こんにちは、ワンキャリ編集部です。
「二次面接では、どのような質問をされるの?」「面接対策はどうすればいいの?」と疑問や不安を感じる人も多いでしょう。
そこでこちらの記事では二次面接の特徴や通過率、二次面接でありがちな質問と回答例をご紹介します。二次面接で落ちてしまう人の特徴や対策方法についても解説します。この記事を読むことで、二次面接に向けてやるべきことが明確になります。
<目次>
●二次面接の特徴|一次面接・最終面接との違い
・【目的】「自社にとって欲しい人材かどうかを見極める」
・【面接時間】30〜60分
・【形式】個人面接もしくは集団面接
・【面接官】現場の管理者や管理職
・【通過率】一般的には50%程度
●二次面接で面接官に評価されるポイント5つ
・企業への志望度が高いか
・学生の強みと企業の相性がいいか
・即戦力になれるか
・キャリアプランが企業のビジョンと合うか
・社風や雰囲気に合うか
●【9選】二次面接では何を聞かれる? 質問とその回答例
・自己紹介をお願いします
・志望動機を教えてください
・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は何ですか
・自己PRをお願いします
・長所と短所を教えてください
・入社したらやりたいことを教えてください
・今後のキャリアビジョンを教えてください
・他社の選考状況について教えてください
・当社の〇〇事業についての印象を教えてください
●二次面接で落ちてしまう人の特徴
・志望動機やキャリアプランが曖昧
・回答にESや一次面接との一貫性がない
・強みを十分にアピールできていない
・業界研究や企業研究が足りない
・企業の求める人材とマッチしていない
・質問が深掘りされた際に返せていない
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・企業研究を深める
・一次面接を振り返る
・業界知識を得ておく
・キャリアプランを見直す
・逆質問を用意する
●例文11選|二次面接でのおすすめ逆質問とNG逆質問
・仕事の内容についての逆質問
・意欲をアピールする逆質問
・社風や社員の特徴を知るための逆質問
・企業をより深く理解するための逆質問
・二次面接でNGになる逆質問
●二次面接に関してよくある質問
・二次面接に通過すればほぼ内定ですか?
・二次面接の案内メールにどう返信しますか?
・二次面接を辞退したらマナー違反ですか?
・二次面接の結果がなかなか来ないときは?
●この記事のまとめ
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二次面接の特徴|一次面接・最終面接との違い
書類選考、一次面接を通過したものの、次に行われる二次面接が、他の面接と何が違うのかよく分からない人もいるでしょう。選考の通過を目指すには、二次面接の目的や特徴など、基本的な情報を把握しておくことが大切です。
二次面接は、一次面接とは目的・形式・面接官などの部分で違いがあり、最終面接とは所要時間・評価軸などで違いがあります。それぞれの違いを把握して、適切な対策を行っていきましょう。二次面接一次面接・最終面接との違いは、下の表をご覧ください。

【目的】「自社にとって欲しい人材かどうかを見極める」
企業によって面接回数や選考過程は異なり、その目的にも違いがあります。
一般的に二次面接では「自社にとって欲しい人材かどうかを見極める」という目的で行われます。現場の管理者や管理職が面接官を担当し、「一緒に働きたいかどうか」といった視点で判断する傾向にあります。そのため、自分の性格や能力を把握し、志望企業の求める人材であることをアピールすることが大切です。
【面接時間】30〜60分
面接時間は30分〜60分に設定されていることが多く、一次面接よりも長い傾向にあります。
なぜなら、一次面接は最も学生が多く、効率的に学生を選ぶために集団面接などが行われますが、二次面接では学生一人一人を深く知り、より企業とのマッチ度を評価する必要があり、個人面接の形式で行われることが多いからです。
また、最終面接では、軽い顔合わせの場合もあるため、10分程度で終わる場合も多くありますが、2次面接がそれほど早く終わる場合はほとんどないでしょう。
一次面接・最終面接より面接時間が長くなる分、深掘りされる質問が多かったり、逆質問の時間も多く取られたりする可能性があるため、入念な事前準備を行いましょう。
【形式】個人面接もしくは集団面接
二次面接の形式は個人面談であることが多く、大手企業など応募人数の多い企業では、一次面接と同じく集団面接の形式で行われることも少なくありません。
一次面接では応募人数が多いため効率を重視し集団面接を採用している企業が多いですが、一次面接よりも学生を深く見極める必要がある二次面接では、一次面接よりも面接時間が長く取られる傾向にあります。
一方で、最終面接では、入社意思の確認が主な目的のため、個人面接であることが一般的です。
【面接官】現場の管理者や管理職
一次面接の面接官は、若手の社員や人事担当者だったのに対し、二次面接の面接官は現場の管理者や管理職になることが多いです。
つまり、実際の業務内容に詳しい面接官によって、能力があり将来活躍して働ける学生かどうかを判断されているといえます。また、実際に現場で生きるコミュニケーション能力や思考力、即戦力となるスキルなどを持っているか評価されます。
したがって二次面接では、面接官に「一緒に働きたいと思ってもらえるかどうか」が肝になります。面接官に好印象を与えられる回答や逆質問を考えましょう。
また、最終面接の面接官は社長・役員などの経営層が中心です。最終面接は、その名の通り、採否を決めるための最後の選考であるからこそ、代表者や代表に近い人物が選考にあたる傾向にあります。
【通過率】一般的には50%程度
二次面接の通過率は企業や業界によって異なりますが、一般的には50%程度とされています。しかし、大手企業では約30%程度、中小企業やベンチャーでは40%〜50%程度が通過することが多いです。
通常、一次面接では広い範囲の候補者を選考するため、通過率が低めになることが多いです。
一方で、二次面接は一次面接を通過した学生が対象となるため、相対的に通過率は上がることが一般的です。また、二次面接では学生の素養や能力、志望度がより詳細に評価されるため、一次面接に比べて通過率が高くなる傾向があります。
ただし、最終面接に進めるかどうかは企業の採用枠や求める人物像との適合性によって決まるため、必ずしも楽観できるわけではありません。しっかりと企業研究や自己分析を行い、論理的かつ説得力のある回答を準備することが重要です。


