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就活サイトトップ就活記事会社説明会の質問例【厳選50選】好印象な聞き方と正しいマナー

会社説明会の質問例【厳選50選】好印象な聞き方と正しいマナー

質問例 会社説明会
2025年12月6日(土) | 116,426 views

こんにちは、ワンキャリ編集部です。

会社説明会で担当者と話す際、「何か質問をした方が良いのかな?」「どのような質問が適切なのだろうか?」「企業担当者に質問するときのマナーを押さえておきたい」などと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。会社説明会は、企業と学生が初めて接点を持つ大切な機会です。

今回は、会社説明会で好印象を持たれる質問例30選と、しない方が良いNG質問について解説していきます。質問のマナーも紹介しますので、参考にしてみてください。 

<目次>
●会社説明会とは?質問した方が良い?
 ・会社説明会とは
 ・会社説明会の目的
 ・質問するメリット
●会社説明会での質問例50選
 ・【1】事業・サービス・商品について
 ・【2】業務について
 ・【3】求める人材について
 ・【4】社風・企業風土・雰囲気について
 ・【5】入社後のキャリアについて
 ・【6】福利厚生・制度について
 ・【7】インターンシップについて
●質問の作り方
 ・企業研究を事前に行う
 ・疑問や詳しく知りたいことを洗い出す
 ・質問の作り方のポイント
●会社説明会でしない方が良いNG質問
 ・調べれば分かること
 ・企業側を否定するようなこと
●会社説明会での質問のマナー
 ・大学名と名前を伝える
 ・要点をまとめて簡潔に話す
 ・大きな声ではっきりと伝える
 ・複数の質問をするときは先に伝える
 ・相槌などのリアクションも意識して行う
 ・他の就活生と重なる内容の質問はしない
 ・お礼を添える
●Web会社説明会の時のポイント
 ・静かな環境で質問をする
 ・リアクションは少し大きめを意識する
●会社説明会での質問に関するよくある質問(FAQ)
 ・会社説明会で、質問しないと不利になりますか?
 ・質問は何個くらいするのがベストですか?
 ・「良い質問」だと思われる質問のコツはありますか?
●まとめ


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会社説明会とは?質問した方が良い?

就職活動の初期段階で重要な役割を果たす会社説明会は、企業と就活生が相互理解を深めるための貴重な場です。ここでは、会社説明会の定義、目的、そして積極的に質問するメリットについて解説します。



会社説明会とは

会社説明会とは、企業が自社の事業内容、経営理念、組織体制、職種、募集要項、そして企業の雰囲気などを就活生に対して直接説明し、情報提供を行うイベントのことです。多くは採用活動の一環として開催され、オンラインまたはオフライン形式で行われます。

説明会は、企業が一方的に情報を伝えるだけでなく、質疑応答(Q&A)の時間が設けられることも多く、就活生が抱える疑問を解消し、企業への理解を深めるための重要な機会となります。エントリーシート提出や面接に進む前の、企業選びの初期段階における主要な情報収集の手段の一つです。


会社説明会の目的

会社説明会とは、企業が就活生に自社のことについて知ってもらうために開催する説明会のことです。このことから、会社説明会の大きな目的としては以下2点が挙げられます。

  • 企業について知ってもらう・企業について知る
  • 企業と就活生の接点を作る

それでは各項目について詳しく見ていきましょう。


企業について知ってもらう・知る


会社の名前を知っていても詳しい事業、職種、福利厚生などを知らないという場合も多くあると思います。企業はそのような就活生に向けて、自社の情報を伝えることで、会社説明会を通して会社の魅力や強みを発信します。また、その他にも会社説明会を通して「自社にマッチする学生の心をつかむ」といった意図も含まれています。

一方、就活生は会社説明会を通して「説明会に参加した企業で働く具体的なイメージ」を持つことを意識しましょう。そのためにはまず、説明をしっかり聞いた上で、イメージを持つために不足している不明点・疑問点などを質問しましょう。

また、合同説明会など、複数の企業が登壇する説明会もあります。この場合はまず「企業を知ってもらう・知る」ことが目的としてあります。そのため、知っている企業が少ない、多くの企業を知りたいといった方は合同説明会に参加してみましょう。


企業と就活生の接点を作る


会社説明会の目的としては知ってもらう、知る以外にも「接点を作る」ことがあります。例えば、会社説明会の時にインターンシップの案内や選考フローの説明、企業の就活イベントの案内がされることもあります。これらは接点を作り、自社のことをさらに知ってもらうことを目的としている場合が多いです。

そのため、「就活を始めたばかりで何をして良いかがわからない」「何かの選考に応募したいけれど、どこに応募して良いかがわからない」といった方はまず会社説明会に参加してみましょう。そうすることで、興味を持った企業の選考に応募したり、他イベントに参加したりと次の段階へと進みやすいです。


質問するメリット

会社説明会の最後には質問の時間が設けられることが多いです。

そこで、「質問はした方が良いのか」といった疑問を抱く方も多いでしょう。必ずしも質問した方が良い、質問をした方がその後の選考が有利になる、というわけではありませんが、質問は以下の3点からした方が良いです。

