ワンキャリア
  • 企業検索
  • 選考・イベント
    • 本選考
    • インターン
    • 説明会・セミナー
    • 合説・座談会
  • ES・体験談
    • ES・体験談を探す
    • クチコミを探す
    • ESの達人(自動作成ツール)
    • 投稿する(謝礼あり)
  • 就活準備
    • 就活記事
    • 企業動画
    • 就活対策ガイド
  • 就活支援サービス
  • 適性検査
    ログイン / 会員登録
    採用担当者様はこちら
    マイページ
    スカウト
    お知らせ
    申込済み...
    就活支援...

    ワンキャリアforエンジニア
    ワンキャリア転職
    キーワード検索
      • 業界から企業をさがす
      • クチコミからさがす
      就活サイトトップ就活記事【初心者向け】就活の全体像「名刺は相手よりも低い位置で差し出す」というビジネスマ...

      「名刺は相手よりも低い位置で差し出す」というビジネスマナーにおける力学的エネルギーを用いた解釈の可能性について

      内定後 コラム マナー 名刺交換
      2019年8月9日(金) | 51,503 views

      ※こちらは2018年6月に公開された記事の再掲です。


      ビジネスシーンに蔓延(まんえん)する独特のマナー全てに対して「独特レベル」を点数付けした場合に確実に上位に食い込んで来るであろう非常に独特なマナーの一つ。それは、「名刺交換の際に、相手よりも低い位置で自分の名刺を渡す」という例のアレだろう。


      名刺を交換する際には、相手の差し出した名刺の高さよりも、低い位置で自分の名刺を差し出さないといけないと言うのだ。新人研修で習った際には、相手よりも低い位置に名刺を差し出すことで、「謙虚さ」を示しているのだと説明を受けた。


      最初に断言しておくが、私は何もこういったビジネスマナーを小馬鹿にしたいのではない。「極めて独特である」と言っている。いや、むしろ、「感銘」すら受けている。



      第一に、この「相手よりも低い位置で名刺を差し出す」という鉄則は、容易に無限の事態を招き得る。この大原則を、自分と相手が、律儀に守ってしまった場合に何が起こるのか。互いが互いに相手の名刺の下に潜り込もうとして、熾烈(しれつ)な争いが起きる。


      先ずは、相手が名刺を差し出してくる。私は差し出してきた名刺の高さよりも、1cmほど低い位置にこちらの名刺を出しいざ交換をしようとするが、相手は「いえいえ」と謙虚な声を出しながら自分の名刺をそこからさらに2cm下げることで私の名刺の下に潜り込んでくる。


      私は下に潜り込まれたことで相手の名刺を受け取ることが出来なくなり、「いやいや」と言って苦笑いをしながら自分の名刺の高さを更に2cm下げ、相手の名刺の下に潜り込む。


      アホみたいな話に思えるかもしれないが、実際のビジネスシーンで、これはよく起こる現象だ。特に、会社の立場も年齢も同程度な、「どちらが偉いのか本当によく分からない」状況において頻発する。


      私の「いやいや」の後はと言うと、相手は「いえいえ」と言ってはにかみながら更に2cm下げ、そして私はすかさず2cmを下げるのだ。そしてついに世界から「いえいえ」も「いやいや」も消え去り、私の素早い2cmを見て相手は迅速に2cmを下げる。


      やがて私は相手の動きを完全に見切り、相手が2cmを下げている途中で、既に、次の自分の2cmを開始する。この無限に続く2cmの争いの中で、互いが合意できる瞬間というのは、一体、いつ訪れるだろうか? 決して訪れることはない。


      「ふ……」相手はニヤリと笑い、そして突如として高速で下方向に名刺を突進させる。私は負けじと鬼の形相で名刺を下側に突撃させる。やがて会議室の床まで私が先に到達すると、取引先は、「失礼します」と言って会議室を出て行く。


      会議室に残された私は、おや? と思う。すると次の瞬間、窓の外から声が聞こえるのだ。身を乗り出して見てみると、なんと、下の階から、先ほど部屋を出て行った取引先がこちらを見上げて名刺を差し出しているではないか。低い。なんて低い名刺の位置なんだ。ビジネスマナーの鬼だ。


