診断で医療を変える - Doing now what patients need next
検査を通して自分の身体の状態を知ることは少し勇気のいることではないでしょうか。しかし自分の状態を知ることで、病気を早期に発見する、どのような病気か調べる、治療方針を決めるといったことが適切なタイミング、適切な方法で行えるようになります。さらに検査は、治療を行った後にも治療効果や予後のモニタリングをするという、さまざまな医療の場で重要な役割を担っています。
検査は健康な人から病気になってしまった患者さん、老若男女を問わず、医療全体にかかわることができるのです。
その検査の中でも、私たちが担っているのは「検体検査」の領域になります。検体検査とは、血や尿、組織など体の中にあるものを外に出して調べる検査です。この検体検査に関連する専用の試薬、そして機器を取り扱っているのがロシュ・ダイアグノスティックス株式会社です。
Own Your Career Your Way - ロシュが考えるキャリアとは
異なるバックグラウンドを持つ人が、色々な新しいアイデアを持ち寄り、様々な視点で議論を交わし、精度の高いデータを元に判断し、ビジネスを牽引していく。
それが医療業界のリーディングカンパニーであるロシュの進む道であると私たちは考えています。
2017年に導入された新しい人事制度では、ロシュのすべての社員が自分自身でキャリアを切り開くことを推奨しています。
社員は世界中でオープンになっているポジションに自ら応募することができ、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社でも社内公募制度によってたくさんの社員がキャリアチェンジを実現しました。
これは、自分が希望するポジションに就けるということではなく、社員一人一人の努力によって、目指すキャリアに進むこともできるということを意味しています。
新卒新入社員として入社してから数年後に、培った働き方やスキル、強みをもとに、新たなチャレンジをする社員を応援する制度が整っています。
ロシュのグローバルネットワーク
ロシュグループの本拠地はスイスの都市・バーゼルにあり、現在では100カ国以上で事業を展開し、全世界で9万7,000人以上の従業員数がロシュを通し、医療を支えています。
私たち、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社はAPACリージョンに属しており、プロジェクトや日々の仕事を通して、APACや様々な国の社員とONE ROCHEとして働く機会があります。そのほか、RDKKで培った知識やスキル、グローバルネットワークを活かして、数か月から数年のアサインメントで海外で働く機会もあります。
個別化医療
ロシュグループには、医薬品事業と、診断薬・機器事業の2つがあります。医薬と診断における長年の知識と経験から、2006年に個別化医療をグループ戦略の中核に据えました。
従来から行われている治療法では、診断された病気が同じであれば、同じ治療薬が投与されてきました。例えばがん治療では、「肺がん」と診断されれば、肺がんの治療薬というようにがんの種類にあわせて治療薬が投与されてきました。しかしながら、同じ病気と診断された患者さんの中でも、実際には遺伝子や蛋白などの分子の違いにより様々なタイプの患者さんがいることがわかってきました。
こうした「患者さんのタイプにあわせて最適な治療法を選択すること」を個別化医療と言い、現在、主にがん領域において実施されています。
さらに、ロシュはデジタル技術を活用し、患者さんの臨床データや最新の研究結果などを統合・分析することによる治療方針決定のサポートを推進していきます。そして個別化をさらに進めた「患者さん一人ひとりにあわせた最も効果的な治療」の実現を目指します。
閉じる