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就活サイトトップ就活記事面接練習のやり方大全|一人で練習できるアプリやサービスも紹介

面接練習のやり方大全|一人で練習できるアプリやサービスも紹介

練習 面接
2025年10月31日(金) | 45,818 views

こんにちは、ワンキャリア編集部です。

本番の面接前に、面接の練習を行って事前に対策しておきたいけれど、やり方が分からない方も多いと思います。こちらの記事では、一人でもできる面接練習のやり方やおすすめのアプリ、どのようなことが聞かれるかの質問集、注意しておきたいポイントまで解説しています。

<目次>
●就活において面接練習が重要な理由
 ・本番で落ち着いて回答するため
 ・スムーズに受け答えするため
 ・伝えやすい話し方ができるようになるため
 ・回答する内容を整理するため
 ・自分の弱点を把握するため
●面接練習を特にやっておいた方がいい人は?
 ・緊張しやすく真面目な人
 ・面接経験が少ない人
 ・面接の結果がうまくいかない人
●面接の流れについて
 ・対面面接の流れ
 ・Web面接の流れ
●第三者と面接練習をする方法
 ・志望会社に勤めているOB・OGと面接練習を行う
 ・学校のキャリアセンターを活用する
 ・就活エージェントを利用する
 ・就活イベントに参加する
 ・実際に面接を受けてみる
●【5ステップ】第三者と面接練習する流れ
 ・【ステップ1】ビデオ撮影機材を用意する
 ・【ステップ2】質問事項や企業の評価基準を確認する
 ・【ステップ3】模擬面接を実施する
 ・【ステップ4】厳しいフィードバックをもらう
 ・【ステップ5】自分で再生して成功イメージを焼き付ける
●【3ステップ】 一人で面接練習する流れ
 ・【ステップ1】質問を想定する
 ・【ステップ2】回答をメモする
 ・【ステップ3】声を出して回答する
●一人で面接練習できるおすすめのアプリ・サービス
 ・steach(スティーチ)
 ・KnockKnock(ノックノック)
 ・カチメン!
 ・SpeakViz(スピークビズ)
 ・ChatGPTなどのAI(人工知能)サービス
 ・就トレ
●面接練習のチェックポイント
 ・面接マナー
 ・回答時間
 ・回答内容が質問の意図に沿っているか
●【質問別】面接でよく聞かれる質問・回答例一覧
 ・アイスブレイク
 ・自己紹介
 ・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
 ・就活の軸
 ・志望動機
 ・自己PR・強み・長所
 ・弱み・短所
 ・挫折経験
 ・キャリアプラン
 ・他社の選考状況
 ・勤務条件
 ・時事問題
 ・逆質問
 ・動物に例えると? などの奇問
 ・キラー質問
●【業界別】面接でよく聞かれること・質問と回答例一覧
 ・メーカー
 ・総合商社
 ・投資銀行
 ・金融
 ・サービス・インフラ
 ・広告・出版・マスコミ
 ・ソフトウエア・通信
 ・公官庁・公社・団体
●面接練習する際の注意点
 ・本番と同じように臨む
 ・入室・退室も含めて練習する
 ・改善点を踏まえて練習を繰り返す
 ・回答内容を丸暗記しない
 ・アピールポイントはエピソード交えて具体的に伝える
 ・練習通りにならないケースも想定する
 ・質問は深掘りしてもらう
●面接の質問への答え方のポイント4選
 ・面接官の質問の意図を理解する
 ・結論ファーストで端的に伝える
 ・客観的事実や数値を用いる
 ・目を見てハキハキと話す
●面接練習に関するよくある質問
 ・面接官に緊張していることを伝えてもいいですか?
 ・面接練習を家族に依頼してもいいですか?
 ・面接練習は何日前から始めればいいですか?
 ・一人で面接練習をする方法を教えてください
●まとめ



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就活において面接練習が重要な理由

就活において面接練習が重要な理由は、以下の通りです。

  • 本番で落ち着いて回答するため
  • スムーズに受け答えするため
  • 伝えやすい話し方ができるようになるため
  • 回答する内容を整理するため
  • 自分の弱点を把握するため

それぞれ説明します。


本番で落ち着いて回答するため

どのような質問がされるのか、それにどう答えるのかを実際の面接のようにシミュレーションできるので、本番で落ち着いて回答できます。本番で緊張してしまうかもしれない人や面接の経験が少ない人には、うってつけの練習方法です。複数回実施して、本番の面接の雰囲気に慣れていきましょう。


スムーズに受け答えするため

面接練習をすることで、本番でも緊張せずに自分の考えを伝える力が身に付き、質問に対してスムーズに答えられるようになります。スムーズに受け答えできないと、「準備ができていない」「志望度が高くないのでは?」と思われ、面接官からの印象が悪くなるかもしれません。

以下のポイントを意識して面接練習を行うと、スムーズな受け答えが身に付くでしょう。

  • 質問の意図を素早く理解する
  • 適切な言葉選びをする
  • 論理的に回答する

これらが身に付きスムーズな受け答えができるようになると、本番の面接でも落ち着いて対応できます。また、練習を重ねることで、自信を持って面接に臨めるようになります。

面接官の質問にも慌てず答えられるよう、しっかり練習しておきましょう。


伝えやすい話し方ができるようになるため

面接練習を繰り返すと、自分の長所や経験を効果的に伝える方法が分かるようになるため、技術が磨かれて相手に伝わりやすく話せるようになります。話の中身が良くても「順番が前後して分かりにくい」「要点を掴(つか)めない」といった話し方では、魅力が伝わりません。伝わりやすい話し方ができると、面接での評価も高まるでしょう。

また、相手に伝わりやすく話せるようになれば、日常会話のコミュニケーション力も向上します。伝わりやすい話し方は、面接だけでなく社会人になってからも役立つスキルなので、ぜひ身に付けましょう。


回答する内容を整理するため

面接練習は、自分の経験や考えを整理する良い機会です。練習を通じて自己分析や志望動機を整理して、明確に伝えられるようになるでしょう。また、自分自身のキャリアプランについても、明確なビジョンを持てるようになります。

こうして回答内容を整理することで、より面接官に伝わりやすい答えを用意できるでしょう。

このように面接練習は、話し方に慣れるためだけではなく、自分の考えを整理できる有効な手段ともいえます。


自分の弱点を把握するため

先述したように録画を確認することで自分の弱点が見えてきます。どういった質問をされると答えに詰まってしまうのか、表情や口調などに違和感はないかなど、見えてくるものはたくさんあります。

面接練習を特にやっておいた方がいい人は?

模擬面接は面接の前に必ずやっておきたいことですが、緊張しやすい人、面接の経験が浅い人、面接の結果がうまくいかない人は特にやっておいた方がいいでしょう。


緊張しやすく真面目な人

面接は初対面の人に自分を審査される場なので、慣れていないと緊張しやすいです。過度に緊張してしまうと本来の自分が出せず、もったいない結果になってしまうことも。事前に面接の雰囲気を知っておくことで緊張を和らげられます。


面接経験が少ない人

面接の経験が浅いと、面接のマナーやどのようなことを聞かれるのかが分からず、本番で想定外のことが起きてしまうかもしれません。とっさのことに対応する力も大事ですが、ある程度は予習しておいた方が安心でしょう。


面接の結果がうまくいかない人

何度も面接まで選考が進んでいるのに、面接になるとお祈りメールが来てしまう方は改めて模擬面接をした方がいいでしょう。録画された自分の姿を見ることで、改善すべきポイントが見えてくるかもしれません。

▼模擬面接に関する記事はこちら
・模擬面接のやり方5ステップ|聞かれる質問集と面接官の選び方も紹介

面接の流れについて

対面面接の流れ

対面面接の大まかな流れは以下のとおりです。

  • 受付
  • 待機
  • 入室
  • 面接
  • 退室
▼面接での流れやマナーについて気になる方はこちら
・【新卒向け面接マナー】入室・退室や集団・オンライン面接の注意点

面接で主に聞かれる質問については以下のとおりです。面接前にしっかり確認しておきましょう。

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 逆質問

加えて、一次面接や二次面接、最終面接で質問される内容は異なりますので、それぞれ対策して臨みましょう。各面接の特徴や聞かれる質問については、以下の記事で詳しく紹介しています。

▼一次面接、二次面接、最終面接で聞かれることについて気になる方はこちら
・【一次面接】特徴やよく聞かれる質問、対策とポイントを解説
・二次面接で聞かれることは?頻出質問の解答例と対策法を解説
・最終面接(役員面接)でよく聞かれることとは?質問の回答例も解説!


