こんにちは、ワンキャリ編集部です。
「集団面接やグループ面接って、他の学生に自己紹介や回答を聞かれるから恥ずかしい……」「入退室のドアの開け方やあいさつ、一礼などのマナーが分からない……」
集団面接に対して、このような苦手意識を感じる学生も多いのではないでしょうか。今回は、選考フローにおける集団面接の位置付けと注意すべきポイントをご紹介します。
<目次> ●集団面接とは ・集団面接の概要 ・個人面接との違い ・グループディスカッション(GD)との違い ・企業が集団面接を行う理由 ●集団面接の流れ ●集団面接で落ちる理由と受かるための対策/コツ ・話は端的に ・全員の話に耳を傾ける ・手癖に気をつける ・姿勢、身だしなみに気をつける ・自己PRに差別化を ・集団面接を経験した内定者の体験談 ●集団面接で起こりうる出来事とその対策 ・最初に答えることになった ・回答が他の学生と重なる ・他の学生の回答に左右される ・他の学生に圧倒されてしまう ・他の学生が誤った回答をした ・面接官に急に話題を振られる ●集団面接でよく聞かれる質問例 ・自己紹介 ・志望動機 ・学生時代に頑張ったこと ・自己PR ・企業選び・就活の軸 ・他社の選考状況 ・逆質問 ●集団面接のマナー ・入室時のマナー ・面接中のマナー ・退室時のマナー ●オンライン集団面接(Web集団面接)での注意点と対策 ・事前に接続確認をする ・静かな場所で受ける ・ミュートを適切に使う ●集団面接対策のまとめ
集団面接とは

集団面接の概要
新卒採用における面接官との対話型の面接は、「集団面接」と「個人面接」が挙げられます。集団面接は、「グループ面接」とも呼ばれ、複数人の学生と同時に受ける面接を指します。主に今後の選考で「じっくり見る学生」を選び抜くことを目的としています。
個人面接との違い
個人面接は、面接官に対して、学生1人で実施される面接を指します。主に「学生をじっくり見る」ことで企業が求める人材を選び抜くことを目的としています。
一般的に集団面接は、1次面接のような学生が多数いる選考で行われることが多いです。集団面接を通過した「じっくり見る学生」の中から、さらに「企業が求める人材」を選び抜くことが個人面接の目的となるのです。そのため、集団面接は、個人面接と比べて、「ネガティブチェック」の意味合いが強い場合が多いです。
詳しい違いについては、以下の3点が挙げられます。
一人当たりの話す時間が短い
個人面接と比較して、質問内容やみられるポイントについてはほとんど違いはありませんが、一人当たりの話せる時間は短くなります。
例えば、面接時間が30分で受験者が5人の場合、一人が面接にかけられる時間は6分となります。面接官が質問している時間を考慮すると、一人当たりの持ち時間は4〜5分となります。
面接時間や受験者の数は受ける選考によって異なりますが、いずれにせよ一人当たりのアピールできる時間は短いため、個人面接以上に簡潔に自分のアピールしたいことを伝える心がけが必要です。
深掘りされにくい
上記に説明した通り、集団面接では一人当たりの時間が短いため、話の内容の深掘りがされにくい傾向にあります。
集団面接は序盤の選考で行われることが多いため、次の個人面接で深掘りしたいと思われるような内容を簡潔に話すことが大切です。そのため、じっくり考えてきた内容を全て話すことより、限られた時間の中で面接官の印象に残るような話をすることが重要となります。
他の学生と相対評価されやすい
集団面接は他の学生と同じ空間で選考を受けるため、比較がされやすいという特徴があります。面接の回答内容だけでなく、マナーや人柄、入社への熱意、将来性など、様々な要素が相対評価されやすくなります。
特にマナーについては他の学生との違いが目立ちやすいため、注意が必要です。具体的には、他の学生が話している間にぼーっとしたり、暗い表情で受け答えしていたりすると悪い印象を与えかねません。
グループディスカッション(GD)との違い
面接とグループディスカッション(GD)との大きな違いは、その目的と進め方にあります。
面接は主に「個人の人柄や適性を企業が把握すること」を目的としており、質問に対して自分の経験や考えをアピールします。一方、GDは「与えられたテーマに対して、複数の参加者で意見を交換し、協力して結論を導き出すこと」が目的です。
GDでは、「コミュニケーション能力」「問題解決力」「リーダーシップ」や「協調性」など、実務でも求められるスキルが評価されます。参加者同士が積極的に意見を共有し合い、建設的な議論を進めることが重要です。