      私は慌てて会議室を飛び出し、エレベーターに飛び乗る。2階下り、窓から身を乗り出し、1階上の階にいる取引先を見上げて名刺を差し出すと、彼は一目散にその部屋を飛び出してエレベーターに飛び乗る。こうして、ビル内で、壮絶な争いが始まる。下へ。相手よりも、下へ。



      さて、ここまでくれば、この戦いが最終的にどのような末路を辿るか、おおよそ想像がつくだろう。相手よりも低い位置に名刺を差し出したい。その熱い思いを胸に、男達は一階まで降り切り、そして、そこから更に地下深く、「マントル」を目指すことになる。


      しかし、実際には、マントルというのは「月よりも遠い」と言われているほどに到達困難な場所である。つまり、現実問題として、男達のビジネスマナーの争いはまず、その手前の「地殻」部分にて行われることとなるのだ。


      男達は、自前の「大深度用立抗掘削機械」を持ち出し、バリバリと地面を掘り始めるだろう。名刺を片手に、男達は地球の中心に向かって突進する。目標は「上部マントル」。その為には、60km近く地下を掘り進まないといけない。


      尚、この地殻部分における掘削争いは、地下岩盤の地質学的特性をどの程度正確に把握しているか、という部分が非常に大切になってくることに留意されたい。つまり、「穴を掘る場所を間違えれば、崩落を招いてしまい一巻の終わりである。」ということだ。


      どうも先ほどから、多くの読者を置き去りにしているのではないかという悪い予感がしているが、いずれにしても、掘削に適していない部分を強引に掘り進むことは、「死」を招く可能性がある。名刺を低く渡すというのは、命をかけたビジネスマナーなのである。


      必然的に、男達は名刺をより低い位置で渡すため、日本各地の地層を入念に調べあげることになるだろう。どこなら地中深く穴を掘っても安全か。どこに自慢のドリルをブチ込むのが理想的か。


      初対面の取引先と会った場合のデキるビジネスマンの基本的な動きは、名刺を床に突進させてからエレベーターで慌てて一階まで降り、日本地図を広げて理想的な掘削地点を特定した後、大深度用立抗掘削機械を持ってそのポイントへ可及的速やかに駆けつける。というものになる。


      尚、参考まで、掘削にあたって理想的な場所の具体的な例を示しておくと、日本においては北海道の稚内市などが挙げられるだろう。


      以下は、私の中学時代からの友人である豊田氏が発表した論文である。これは、稚内の地層がなぜ掘削に適しているかを調査したものだ。


      参考:『稚内層珪質泥岩の乾燥による収縮と強度の変化』



      いずれにしても、結論としては、「名刺交換をするなら稚内が望ましい。」ということである。





      しかし、こうして改めてこのビジネスマナーの末路を考えると、何か腑(ふ)に落ちないものがあるのではないだろうか


      そもそも、取引先と名刺交換をするたびに稚内に行っていたのでは、コストが合わない。というか、名刺交換の度に人類がマントルを目指してズボズボ地表に穴を空けていたのでは、コスト以前に、地球側がもたないだろう。



      ここで改めて冒頭に立ち返り、「名刺を相手よりも低い位置に出すことが謙虚」という理屈をゼロベースで紐(ひも)解くと、我々が大きな誤解をしていた可能性が浮上する。


      これまで我々は、「名刺の存在する高さと、人間としての地位とは、正の相関がある。」と考えてきた。それ故、謙虚さを示すため相手よりもとにかく「低く」名刺を出そうとし、結果的に、人類はマントルを目指してしまったのだ。


      しかし、「人間としての地位や偉さ」と相関を持つのが、「名刺の存在する高さ」ではなく、「名刺の保有する力学的エネルギー」であったと考えたらどうだろうか。力学的エネルギーとはつまり、位置エネルギーと運動エネルギーの合計値である。