Web面接の流れ

Web面接の大まかな流れは以下のとおりです。

  • Web面接用のURL受取
  • URLを開き待機
  • 入室
  • 面接
  • 退室

Web面接で聞かれる内容は対面の面接とほぼ同じです。対面同様に対策して臨みましょう。

Web面接でのマナーや注意点については以下の記事をご確認ください。

▼面接での流れやマナーについて気になる方はこちら
・【新卒向け面接マナー】入室・退室や集団・オンライン面接の注意点

第三者と面接練習をする方法

第三者と面接練習を行うのは、就活生にとてもおすすめです。実際の面接に近い環境で練習できるため、本番での緊張も和らぐでしょう。

第三者と行う面接練習をする場合は、以下の5つの方法がおすすめです。

  • 志望会社に勤めているOB・OGと面接練習を行う
  • 学校のキャリアセンターを活用する
  • 就活エージェントを利用する
  • 就活イベントに参加する
  • 実際に面接を受けてみる

それぞれ説明します。

面接練習は、単に質問に答える練習ではなく、自己分析を磨く機会と言えます。キャリアアドバイザーとして強調したいのは、自己分析で整理した自分の経験から抽出した価値観や強みを面接を通じてどう相手に伝えるかを戦略的に考えることが重要ということです。
まず、自分の自己分析の一環として過去の経験から価値観や強み、モチベーションの源泉を抽出し、それがどのように仕事に生かせるかを考えます。次に、改善点を明確にするために模擬面接を行います。フィードバックに客観性を担保するために、友人やキャリアアドバイザー、両親に協力してもらうのが良いでしょう。また、実際にスーツを着て練習したりなど実際の面接環境に近い形で練習することで、本番さながらの緊張感をもって準備を進めることが出来ます。
このような方法を実践することで、面接でのパフォーマンスが向上し、内定獲得に一歩近づくことができるでしょう。


記事監修アドバイザー:龍野
2025年にワンキャリア新卒入社。
音楽大学でピアノを学び、学生時代はソロだけでなく他楽器の伴奏や室内楽と幅広く経験しながら教職課程を履修し高等学校教諭一種免許取得。
現在は新規事業である「ワンキャリア新卒紹介」チームに所属し自分に嘘をつかない就活をモットーに学生さんの就活支援をしている。

・得意な領域:自己分析/ガクチカ構築

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志望会社に勤めているOB・OGと面接練習を行う

志望する会社に勤めているOB・OGにお願いすると業界ごとに異なる評価のポイントまで理解しているので、本番に近い模擬面接をすることが可能です。例えば、銀行はネクタイの色まで評価に入るといわれますし、総合商社は堅すぎる態度は評価されないといいます。こういった業界差を知るためにも、内定者の先輩に見てもらうのがおすすめです。

OB・OGのツテがないと依頼できません。その場合は後述するキャリアセンターや就活エージェントなど外部に依頼するといいでしょう。

▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら
・OB・OG訪問とは?メリットや準備事項、当日までの流れを解説
・OB訪問のマナーと服装【社会人の本音】連絡の取り方・当日の対応とNG例
・OB・OG訪問の質問リスト【厳選50選】 深い内容を聞くコツ・前日に送るメール例


学校のキャリアセンターを活用する

キャリアセンターでは模擬面接を始め、エントリーシート(ES)の添削やOB・OGリスト、就活相談などのサービスを受けられます。特に私立大学では、就職率などの広報のために、就職支援に力を入れている場合が多いです。無料で誰でも利用できるので、活用するのも手です。

キャリアセンターではそれぞれの業界独特の質問はされにくい傾向があります。面接の全般の対策をしたい場合にはおすすめです。


就活エージェントを利用する

就活エージェントのサービスで模擬面接を受けることもできます。就活エージェントとは、就活生が内定を取れるようにキャリア相談から求人紹介、履歴書の書き方、面接練習までサポートしてくれるサービスのことです。「就活のプロにサポートしてもらいたい」方は利用するといいでしょう。

就活エージェントでは模擬面接以外でもサポートしてもらえるので、自分のペースで就活をしたい方には不向きかもしれません。また、エージェントによって相性もあるので、自分と相性の良いエージェントを見極める必要があります。


就活イベントに参加する

就活イベントでは、面接練習の機会が用意されていることが多いです。企業の人事担当者や就活エージェントなどのプロから直接アドバイスをもらえるため、貴重な経験になるでしょう。

就活イベントでは、面接だけでなく以下のような練習もできます。

  • 模擬面接の体験
  • グループディスカッション(GD)の体験
  • 自己PR・志望動機の添削

これらの経験を通じて、面接練習だけでなく、自分の長所や短所を客観的に把握できる点も就活イベントの魅力です。また、他の就活生の様子を見ることで、自分に足りないスキルなども把握できるでしょう。

積極的に就活イベントに参加して、面接スキルを磨きましょう。


実際に面接を受けてみる

第一志望企業の前にいくつかお試しで面接を受けると、場数を踏んで自分の弱点や課題を明確に把握できます。面接官から好印象の内容や具体的な時間配分、自分の緊張度合いなどは、実際の面接を経験しないと分かりません。

面接後のフィードバックを参考にして、自身の回答を修正するのも忘れないようにしてください。

【5ステップ】第三者と面接練習する流れ

ここからは、ステップ別に模擬面接の進め方をお伝えします。


【ステップ1】ビデオ撮影機材を用意する

まずは模擬面接を撮影するためのビデオカメラを用意しましょう。スマホのビデオ撮影機能でも構いません。ポイントは、自分と面接官の全身がしっかり画面に入るようセッティングすることです。自撮り用のスタンドを使ったり、友達に撮影を頼んだりするといいかもしれません。

オンラインで模擬面接をする場合、ZoomやGoogle Meetといったツールの録画機能を使用するといいです。自分と相手の表情や声を録画できます。


【ステップ2】質問事項や企業の評価基準を確認する

模擬面接前にどのような質問がされるのか、企業にどう評価されるのか確認しておきましょう。また、質問集や評価基準は知人やOB・OGの方に模擬面接をお願いする場合に使用してください。


質問集


・自己PRをお願いします
・あなたの長所と短所はどのようなところですか
・あなたは周囲からどのように思われていますか
・他人に負けないところは何ですか
・学生時代に一番力を入れたことは何ですか
・あなたの研究内容もしくは専攻内容について教えてください
・サークルや部活動、アルバイトなどで得たものは何ですか
・弊社を志望した理由をお聞かせください
・他にどのような企業を受けていますか
・どのような軸で就活をしていますか

ワンキャリアでは選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)といったコンテンツがあり、企業ごとの面接の質問や雰囲気、内定者がどのような対策をしたのか確認できます。その中に過去の実際の質問を掲載しています。本番と同じような質問をしてもらうために確認しておきましょう。

「質問内容」
逆質問が10分ある(メモを見ながら質問できる)
・キャリアビジョンの再確認、深掘り
・AEとして活きると感じる自分の強み
・エンジニアの仕事は結構泥臭いけれど大丈夫?
・学生時代に力を入れたこと
・やりたい仕事

※出典:野村総合研究所|テクニカルエンジニア2025年卒本選考の最終面接

企業の選考の体験談を確認したい方はこちら
合格の秘訣を確認したい方はこちら


企業の評価基準


・服装・表情・姿勢の良さ
・声のスピード
・声の大きさ
・質問に答えるまでのスピード
・質問内容に答えられているか
・強みを自社で生かせそうか
・自社で長期間活躍できそうか