また、面接は基本的に一対一または少人数の対話形式で行われ、他の応募者と直接話すことはほとんどありませんが、GDはグループ全体で話し合いを行うため、他者との協働力が試される場となります。
企業が集団面接を行う理由
企業が採用時に集団面接を行う理由は、効率良く個人面接で見る学生を選ぶためです。集団面接を実施することで「1度にたくさんの学生の面接ができる」というメリットがあります。
集団面接では、10~20分ほどの面接時間で何人もの学生に対して合否の判断がくだされていきます。集団面接では、一人一人が話す時間も短いことが特徴であるため、「次の選考に進むために目立つこと」よりも「集団面接で落とされないように悪目立ちしないこと」の方が重要なポイントだといえます。
加えて、企業についてより知ってもらうために、少人数への会社説明も兼ねて集団面接を実施しているケースもあります。この場合は、面接前に会社説明の時間を設けたり、質疑応答の時間を長く確保する場合が多いです。
集団面接の流れ
一般的な集団面接の流れは以下の通りです。
1. 受付・待機 2. 入室 3. あいさつ 4. 面接官からの質問 5. 逆質問 6. 退出
面接の流れは、個人面接とあまり違いはありません。 面接官からよく聞かれる質問や面接時のマナーについては、以下でご紹介していきます。
集団面接で落ちる理由と受かるための対策/コツ
では、具体的にどのような学生が面接で失敗して落ちてしまうのでしょうか。学生の悪目立ちは5つのパターンに分けられます。

順番にこれらの注意点を解説します。
話は端的に
選考の序盤で大量の学生をスピーディーに選別する集団面接では、学生数人に対して長くても20分ほどしか用意されていません。そのため、必然的に学生一人一人が面接中に発言できる時間は短いです。この集団面接で長々と回答することは他の学生の時間を奪うだけでなく、選考全体のタイムスケジュールに影響してしまうため、面接官にネガティブな印象を与えてしまいます。
実際、日系大手保険会社のインターン選考での集団面接では、自己紹介を長々と話した学生が面接官から「話が長い」というフィードバックを受け、選考落ちをしています。
話が長い学生には2つのタイプが存在します。
・話したいことがまとまっていないタイプ
・長々と話すことが自己PRにつながると勘違いしているタイプ
面接官からの質問に対し、入念な準備をしないと簡潔な受け答えをすることは容易ではありません。集団面接で聞かれることはだいたい決まっているので、エントリーシート(ES)の内容を中心に「結論→理由・根拠」の順で30秒~1分で話す練習を重ねましょう。先輩の過去の回答例を見て参考にすることも役に立つでしょう
また、個人面接以上に簡潔な答え方が求められる集団面接では、一番になろうとして長々と自分の強みをアピールする学生は、全く評価されません。自己PR狙いで長々と話している方は、むしろ簡潔に短く話すことが自己PRにつながるという認識を持つことが大切です。
全員の話に耳を傾ける
集団面接では、自分にスポットライトが当たっているとき、すなわち、自分が質問を受け、話しているときのみが評価対象になるわけではありません。社会人が会社のミーティングで、入室から退室まで常にぼーっとするといった態度が許されないのと同様、集団面接の場でも他者の話に傾聴しない姿勢は失礼であり、減点対象です。例えば、日系大手コンサルティングファームの面接では、ある学生が話し終わった後に、別の学生に対し「最初に話した学生の話を要約して」という指示が飛んできたそうです。このような質問に答えられない学生は、話を聞いていないと人事に判断され、即座に不合格となります。
自分の番ではないからと油断せず、常に全員の話に耳を傾けましょう。特に、自分の番が回ってくるまでは何を話すか頭の中で考えていて他の学生の話が耳に入らない、というケースもよく起こるので要注意です。最後まで気は抜かず、他者の話の要約をむしろ自分のチャンスとすることが大事です。
手癖に気をつける
ささいなことながらも足をすくわれる可能性が非常に高いポイントが「手癖の悪さ」です。手元のボールペンをくるくる回す・カチカチ鳴らす、爪で机をたたくなどの手癖の悪さは意図しなくても面接官をイライラさせ、企業側に悪いイメージを抱かせます。事実、日系大手自動車メーカーの面接官は、集団面接後のフィードバックで「ボールペンを鳴らす音が気になった。今日は通すけれど、あれは今後絶対直した方が良いよ」と学生に話したそうです。
無意識にやってしまう手癖の悪さ。「面接本番は意識しよう」と思っても、簡単に直るものではありません。普段から自身の手癖の悪さには注意する必要があります。思い切って友人などに自分の手癖の悪い点を指摘してもらうのも1つの方法です。