      さあ、記事からいよいよ怪しげな空気が漂ってきているが、続けよう。これは即ち、「名刺の位置が高い方が偉い」と見えていたこれまでの事象は、実際には、お互いの名刺が同じ質量、どちらも静止している前提で、「位置エネルギーの分だけ、場所の高い名刺が、偉かった」ということに過ぎなかった、という仮説だ。


      つまり、実のところ、同じ高さにあったとしても、「非常に重い名刺」や、「物凄いスピードで動いている名刺」というのは、力学的エネルギーが大きい分、「偉い」と言えたのではないかということになる。


      この新たな力学的エネルギーを用いたビジネスマナーの解釈が、従来の解釈に比べて画期的な点。それは、相手よりも高い位置で名刺を差し出してしまったとしても、相手よりも非常に軽い名刺を使っていれば、全く問題なく「謙虚さ」を示すことが出来る。ということだ。


      つまり、「名刺の重さは、渡されるまで分からない」という点がポイントなのだ。「高さ」は視認できるが、「質量」は視認出来ないという人類の特徴。これにより、お互いに差し出した名刺の偉さ関係が、極めて不明瞭な状態となる。よって、名刺交換自体が、成立するのである。



      さらに、この解釈の発見により、名刺交換の柔軟性が増す、という点にも充分留意頂きたい。例えば、「高さと偉さに相関がある」とする従来の解釈のまま、3階下の会議室にいる社長、つまり明らかに目上の人と名刺交換をしようと思ったら、どうだろうか。


      旧来の解釈を用いれば、わざわざあなたがもっと下の階に下がらないといけない。しかし、力学的エネルギーを用いた新たな解釈を適用することでこの問題は容易に解決する。社長が下の階に居たとしても、彼に、鉄製のゴッッツイ名刺を保有して貰うだけでオッケイ。


      そして、出来ればその名刺を、思い切りどこかに向かって投げ飛ばして頂こう。初速はv(0)とおいて頂きたい。そうすることで、下の階でありながら、彼の名刺は非常に偉くなる。社長の肩が強ければ強いほど、名刺は、偉くなる。両者は場所を移動することなく名刺交換を完了する。


      こうして、高さの問題を解決し、人は極めて柔軟な名刺交換を実現したのだ。いやあ、嬉しい。嬉しいよ。ついに。ついに人類は、稚内でマントルを目指すことなく、自由に名刺交換を実現することが出来るんだね。乾杯。


      人類の勝ち取った自由に、乾杯。


      ▼独特の世界観をお届けする熊谷真士の人気記事5傑はこちら

      ・大丈夫。「お祈りメール」を貰ってからが、勝負です。
      ・ドヤ顔で言おう。「学生時代に頑張ったことは何もない」と
      ・でも、仕事ってけっこうダルいですよ?
      ・面接とかOB訪問での会話って、何かフワフワしませんか? 【新連載:「もはや日記とかそういう次元ではない」熊谷氏】
      ・「忙しいアピール」を繰り返してしまう人間は、一体どこに向かっているのか

      この記事が気に入ったら
      いいね!しよう
      ワンキャリアの人気記事をお届けします。
      Facebook X
      熊谷 真士
      ライター
      熊谷 真士

      爽やかで優しく情に厚い、品行方正で二足歩行のジェントルマン風お兄さんです。こんにちは。
      ブログ『もはや日記とかそういう次元ではない(http://manato-kumagai.hatenablog.jp/)』

      @kumagaimanatoをフォロー

      この記事に関連する就活記事を読む

      • 2019/10/10
        借金玉

        独立・起業したい君へ。就活でのファーストキャリアの選び方

        皆さん、こんにちは。最近、著書を上梓して調子に乗っている借金玉です。調子に乗らせてください、本当に僕の人生はあまり良いことがなかったので……。肩書に輝かしく「作家」の文字が追加されましたが、僕の...
      • 2017/06/27
        ワンキャリ編集部

        【第12弾】大学時代に恋人を作れと先輩方に口を酸っぱくして言われるが、社会人の出会いはそんなに悪いものか? :就活道場

        こんにちは、ワンキャリ編集部です。 ワンキャリの人気ライター、トイアンナ・KEN・熊谷 真士が学生の悩みに答える「就活道場」。 今回のテーマはこちら。 大学時代に恋人を作れと先輩方に口を酸っぱ...
      • 2025/06/12
        ワンキャリ編集部