【ステップ3】模擬面接を実施する

模擬面接では本番の面接と同じような環境、態度で臨みましょう。面接官役には、面接の採点もお願いすることが大切です。面接の態度で気になる点がないか、回答の内容で改善すべきポイントはないか確認してもらいましょう。


【ステップ4】厳しいフィードバックをもらう

実際に面接が終わったら、率直なフィードバックをもらいましょう。模擬面接の相手が知り合いや先輩だと優しい評価になってしまいがちですが、厳しい評価が欲しいと伝えましょう。

また、A社で喜ばれるエピソードがB社でも大歓迎されるわけではないため、下記のような質問をしておくことで、フィードバックを最大限生かせます。

・「志望業界以外でも、このエピソードで大丈夫でしょうか?」
・「他にB社を受けているのですが、このままのスタイルで通用するでしょうか?」
その後、フィードバックを踏まえ、その場でもう一度模擬面接をしてもらいましょう。

勉強全般にいえますが、指摘をもらってからすぐ復習することで、体に「良い面接の仕方」が刷り込まれます。アドバイスをもらっただけで終わらせるのは「分かったふり」につながります。必ずその場で改善し、模擬面接を終わらせてください。


【ステップ5】自分で再生して成功イメージを焼き付ける

最後に模擬面接官と別れたら映像をくまなく見てみましょう。1回目の撮影と2回目の撮影でどこが変わったのかを確認すると同時に、改善後のイメージを脳に焼き付けます。さらに気付いた点を自主的にメモできれば完璧です。

【3ステップ】 一人で面接練習する流れ

一人で面接練習をする方法は、大きく分けて3つのステップがあります。

  • 【ステップ1】質問を想定する
  • 【ステップ2】回答をメモする
  • 【ステップ3】声を出して回答する

効果的な練習を行うためには、これらのステップを順番に進めていくことが大切です。それぞれ説明します。


【ステップ1】質問を想定する

面接練習では、まず想定される質問を洗い出しましょう。企業研究や自己分析を通じて、面接で聞かれそうな質問を事前に考えておくことが重要です。

具体的には、以下のような質問を想定しておくと良いでしょう。

  • 志望動機は何ですか?
  • 学生時代に力を入れたことは何ですか?
  • 自己PRをしてください
  • 当社の事業について知っていることを教えてください

これらの質問は、多くの企業の面接で共通して聞かれます。想定質問を準備することで、本番での焦りを軽減できるはずです。業界や職種特有の質問もあるので、志望企業に合わせて調べておくことがおすすめです。


【ステップ2】回答をメモする

次は想定質問に対する回答をメモしていきましょう。回答をメモすることで、自分の考えを整理し、より論理的に回答できるようになります。

メモを取る際は、結論から先に書いて相手に伝わりやすくしましょう。メモは箇条書きで簡潔にまとめることがコツです。具体的な事例を交えてまとめると、より相手に話を伝えやすくなります。

また、回答時間は1~2分程度を目安にしましょう。メモを見直して、不足している点があれば追加・修正してください。


【ステップ3】声を出して回答する

メモができたら、いよいよ声に出して練習する段階に入ります。声に出すことで、言葉の滑らかさや話すスピード、トーンなどを確認できます。

効果的な練習方法として、以下のようなものがあります。

  • 録音・録画を活用する
  • 鏡の前で練習する
  • YouTubeを活用する

これらの方法を組み合わせて、自分に合った練習方法を見つけていきましょう。繰り返し練習することで、自然に受け答えできるようになります。 それぞれの方法について詳しく解説します。


録音・録画を活用する


スマホのボイスレコーダーや動画機能を使うと、簡単に録音・録画ができます。

回答時間も記録されるので、時間配分の確認にも便利です。繰り返し客観的に自分の回答を聞くことで、改善点が見つかりやすくなります。また、話し方についても「たどたどしい」「言い方が固い」「滑舌が悪い」などの改善点が見つかるかもしれません。


鏡の前で練習する


鏡の前で練習することで、表情や姿勢を確認できます。実際に面接官から「自分がどのように見えているか?」を確認することで、客観的な視点で話し方などを改善できるためおすすめです。

自分の表情や身振り手振りを見ることで、より自然な振る舞いができるようになるでしょう。


YouTubeを活用する


YouTubeには、面接練習に役立つ動画が数多く公開されています。プロの就活アドバイザーによる解説や、模擬面接の様子を見られます。

YouTubeを活用する際は、以下のような動画を参考にすることがおすすめです。

  • 面接官役と受験者役のやり取りを再現した動画
  • 面接での注意点やコツを解説した動画
  • 業界別の面接対策動画

これらの動画を見て、自分の練習に取り入れていくことが大切です。コメント欄に書かれている他の就活生の意見を参考にするのも良いでしょう。ただし、情報の信頼性には注意して、複数の動画を見比べることが大切です。

一人で面接練習できるおすすめのアプリ・サービス

一人で面接練習できるアプリやサービスを活用すると、効率的に面接対策を進められます。

おすすめのアプリ・サービスは以下の通りです。

  • steach(スティーチ)
  • KnockKnock(ノックノック)
  • カチメン!
  • SpeakViz(スピークビズ)
  • ChatGPTなどのAI(人工知能)サービス
  • 就トレ

それぞれのアプリやサービスの特徴について説明します。


steach(スティーチ)

steachは、AI診断をもとに面接の課題を洗い出して改善できるアプリです(※1)。「写真で印象チェック」「音声で回答」「動画で練習」の3つから選べます。

AIが映像や音声を分析し、話し方や表情、内容の伝わりやすさなどを面接官の視点からアドバイスしてくれるため、本番さながらに練習できます。音声のみのモードもあるため、言葉遣いや話の構成に焦点を当てた練習も可能です。練習内容は自動で文字に変換されるので、後から見直すこともできます。

こうしたAIによる詳細な分析と実践的なアドバイスにより、自分の強みや改善点を的確に把握できるでしょう。

(※1)出典:面接練習アプリsteach|AIが面接診断!5分で面接力UP


KnockKnock(ノックノック)

KnockKnockは、就活やアルバイト、受験などさまざまな場面での面接に対応しているアプリです(※2)。練習内容を最大40分間録音できるため、長時間を想定した面接練習もできます。

AI面接官が読み上げた質問に対して回答することで、内容を分析し改善点を具体的に指摘してくれます。自分では気づきにくい課題を発見し、効果的に面接スキルを向上させられるでしょう。

また、用意されている質問は約200問です。圧迫面接や思考力を試す内容まで幅広く収録されているため、リアルな面接の雰囲気を体験できるでしょう。

オリジナルの質問を追加できる機能も備えているため、特定の業界や企業に特化した質問にも対応できます。KnockKnockを使えば、さまざまなタイプの面接に柔軟に対応する力が身に付くでしょう。

(※2)出典:面接練習アプリ KnockKnock


カチメン!

カチメン!は、就職・表情分析のプロから面接のアドバイスを受けられるアプリです(※4)。自分専用のアドバイスはもちろん、AIが表情や声を細かく分析し数値で示してくれるため、改善点を具体的に把握できます。

動画の分析機能も備えており、本番の選考用動画をカチメン!にアップロードすれば分析してアドバイスをもらえるため、動画選考の突破率が上がります。

面接が苦手な方や動画選考でより良い印象を残したい就活生にとって、特に役立つツールといえるでしょう。

(※4)出典:カチメン!


