こんにちは、ワンキャリ編集部です。
「志望動機の締めくくり、どう書けばいいのか分からない……」と手が止まったことはありませんか? 志望の熱意を伝えつつ、どんな言葉で締めるべきかは、多くの就活生がつまずくポイントです。
この記事では、志望動機の締めくくりで伝えるべき内容や注意点、シチュエーション別の例文までを詳しく紹介します。
最後まで読めば、「企業の印象に残る締めくくりの仕方」が身につくことができるでしょう!
<目次>
●志望動機の基本
・基本構成:結論→具体的なエピソード→締めくくり
・基本の考え方:自分と企業の接点を探す
●志望動機の「締めくくり」が重要な理由
・(1)志望動機の回答全体の印象に影響するため
・(2)面接官の記憶に残りやすいため
・(3)志望度や熱意をアピールできるため
●志望動機の締めくくりで伝えるべき内容
・(1)志望度や熱意のアピール
・(2)入社後の展望
・(3)自分が企業に貢献できる点
●企業に好印象を与える志望動機の締めくくりのポイント
・自信を持ってポジティブな内容で締めくくる
・自分らしさと独自性を持たせる
・入社後や将来をイメージしやすい具体的な内容にする
・断定的な表現を使う
●シチュエーション別! 志望動機の締めくくりの例文14選
・志望度や熱意をアピールしたい場合
・入社後にやりたいことを伝えたい場合
・自分らしさを強調したい場合
・自分が企業に貢献できる点を伝えたい場合
●志望動機の締めくくりにおける注意点
・志望動機やその他の質問の回答とのずれがないようにする
・根拠のない誇張を避ける
・「よろしくお願いします」など不要な定型文を使わない
・抽象的で誰にでも当てはまる内容は避ける
●面接までにしておきたい志望動機の締めくくりの対策2つ
・具体的なキャリアプランを考える
・自信や納得感のある話し方を工夫する
●志望動機の作成に困ったときの対策
・志望動機についての基礎知識を身につける
・自己分析を行う
・企業分析を行う
●おわりに
志望動機の基本
志望動機は、企業がエントリーシート(ES)や面接で必ずと言っていいほど評価する重要な項目です。だからこそ、冒頭から締めくくりまで、一貫して説得力のある内容で構成することが大切です。
ここでは、志望動機の基本構成から書く際に意識すべきポイントについて説明します。

基本構成:結論→具体的なエピソード→締めくくり
志望動機の基本的な構成は結論→具体的なエピソード→締めくくりです。
書き出しでは「入社したい最も大きな理由」という志望動機の結論に当たる部分を分かりやすく簡潔に記載しましょう。独自性を意識しつつ、その企業にしか当てはまらない理由を書けることが理想です。
その後に、最初に述べた志望理由を裏付けるエピソードを書きましょう。過去の経験やその時に考えたことなどを具体的に書いた上で、その経験がなぜその企業の志望理由につながったのかまで論理的に伝えられるといいでしょう。
最後に「だから貴社で働きたい」という趣旨の締めくくりを書きましょう。具体的な希望職種やそこでどのように活躍したいかを含めると面接官に印象を残せます。
基本の考え方:自分と企業の接点を探す
志望動機というと、「とにかく企業への熱意を伝えればよい」と思われがちですが、それだけでは不十分です。企業は、新卒採用にあたり、「この人は自社に貢献できる人材か」を重視します。
そのためには、自己分析と企業分析の両方を行い、自分と企業の接点を明確にすることが重要です。
例えば、企業が求める人物像と自身の強みを結びつけることで、「自分は貴社が求める人材に合致している」というアピールができます。
また、企業の中長期的なビジョンや注力事業を調べた上で、自分の価値観や将来像と一致している点を志望動機に組み込むのも効果的です。さらに、入社後に挑戦したいことや目指す姿を具体的に述べることで、「企業理解が深く、本気で志望している」という印象を与えることができます。