<会社説明会で質問をするメリット>
・企業理解が深まる
・採用担当者の印象に残る場合がある
・選考対策の材料になる

それでは各項目について、詳しく見ていきましょう。


企業理解が深まる


会社説明会を通して、少しでも企業で働く具体的なイメージを持てるかどうかは、今後の就活において大きな分かれ道です。しかし、会社説明会は時間が限られているため、企業側から伝えられる情報には限りがあります。事前の調査や説明会での情報でイメージが持てない場合は、不明点、疑問点などを積極的に質問していきましょう。

不明点や疑問点などを質問することで、企業側からだけであれば知ることが出来なかった情報を得ることができたり、入社後の自分をよりイメージしやすくなったりするため、企業理解が深まります。

企業理解が深まることで自分の就活の軸と照らし合わせやすくなったり、他企業と比較しやすくなったりするため、不明点や疑問点、もっと知りたいことについては積極的に質問していきましょう。


採用担当者の印象に残る場合がある


説明会は選考に関係ありませんが、質問することで印象に残る場合があります。採用担当者の印象に残ることで選考時に良い印象を与えられることもあります。

しかし、質問をしたから選考が有利になるとは限りませんので注意しましょう。また、印象を残そうとし過ぎてしまうと逆に悪い印象を与えてしまう場合もあるので気を付けましょう。


選考対策の材料になる


「企業理解が深まる」ことで選考対策の材料を得ることができます。例えば、志望動機をより深堀して伝えられたり、逆に質問された時も答えられたりすることの材料になります。自社でなければダメな理由を面接時に質問される場合もあるため、その対策の材料ともなり得ます。


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会社説明会での質問例50選

会社説明会では、多くの場合、質疑応答の機会が設けられています。質問した方が良いと分かっていても、何を聞けば良いのか想像がつかない学生もいるでしょう。ここでは、会社説明会で使える質問を、5つのカテゴリーに分けて50個、紹介します。


【1】事業・サービス・商品について

1つ目は、業務内容・サービス・商品についての質問です。質問をすることで、仕事のやりがい・社員の働き方・入社後に目標を持って働けるかを確認できます。具体的な質問を見ていきましょう。



(1)「御社の主力商品の開発において、最もこだわった点は何ですか?」


この質問は、単に製品の機能を知りたいわけではなく、開発プロセスにおける企業の哲学や、他社との差別化を図るための核となる価値観を知るために有効です。主力商品が生まれた背景にある、技術的・市場的なこだわり、あるいはユーザー体験への深い洞察を聞き出すことで、企業のDNAや事業への本気度を理解できます。経営層の口から語られる「こだわり」は、入社後のあなたの仕事の指針にもなり得るでしょう。


(2)「◯◯(商品・サービス名)は、どのような着想から生まれましたか?」」


画期的な商品やサービスは、しばしば既存の常識を覆すユニークな着想から生まれます。この質問をすることで、企業におけるイノベーションの源泉を探ることができます。着想の背景には、市場の潜在的なニーズ、開発者の強い問題意識、あるいは経営層の大胆なビジョンが存在するはずです。このエピソードから、企業が新しいアイデアをどのように評価し、事業化していくのか、その文化やプロセスを垣間見ることができます。


(3)「お客様の声が、サービス改善に繋がった具体的な事例はありますか?」


この質問は、企業が顧客志向の姿勢をどれだけ実践しているか、そして現場の声を事業戦略に反映する具体的な仕組みがあるかを確認するために有効です。単なる「お客様を大切にしています」という抽象的な回答ではなく、「具体的なフィードバックをどのように収集し、誰がどのように意思決定を行い、結果としてサービスがどう変わったか」というプロセスを知ることで、入社後に自分がどのように顧客と関わり、貢献できるかを具体的にイメージできます。


(4)「現在の主力事業以外で、注目されている新規事業や領域はありますか?」


経営層は常に未来を見ています。主力事業が安定している中でも、次に成長の柱となる事業や、将来的にリスクヘッジとなる領域にどれだけ注力しているかを知ることで、企業の将来的な成長戦略と経営のバランス感覚を測ることができます。この質問は、「会社の将来のビジョンに関心がある」という高い視点をアピールすることにもつながり、あなたのキャリアビジョンが企業の成長と重なり得るかを考える材料になります。


(5)「最近のトレンドに対し、既存事業でどう対応されていますか?」


AI、サステナビリティ、デジタル変革(DX)など、業界を問わず急速に変化するトレンドに対し、企業が現状維持ではなく、既存事業をどのように進化させようとしているかを聞くための質問です。具体的な対応策(例:新技術の導入、ビジネスモデルの変更など)を知ることで、企業の変化への感度と実行力、そして危機意識のレベルを測ることができます。


(6)「海外市場と国内市場とで、戦略や顧客の反応に違いはありますか?」


グローバル展開している企業にとって、市場ごとの違いへの対応力は重要です。この質問により、企業が市場のローカライズをどのように行っているか、文化や習慣の違いをどう乗り越えているかというグローバルな経営視点を知ることができます。具体的な戦略や顧客の反応の違いを聞くことで、入社後に海外関連の業務に携わる可能性や、企業が求める多様な視点を理解する手助けになります。