SpeakViz(スピークビズ)

SpeakVizは面接練習を効果的に行えるアプリです(※5)。声出し練習や話した内容のテキスト化などが可能なため、本番の面接さながらに練習できます。音声を分析して回答時間や話すスピードを数値化できるため、自分の話し方の特徴を客観的に把握して効率よく改善できるでしょう。

音声はその場でテキスト変換できるため、回答をすぐ確認して短時間で効率よく練習できる点が魅力です。英語にも対応しているので、外資系企業の面接対策にも役に立つでしょう。

新卒採用や転職など、さまざまな面接場面を想定した質問が豊富に用意されています。さらに、自分で質問を追加できるため、個々の状況に合わせた練習が可能です。

(※5)出典:面接対策アプリSpeakViz


ChatGPTなどのAI(人工知能)サービス

ChatGPTは、OpenAI社が開発した人工知能を利用した対話ツールです。人間と同じように自然な会話を行えます。

ChatGPTに面接官の役割を与えて志望企業の採用担当になりきってもらうと、その業界特有の質問もしてくれるでしょう。

具体的には以下の要素を決めてプロンプトを作り、質問をしてもらいましょう。

  • 志望企業名
  • 企業のURL
  • 志望する職種

面接練習が終わったら忘れずにフィードバックをもらいましょう。


就トレ

「就トレ」はワンキャリアが提供するAI模擬面接サービスです。このサービスはワンキャリアのモバイルアプリに搭載されています。このサービスではワンキャリアに蓄積された15万件を超える実際の面接の回答などのデータを学習したAIが回答内容を分析・評価し、良かった点や改善点を提示します。就活生はそのフィードバックをもとに自身の面接を改善し、面接での回答の質を向上させることができます。

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AIが15万件以上のデータを活用し、面接の強みや改善点をフィードバックしてくれる、ワンキャリアアプリの新機能!

話す間やスピードも評価し、詳細なアドバイスを提供します。選考ステップに応じた多様な質問で、面接力を効率的に向上させましょう。

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面接練習のチェックポイント

面接練習のチェックポイントには、いくつか重要な項目があります。

練習を効果的に行うために、以下の点に注意を払うことが大切です。

  • 面接マナー
  • 回答時間
  • 回答内容が質問の意図に沿っているか

これらの項目をしっかりと意識しながら練習を進めましょう。


面接練習において、就活生が見落としがちなポイントの一つは「自己分析の深さ」です。多くの学生は、表面的な自己紹介や志望動機に終始しがちですが、企業が求めるのはその背後にある「なぜそう思うのか」「どのような経験がそれを支えているのか」といった深い洞察です。
例えば、自分の強みを語る際には、具体的なエピソードや成果を交えて話すことで、説得力が増します。また、失敗経験についても、そこから何を学び、どう成長したかを具体的に説明することが重要です。自己分析を深めることで、面接官に対してより強い印象を与えることができるでしょう。

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面接マナー

面接マナーは、採用担当者に好印象を与えるうえで欠かせない要素です。適切なマナーを身に付けることで、人柄や仕事への姿勢をアピールできます。

面接マナーについては、以下のポイントに注意しましょう。

  • 服装とメイク
  • 座り方
  • 表情と目線
  • 話し方
  • 身振り手振り

これらのマナーを身に付けることで、自信を持って面接に臨めるでしょう。面接マナーは細かい点も多いので、少しずつ改善していくのがおすすめです。

それぞれのポイントについて詳しく解説します。


表情と目線


面接官と良好なコミュニケーションを図るには、適切な表情と目線が重要です。笑顔を心がけつつ、相手の目を見て話すことで、誠実さや熱意を伝えられます。

表情と目線について、以下の点を意識しましょう。

  • 自然な笑顔を意識する
  • 面接官の目を見て話す落ち着いた態度を保つ

自然な笑顔を意識しつつ相手の目を見て話せば、面接官からの印象は良くなるでしょう。鏡を見ながら練習すると、自分の表情をチェックしやすくなります。

Web面接の場合は、パソコンのカメラを見ながら話すと、面接官からちょうど良い位置に目線を合わせられます。


身振り手振り


適度な身振り手振りを交えることで、自分の話をより印象的に面接官へ伝えられます。ただし、過度に動くと「落ち着きがない」「話に集中できない」と思われる可能性があるため、適度なバランスで身振り手振りを行いましょう。

録画して見直すと、客観的に自分の身振り手振りを確認して「志望動機の話のときはもう少し身振りを大きくしよう」というように効率よく改善できます。


話し方


明瞭で聞き取りやすい話し方を心がけることで、自信と誠実さを伝えられます。面接官へ自分の主張を全て伝えられるように、話し方はしっかりと練習しておきましょう。「ええと」「あの」が多いと聞き取りにくいため、発しないように注意しましょう。

緊張すると早口になりがちです。そのため、いつもの自分より意識的にゆっくり話すことで、面接官にとってちょうど良いスピードで話を伝えられます。

特にWeb面接の場合は、カメラの調子によっては聞き取りにくいため、いつも以上にゆっくりハキハキと話すことが大切です。

他にも以下のポイントに注意しましょう。

  • 結論から話す
  • はっきりと聞き取りやすい声で話す
  • 適度な速さで、間を取りながら話す
  • 敬語を正しく使う
  • 語尾まではっきりと発音する
  • 録音して聞き返す
  • オンラインで一度練習して自分の話し方をチェックしてもらう


座り方


面接の際、座り方や姿勢が悪いと面接官からの印象が悪くなるかもしれません。鏡を見て正しい姿勢で座れているか確認しましょう。正しい座り方ができると、落ち着いた印象を与えられます。椅子に浅めに腰掛けて、面接官の正面に対しまっすぐ座ることがコツです。

Web面接の場合は、胸より上側が画面にキレイに収めるよう意識しましょう。画面と近すぎると相手に圧迫感を与えるため注意してください。

座り方は意外と難しいので、家族や友人に見てもらうことがおすすめです。


服装とメイク


服装とメイクは、第一印象を左右する重要な要素です。「髪をキレイに束ねる」「短くさっぱり切っておく」「クリーニングしたスーツを着る」などを意識し、面接官に清潔感や落ち着いた印象を与えましょう。

事前に服装やメイクを試してみて、違和感がないか確認することも大切です。面接当日は余裕を持って準備し、身だしなみを整えましょう。


回答時間

回答時間については「長すぎず短すぎない」という点を心がけることが大切です。要点を簡潔にまとめ、ひとつの質問に対し「1~2分程度」で答えましょう。また、質問の意図を素早く理解し回答することも大切です。

回答が長くなりそうな場合は、途中で「ここまでよろしいでしょうか」と確認するのも良いでしょう。

練習の際は、タイマーを使って時間を計ることがおすすめです。


回答内容が質問の意図に沿っているか

自分の言いたいことを意識しすぎて、回答内容が質問の意図からずれてしまうことはよくあります。そのため、質問の意図を正確に理解し、適切に回答することを意識しましょう。自分の主張を意識しすぎて、質問と関係のない話題に逸れないよう注意することが大切です。

また、面接官からの質問の意図をうまく把握できなかった場合は、「申し訳ありません、今の質問は◯◯ということでよろしいでしょうか?」というように確認しましょう。


音声入力機能の使い方


回答内容のブラッシュアップには、スマートフォンのメモ帳やドキュメントツールなどの音声入力を使った練習がおすすめです。マイクをオンにした状態で話すと、話した内容がそのままテキスト化されます。

これらのテキストを確認する際には、回答内容のズレや違和感が生じていないか、以下の3点を確認すると効果的です。

  • 質問内容からズレた答えになっていないか
  • 矛盾点や支離滅裂な部分はないか
  • 面接官に伝わる用語を使って説明できているか
  • 回答の文字数は適切か

音声入力機能の使い方は以下の通りです。今回はiPhoneのメモアプリを例に紹介します。(2025年10月現在)

  • iPhoneでメモアプリを開く
  • メモ上でクリップのアイコンをタップし、録音画面を開きます。
  • 録音を開始します。
  • 画面左下の吹き出しアイコンをタップすることで、文字起こしされたテキストを確認できます。

【質問別】面接でよく聞かれる質問・回答例一覧

こちらでは、面接で頻出の質問とそれに対する答え方のポイントをご紹介します。


アイスブレイク

アイスブレイクとは、緊張感のある雰囲気を氷(アイス)に例えて、それを壊し、場を和ませるという意味の言葉です。

面接の本番は緊張しやすく、いきなり本題の質問に入ると就活生本来の人柄が伝わらない可能性もあるでしょう。アイスブレイクでコミュニケーションを取りやすい雰囲気を作れば、就活生の緊張をほぐして人柄を確認できます。アイスブレイクでは、内容を見るというよりも学生の基礎的なコミュニケーション力が見られます。

アイスブレイクでよく聞かれる質問をいくつかご紹介します。

・今日はどうやってここまで来ましたか?
・最近は寒いですね。体調を崩していませんか?
・履歴書に映画が趣味と書いてありましたがどんなジャンルを見るのですか?
・最近晴れ続きですね。○○さんのお住まいの地域の天気はどうですか?
・(Web面接で)接続状況はどうですか?
・(Web面接で)オンライン面接の経験はありますか?


