こんにちは、ワンキャリ編集部です。
「最終面接は他の面接とどう違うの?」「何を聞かれてどう答えれば良いの?」
いくつかの面接を受けて最終面接にたどり着いたものの、そのような不安やプレッシャーを感じてしまう就活生は少なくありません。
最終面接とそれまでの面接では、見られている点や回答のポイントが異なります。就職活動の最終面接では、面接官がどこに着目しているかを知って質問に備えておくことで、落ち着いて最終面接に挑めます。これまでの努力が実るよう、面接対策をしっかりと行って内定につなげましょう。
今回は、最終面接の特徴と、最終面接で良く聞かれること・質問の回答例を紹介します。逆質問の例も併せて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
●最終面接と1次・2次面接の違い
・面接官の役職
・所要時間は30分
・入社意欲が評価軸
●最終面接で面接官に評価されるポイント
・入社意欲・熱意が高いか
・企業方針とマッチする人材か
・一貫性があるか
●最終面接で必要な準備と対策5つ
・1. 企業について詳しく調べる
・2. 面接官について調べておく
・3. 逆質問を5個以上準備する
・4. 面接を通してアピールしたいことを決める
・5. 自己分析・志望動機を深掘りする
●最終面接で良く聞かれる質問と解答例一覧
・「志望動機を聞かせてください」
・「自己PRをお願いします」
・「なぜ他社ではなく弊社を志望されているのですか」
・「強みを生かしてどのような仕事がしたいですか」
・「入社後のキャリアプランを聞かせてください」
・「もし弊社から内定が出たら入社しますか」
・「他社の選考状況を聞かせてください」
・「これまでの人生の挫折経験とそこからの学びを教えてください」
・「あなたは周りからどのような人だと言われていますか?」
・「大学で研究した内容を教えてください
●最終面接で好印象を与える逆質問例一覧
・事業や経営に関する質問
・働き方や考え方に関する質問
●最終面接で落ちるフラグは?
・面接時間が短い
・内定連絡を電話ではなくメールですると言われる
・面接官のリアクションが悪い
・今後に関しての説明がない
・回答に対して否定的な意見を言われる
●最終面接の注意点(NG例)と心構え
・最終面接で注意すべきマナー
・緊張しすぎないようにする
・企業に対してネガティブな発言は避ける
●最終面接まとめ
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最終面接と1次・2次面接の違い
最終面接に備えるために、まずはその特徴を押さえましょう。ここでは、最終面接の面接官・所要時間・評価基準について、詳しく解説します。

面接官の役職
企業の就職活動で最終面接の面接官を務めるのは、社長・役員などの経営層が中心です。
最終面接は、その名の通り、採否を決めるための最後の選考であるからこそ、代表者や代表に近い人物が選考にあたる傾向にあります。
1次面接や2次面接などは、人事部の採用担当や現場で働く社員が務めるケースが一般的です。最終面接はそれまでとは違い、いわゆる役員面接であることから、緊張感を持つ就活生もいるかもしれません。しかし、企業の経営層と直接言葉を交わして、自分自身をアピールする絶好の機会と捉え、前向きな気持ちで臨みましょう。
所要時間は30分
一般的に1次面接の時間は20分~30分、2次面接の時間は30分~60分です。それに対して最終面接の時間は、一般的には30分〜40分程度ですが、企業によっては10分程度で終わることも珍しくありません。軽い顔合わせのような雰囲気の最終面接であれば、10分程度で終わる場合が多々あります。
最終面接の時間が短いと「落ちたかもしれない」と心配することもありますが、短時間で終わったからといって、必ずしも不合格になるとは限りません。
逆に、長時間の面接でも合格とは限りません。面接官が納得できず深掘り質問を続けている可能性もあります。大切なのは時間ではなく、「伝えるべきことを伝えられたか」です。時間の長さよりも面接の内容自体を振り返り、次のステップに向けて前向きに準備を進めましょう。
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入社意欲が評価軸
1次面接では自己分析や一貫性など基礎的な部分が、2次面接では企業への志望度・学生の強みと企業の相性が主な評価軸となっています。一方で最終面接では、入社意欲が評価軸の中心です。
企業は、「入社後長く働いてもらいたい」「自社に貢献してもらいたい」という気持ちを持って採用活動を行っています。そのため、内定を出した学生に内定辞退をされたり、入社後すぐに辞められたりという事態は避けたいところです。
それを測る意味でも、この学生に内定を出したら入社してくれるのか、企業に貢献してくれる人材になれるのかといった視点で入社意欲を中心にチェックしています。
企業の理念や価値観、ビジョンをしっかり理解したうえで、入社意欲の高さをアピールするようにしましょう。
▼この先で分かること▼・よく聞かれる質問とその解答例・面接官に評価されるポイントと必要な準備・最終面接の逆質問例

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