(7)「貴社の事業における最大の強みは何だとお考えですか」


会社の最大の強みは、一人一人の社員によって回答が異なるので、大いに聞く価値のある質問です。会社の中でもさまざまな立場の人がいる中で、多角的に企業の最大の強みを知ることができます。


【2】業務について

2つ目は、業務についての質問です。入社後の具体的な業務について確認できます。具体的な質問を見ていきましょう。



(8)「詳しい仕事内容を教えてください」


興味がある企業の仕事内容は、入社後の仕事のイメージをより具体的に描くためにも、会社説明会で聞いておくことをおすすめします。事前に知っておくことで、エントリーシート(ES)を記入する際や面接などに進んだときに、自分の言葉で仕事の魅力を伝えられるようになるでしょう。


(9)「1日の仕事の流れを教えてください」


入社後に、毎日どのようなスケジュールで仕事を進めていくのかを知ることで、出社から退社までの時間の過ごし方のイメージができます。イメージした過ごし方が自分の理想の働き方に合っているのかを考えることも可能です。


(10)「入社後に必要な技術・資格を教えてください」


入社後の仕事によっては、研修などで特別な技術を身に付けたり、資格の取得を推奨されたりする場合があります。例えば、総務部門に配属され社会保険労務士の資格を取ると、仕事を進める上で有利になることがあります。すでに企業担当者が持っている技術・資格についても併せて聞いておきましょう。


(11)「仕事上での失敗は、どのように乗り越えましたか」


学生が気になることの1つに「失敗をどうリカバリーするか」があります。失敗は、仕事だけでなく、学生生活においても、部活・アルバイトなど、さまざまなシーンで経験することでしょう。企業の先輩社員がどのように困難を乗り越えたのかを聞くことで、企業の体制や立ち回りが分かるだけではなく、今後の人生においても役立つ回答が得られるかもしれません。


(12)「仕事を続けるためのモチベーションの保ち方を教えてください」


仕事のモチベーションの保ち方は人それぞれといえますが、企業が制度を用意している場合もあります。具体的には「報酬アップ」「昇格」のほか、企業によっては「表彰制度」「社員旅行」など福利厚生を充実させている場合もあります。個人的なモチベーションの保ち方と同時に、企業が社員のモチベーションアップのために用意している制度なども聞いておくことをおすすめします。


(13)「今されているお仕事のやりがいは何ですか」


会社の魅力を知る上で、現在進行形で仕事をしている社員にやりがいなどを聞くことはとても重要です。会社や業界の現状に即した仕事のやりがい・魅力を知ることで、自分と企業の相性などを測ることができます。


(14)入社後、新入社員はまずどのような業務から担当することになりますか?」


この質問は、入社後の具体的なスタートラインを知ることで、業務に対するリアリティと必要なスキルを逆算するために有効です。「最初は研修」といった一般的な回答だけでなく、「まずはOJTで〇〇という部署のサポート業務から」「データ分析を担当しながら業務の流れを覚える」など、具体的な初動を聞き出すことが重要です。これにより、企業が新入社員に何を期待し、どのように成長させようとしているかの育成方針を理解できます。


【3】求める人材について

3つ目は、求める人材についてです。質問することで、自身と企業がマッチングするのかを確認できます。



(15)「仕事を任せたいと思う人にはどんな特徴がありますか」


企業側が求める人材の特徴を詳しく聞くことで、自分と企業の相性が良いのかを見極められます。例えば、新しい発想で突破口を見つけるタイプか、コツコツ地道な努力を積み重ねていくタイプかでは、仕事のスタイルが大きく異なります。あらかじめ知っておくことで、ESを作成するときにも役立つでしょう。


(16)「今後こうなってほしいという若手社員の人物像があれば教えてください」


期待する人物像を知ることで、「入社後は何を目指して働けば良いのか」というイメージがつきやすいです。また、企業が求めている人材をより具体的に聞くことで、自己PR文を考えるときにも役立ちます。


(17)「求める人材のスキルを教えてください」


専門的な仕事を希望する場合、特にしておきたい質問です。例えば、SE(システムエンジニア)を希望している場合、入社前の時点でスキルは必要ないのか、また、どの程度のスキルに達していると望ましいのかなど、具体的な段階を知れます。


(18)「求める人材が持っている資格を教えてください」


会社のルールによって「◯◯資格」を持っていなければ、その職種に就くことができない場合があるので、希望する職種がある場合はしておきたい質問です。例えば、法務関連を希望しても法律に関連する資格を持っていない場合は、法務関連の部署には配属されないケースが考えられます。もちろん、資格があるからといって、必ず希望する配属先に就けるわけではありません。しかし、内定後から入社までの時間で取得可能な資格があれば、自分の強みにもなるでしょう。


(19)「会社で活躍している人の共通点があれば教えてください」


企業が求める人物像をより深掘りするために、活躍している先輩社員の特徴を聞いてみましょう。今、活躍している人たちに追いつきたいという、仕事への高い意欲をアピールすることにもつながります。