姿勢、身だしなみに気をつける
手癖の悪さと同様、気付かぬうちに面接官からマイナス評価を受けているのが姿勢・身だしなみの悪さです。ひとたび社会に出ると、身だしなみが整っていない人間は仕事ができない人間だと思われてしまうほど、身だしなみや清潔感は重要です。事実、大手日系金融機関のとあるリクルーターは「髪にワックスをつけていなかったから面接で落とした」と話していたそうです。
「座るとき背筋をしっかり伸ばす」、「髪はきちんとセットする」、「靴は磨く」、「シャツはアイロンをかけたものを使う」、「体に合ったサイズのスーツを着る」など、身だしなみや服装の基本はきちんと押さえた上で選考に臨みましょう。これは集団面接に限らずOB・OG訪問や個人面接など全てのイベントでいえることです。入社後も重要になる基本的なことだからこそ、課題がある場合は学生のうちに解決しましょう。先述のポイントと同様、ご家族や友人など周りの人に身だしなみをチェックしてもらい、自分では気付かないところも確認してから選考へ向かいましょう。
▼身だしなみについて詳しく知りたい方はこちら ・【身だしなみ:男性編】就活で好印象な髪形・スーツなどのチェックリスト ・就活に使うリクルートスーツは何を着れば正解⁉無難でいい印象を与える着こなし術 ・就活で好印象なメンズ髪形!似合う髪形の選び方やヘアアレンジも解説 ・【身だしなみ:女性編】就活で好印象の髪形・スーツなどのチェックリスト ・就活女子の一歩を応援!靴のソムリエが伝授する、歩きやすく疲れにくいパンプスの選び方 ・就活メイク|証明写真・面接での基本と業界別のおすすめメイク法を紹介 ・就活中のネイルはだめ?色・デザインのポイントと業界ごとの注意点
自己PRに差別化を
悪目立ちではありませんが、集団面接あるあるとしてよく挙がるのが「自己PRのかぶり」です。例えば、あるテレビ局の集団面接で1人の学生が自己PRとしてテニスのインターハイで優勝した話をしたそうです。その次の学生はテニスサークルでの団体戦優勝について語りました。2人目の学生の自己PRが面接官にとって特徴のないものであると、かすんでしまったことはいうまでもありません。
次の人がさらにすごいエピソードを話せる場合は仕方がありませんが、後から話すのにわざわざ同じエピソードを選ぶメリットはないでしょう。自己PRかぶりを乗り越えるポイントは2つあります。1つは自己PRを複数用意し、かぶったら他の自己PRに切り替えること。もう1つは、自己PRの中に自分がどう考え行動したかを盛り込み、差別化を図ることです。
いずれも事前の準備が物を言うので、以下の記事を参考にしながら、自己分析を行い、ぜひ魅力的な自己PRを準備してください。
▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方9選!簡単にできる方法・ツールとメリットを解説 ・自分史の書き方を例文付きで解説|自己分析に役立つテンプレート紹介 ・モチベーショングラフの書き方【テンプレート付き】就活活用法を紹介 ・マインドマップを使った自己分析!書き方や無料のツール・アプリを紹介
集団面接を経験した内定者の体験談
続いて、集団面接を経験し、見事内定を獲得した先輩や、インターンシップ選考を通過した先輩の体験談をご紹介します。
双日
面接会場:オンライン 面接時間:30分 社員の人数:2人 学生の人数:2人 質問内容 ・ガクチカ(3つ書いてあるうちの一つランダムで質問される ・後悔していること(挫折経験) ・なぜ双日か ・なぜ事務職か ・どんな事務職になりたいか(←もう一人の子が聞かれていた) ・内定があるのになぜまだ就職活動をしているのか ・最後に一言 ・逆質問 注意した点・感想 ・集団面接で緊張するが、練習通りに自分の思いを伝えられるようにした ・一番用意していたガクチカのエピソードではないものを聞かれたので少し焦ったが、落ち着いて対応するようにした ・とにかく端的に話すことが重要だと思う ・学生2人のうちどちらかが落ちると言うわけではなさそうなので、一緒に通過するつもりで挑むといいと思う。 ※出典:双日|2026年卒事務職本選考の一次面接(集団)より一部改編
三菱UFJ銀行
面接会場:オンライン
面接時間:30分
社員の人数:1人
学生の人数:3人
質問内容
自己紹介
学生時代に頑張ったこととその深堀り
→自身のアルバイトの経験を話した。アルバイトの規模や業務に関する詳しい内容などを深堀として聞かれた。
志望動機
→ESに書いた志望動機に沿った内容になるように話した。
注意した点・感想