自己紹介

アイスブレイク同様に、面接官は内容や話し方などの印象から就活生の人柄が見極められます。また、面接官は、ガクチカやアルバイトの経歴など自己紹介の内容に沿って質問を考えています。そのため、自己紹介で伝えることは、その後の質問で掘り下げられる可能性があります。

面接の自己紹介では、以下の内容を1分程度で話せるように準備しましょう。

・冒頭でのあいさつ
・名前・学校情報
・趣味・ガクチカ・特技
・意気込み・熱意

こちらの記事では、面接における自己紹介のポイントについて例文とともに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

▼面接での自己紹介について詳しく知りたい方はこちら
・新卒向け|面接の自己紹介で好印象を残す方法!例文やポイントを解説


学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

学生時代の経験に関する質問をして、学生の人柄や物事への取り組み方などが評価されます。過去の経験を通して、入社後どのような活躍が期待できるかの再現性を確認しています。

回答する際に意識したいポイントは以下4点です。

【状況】どのような目標があり、それに対してどのような課題があったか
【行動】目標達成のためにどのような行動をとったか
【結果】自分の行動によって状況がどのように変わり、どのような結果に結びついたか
【学び】その経験から得た学びや強みが入社後どう生かせるか

こちらの記事では、ガクチカを回答する上で意識すべきポイントやエピソードの作り方、実際に選考を通過した例文を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼ガクチカについて詳しく知りたい方はこちら
・ガクチカが本当にないときの見つけ方|おすすめテーマと内定者例文付
・【ガクチカ:面接対策編】就活でよく聞かれる質問の答え方を解説


就活の軸

就活の軸とは、「企業選びにおいて譲れないポイント」です。就活の軸に関する質問から、学生が自社にマッチする人柄であるか、また志望度の高さなどを確認しています。

回答する際に意識したいポイントは以下2点です。

・その軸を持つきっかけになった過去のエピソード
・その企業であれば実現できる根拠

こちらの記事では、就活の軸の決め方や一覧、ESや面接での答え方を例文とともに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら
・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文


志望動機

志望動機から、「自社で活躍できる人材であるかどうか」が見極められます。具体的には以下の3つのポイントが重要視されています。

・入社意欲がどれほど強いか
・自社のカルチャーや目指す方向性と合っているか
・入社後に活躍してくれそうか

回答する際に意識したいポイントは以下4点です。

・将来成し遂げたいこととそのきっかけ
・その業界を選んだ根拠
・中でもその企業を選んだ根拠
・入社後取り組みたいこと

こちらの記事では、志望動機の書き方を内定者の例文とともに、職種別・理由別・業界別に多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼志望動機について詳しく知りたい方はこちら
・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例


自己PR・強み・長所

自己PR・強み・長所から、「学生が自社で活躍できるかどうか」が見極められます。具体的には以下の3つのポイントが重要視されています。

・自己分析ができているか
・企業の求める人物像と自己PR・強み・長所がマッチしているか
・入社後の活躍や成長を期待できるか

回答する際に意識したいポイントは以下3点です。

・強みや長所を発揮した具体的なエピソード・経験
・強みや長所を発揮して得られた成果
・その強みや長所を入社後どう生かすか

こちらの記事では、自己PR・強み・長所の書き方を例文とともに多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼自己PR・強み・長所について詳しく知りたい方はこちら
・自己PRの書き方【例文45選】履歴書・面接での伝え方を強み・職種別に紹介
・【長所と短所】面接/ESの例文と言い換え一覧<100選>書き方も解説


弱み・短所

弱みや短所から、自己分析によって自分の課題を把握できているかが見極められます。具体的には以下の3つのポイントが重要視されています。

・弱みや短所を客観的に把握できているか
・弱みや短所にどう対策しているか
・弱みや短所が仕事とマッチするか

回答する際に意識したいポイントは以下3点です。

・強み・長所と弱み・短所が矛盾しないよう、強み・長所に置き換えられる弱み・短所を答える
・職種における致命的な短所を選ばない
・弱み・短所を克服しようとしていることをアピールする

こちらの記事では、長所と短所の言い換え方や伝え方を例文とともに多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼弱み・短所について詳しく知りたい方はこちら
・【長所と短所】面接/ESの例文と言い換え一覧<100選>書き方も解説
・【短所一覧100選】面接での好印象な伝え方を例文53本付きで解説


挫折経験

挫折経験とは、目標に向けて努力していたことが、内的または外的要因によって達成できなくなってしまった経験を指します。

挫折経験から、「挫折から何を学び、それをその後の人生にどう生かしたか、または生かそうとしているか」が見極められます。具体的には以下の4つのポイントが重要視されています。

・どれだけ挑戦する姿勢があるか
・困難にぶつかった時の対処方法や人間性・思考
・失敗からどれだけ学ぶ力があるか
・ストレス耐性があるか

回答する際に意識したいポイントは以下5点です。

・挫折前の目標
・具体的な挫折内容
・挫折を乗り越えるためにおこなったこと
・挫折から得た学び・成長
・学びを入社後どこで生かすのか

こちらの記事では、挫折経験をESや面接で効果的に伝える方法を例文付きでご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼挫折経験について詳しく知りたい方はこちら
・例文11選!挫折経験の伝え方|ESや面接での答え方やNG例を解説


キャリアプラン

キャリアプランとは、「自分が目標とする将来像に近づくための具体的な行動計画のこと」です。

キャリアプランから、以下の2つのポイントが見極められます。

・学生の理想が自社で叶(かな)えられるかどうか
・学生が将来を見据えられているかどうか

回答する際に意識したいポイントは以下4点です。

・その企業で実現できるキャリアプランを伝える
・入社後どのように行動していくかを具体的に伝える
・志望動機の内容と一貫性を持たせる
・5年後、10年後など具体的な数字で客観性を持たせる

ここで、実際の選考での先輩の回答例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

【質問】
ローソンに入社して10年後までのキャリアプランを教えてください

【先輩の回答例】
貴社の店舗でアルバイトをした経験がないため、入社数年間は店舗のスタッフや店長として、現場での仕事を経験し、店舗での仕事の知識を得たいと考えています。その後は、その知識を生かして、スーパーバイザーとして、貴社の目指されている「マチの『ほっと』ステーション」へとそれぞれの店舗が発展できるように、店長の方々と共に進んでいきたいと考えています。一人の店長だけでは解決できないようなことも、スーパーバイザーが橋渡し役となり、他の店長とつなぐことで、解決策が見えることがあると思います。そのため、それぞれの店長が考える、「『ほっと』ステーション」を実現できるように働きたいと考えています。そして、10年後には、それまでの経験を生かして、本社で店舗開発などの仕事に就き、会社全体を支えていくことが出来るような仕事をしたいと考えています。

※出典:ローソン|2024年卒総合職本選考のES
【質問】
あなたがキャリアを通して成し遂げたいこと・目指す姿は何ですか。その実現のために、ダイキンではどんなことに挑戦したいですか。

【先輩の回答例】
将来のキャリアプランは、「世界の生活を豊かに彩る」という夢を実現し、営業職の見本となることである。経産省が発布する「未来人材ビジョン」において、私の傾聴力を最大化できると考えた。昨今、IoT、AI、DXなど、第五次産業革命が活発化している。貴社のフッ素化学を応用した半導体事業への注力は、DXの起爆剤となるに違いない。また、私のモットーは「百"見"は一"聞"に如かず」であり、聞き出すことでさまざまな人の悩みを解決することをやりがいとしている。貴社では、培った傾聴力を生かして最適な解決策を提案することで貢献したい。戦略性のある「ものづくり」で最先端を行く貴社で人々が安心できる世の中を作っていきたい。