(20)「選考において、「スキル」と「人柄」のどちらをより重視されますか?」


この質問は、企業が採用において最も重視する価値基準を直接的に確認するものです。単なる回答だけでなく、その理由を深掘りすることで、企業の採用哲学が見えてきます。例えば、「スキル」を重視するなら即戦力や専門性が、「人柄」を重視するなら企業文化へのフィット感や潜在的な成長力を求めていることがわかります。この回答に基づき、最終面接では自分の強みと企業の重視する要素との適合性を改めてアピールすることができます。


(21)「採用において、学生時代の学部や専攻はどの程度選考に影響しますか?」


この質問は、特定のバックグラウンドが必須とされる職種(例:研究開発、特定の技術職)以外で、企業がポテンシャル採用を重視しているかどうかを探るために有効です。もし専攻が直接関係しない場合でも、「専攻した内容をどう生かすつもりか」という主体的な視点や学びへの意欲を評価する企業もあります。この回答を知ることで、自分の経歴をどのようにアピールすべきか、戦略を練る手助けとなります。


【4】社風・企業風土・雰囲気について

4つ目は、社風・企業風土・雰囲気についての質問です。職場の人間関係や風通しの良さなどが分かる、具体的な質問を見ていきましょう。



(22)「上司や先輩との関係性を教えてください」


会社に入った後、上司とどのように接していく必要があるかを見極められます。例えば、名前を呼ぶときは役職者であっても「さん」付けで呼んでいるという回答があれば、上司と部下との間にある垣根が低いことが想像できます。社員同士の関係性を知ることで、若手社員の意見を聞く風土があるかどうかも垣間見えるでしょう。

また、近年はテレワーク制度が導入されたことで、ビジネスチャットなどを活用して気軽に相談できる環境が整っている可能性もあります。さまざまなツールを活用して、社員間でどのような人間関係が構築されているのかを具体的に探ってみると良いでしょう。


(23)「他部署との交流はありますか」


部門間でコミュニケーションが取られているかを尋ね、企業風土をうかがい知るための質問です。例えば、同じフロアに2つの部署があって社員同士の連携が取りやすい環境と、上司の承認を得なければ他部署に質問しに行けない環境では、風土が大きく異なります。社内の雰囲気はネットでは知ることができないため、質問を通して事前に知っておくと良いでしょう。


(24)「休日は何をしていますか」


先輩社員の休日の過ごし方を聞くことで、職場の人間関係が垣間見えることがあります。たとえば、「同じ職場の人と一緒に出掛けることがある」など。入社後の理想のプライベートの過ごし方とマッチするかを考える材料になるかもしれません。


(25)「この会社で働いていて一番よかったことは何ですか」


この質問では、「具体的によかったことを知る」意図のほか、「働いている従業員が生き生きとした表情で答えているか」を見ておくと良いでしょう。業界や会社が好きで働いているか、仕事に誇りを持って働いているかを感じることができる質問の1つといえます。


(26)「正社員の定着率を教えてください」


離職した従業員がどれくらいいるのかを知ることが目的の質問です。多くの企業では定着率を採用人数を決める1つの材料としているため、会社説明会でも聞かれる質問として答えを準備している場合が少なくありません。その企業に就職した3年後、5年後の自分がどうなっているのかというイメージを明確にするためにも、聞いておくことをおすすめします。


(27)「社員間の交流を促進するようなイベントなどはありますか」


社員の仲の良さや社風を知るためには、社内での交流イベントなどの有無、頻度などを聞くと良いでしょう。社内での交流を多くしたい人も、仕事とプライベートを分けたい人もいると思いますが、交流イベントなどについての質問によって企業との相性を測ることができます。


(28)「若手の意見やアイデアが採用された、事例があれば教えてください。」


この質問は、企業の風通しの良さや年齢・役職に関係なく意見が尊重される文化があるかを確認するために非常に具体的で有効です。単に「風通しが良い」という抽象的な説明ではなく、具体的な事例を通じて、若手が主体的に行動し、結果を出せる環境が整っているかを測ることができます。若手のアイデアが採用された事例は、入社後のあなたの活躍の可能性を示す指標にもなります。


(29)「社員の方々がよく口にするスローガンのようなものはありますか?」


企業文化や共通の価値観は、しばしば社員の間で共有される「言葉」に凝縮されています。この質問は、企業が大切にしている行動規範や精神性を、抽象的な理念ではなく社員の日常から探るものです。「失敗を恐れるな」「お客様のために一歩踏み込もう」といったスローガンから、その企業の活気や挑戦を許容する文化を垣間見ることができます。


【5】入社後のキャリアについて

5つ目は、入社後のキャリアについてです。質問することで、自分がどのようなキャリアを歩んでいくのか具体的にイメージできます。また、入社の意欲をアピールする機会にもなるので、ぜひ質問してみてください。



(30)「入社後どのようなステップで昇進するのでしょうか」


入社した後、「◯年後にリーダー、◯年後にマネジャー」など、具体的な経験年数も聞けると良いでしょう。実際の従業員の例を出してもらえれば、より明確な昇進イメージにつながります。