ワンキャリアで事前に調べた際も基本的な質問しか聞かれていなかったので、基本的な質問事項に関してすらすら話せるように準備していった。話した内容について詰められることはなかったのでリラックスして臨むことができた。
※出典:三菱UFJ銀行|2026年卒カスタマーサービスインターンシップ選考の集団面接
AGC
面接会場:オンライン 面接時間:1時間程度 社員の人数:1人 学生の人数:3人 質問内容 アイスブレイク(趣味や休日の過ごし方等) 自己紹介 学生時代特に力を入れたこととその深掘り なぜインターンに応募しようと思ったのか 第一志望の部署と違うところでのインターンシップ参加となっても構わないか 注意した点・感想 学生の人数が多いため、質問に対して端的に回答するよう心がけた。また、聞かれたことがわかりやすく伝わるように、伝え方を意識して話した。念の為、他の学生の話している内容にも耳を傾け、質問できるように準備をしていた。
※出典:AGC|2026年卒技術系インターンシップ選考の集団面接
集団面接で起こりうる出来事とその対策
不測の事態が起きると、どうしても慌ててしまうことも多いと思います。起こり得る出来事を予測して対策できるようにしておきましょう。
最初に答えることになった
自分が最初の回答者になるケースもありますので、質問には始めからしっかり集中しましょう。最初の回答者になると緊張しますが、落ち着いて自分の意見をしっかり伝えることが大切です。場の雰囲気を作るチャンスでもあります。
回答が他の学生と重なる
集団面接では気になってしまう方も多いと思いますが、これは仕方がありません。他の学生と回答が重なってしまったときでも慌てずに、自分が用意してきた回答を自信を持って伝えましょう。
他の学生の回答に左右される
他の学生の回答を聞いているうちに自分の回答が変わってしまうこともよくあります。そうすると自分の回答の一貫性が失われてしまうので左右されないように意識しましょう。他の学生の回答を全く聞かないことは良くありませんが、引っ張られないように気をつけましょう。
他の学生に圧倒されてしまう
他の学生の過去経験や話し方などから圧倒されてしまうことも多くあります。なるべく他の学生と自分を比較しないようにしましょう。集団面接でも自分をアピールする場なのでしっかり準備して自信を持って臨みましょう。
他の学生が誤った回答をした
他の学生が回答を間違えている場合は、その答えに流されず、自分の考えをしっかり持って答えることが大切です。
例えば、自己紹介を答える場面で、他の受験者が長々と自己PRをしてしまうなど、面接官の質問に対する答えとして適切でない場合でも、冷静に面接官の意図を汲み取った上で的確な回答を心がけましょう。
面接官に急に話題を振られる
傾聴力などを知るために、集団面接で他の人の回答を受けて面接官に話題を振られることも良くあります。この場合は受け答えに相違が出ないよう、他の学生の話や面接官の話を頭の中で整理しながら聞くと良いでしょう。また、余裕があれば自分の意見をまとめておくことで話題を振られても慌てずに対応できます。
集団面接でよく聞かれる質問例
集団面接でよく聞かれる質問の例をご紹介します。

自己紹介
集団面接の自己紹介は、企業側から紹介内容を指定される場合が多いです。 特に指定がない場合は、下記のような内容を話すことをおすすめします。
・名前 ・出身大学・学部名 ・自分自身を表すエピソード ・特技・趣味 ・意気込み
また、以下のポイントを意識しながら行うと良いでしょう。
(1)1分以内にまとめる
自己紹介では、「1分以内で自己紹介をお願いします」などと時間を制限されることも少なくありません。1分以内で話す場合、文字数にして300文字前後の自己紹介文を用意しておくと良いでしょう。 また、当日、その場で考えた内容を1分で話すのは非常に難しいことです。面接対策準備の段階で、時間を計って話す練習をしておくと良いでしょう。
(2)表情・話し方
自己紹介は、面接において始まりの役割を持っています。そのため、内容も重要ですが、第一印象となるあなたの表情・話し方も重要です。 明るい笑顔で話せば自信があると面接官は理解します。また、話し方に強調する部分とそうでない部分と分けて強弱をつけるなど工夫すれば、大きく印象が変わる可能性もあります。面接官が1人でない場合は、目線の配り方なども含めて、細かな点まで意識しましょう。
▼自己紹介について詳しく知りたい方はこちら ・新卒向け|面接の自己紹介で好印象を残す方法!例文やポイントを解説
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志望動機
