こんにちは、ワンキャリア編集部です。
面接を受けたときに「もしかしたら面接に落ちてしまったかもしれない」と思ったことはありませんか? 今回の記事では、よく「不合格フラグ」といわれる面接に落ちたサインと合格フラグ、さらに不合格フラグに間違われやすい行動について詳しく解説します。また、面接に落ちてショックなときに立ち直る方法や面接突破の対策も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
●面接に落ちる理由【人事目線】
・自社との相性が合っていない
・アピールしたスキルが自社では求められていない
・自社への熱意や意欲が感じられない
・社会人としてのビジネスマナーに不安がある
・回答や会話に矛盾を感じる
・コミュニケーション能力が不足している
●面接に落ちる理由【選考フェーズ別】
・一次面接
・二次面接
・最終面接
●面接に落ちたかも? 不合格フラグ10選
・回答を深掘りされない
・面接時間が予定より短い
・次回選考や採用後の情報が伝えられない
・リアクションが薄い・そっけない反応
・逆質問の時間を与えられない
・否定的なことを言われる
・「他社の選考状況」について全く質問されない
・「最後に一言」を求められる
・業務や面接に関係ない話が多い
・よくある定型の質問しかされない
●よく勘違いされる不合格フラグ
・エレベーターまで送られる
・交通費を支給される
●面接に受かったかも? 合格フラグ10選
・回答を深掘りされる
・次回選考の説明やアドバイスをもらう
・リアクションが良く頻繁にメモを取る
・自社をアピールされたり仕事への適性を認めてくれたりする
・他の社員との面談を提案される
・入社後の話題が出る
・経験・スキルを詳細に聞かれる
・他社の選考状況を聞かれる
・面接時間が予定より長い
・個人的な話をされる
●面接中に不合格サインに気づいたら?
・最後まで諦めない
・「最後の一言」や逆質問でアピールする
・面接後は悩まずに気持ちを切り替える
●面接に落ちてショックなときに立ち直る方法
・落ち込むのは自然な感情だと理解する
・一旦就活から離れてみる
・先輩や友人・家族などに相談する
・面接に落ちた原因を冷静に分析する
●面接で落とされないための対策
・自己分析を徹底し、スキルや経験の不足を補う
・やりたいことやキャリアビジョンを明確にする
・ワンキャリアの【合格の秘訣】をもとに選考対策をする
・ワンキャリアの【体験談】をもとに質問を予想し回答を用意する
・企業理解を深め個別特異性を見いだす
・ビジネスマナーを見直す
・面接練習をする
●面接での不採用に関するよくある質問(FAQ)
・Q. メールで面接に落ちた理由を聞くのはアリ?
・Q. 面接の不採用メールには返信するべき?
・Q. 面接の結果の連絡が遅いのは落ちたサイン?
・Q. 価値観重視の面接に落ちる理由は?
