市役所を志望する新卒就活生は、志望動機を書く際に、どのようにアピールすれば良いのか悩むことがあると思います。
この記事では、市役所の志望動機を書く際のポイントや、書き方のステップについて例文を交えながら詳しく解説します。さらに、地元以外の市役所を志望する場合のポイントも紹介しています。
これを読むことで、市役所の志望動機の具体性を高め、地域や住民に貢献する思いをしっかりと伝える方法がわかります。
<目次>
●市役所の主な職種
・行政職
・技術職
・専門職
●市役所の志望動機を書く際のポイント5つ
・なぜ民間企業でなく公務員なのか
・その地域を志望する理由
・携わりたい業務
・業務で生かすことができる自身の経験
・地域や住民に貢献する思い
●市役所の志望動機で求められる能力
・他者貢献
・責任感
・協調性
・コミュニケーション能力
●効果的な志望動機の書き方のステップ
・自己分析をする
・志望動機の具体性を高める
・市役所のホームページで自治体への理解を深める
・応募する市役所の特色を反映させる
●地元の場合と地元でない場合の志望動機の違い
・地元の場合
・地元でない場合
●実際に使える志望動機の例文
・地元市役所向けの具体例
・地元外市役所向けの具体例
・差別化ポイントを生かした例文
・自己PRを絡めた効果的な例文
●志望動機を書く際に気をつけるべき注意点
・民間企業でない理由を明確にする
・「安定している」を理由にするのはNG
・特定の業務のみを志望動機としているのはNG
●志望動機が思い付かない場合
・自己分析をする
・市役所が行っている政策を調べる
・市役所の具体的な業務内容を調べる
●まとめ
市役所の主な職種
市役所職員の仕事は、窓口業務や事務作業だけではありません。職種や配属先によって仕事内容は多岐にわたります。市役所を目指す上では、職種ごとの違いを理解しておくことが重要です。ここでは、市役所職員の仕事内容を事務系、技術系、専門職の3つに分けて解説します。

行政職
事務系の市役所職員は「行政職」として採用され、一般企業でいう営業職や事務職、総合職のような役割を担います。
仕事内容は配属先によって異なり、市民に近い仕事から市の運営に関わる仕事まで多岐にわたります。例えば、住民票や戸籍謄本の手続きを行う窓口業務や、子どもや高齢者、障害者への支援・相談、観光や地域活性化に携わる部署などがあります。
事務系職種では、数年ごとに部署を異動しながら幅広い業務を経験するため、新しい知識を吸収する力や柔軟な対応力が求められます。
技術職
技術系職種は、理系の知識を生かして地域を支える仕事です。
土木や建築、機械、化学などの専門分野ごとに採用され、公共施設やインフラの建築・維持管理、環境保全に関わる業務を行います。例えば、建築なら学校や図書館、公民館などの公共物の建築・維持管理、化学なら産業廃棄物処理や水質管理などがあります。
技術系職種では、専門分野に特化した知識とともに、幅広い知識が求められます。
専門職
専門職種には、保健師や保育士、薬剤師、獣医師などの職員が含まれます。
特定の資格・免許を持った人が受験でき、専門分野ごとに配属先が決まっています。例えば、公立の保育園で働く保育士や栄養士、保健所で働く薬剤師などが該当します。また、市営バスの運転手や給食調理員、学校用務員などの技能労務職員や、消防職員や救急隊員も市役所職員の一員です。
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▼この先で分かること▼・実際に使える志望動機の例文・市役所で求められている能力・通過率がアップする志望動機の書き方