために、何のために、自分はどう生きていくのか、その意味や目的、目標を見つけてください。


——廣岡さん、ありがとうございました。



▼豊田通商株式会社 新卒採用サイトはこちら

▼総合商社7社が参加!商社業界研究セミナーの詳細はこちら



▼特別企画『総合商社の採用戦略』
・【豊田通商】世界最先端のものづくりと並走する仕事。豊田通商のキャリアと魅力
・【双日】一番新しい総合商社だから「何度でも挑める」んです。失敗は恐れない。
・【丸紅】自らチャンスをつかみ、挑戦する。強い「個」を育てる丸紅の風土
・【住友商事】「確固たる事業精神」「徹底した現場主義」、住友商事の強さと魅力に迫る・【伊藤忠商事】目指すは「厳しくとも、働きがいのある会社」少数精鋭の商人たちのDNA・【三井物産】合宿選考の真相が明らかに。仕掛人が語る「挑戦と創造」の採用戦略・【三菱商事】三菱商事の魅力は「強い想いを持つ社員」と「目指すゴールへの無限の道筋」人事と1年目社員が語るキャリア論
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
ONE CAREER の人気記事をお届けします。
Facebook Twitter
ワンキャリ編集部
公式アカウント
ワンキャリ編集部

はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」の編集チーム。
▼公式Twitter/Facebook
https://twitter.com/onecareerjp
https://www.facebook.com/onecareer.jp/

@onecareerjp をフォロー

この企業を見ている人にオススメ

  • 商社
    豊田通商
    23819人がお気に入り
    豊田通商

この記事に関連する就活記事を読む

  • 2020/08/17
    ワンキャリ編集部

    夜空の向こうに夢とビジネスを描く。急加速する宇宙産業の最前線を走るスカパーJSATの挑戦

    民間企業初の有人宇宙旅行やロケット開発に取り組むベンチャー企業など、宇宙に関するニュースをよく耳にするようになった人もいるのではないでしょうか。 実は宇宙ビジネスは大きな転換期を迎え、新規...
  • 2021/01/21
    スギモトアイ

    コロナ禍の今、イケてるスタートアップはどこ? ベンチャーキャピタルに聞いてみた

    新型コロナウイルスの感染拡大によって、さまざまな企業が苦境に立たされる中で、景気の減退も心配されています。「アフターコロナの業界研究」として、今回ワンキャリア編集部が着目したのはスタートアップで...
  • 2023/11/02
    ワンキャリ編集部

    「個の能力を徹底的に磨く」Regrit Partnersで働く魅力とは

    2017年に創業された総合コンサルティングファームであるRegrit Partners(リグリット・パートナーズ)。創業から急成長を続ける同社は、コンサルティング業界でトップの成長率を誇り、強い...
  • 2022/08/30
    ワンキャリ編集部

    起こすべき有事に先手を打ち、クライアントと伴走する。M&A、事業再生を成功に導くPwCアドバイザリーの仕事に迫る

    経済ニュースでよく目にする「M&A」や「事業再生」。就活生には身近な出来事ではないかもしれませんが、「クライアントの課題を解決する仕事に就きたい」と考える人には興味を感じるテーマかもしれません。...
  • 2021/02/12
    ワンキャリ編集部

    新規事業は日々の地道な努力の積み重ね。現場の2人を支える「がんに苦しむ人々を救いたい」という使命感

    「新規事業という言葉を聞いて、華やかなイメージをお持ちかもしれませんが、実際は日々の地道な業務の積み重ねです」メディアで成功事例が取り上げられるなど華やかなイメージがある新規事業ですが、アフラッ...
ワンキャリ編集部
公式アカウント
ワンキャリ編集部
トップに戻る

業界別の企業

  • コンサル・シンクタンクの企業
  • 金融の企業
  • メーカーの企業
  • 商社の企業
  • IT・通信の企業
  • 広告・マスコミの企業
  • 人材・教育の企業
  • インフラ・交通の企業
  • 不動産・建設の企業
  • 旅行・観光の企業
  • ブライダル・美容・くらしの企業
  • 医療・福祉の企業
  • 小売・流通の企業
  • 公務員・団体職員の企業
  • その他の企業

業界別のエントリーシート(ES)

  • コンサル・シンクタンクのエントリーシート(ES)
  • 金融のエントリーシート(ES)
  • メーカーのエントリーシート(ES)
  • 商社のエントリーシート(ES)
  • IT・通信のエントリーシート(ES)
  • 広告・マスコミのエントリーシート(ES)
  • 人材・教育のエントリーシート(ES)
  • インフラ・交通のエントリーシート(ES)
  • 不動産・建設のエントリーシート(ES)
  • 旅行・観光のエントリーシート(ES)
  • ブライダル・美容・くらしのエントリーシート(ES)
  • 医療・福祉のエントリーシート(ES)
  • 小売・流通のエントリーシート(ES)
  • 公務員・団体職員のエントリーシート(ES)
  • その他のエントリーシート(ES)

業界別の体験談

  • コンサル・シンクタンクの体験談
  • 金融の体験談
  • メーカーの体験談
  • 商社の体験談
  • IT・通信の体験談
  • 広告・マスコミの体験談
  • 人材・教育の体験談
  • インフラ・交通の体験談
  • 不動産・建設の体験談
  • 旅行・観光の体験談
  • ブライダル・美容・くらしの体験談
  • 医療・福祉の体験談
  • 小売・流通の体験談
  • 公務員・団体職員の体験談
  • その他の体験談
  • はじめての方へ
  • 運営会社
  • 編集部
  • 利用規約
  • 個人情報の取り扱いについて
  • プライバシーポリシー
  • 電気通信事業法に係る情報公開
  • コンテンツポリシー
  • 投稿ガイドライン
  • よくあるご質問
  • 採用担当者はこちら
  • お問い合わせ窓口
  • ワンキャリアID 利用規約
  • ワンキャリアID 個人情報の取り扱いについて
ⓒ2009-2025 ONE CAREER Inc. All Rights Reserved.
会員登録してすべてのコンテンツを見る
会員登録(無料)
アカウント情報

メールアドレスを変更してもワンキャリアIDや別サービスのメールアドレスは変更されません

確認メールが届いていない方はこちら
ログインはこちら
ログイン
パスワードを忘れた方はこちら
30万件のクチコミ・就活体験談が読み放題!
新規会員登録(無料)はこちら