        【実録】就活市場からオワハラを根絶するまで、辞めません。「オワハラ調査2019」開始

        はじめに就活生の皆さんへ。こんにちは、ワンキャリ編集部です。就活生の皆さんは「オワハラ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは「就活終われハラスメント」の略です。企業が学生に対して、他社...
      • 2016/11/22
        ワンキャリ編集部

        内定ブルーを克服するたった1つの方法~就活を終えて分かった仕事との向き合い方~

        こんにちは、ワンキャリ編集部です。今回は「内定ブルー特集」の第1弾です。就職活動を頑張り内定を獲得した後に強烈な後悔から内定ブルーに苛まれたあるインターン生のお話をお届けします。ぜひ一読ください...
      • 2016/11/23
        ワンキャリ編集部

        現代の幸せ病「内定ブルー」が蔓延する構造的な理由を検討してみた

        こんちには、ワンキャリ編集部です。今回は「内定ブルー特集」の第2弾をお届けします。ここ数年取り沙汰されるようになった「内定ブルー」とは、企業から内定をもらっているにも関わらず、本当にその会社に努...
      熊谷 真士
      ライター
      熊谷 真士
      トップに戻る

      業界別の企業

      • コンサル・シンクタンクの企業
      • 金融の企業
      • メーカーの企業
      • 商社の企業
      • IT・通信の企業
      • 広告・マスコミの企業
      • 人材・教育の企業
      • インフラ・交通の企業
      • 不動産・建設の企業
      • 旅行・観光の企業
      • ブライダル・美容・くらしの企業
      • 医療・福祉の企業
      • 小売・流通の企業
      • 公務員・団体職員の企業
      • その他の企業

      業界別のエントリーシート(ES)

      • コンサル・シンクタンクのエントリーシート(ES)
      • 金融のエントリーシート(ES)
      • メーカーのエントリーシート(ES)
      • 商社のエントリーシート(ES)
      • IT・通信のエントリーシート(ES)
      • 広告・マスコミのエントリーシート(ES)
      • 人材・教育のエントリーシート(ES)
      • インフラ・交通のエントリーシート(ES)
      • 不動産・建設のエントリーシート(ES)
      • 旅行・観光のエントリーシート(ES)
      • ブライダル・美容・くらしのエントリーシート(ES)
      • 医療・福祉のエントリーシート(ES)
      • 小売・流通のエントリーシート(ES)
      • 公務員・団体職員のエントリーシート(ES)
      • その他のエントリーシート(ES)

      業界別の体験談

      • コンサル・シンクタンクの体験談
      • 金融の体験談
      • メーカーの体験談
      • 商社の体験談
      • IT・通信の体験談
      • 広告・マスコミの体験談
      • 人材・教育の体験談
      • インフラ・交通の体験談
      • 不動産・建設の体験談
      • 旅行・観光の体験談
      • ブライダル・美容・くらしの体験談
      • 医療・福祉の体験談
      • 小売・流通の体験談
      • 公務員・団体職員の体験談
      • その他の体験談
      • はじめての方へ
      • 運営会社
      • 編集部
      • 利用規約
      • 個人情報の取り扱いについて
      • プライバシーポリシー
      • 電気通信事業法に係る情報公開
      • サイトポリシー
      • コンテンツポリシー
      • クチコミガイドライン
      • よくあるご質問
      • 採用担当者はこちら
      • ワンキャリアID 利用規約
      • ワンキャリアID 個人情報の取り扱いについて
      ⓒ2009-2026 ONE CAREER Inc. All Rights Reserved.
      会員登録してすべてのコンテンツを見る
      会員登録(無料)
      アカウント情報

      メールアドレスを変更してもワンキャリアIDや別サービスのメールアドレスは変更されません

      確認メールが届いていない方はこちら
      ログインはこちら
      ログイン
      パスワードを忘れた方はこちら
      30万件のクチコミ・就活体験談が読み放題!
      新規会員登録(無料)はこちら