(31)「内定者インターンシップの制度はありますか」


内定者インターンシップは、内定者が就職後に感じるギャップを減らすことで、早期離職につながらないようにするためのものです。内定が決まるまでの期間、企業側・学生側のどちらもポジティブな情報に目がいきがちです。内定後、実際にインターンシップを経験すると、会社説明会や面接だけでは見えていなかった部分が分かります。インターンシップでの経験は、学生にとっては「本当にこの会社で良いのか」という最終的な判断材料となりえます。


(32)「若手社員に対する研修制度などはありますか」


自分の能力に対する不安があったり、入社後も成長したいという意欲があったりする場合は、入社後の研修制度について質問すると良いでしょう。研修制度についての細かい情報などは社員からしか聞けないことも多いので、入社後数年間をイメージするにあたって大いに聞く価値があります。


(33)「入社までに身に付けておくべき知識やスキルはありますか」


入社が決まってから実際に働き始めるまで、半年以上の時間が空くケースも少なくありません。そのため、入社までに「これをやっておけばよかった」と感じたことがあれば、教えてもらうと良いでしょう。


(34)「定年後のキャリアはどのようになっていますか」


学生で定年後を意識している人は少ないかもしれませんが、最近では60歳を過ぎても雇用が保証されていることがあります。そのような場合、どういう人が対象になるのか、また、給与面の待遇はどうなるのかなどを聞くことで、キャリアをいったん終えた後の人生のイメージを描けます。


(35)「〇〇の事業に携わりたいのですが、どのようなキャリアを積む必要がありますか」


その会社の特定の事業に携わりたいなどの希望がある人は、その事業に携わるまでの具体的なキャリアについて質問すると良いでしょう。具体的なキャリアを知ることで入社後のイメージが明確になり、その会社でのキャリアプランが考えやすくなります。


【6】福利厚生・制度について

6つ目は、福利厚生・制度についてです。質問することで、入社後に会社から提供されるサポートを知ることができます。



(36)「社員のスキルアップのサポートはありますか」


入社後に個々のスキルアップを求める企業は少なくありません。海外との取引や支社がある場合、TOEICの受験が推奨されている場合もあります。また、ビジネスパーソンに必要なスキルを網羅したオンライン研修が提供されていることもあるので、具体的にどのような研修制度があって、どう活用できるのかを聞いておくと良いでしょう。


(37)「有給休暇・特別休暇は取れますか」


近年、有給休暇・特別休暇の取得を推奨している企業が増えています。特に、有給休暇は法律で取得が定められているため、その権利を行使できるのかを入社前にしっかりと確認しておきましょう。休暇の取得は日々の疲れを癒やし、休暇取得後の仕事の活力にもつながるため、積極的に取得できる環境かどうかの確認は大切です。


(38)「育児休暇や介護休暇の取得率はどのくらいですか」


育児休暇や介護休暇は法律で定められている休暇とはいっても、休暇を推奨してくれるのか・休暇を取りにくい職場なのかをあらかじめ知っておくことをおすすめします。休暇の取りやすさを知るためには、取得率を確認すると良いでしょう。また、平均的な期間を聞くことで、取得が推奨されているかどうかも分かるかもしれません。


(39)「残業は1カ月にどのくらいありますか」


残業時間を聞くことで、日々のスケジュールをイメージできます。0〜5時間であれば、毎日残業があったとしても、1日に15分ほどです。残業は1カ月に60時間を超えると法律に違反してしまいます。特に、入社したばかりの頃は若さも手伝って無理をしてしまいがちなので、注意が必要です。仕事と私生活のバランスのためにも残業に追われることがないか確認しておきましょう。


(40)「クラブ活動・サークル活動はありますか」


福利厚生の一環として、クラブ活動・サークル活動を推奨している場合があります。これらの活動は、組織の枠を超えて従業員同士がつながる機会になるため、企業にとっても、社員にとっても貴重な機会といえます。クラブ活動・サークル活動が活発な企業は、社内コミュニケーションが活性化されている傾向にあります。入社後に1人で悩みを抱えたり、孤独を感じたりしないためのサポートとなることもあるでしょう。


(41)「転勤はありますか」


支社がある企業であれば、将来的に転勤になる可能性があります。また海外に支社がある場合、海外転勤も考えられます。転勤の可能性はあるのか、ある場合は何年後を考えておく必要があるのか、などキャリアパスとともにイメージしておくと良いでしょう。


(42)「家賃補助や社員寮などの住宅に関する制度について教えてください。」


住宅に関する福利厚生は、社員の生活基盤を支える重要な要素であり、特に都市圏で働く際に生活費に大きな影響を与えます。この質問をすることで、企業が社員の生活安定にどの程度配慮しているかという具体的なサポート体制を知ることができます。制度の有無だけでなく、適用条件や支給額の目安など、具体的な内容を聞くことで、入社後の生活設計を現実的に進めることができます。


(43)「リモートワーク等の制度は実際にどれぐらい利用されていますか?」


リモートワークやフレックスタイムなどの柔軟な働き方制度が、「制度としてある」だけでなく、「実際に社員に浸透し、活用されているか」を確認するための質問です。制度の利用率や、部署ごとの利用状況を聞くことで、実際の職場の柔軟性や上司の理解度を測ることができます。制度の実態を知ることは、ワークライフバランスを重視する上でも非常に重要です。


