こんにちは、ワンキャリ編集部です。
フジテレビの本選考のポイントをまとめてお伝えします。選考前の最終確認にご一読ください。
フジテレビの社風:「笑顔のあふれる雰囲気」と「多角化する経営」
「楽しくなければテレビじゃない」をモットーに
フジテレビを代表する『クイズヘキサゴン』『はねるのトびら』『めちゃ×2イケてるッ!』などの番組は、すべてバラエティ番組です。
終わってしまったものがほとんどですが、今でも『ほんまでっかTV』『さんまのお笑い向上委員会』『IPPONグランプリ』など、バラエティ番組の分野で結果を残そうという気概が見られます。
「笑いを大事にする」という文化は現場の雰囲気にも現れており、ある下請け制作会社の社員は「キー局の中でもっとも働きやすい現場。社員証の色も同じで、制作会社と本社との隔たりがなく笑顔のあふれる雰囲気」と話していたと言います(選考対策ページより)。
「他局に先駆けたチャレンジ精神」
フジテレビは番組作りにおいて新たなムーブメントを起こしてきました。
情報・ドキュメンタリー番組では『目撃!超逆転スクープ』(2018年)で、プロジェクションマッピングを用いた体感型の番組を制作。ドラマ『恋仲』(2015年)で最終回を一部生放送で行ったり、放送の裏で、オンデマンドと副音声で出演者にドラマの裏話を話してもらう特番を組んだり、新しい試みがどの分野の番組にもみられます。
また他局に先駆けて、動画配信を導入する(2005年)、ゲーム開発をはじめる(2008年)、テレビ放送したアニメや報道、娯楽番組の一部をYouTubeで無料配信する(2012年)、VR事業部の設立(2016年)など、かつてより時代に先駆けて事業を開拓してきました(選考対策ページより)。
「メディア・コンテンツ」と「都市開発・観光」を事業の二本柱に
フジ・メディア・ホールディングスは中期経営計画の中で『「メディア・コンテンツ」と「都市開発・観光」をグループの二本柱に位置づけ、さらに新規分野の開拓にも力を注ぐ』ことを目標として掲げ(※1)、放送事業だけに頼らない強固な経営基盤を築こうとしています。
実際に2017年度の決算では、フジテレビ単体の営業利益が44億円の一方で、都市開発事業の営業利益が141億円であり、既に都市開発事業がグループ内で大きな位置を占めていることが分かります(※2)。
具体的に「メディア・コンテンツ」事業では、2017年度に6年ぶりの増益を達成したフジテレビを中心に「総合コンテンツファクトリー」を目標とし、番組・映画・アニメコンテンツのさらなる強化や音楽関連ビジネス・ゲーム事業の拡大などに力を入れています。また「都市開発・観光」事業では、インバウンド需要の増加を見込み新ホテルブランドの立ち上げや空港民営化事業、IR(統合型リゾート)事業への参画を目指しています(※3)。
(※1)参考:フジ・メディア・ホールディングス「中期経営計画2018 P.5」
(※2)参考:フジ・メディア・ホールディングス「2018年3月期決算説明会資料 P.3、P.5」
(※3)参考:フジ・メディア・ホールディングス「中期経営計画2018 P.11、P.13」