●まとめ
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面接に落ちる理由【人事目線】
面接に落ちる理由は必ずあります。面接に落ちる理由は選考フェーズごとに異なることが一般的ですが、その前に「人事目線」で面接に落ちる理由を解説していきます。
ここでは、大きく6つの落ちる理由を解説しますので、しっかりと読んで今後の面接突破につなげていきましょう。
自社との相性が合っていない
面接で落ちる理由のひとつに「自社との相性」があります。
企業はスキルや経験だけでなく、自社のカルチャーや働き方にマッチするかどうかを重視します。例えば、チームワークを大切にする会社で「個人の成果だけを追求したい」と話すと、評価が下がる可能性があります。
また、企業理念や事業の方向性に共感しているかも重要な基準です。面接官は、志望動機や価値観の質問を通じて「長期的に活躍できる人材か」を見極めています。どんなに能力があっても、自社の方針と根本的に食い違う場合は「ミスマッチ」と判断されやすいのです。
企業との相性を見極めるためには、企業研究を通じて「この会社の価値観に共感できるか」を自分自身に問い直し、面接で具体的に伝えることが不可欠です。
アピールしたスキルが自社では求められていない
面接で落ちる大きな理由の一つが「アピールしたスキルと企業が求めるスキルが合っていない」ことです。
例えば、論理的思考力を強調しても、企業が現場で求めているのは顧客折衝や関係構築力だった場合、そのギャップで評価が下がります。
多くの学生は自分の強みを伝えることに集中しがちですが、採用側が見ているのは「自社の業務でそのスキルが発揮されるか」という点です。そのため、面接準備では「企業が求める人物像」や「職務内容」を徹底的に調べ、自分の経験と結び付けて伝える必要があります。
スキルを一方的にアピールするのではなく、「御社の〇〇の業務で△△の経験を活かせると考えています」と具体的に関連付けることが、面接突破の鍵になります。
自社への熱意や意欲が感じられない
どんなに優秀でも、熱意や意欲が伝わらなければ面接に落ちる可能性は高まります。
企業は「本当に自社で働きたい人材か」を見極めるため、志望動機や逆質問の場面を特に注視します。「他社でも使える志望動機」や「表面的な回答」では、熱意が不足していると判断されてしまうのです。例えば、「安定しているから」「福利厚生が良いから」といった理由だけでは「御社でなければならない理由」にはなりません。
面接官は、入社後に困難があっても前向きに取り組める人材を求めています。そのため、自社の事業内容や強みに触れ、「自分のキャリアビジョンとどのように重なるのか」を語ることが重要です。
意欲を示すためには、企業研究を深め、自分なりの言葉で「御社だから挑戦したい」と伝えることが不可欠です。
社会人としてのビジネスマナーに不安がある
社会人としての基礎ができていないと判断されると、面接で落ちる要因になります。具体的には、遅刻や服装の乱れ、言葉遣いの不適切さ、姿勢や態度のだらしなさなどが典型例です。
面接官はスキルや志望動機だけでなく、「社会人として最低限のマナーを備えているか」を必ず見ています。特に新卒採用では、即戦力よりも「将来的に信頼できる社員になるか」が重要視されます。ビジネスマナーができていないと、社内外での信頼関係を築けないと懸念されるのです。採用担当者は「お客様や上司の前に立たせられるか」という視点で候補者を見ています。
だからこそ、挨拶・敬語・姿勢などの基本を徹底することはもちろん、面接官への礼儀を意識することで「社会人として安心できる人材」と評価されやすくなります。
回答や会話に矛盾を感じる
面接での回答や会話に一貫性が欠けると、信頼性に疑問を持たれ、落ちる原因となります。例えば、志望動機で「御社の経営基盤の安定性も魅力の一つ」と言いながら、自己PRで「常に挑戦したい」と話すなど、価値観が矛盾しているケースです。
面接官は応募者の言葉の裏にある「本音」や「行動原理」を見抜こうとしています。そのため、準備不足で表面的な回答をすると、質問を深掘りされる過程で矛盾が露呈してしまいます。一度でも信頼を損なうと、その後の回答も疑いの目で見られてしまい、評価が下がるのです。
矛盾を避けるには、自己分析と企業研究を徹底し、自分の強み・志望動機・キャリアビジョンを一貫したストーリーとして語れるように準備しておくことが大切です。
コミュニケーション能力が不足している
どんなに優秀でも、コミュニケーション能力が不足していると面接で落ちやすくなります。
ここでの「コミュニケーション力」は、単に話が上手いことではなく、「相手の質問意図を理解し、適切に答えられる力」を指します。例えば、質問に対して的外れな回答をしたり、長すぎて要点がぼやけたりすると、面接官は「一緒に働くのは難しい」と感じます。
また、アイコンタクトや表情、相槌といった非言語的要素も大きく評価に影響します。企業は「この人がチームで円滑に働けるか」「お客様と信頼関係を築けるか」を重視しているのです。
改善のためには、面接練習を通じて回答を簡潔にまとめる力を養うとともに、話す内容だけでなく態度や表情も意識することが必要です。