【7】インターンシップについて

7つ目は、インターンについてです。インターンに関する質問は、プログラムの目的や企業が学生に期待することを理解し、参加への意欲をアピールするために有効です。



(44)「インターンのプログラムで、特に力を入れている内容は何ですか?」


この質問は、インターンシップが「学生の体験」を重視しているのか、それとも「選考への貢献」や「実務に近い学習」を重視しているのかという、プログラムの意図を探るために有効です。企業が何を学んでほしいか、あるいは何を評価したいかを知ることで、参加時に集中すべきポイントを明確にできます。


(45)「体験できる業務は、実際の社員の方の業務に近いものでしょうか?」


インターンシップで体験する業務のリアリティの度合いを確認する質問です。実際の業務に近い内容であれば、入社後のギャップを最小限に抑えることが期待できます。社員の業務に近い場合、企業の抱える具体的な課題や仕事の難しさを肌で感じることができ、企業理解を深めることができます。


(46)「参加する学生に、どのようなスキルや姿勢を期待されますか?」


企業がインターンシップを通じて学生のどこを評価したいか、どのような成長を求めているかを直接的に尋ねる質問です。例えば、「積極的に発言する姿勢」や「チームでの協調性」など、期待されるスキルや姿勢を知ることで、インターン参加前に具体的な準備をすることができます。


(47)「過去のインターン参加者から、どのような感想が多いですか?」


参加者の生の声を知ることで、プログラムの魅力や改善点、そして参加後の満足度を測ることができます。ポジティブな感想だけでなく、具体的な「大変だった点」や「ギャップを感じた点」を聞くことで、プログラムの現実的な側面を理解する手助けになります。


(48)「インターンへの参加が、その後の本選考に影響することはありますか?」


多くの学生が関心を抱くインターンと本選考との関連性を尋ねる質問です。「影響はない」と回答する企業でも、インターンを通じて得られた企業理解の深さや、社員からのフィードバックが、結果的に本選考での志望動機の説得力を高めることは間違いありません。この質問は、企業が定める公式なルールを知るために有効です。


(49)「インターン期間中、社員の方からフィードバックを頂ける機会はありますか?」


インターンシップの学習効果を高める上で、社員からの具体的なフィードバックは不可欠です。フィードバックの機会の有無や頻度、そして内容の質を確認することで、企業が学生の育成にどれだけ真剣であるかを測ることができます。質の高いフィードバックは、自己成長の貴重な機会となります。


(50)「参加される学生は、どのような学部や専攻の方が多い傾向にありますか?」


インターンシップ参加者の多様性や傾向を知るための質問です。特定の学部や専攻の学生が多い場合、その企業のインターンが特定のスキルを持つ学生に強く訴求していることを示しています。自分の専攻と異なる傾向がある場合は、その理由を深掘りすることで、企業が求めている人材の幅を理解することができます。

質問の作り方

質問例をご紹介いたしましたが、ここからは質問の作り方について紹介します。



企業研究を事前に行う

まずは企業研究を事前に行いましょう。収集する情報としては以下のものが挙げられます。

 ・会社概要
 ・企業理念
 ・事業内容
 ・業績
 ・社風
 ・求める人物像
 ・企業の強み
 ・企業の弱み
 ・将来性
 ・評価制度と給与水準
 ・福利厚生
 ・勤務地・転職の有無
 ・就業時間・休日
 ・選考フロー

収集の仕方としては企業・就活情報サイトを閲覧したり、業界地図を見たりするなどが挙げられます。企業研究について詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。

企業研究ができたら次はまとめていきましょう。おすすめの方法として「企業研究ノートの作成」があります。企業研究ノートを作成することでわからない部分や自分の知りたいことを抜けなく洗い出せます。また、整理することで他企業との比較もしやすくなるため企業研究にもつながります。企業研究ノートの作り方について詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。

▼企業研究や企業研究ノートについて詳しく知りたい方はこちら
・【企業分析シート付き】企業研究のやり方とポイントを徹底解説!


疑問や詳しく知りたいことを洗い出す

企業研究を行えたら次は疑問やさらに詳しく知りたいことを洗い出しましょう。

洗い出しのポイントとしては以下があります。

  • 就活の軸に沿った情報があるかどうか
  • 企業で働くイメージを持つために必要な情報があるかどうか

これからの就活で、就活の軸に沿って企業を選ぶ段階がやってきます。その時に判断材料となる情報に抜けがでてきてしまうとどうしても判断しづらくなってしまいます。そうならないためにも、自分の就活の軸に沿った情報が得られなかった場合は積極的に質問をしていきましょう。

自分の就活の軸がまだ定まっていない方は以下の観点から情報を整理し、不足分を補っていきましょう。

・People(人/風土):どんな社員と働けるのか? どんな組織風土なのか?
・Profession(仕事/事業):どんな業務があるのか? どんな事業なのか?
・Philosophy(理念/目標):どんなビジョンや目標を持っている会社なのか?
・Privilege(制度/待遇):どんな制度があるのか? どんな待遇があるのか?