※出典:ダイキン|2024年卒事務系コース本選考のES


他社の選考状況

他社の選考状況から、以下の3つのポイントが判断されます。

・軸を持って就活しているかどうか
・なぜ自社なのか、他社と比較した志望度の高さ
・他社からどのような評価を得ているか

回答する際に意識したいポイントは以下4点です。

・面接中の企業が第一志望だと伝える
・他社の企業名を挙げる際は一貫性を意識する
・他社にはない魅力を伝える
・エントリーした全ての企業名や落ちた企業名を伝える必要はない

こちらの記事では、他社の選考状況の伝え方に関してご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼他社の選考状況の答え方について詳しく知りたい方はこちら
・「他社さん、どこ受けてるの?」に正直に答えてはいけません


勤務条件

入社後のミスマッチが起きないように、勤務条件が確認される場合があります。実際の勤務条件と学生の認識に不一致がないか確かめることが目的です。

以下、質問例をご紹介します。

・なぜ総合職を志望しているのですか?
・なぜエリア総合職を志望しているのですか?
・なぜ一般職を志望しているのですか?
・希望する部署への配属にならなかったときはどうしますか?
・残業が月平均30時間ほどありますが大丈夫ですか?
・転勤についてどう思いますか?
・最初の3カ月は現場で夜勤も含む研修がありますが夜は得意なほうですか?
・海外での勤務についてはどう考えていますか?
・入寮することが必須ですが問題ないですか?
・部署によっては土日祝に出勤をすることになります。どのように感じていますか?

回答する際に意識したいポイントは以下4点です。

・希望がある場合は、前向きな理由を明確に伝える
・希望を伝える場合でも「企業の辞令に従う姿勢」を示す
・希望がない場合も、前向きな理由を伝える
・虚偽の内容を伝えない


時事問題

時事問題を通して、以下2点が確認されています。

・業界への関心の高さ
・社会に対して関心を向けているか

回答する際に意識したいポイントは以下4点です。

・業界や企業に関連する題材を選ぶ
・そのニュースに関心を持っている理由と自分の考えを伝える
・業界全体の傾向、社会への影響を説明する
・仕事へどう生かすか伝える

こちらの記事では、気になるニュースの答え方と準備方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。

▼時事問題について詳しく知りたい方はこちら
・「最近のニュース」面接での答え方【例文10選】時事問題2025


逆質問

逆質問を通して、以下の内容が確認されています。

1次面接
・間接的な志望度チェック
・面接の場で 「人として空気が読めるか」のチェック

二次面接
・コミュニケーション能力があるか
・自社で働く意欲・熱意があるか
・自社に合った人柄か

最終面接
・学生の疑問や不安を解消したいため
・入社意欲や熱意を確認したいため
・経営方針を理解できているか確認したいため

逆質問の際に意識したいポイントは以下6点です。

・入社後の活躍をイメージさせる
・業界や企業の経営方針の理解度を示す
・面接官の役職や部署に合わせた質問をする
・自分の考えを述べながら質問をする
・逆質問に対する面接官の回答をさらに深掘りする質問をする
・これまでの面接と同じ質問はしない

こちらの記事では、面接ごとにおすすめの逆質問例を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

▼面接の逆質問について詳しく知りたい方はこちら
・一次面接の逆質問【厳選30例】高評価のコツとNG例を紹介
・二次面接の逆質問例【60選】高評価を得るにはいくつ必要?NG例も解説
・社長面接【逆質問例40選】内定者の好事例からNG例まで解説
・【例文一覧】最終面接の逆質問25選!NG例や差別化のコツも解説


動物に例えると? などの奇問

奇問とは、以下のような独特な質問です。

・1つしかない商品を2人のお客様に同時に欲しいと言われたらどうしますか
・あなたに学費を投資した親は得をしているといえますか
・あなたはいくらお金を持ったら満足できますか。それはなぜですか
・どの色が好き?

面接官は、このような奇問を主に以下の目的で質問します。

・実際に業務で直面する課題を与え、どれほど対応できるか査定する
・企業の根本理念に近しい問いを与え、価値観が合うか見る
・SNSへ質問内容を書き込まないかチェックに使う

回答する際に意識したいポイントは以下3点です。

・素直に、誠実に回答する
・具体的なエピソードを絡めて回答する
・自身の強みをアピールする

こちらの記事では、代表的な奇問の意図と面接官の評価方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。

▼奇問について詳しく知りたい方はこちら
・「あなたを動物に例えると」「いくら金があれば満足か?」面接の奇問で満点を取る方法


キラー質問

キラー質問とは、面接時に学生の本質を見抜くための鋭い質問です。対応力・瞬発力・思考力などがチェックされます。

以下、質問例をいくつかご紹介します。

・他社のトップとの、とても大事な交渉に、社長の僕と随伴することになったとして、当日僕が来なかったらどうする?
・尊敬している仕事のできる上司が不正をしているのを見つけたらどうする?
・実家の家族が急病で倒れた日、絶対に休めない仕事があったらどうする?

回答する際に意識したいポイントは以下3点です。

・社風、文化に合わせた回答を心がける
・コンプライアンス違反がないよう注意する
・労働者の責任について学んでおく

こちらの記事では、キラー質問の具体例と、キラー質問をチャンスに変えるコツを解説しています。ぜひ参考にしてください。

▼キラー質問について詳しく知りたい方はこちら
・こいつはヤバイ、就活生の生死を分ける「キラー質問」。面接で生き残るための回答例とは?

【業界別】面接でよく聞かれること・質問と回答例一覧

複数の業界を志望しているようなケースでは、面接ごとにスイッチを切り替える必要があります。

それぞれの業界でよく聞かれる質問と内定者の回答例を把握し、面接本番に備えましょう。

こちらの記事では各業界の概要についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

▼業界研究について詳しく知りたい方はこちら
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較


メーカー

メーカーで頻出の質問例をご紹介します。

・弊社の製品を知っているか/使ったことがあるか
・なぜBtoCメーカー/BtoBメーカーなのか
・「安全」についてどう考えているか
・ものづくりに興味を持った経験はあるか
・地方勤務になることが多いが大丈夫か

製品の特徴や企業理念、社風を理解し「メーカーならでは、その会社ならでは」の回答を伝えられるように対策しましょう。

こちらの記事では、メーカーの選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼メーカーについて詳しく知りたい方はこちら
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(ソニー・日立製作所・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手5社(武田薬品工業・大塚製薬・アステラス製薬・第一三共・中外製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・日本ハム・明治・日清食品・江崎グリコ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手5社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス・テルモ・オムロン)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【精密機器メーカー:業界研究】大手5社(デンソー・東京エレクトロン・村田製作所・キーエンス・島津製作所)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い


総合商社

総合商社で頻出の質問例をご紹介します。

・なぜ他の総合商社ではなく弊社なのか、その志望理由を教えてください
・入社後に携わりたい業務や事業領域を教えてください
・最近気になったニュースはなんですか
・なぜ総合商社が良いのか教えてください
・商社で具体的にどんなビジネスをやりたいですか

上記の質問を見ると、総合商社の面接ではオーソドックスな質問が多いことが分かります。あらかじめ対策が可能なので、内定獲得に向けて入念に準備をしておきましょう。

こちらの記事では、商社の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼総合商社の面接対策について詳しく知りたい方はこちら
・【総合商社】「三菱商事じゃダメなの?」〜頻出質問と面接官をうならせる模範回答〜
・面接質問集&回答例!総合商社の内定者が就活中に聞かれた過去問
・【面接・GD対策】5大商社の鬼門面接(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅)【20卒向け】
▼商社について詳しく知りたい方はこちら
・【総合商社:業界研究】五大商社(三井物産・三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「JFE商事・伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い


投資銀行

投資銀行からは、ゴールドマン・サックス(以下、GS)、バンクオブアメリカ・メリルリンチ(以下、メリル)、モルガン・スタンレー(以下、MS)、日系証券会社からは野村證券、SMBC日興証券を例に取り上げます。

