こんにちは、ワンキャリ編集部です。
就職活動の中でも面接の日程は直前に決まることも多く、準備をする時間も用意しづらいかと思います。そこで今回は前日から間に合う効率的な面接対策を5点に絞ってお伝えいたします。
<目次>
●面接前の準備・対策1:「質問されそうなことリスト」を作る
●面接前の準備・対策2:回答はシンプルに
●面接前の準備・対策3:シンプルな回答の次に背景を述べる
●面接前の準備・対策4:最もひねくれた質問を想定する
●面接前の準備・対策5:夜更かしとアルコールは最大の敵と心得ておく
面接前の準備・対策1:「質問されそうなことリスト」を作る
面接前に焦って企業パンフレットや採用Webサイトをとりあえず読んでおく人は、多いのではないでしょうか。面接の場面に即した準備をするために、まずは「当日質問されそうなことリスト」を作ってみましょう。説明会でのメモや採用Webサイトは、リスト作成の資料と考えます。作るリストは、以下の5分類です。
(1)どの企業でも確認されそうな質問
具体例:「なぜ弊社へ応募されたのですか?」
対応策:ワンキャリアに掲載されている各社の体験談を参考に、先輩が質問された内容を見て考える。
▼志望動機について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例
(2)自分のESや応募資料の内容から想定できる疑問
具体例:「あなたの成績はやや低いようですが、これはどういった理由ですか?」
対応策:自分の応募資料から疑問に思いそうなことを想像してみる。
(3)企業の都合から出てくる質問
具体例:「弊社では海外勤務がありますが、問題ありませんか?」
対応策:その会社が学生から内定を辞退されるとしたらどういう理由がありそうかを考える。
(4)業界や企業での特殊な質問
具体例1:外資コンサルの場合→フェルミ推定・ケース面接「日本のビールの市場規模を推定せよ」「日本でラグビーの競技人口を2倍にする施策を考えよ」
具体例2:外資金融の場合→「◯◯社の株価は今後どうなるか?」「気になったM&Aについて教えて」
対応策:ワンキャリアに掲載されている各社の体験談を読み、実際の出題傾向をつかむ。その上で、可能な限り準備を行う。
なお、フェルミ推定・ケース面接の対策は以下の書籍で事前に対策しておくことをオススメいたします。
・現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
・東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」
▼ケース面接・フェルミ推定について詳しく知りたい方はこちら ・【フェルミ推定】例題・出題例13選!考え方と解答例も紹介 ・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方
(5)逆質問
具体例:「何か質問はありますか?」
対応策:ウケの良さそうな質問を調べておく。詳細の対策方法は、逆質問の記事を参照。
▼逆質問について詳しく知りたい方はこちら ・面接で使う逆質問32選!「何か質問は?」と聞かれた時の対策 ・一次面接の逆質問【厳選30例】高評価を得るコツと他面接との違い ・2次面接の逆質問例【60選】高評価を得るにはいくつ必要?NG例も解説 ・最終面接の逆質問【厳選20例】NG例や評価アップのコツも一覧で紹介 ・社長面接【逆質問例40選】内定者の好事例からNG例まで解説
※企業ごとに質問を想定する際は、ワンキャリアに掲載されている各社の体験談も参考になります。
この5パターンでそれぞれ質問されそうなことを3~5問用意します。特に、(1)どの企業でも共通の質問や、(2)自分の応募資料から想定できる質問は、数社受ければ使い回せるレベルまで到達し、準備はほぼ不要となるでしょう。質問ができたら、いよいよ回答の準備を進めていきましょう。
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