上記について詳しく知りたい方は次の記事をご参照ください。

▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら
・「どこもいい会社に見えるから、決められない」。そんなあなたは「情報の海」でおぼれているのかもしれない。
・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文

また、会社説明会の目的として「企業で働く具体的なイメージを持つ」ことを挙げましたが、イメージを持つためにも企業の情報は必要になってきます。事前調査でイメージを持つために不足している情報や、さらに詳しく知りたいことなどを洗い出しておきましょう。


質問の作り方のポイント

ここまで質問の探し方について説明しましたが、最後に質問を作るときのポイントを解説します。

質問を作るときのポイントは以下2点です。

・質問を具体化する
・意図と背景も併せて考える

少ない情報量の中、難しいかもしれませんが、できるだけ具体化しておきましょう。例えば、「どんな人材を求めていますか?」よりも「どんなスキルや資格を持った人材を求めていますか?」と質問した方が企業側も回答しやすく、質問者もイメージがつきやすいでしょう。また、質問を具体化することで企業側と質問者とで齟齬(そご)が起きることも防げるため、質問はなるべく具体化しましょう。

質問の具体化が難しい場合は、質問の意図と背景も伝えられるように考えておきましょう。質問の意図や背景を一緒に伝えることで齟齬が防げることもあるため、抽象的な質問になってしまう場合は一緒に伝えられるようにしましょう。

会社説明会でしない方が良いNG質問

会社説明会は、学生側から積極的に質問をすることで実りのある時間にできます。しかし、内容によっては良くない印象を与えてしまう「NG質問」となる場合もあるので注意が必要です。



調べれば分かること

企業のサイトを見れば分かることは、会社説明会で聞かないようにしましょう。例えば「前年度の売上はどのくらいですか」「企業理念を教えてください」など、多くの企業は、事業内容や業績など、基本的な情報を、企業サイトに掲載しています。当然のことですが、会社説明会に行く前には、必ず企業サイトを確認してから行きましょう。そうでないと、質問をしたときに「企業研究ができていない学生」というイメージにつながる恐れがあります。

なお、企業サイトに書いてあることでも、より具体的に聞きたいことがある場合は、ぜひ質問してみましょう。企業によっては、志望度の高い学生だと好評価につながる可能性もあります。


企業側を否定するようなこと

不祥事や離職率、ノルマなど、企業のマイナスイメージに関わる質問は、言い回しに気をつける必要があります。例えば「不祥事を新聞で見たのですが、原因は何だったと考えますか」など、企業側を責めるような言い回しは避けましょう。企業のマイナスイメージにつながるテーマ自体を避ける必要はありませんが、企業側への配慮が必要です。

言い換えるならば「不祥事が起こった際の、御社の迅速な対応が誠実に映りました」などと前置きをして「その後、どのような対応をされているのですか」と続けてみてはいかがでしょうか。この聞き方であれば率直な質問であり、企業を分析するための判断材料ともなります。

また、「離職率はどのくらいですか?」などの質問も同様です。離職率に関しては「定着率」という言葉に置き換えることで、ポジティブな質問に変化します。聞いてみたい質問がネガティブな回答になる恐れがある場合は、一度ポジティブな言葉に置き換えられないかを考えてみましょう。

会社説明会での質問のマナー

会社説明会で質問するにあたり、押さえておきたいマナーがありますので、具体的に7つの点から見ていきましょう。



大学名と名前を伝える

質問をするときには、立ち上がってから「◯◯大学の◯◯と申します」と必ず名乗りましょう。なお、自己紹介が長くなるため、学部・学科は省いても構いません。


要点をまとめて簡潔に話す

質問したい内容を簡潔にまとめて、分かりやすく伝えましょう。例えば「◯◯についての質問です。御社では◯◯というサービスを展開されていますが、具体的な◯◯があれば教えてください」など、聞きたい内容が何に関することなのかを、初めに明示してから伝えると、相手が答えやすいです。質問の時間は限られているため、できる限り短時間でやりとりが完結するように心がけましょう。


大きな声ではっきりと伝える

質問は大きな声でしましょう。内容をしっかりまとめた質問であっても説明会担当者に聞こえないような声では、やりとりがスムーズに進みません。会社説明会は大きな会場を使うことが多いため、自分以外の周りの人にも聞き取りやすい声量を心がけましょう。


複数の質問をするときは先に伝える

せっかくの機会なので、聞きたいことがいくつもある場合があります。そのときは「質問が3つあります」など、最初にいくつ質問するのかを明確に説明会担当者に伝えると良いでしょう。また、「質問が3つあるのですが、よろしいでしょうか」など、最初に確認を取るような聞き方をすることで、より丁寧な印象へとつながります。


相槌などのリアクションも意識して行う

質問に回答していただいている時は相槌(あいづち)などのリアクションを行いましょう。リアクションがないと話を聞いていない・興味がないように捉えられてしまい、悪い印象を与えてしまいます。そうならないよう、相槌を打ったり、メモを取ったりと傾聴している姿勢を見せましょう。