【GS】
・気になる経済ニュース
・来年の日本経済はどうなると予想するか
・自分を動物に例えると


【メリル】
・チームワークで大切なことは何か
・リーダーシップを発揮した経験
・苦手な人と仕事をする場合、どうするか


【MS】
・自己紹介と志望動機、学生時代に頑張ったことを1分以内で
・最近気になっているM&Aのニュースは何か
・実際の業務に生かせる自分の強みとは何か


【野村證券】
・投資銀行部門の志望動機
・自分の強み
・学生時代の経験


【SMBC日興証券】
・リーダーシップの理想は何か
・ブラジル国債と村田製鉄所の株ならどちらを買うか
・大切にしたい価値観


※出典:各企業(GS/メリル/MS/野村證券/SMBC日興証券)の投資銀行部門の面接

投資銀行部門の選考では多くの知識が問われるため、入念な対策が必要です。こちらの記事では、投資銀行の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼投資銀行の面接対策について詳しく知りたい方はこちら
・【面接対策:IBD】「最近気になったM&Aは?」スーパーデイも怖くない!面接でよく出る質問例と解説
▼投資銀行について詳しく知りたい方はこちら
・【業界研究:外銀(外資系投資銀行)】大手4社「モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【証券:業界研究】大手5社「野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い


金融

金融業界で頻出の質問例をご紹介します。

・銀行・証券会社の存在理由や役割は何か
・対人交渉の経験がある
・ストレス耐性があるか
・目標に向かって努力した経験はあるか
・お客様が当行を選ぶ理由は何だと考えるか
・経済を回したいとのことですが具体的には
・若年層の保険離れをどう解決するか
・目標達成が難しいと感じた時はどう対応するか

金融業界では多くの事業でノルマを課せられることが一般的です。ノルマの達成が難しい場合、大きなプレッシャーとなりストレスを感じることも多いでしょう。そのような環境を事前に理解したうえで、前向きな回答ができるよう準備しましょう。

こちらの記事では、金融業界の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼金融業界について詳しく知りたい方はこちら
・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【地銀:業界研究】大手5行(千葉銀行・横浜銀行・福岡銀行・静岡銀行・京都銀行)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い


サービス・インフラ

サービス・インフラ業界で頻出の質問例をご紹介します。

・ホスピタリティを発揮した経験があるか
・アルバイトは何をしていたか
・海外のお客様に対応したことはあるか
・サービスを受けるとき、価格以上の価値を感じたことはあるか
・チームで何か成し遂げた経験はあるか
・不規則な業務時間だが大丈夫か
・人から感謝された経験はあるか

サービスを提供した経験や、サービスを受けて感じたことが問われる傾向にあります。またチームで働くことが求められやすい業界のため、学生の価値観がマッチするかどうかという観点もチェックされます。

こちらの記事では、サービス・インフラ業界の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼サービス・インフラ業界について詳しく知りたい方はこちら
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・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:電力】大手4社「東京電力・関西電力・JERA・中部電力」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【鉄道:業界研究】大手8社「JR東日本・JR東海・JR西日本・東急・阪急電鉄・東武鉄道・名古屋鉄道・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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・【業界研究:旅行業界】「JTB、KNT-CT、HIS、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!


広告・出版・マスコミ

広告・出版・マスコミで頻出の質問例をご紹介します。

・好きなCMは何ですか
・広告代理店で実現したいことは何ですか
・なぜ競合企業ではなく自社なのか教えてください
・学生時代に頑張った経験を教えてください
・あなたを動物に例えると何ですか
・あなたを一言で表してください
・人とのコミュニケーションの中で最も大切にしていることは何ですか
・InstagramとFacebook、どちらが好きですか
・最近注目しているニュースを教えてください
・USJとディズニーランドどちらが好きですか

広告・出版・マスコミ業界では、発想力、トレンドを読むことなどが求められるため、関係するサービスや商品に関連した質問をされることもあります。業界の動向やその会社ならではの特徴を踏まえた客観的事実と、自分自身の考えを合わせて回答しましょう。

こちらの記事では、広告・出版・マスコミ業界の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼広告代理店の面接対策を詳しく知りたい方はこちら
・広告代理店の面接質問集:「好きなCMは?」業界特有の対策と回答例
▼広告・出版・マスコミ業界について詳しく知りたい方はこちら
・【大手広告代理店:業界研究】大手5社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・ADK・JR東日本企画)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【出版:業界研究】4大出版社(KADOKAWA・集英社・講談社・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局6社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日・テレビ東京・NHK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い


ソフトウエア・通信

ソフトウエア・通信業界で頻出の質問例をご紹介します。

・弊社の製品を使ったことがあるか
・ITを使って解決したい課題はなにか
・プログラミングの経験はあるか/学ぶことに抵抗はないか
・情報のキャッチアップが日々求められるが、普段から勉強する方か

インターネットやコンピューターといった情報技術を扱い、今まさに成長している業界です。AIやIotなど最新技術の話題も多いため、日々IT関連のニュースにアンテナを張り対策しましょう。

こちらの記事では、ソフトウエア・通信業界の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼ソフトウエア・通信業界について詳しく知りたい方はこちら
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【SIer:業界研究】SIer大手5社ランキング(NTTデータ・富士通・NEC・日立製作所・日本IBM)!業績比較・平均年収・社風/強みの違い


公官庁・公社・団体

公官庁・公社・団体で頻出の質問例をご紹介します。

・なぜ民間企業ではないのか
・民間企業と公務員の違いは何か
・なぜ国家公務員(地方公務員)を志望しているか
・苦手な人とはどのようにかかわるか
・意見が対立したらどうするか
・公務員とはどうあるべきと考えるか
・ルールやマナーは何のためにあると考えるか

官公庁・公社・団体では「なぜ民間企業ではないのか」のような質問がされる傾向にあります。国家公務員も地方公務員も仕事の範囲は広いため、仕事内容を理解したうえで面接対策を進めましょう。

また、官公庁・公社・団体は、国民や住民の生活をより良くするための業界でもあります。素直さや誠実さ、真面目さが伝わるようなエピソードをアピールしましょう。

こちらの記事では、公官庁・公社・団体の選考対策やクチコミ、体験談をご紹介しています。ぜひ参考にして、面接準備を万全にしましょう。

▼公官庁・公社・団体について詳しく知りたい方はこちら
・スケールの大きい仕事がしたい?そんなあなたに知ってほしい「国家総合職」という道

面接練習する際の注意点

面接練習する際に気をつけるべき注意点は以下の通りです。

  • 本番と同じように臨む
  • 入室・退室も含めて練習する
  • 改善点を踏まえて練習を繰り返す
  • 回答内容を丸暗記しない
  • アピールポイントはエピソードを交えて具体的に伝える
  • 練習通りにならないケースも想定する
  • 質問は深掘りしてもらう

これらのポイントに注意して練習を繰り返せばすぐに自信を持てるでしょう。


面接練習を行う際、特に意識してほしいのは「フィードバックの質」です。多くの就活生は、練習を繰り返すことに重点を置きがちですが、質の高いフィードバックを受けることで、より効果的な改善が可能になります。
例えば、キャリアアドバイザーや業界のプロフェッショナルに模擬面接を依頼し、具体的かつ客観的なをもらうことが重要です。また、フィードバックを受けた後は、すぐに改善点を取り入れて再度練習することで、短期間で大きな成長が期待できます。質の高いフィードバックを活用し、効率的に面接力を高めましょう。

