新卒採用で志望校の内定を得るには、自己PRで上手にアピールすることが大切です。自分の強みが企業の業務にどう生かせるか、説得力を持って伝えなければなりません。
本記事では、履歴書やエントリーシート(ES)、面接で必要になる自己PRのテンプレートや、面接でのポイントについて解説します。実際にESを通過した自己PRもご紹介しますので、ぜひご参考ください。
<目次> ●自己PRとは ・「強み・長所」や「自己紹介」との違い ●新卒採用における自己PRの4つの評価ポイント ・人柄・性格 ・候補者のアピールポイントと自社へのマッチ度 ・コミュニケーション能力 ・入社後に活躍できそうか ●自己PRテンプレート【4ステップ】 ・【ステップ1】アピールポイントを最初に伝える ・【ステップ2】根拠となるエピソード ・【ステップ3】得られた成果や学んだこと ・【ステップ4】入社後どのように仕事に生かせるか ●【書類・シーン別】自己PRの伝え方 ・ES ・履歴書 ・面接 ・一言PR ●自己PRで話すアピールポイントが見つからない場合 ・自己分析ツールを活用する ・応募企業が重視する能力を押さえる ・短所から言い換える ・過去の経験を洗い出す ・友人・家族など親しい人に聞く ●周りと差別化するための自己PRの書き方 ・客観的な数字や成果などを盛り込む ・企業が求める人物像を把握する ・企業理念や仕事の進め方とマッチする内容も盛り込む ●自己PRのNG例 ・内容が抽象的で分かりづらい ・複数のアピールポイント ・内容が少なすぎるあるいは詰め込みすぎ ・誤字脱字 ・内容を誇張しすぎる ●【職種別】自己PR例文 ・事務職 ・営業職 ・エンジニア ・研究職 ・コンサルタント ・金融系 ・医療系 ●【エピソード別】自己PR例文 ・ゼミ ・留学 ・サークル ・アルバイト ・ボランティア ●【アピールポイント別】自己PR例文 ・チャレンジ精神 ・行動力 ・継続力 ・責任感 ・協調性 ・コミュニケーション能力 ・リーダーシップ ●まとめ
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自己PRとは?
自己PRとは、応募者が自分の強みやスキルなどをアピールすることです。企業側は、「自社にマッチする人材を採用したい」と考えているため、選考では自己PRの内容を重視しています。
ここでは、自己PRと「長所」や「自己紹介」との違いについて解説します。
▼自己PRの書き方について詳しく知りたい方はこちら ・自己PRの書き方【例文45選】履歴書・面接での伝え方を強み・職種別に紹介
「強み・長所」や「自己紹介」との違い
自己PRと同じようなニュアンスの言葉として「強み・長所」や「自己紹介」がありますが、自己PRとこれらは異なります。
強み・長所は、自分の人柄や性格上の優れている部分のことです。これに対し、自己PRは自分の強みやスキルが志望先企業の業務で生かせることをアピールするものです。
自己PRの目的は、自分の強みが「その企業に貢献できる」ことを伝え、企業に興味・関心を持ってもらうことです。一方、強み・長所を話すことの目的は、業務に役立つ優れた部分を伝え、人柄を知ってもらうことです。
自己紹介は、初対面の人に自分のプロフィールを簡単に知ってもらうために行います。面接のはじめに行うあいさつというニュアンスがあり、自己PRのように自分をアピールするものではありません。このように、自己PRと自己紹介についても目的が異なります。