他の就活生と重なる内容の質問はしない

言い回しが異なっていても同じ内容を問う質問は避けましょう。質問内容が重なってしまわないよう、他の就活生の質問はしっかりと聞き、数が多い場合はメモを取って整理しながら聞くようにしましょう。

また、事前準備として質問が重なってしまった時に備えて、質問は複数個用意しておいた方が良いでしょう。


お礼を添える

質問が終わったあとに「今日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。御社のことをより深く知ることができました」など、真摯(しんし)に伝えましょう。主催する企業側としては、伝えたいことを伝えているものの、学生が自社に対する疑問を解決できたのかを知りたいと考えています。お礼の言葉を添えることによって、学生が説明会担当者に好印象を残せると同時に、企業側も学生にとって有益な時間になったかの確認ができます。

Web会社説明会の時のポイント

対面で説明会を行う場合もあれば、ウェブ説明会の場合もあります。ここではウェブ会社説明会で質問をする時のポイントを解説いたします。



静かな環境で質問をする

周囲の環境音が入ってしまう場所で質問をしてしまうと、質問をきちんと聞き取れません。そのため、なるべく静かな環境で質問をしましょう。難しい場合はイヤホンのマイクを使用するなど、なるべく周囲の環境音が入らないよう工夫しましょう。


リアクションは少し大きめを意識する

対面に比べてオンラインはリアクションが受け取りにくい環境になっています。そのため、リアクションをしていても、反応が小さいとしていないように受け取られてしまいます。対面の時に比べて少し大きめにリアクションをすることを意識しましょう。

会社説明会での質問に関するよくある質問(FAQ)

最後に、会社説明会での質問に関するよくある質問を紹介します。



会社説明会で、質問しないと不利になりますか?

会社説明会で質問をしないこと自体が、直ちに選考で「不利になる」と断言することはできませんが、意欲や関心の低さを印象付けてしまう可能性があります。特に、その説明会が採用選考の初期段階(例:選考直結型のセミナーや少人数制の説明会)で行われる場合、採用担当者は学生の主体性や企業への熱意を細かくチェックしているためです。

企業側は、説明会に参加する学生に対して、自発的に情報を得ようとする姿勢や、事前に企業研究を行った上での疑問点を持っていることを期待しています。質問をしないということは、「説明された内容だけで十分だ」「特に疑問や関心がない」と受け取られかねません。もし質問の機会が設けられているのであれば、企業固有の事業や文化に関する質問をすることで、企業理解の深さと入社意欲を示すことが望ましいです。ただし、多くの学生が参加する大規模な説明会で質問ができなかったとしても、その後のエントリーシートや面接で十分な熱意を示せれば挽回は可能です。


質問は何個くらいするのがベストですか?

質問の「個数」に絶対的な正解はありませんが、1つから最大で3つ程度に留めておくのがベストです。最も重要なのは、「質問の質」であり、他の参加者への配慮も必要となります。

質問の時間が限られている中で、あまりに多くの質問を連投してしまうと、「空気を読めない」「他の参加者の機会を奪っている」と見なされ、かえってネガティブな印象を与えかねません。そのため、あなたが最も知りたい、あるいは企業への深い関心を示すことができる質問を厳選し、1~2つに絞り込むことを推奨します。

もし、他の人が質問し尽くしてしまい、あなたの質問がなくなってしまった場合は、無理に質問する必要はありません。その場合は、**「事前に調べた内容について、より具体的なイメージを持つことができました。ありがとうございます」**といった感謝の言葉を添えるだけでも、熱意が伝わります。個数に固執するよりも、一つ一つの質問に高い目的意識を持つことが重要です。


「良い質問」だと思われる質問のコツはありますか?

採用担当者や社員から「良い質問」だと思われる質問には、いくつかの共通したコツがあります。それは、「調べればわかること」や「一般的な情報」ではなく、あなたの企業研究の深さと入社後の貢献意欲を示す質問をすることです。

具体的なコツとしては、【企業固有の深掘り】と【未来や戦略に関する視点】を取り入れることです。例えば、「御社の〇〇事業における業界内での優位性について、具体的な戦略があれば教えてください」といった質問は、企業のウェブサイトを見ただけでは得られない経営層の視点や事業の核心に迫ろうとする姿勢を示します。

また、【あなたのキャリアと企業を結びつける質問】も有効です。「私は〇〇という経験から〇〇という強みがありますが、御社の業務で、この強みを生かせるチャンスはありますか?」のように、自己PRと入社後の活躍イメージを質問に含めることで、単なる情報収集で終わらせず、あなたの主体的な貢献意欲を強くアピールすることができます。

まとめ

今回は、会社説明会で使える質問例30選、質問しない方が良いこと、質問のマナーをご紹介しました。会社説明会では、企業側と学生側の距離を縮めるためにも積極的に質問し、就職後のイメージを明確にしていきましょう。好印象を持たれやすい質問があるとともに、ネガティブな印象になってしまう質問もあることから、質問の仕方をよく考える必要があります。聞き方のマナーを身に付け、会社説明会では希望する企業に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

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