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本番と同じように臨む

模擬面接だからと油断して何も対策しないのは意味がありません。本番の面接と同じように事前に対策することが大切です。以下をきちんと確認しましょう。

・企業研究は行ったか
・自己分析に抜かりはないか
・自己紹介は用意しているか
・志望理由は伝えられるか
・服装に問題ないか
・持ち物は用意しているか


入室・退室も含めて練習する

入室・退室も面接の一部です。ドアの開け方や閉め方、入退室時のあいさつなどによっても、面接官に与える印象は変わります。

入退室の方法を練習しておかないと、本番で緊張してつい忘れてしまうため、練習することがおすすめです。


改善点を踏まえて練習を繰り返す

面接練習で見つけた改善点を踏まえて、繰り返し練習しましょう。一度の練習で完璧に面接できることはほとんどないため、継続的に改善することが必要です。

改善する際は、自分でチェックするだけでなく就活エージェントや友人などからフィードバックをもらい、改善点をリストアップすると良いでしょう。客観的に改善点を把握することで、必要な部分をピンポイントで直せます。


回答内容を丸暗記しない

ある程度用意しておくことは大切ですが、丸暗記をしてしまうと本番で柔軟に答えられなくなったり、緊張して内容が飛んでしまったりすることがあるかもしれません。自分の言葉として伝えられるようにしておくといいでしょう。


アピールポイントはエピソード交えて具体的に伝える

面接では、自分のアピールポイントを具体的に伝えることが重要です。抽象的な表現だけでは印象に残りにくいため、具体的なエピソードを交えましょう。

効果的なアピール方法として、以下のようなものがあります。

  • 学生時代の経験を具体的に語る
  • 数字や事実を用いて成果を示す
  • 失敗から学んだことを説明する
  • 自分の価値観や考え方を明確に伝える

これらの具体的な数字やエピソードを話すことで、面接官の記憶に残りやすくなるだけでなく、自身の人間性も伝えられます。ぜひ具体的な数字やエピソードをアピールに盛り込みましょう。


練習通りにならないケースも想定する

面接本番では、練習通りに話せないこともあります。想定外の質問や状況に対応するためには、柔軟な思考と対応力を身に付けなければなりません。

柔軟な対応力を身に付けるために、練習の際は面接官役の人に「少し変わった質問を聞いてもらう」「自分の志望業界に合わせて質問してもらう」など、さまざまなパターンを用意してもらいましょう。

想定外の質問に回答する練習を積んでおくことで、臨機応変な対応力や慌てず答えられる力を身に付けられます。


質問は深掘りしてもらう

面接では一問一答で終わることは少ないです。必ず質問を深掘りされるので、模擬面接でも同様に質問してもらうと本番の雰囲気に近づきます。自己分析を念入りにしておくと質問の深掘りに対応できるでしょう。

面接の質問への答え方のポイント4選

質問に答える際に注意したいポイントを4つご紹介します。


面接の質問に答える際、特に意識してほしいのは「自分の価値観やビジョンを伝えること」です。多くの就活生は、過去の経験の結果やスキルに焦点を当てがちですが、企業が本当に知りたいのは、あなたが過去の経験から何を学び、どんな価値観を持ち、今後どんな未来を描いていきたいかということです。
例えば、「なぜこの業界を選んだのか」という質問には、自分の価値観や将来のビジョンを具体的に語ることで、面接官に対して強い納得感を与えることができます。自分の内面を深く掘り下げ、企業とのマッチングを意識した回答を心がけましょう。

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面接官の質問の意図を理解する

質問に適切に答えるには、面接官の出題意図を正しく理解する必要があります。面接官はこの質問を通して何を知りたいのか、何を確認したいのかを把握したうえで、質問に答えましょう。

何を聞かれているか分からなかった場合は、質問の意図を尋ねると良いでしょう。


結論ファーストで端的に伝える

まず結論から回答しましょう。志望動機や自己PRなど全ての受け答えに共通します。

どんなに良い内容であっても、結論から伝えなければ面接官は話の全体像を掴むことができません。理由や経緯から話し始めると、面接官は何が言いたいのか理解が難しく、話がなかなか耳に入ってきません。

回答を分かりやすく伝えるためには「PREP法」を意識すると良いでしょう。

PREP法とは
以下の頭文字を省略した、文章を簡潔にまとめるフレームワークのこと ・Point:結論 ・Reason:理由 ・Example:具体例 ・Point:まとめ


客観的事実や数値を用いる

過去の経験に関して素晴らしいエピソードがあったとしても、どんなに素晴らしいことなのか説得力がなければ面接官に伝わりません。

そこで、自分の主張を強調したいときや面接官に納得してもらいたいときに客観的事実や数値を用いることがおすすめです。

NG例
・サークルの勧誘活動を頑張り、例年より多くの新入生を獲得しました
・バイト先でマニュアルを作って売り上げに貢献しました

OK例
・サークルの勧誘活動に力を入れ、例年の新入生が5~6人のところ、13人を獲得できました
・バイト先でマニュアルを作ったところ、顧客を待たせる時間を5分から3分に短縮でき、回転率が上がったと店長にほめてもらえました

上記のように、数字や客観的な事実を入れて面接官がイメージしやすいように話しましょう。具体的な数字があると信ぴょう性も上がります。


目を見てハキハキと話す

説得力のある内容でも自信のない姿・表情・声では面接官に伝わりません。背筋を伸ばし、面接官の目を見て大きな声でハキハキと話しましょう。

人の印象形成に対する考え方に「メラビアンの法則」があり、この法則によると、人の印象は以下の情報によって決定するといわれています。

言語情報(言葉の意味・会話の内容):7%
聴覚情報(声質・口調・声量):38%
視覚情報(見た目・表情・しぐさ・視線):55%

人は話す内容以外にも、声のトーンや動作、表情などから多くの影響を受けます。したがって、質問に答えるときに目を見てハキハキと話すことでより良い印象となります。

目を見るとどうしても緊張してしまうという場合は、ネクタイの結び目や眉毛辺りを見ると良いでしょう。

▼身だしなみについて知りたい方はこちら
・【身だしなみ:男性編】就活で好印象な髪形・スーツなどのチェックリスト
・【身だしなみ:女性編】就活で好印象の髪形・スーツなどのチェックリスト

面接練習に関するよくある質問

面接官に緊張していることを伝えてもいいですか?

緊張感が解けない場合は、思い切って緊張していることを明かしても構いません。自己紹介の時点で、「緊張していてうまく話せないかもしれません。申し訳ありません」と前もって伝えておくことで、心が軽くなる場合があります。

面接官は非の打ち所がない回答を聞きたいわけではありません。面接官が求めていることは、「応募者がどんな人なのか」「なぜ自社を志望しているのか」「どのように活躍できるのか」であるため、これらを自分の言葉で伝えることが大切です。

緊張を和らげるために、「よく見せよう」ではなく「会話の流れに身を任せてみる」という気持ちで望んでみると効果があるかもしれません。


面接練習を家族に依頼してもいいですか?

家族に面接練習を頼むのも1つの方法です。メリットとして、気軽に練習を頼めることや自分の性格や特徴をよく知っており、自分らしさを伝えるヒントを得やすいという点が挙げられます。

一方で家族が就活に詳しくない場合もあるため、他の人との練習も取り入れながら、バランスよく対策していくことが大切です。


面接練習は何日前から始めればいいですか?

面接練習は、できるだけ早く始めるようにしましょう。特に自己PRや志望動機などは多くの企業で質問されるため、他の学生同様十分に対策した方が良いと思われます。

さらに言えば、ESの段階で十分に構成を練り上げておき、同様の質問が面接で聞かれた際にも一貫性を持って答えられるようにしておくと効果的です。


一人で面接練習をする方法を教えてください

一人で面接練習をする場合の流れは以下の3つのプロセスを意識しましょう。

  • 質問を考える
  • 回答をメモする
  • 声を出して回答する

質問を考える際には、先輩の過去の面接の体験談などが参考になります。また、声を出して回答する際には、以下の3つの練習方法があります。

  • 録音・録画を活用する
  • 鏡の前で練習する
  • YouTubeを活用する

まとめ

ここまでご覧いただいた方は、面接練習の流れやよく聞かれる質問とその回答例、チェックポイント、注意点などを理解することの重要性をご理解いただけたと思います。後は面接本番で緊張して失敗しないように、練習を重ねるのみです。

高評価を得られる面接となり、第一志望内定へとつながるよう、皆さんの就活を応援しています!

(Photo:metamorworks/Shutterstock.com)

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