こんにちは、ワンキャリア編集部です。
トヨタグループにおける唯一の商社である、豊田通商。日本を代表する自動車ブランド「トヨタ」の世界的な躍進を支える企業です。
この記事では複数ある職種のなかでも「グローバル職」に絞って具体的な選考対策をお伝えします。
選考前の最終確認のためにご一読ください。
<目次>
●豊田通商の社風
●豊田通商の本選考のポイント
●豊田通商の本選考のフロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト(自宅受験)
・3. 1次面接
・4. 2次面接
・5. 最終面接
●おわりに
豊田通商の社風:変革への対応と海外戦略で、トヨタの世界的躍進を支える
豊田通商はトヨタグループにおける唯一の商社(※1)。トヨタの完成車を輸出する役割を担う企業として誕生し、自動車産業を軸として成長してきました(※2)。
一時は自動車部門が全体売上の約8割を占めていたほど(※3)。トヨタの世界的な躍進を支える企業といっても過言ではありません。
トヨタブランドを成長させた背景には「CASEに対応したモビリティ革命」があります。
CASEとは「Connected(つながる)」「Autonomous(自動運転)」「Shared(共有)」「Electric(電動化)」の頭文字をつなげた言葉。自動車産業の環境変化を表すワードです。
豊田通商はCASEを「100年に1度の構造転換」ととらえ、変革に対応しています(※4)。
主な事例としては、渋滞解消のための計算や、ライドシェアサービスなどの新たな事業を手がける企業への出資が挙げられます。
また、アフリカにおけるビジネス展開に注力している点も、成長戦略を支える要因の1つです。1922年から1世紀近くにわたって現地のネットワークを確立しています。
2016年にはフランス発の商社である「CFAO」を完全子会社化しています。結果的にアフリカ54カ国中53カ国をカバーする自動車販売網の構築に成功しました(※5)。
2017年には「アフリカ本部」を設立し、本格的に海外展開をスタート。国境を跨(また)ぎながら、自動車業界の未来をつくりあげている企業です。
(※1)参考:豊田通商「歴史」
(※2)参考:豊田通商「沿革」
(※3)参考:豊田通商「豊田通商70周年史」
(※4)参考:豊田通商「自動車産業の変化を成長機会にするCASEへの挑戦ー前編ー」
(※5)参考:豊田通商「アフリカでのプレゼンスNo.1へ」