志望動機は集団面接でもよく聞かれる項目です。以下のポイントを意識しながらしっかりと準備しておくと良いでしょう。
(1)オリジナリティを出す
集団面接において志望動機は他の就活生と同じ内容になりがちです。そのため、しっかりと自分の言葉や経験から志望動機を伝えられるよう準備しておくことが望ましいです。志望動機を考えるときは具体的な自分の過去経験から洗い出し、セットで伝えられると良いでしょう。志望動機の作り方について詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
(2)自分の経験を紐(ひも)づける
自分の経験と志望動機がきちんと結びつけられているかによって、志望動機の信頼性は大きく変わります。志望動機とそれに合う適切な過去の経験をセットで伝えましょう。
例 官公庁・自治体をITの力で支えることで、社会変動の中でも市民の暮らしを守りたいと考え、貴社を志望する。 私は、地域の学習支援ボランティアへの参加を通じて、経済的な理由から教育機会が奪われていることや、公共サービスのIT化が追いついていない現状を知った。この経験から、ITの力で行政ひいてはその先の市民を支えたいと考えた。 IT業界の中でも特に貴社は、「ワンストップ」に象徴されるように、行政を含めた顧客に対し、真の課題を見つけ対応することを強みとしている。 そのため、貴社で働くことを通して、行政に対し、社会変動に対応した適切な技術提供ができると考える。 自分の強みである推進力を生かし、貴社を通じて、変化の中でも市民の暮らしを守りたい。 ※出典:日立システムズ|2025年卒システムエンジニア(SE)本選考のES
▼志望動機について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例
▼志望動機についてもマスターしよう▼
学生時代に頑張ったこと
個人面接と集団面接で内容を大きく変える必要はありません。ただ、集団面接の方が一人当たりの時間が短いので端的に伝えられるように準備しておきましょう。
▼学生時代に頑張ったことについて詳しく知りたい方はこちら ・【ガクチカの書き方】絶対に外せないテンプレ/構成とテーマ別の例文 ・ガクチカ例文30選!高評価を得る作成方法とテーマ・文字数別ESを紹介
▼ガクチカについてもマスターしよう▼
自己PR
企業側は自己PRを聞いて、入社後活躍してくれるかどうかを判断します。また、自分を客観的に捉えられているかどうかも判断するので以下のポイントを参考に内容を考えてみてください。
(1)経験と併せて伝える
具体的なエピソードがあると企業側もイメージがつきやすく、印象に残りやすいです。そのため実際の経験を背景や行動と一緒に伝えると良いでしょう。より詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
(2)ESとの一貫性をもたせる
これは自己PRに限った事ではありませんが、ESの内容と一貫性を持たせましょう。ESの内容と一致しないと面接官に不信感を与えてしまい、良い印象は残せません。そのため、おおまかな内容はESと一致するように意識しておきましょう。
企業選び・就活の軸
企業側はこの質問を通して志望度や企業に合っているかを図ります。このことから以下の2点を意識しながら準備しておきましょう。
(1)志望動機と一貫性をもたせる
企業選び・就活の軸から業界や企業を選ぶ工程から、志望動機と一貫性を持たせることでより説得力が増します。このことから志望動機と一貫性を持たせるように意識しておきましょう。
(2)過去経験や入社後のビジョンを伝える
具体的な経験やビジョンを伝えることで、企業との相性や志望度が高いことをアピールできます。限られた時間内でより印象に残る内容を伝えられると良いでしょう。
▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら ・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
他社の選考状況
企業側はこの質問を通して業界や会社選びに一貫性があるかどうかや、企業選び・就活の軸、志望度を判断します。次のポイントを意識しながら回答してみてください。
(1)正直に答える
業界を志望している理由や実際の他社の選考状況は正直に伝えましょう。しかし、志望業界が広かったり、多数の企業に応募したりしている際は全て答える必要はありません。受けている企業と同じ業界や職種の企業に絞って伝えましょう。
(2)志望度に優劣をつけない
正直に答えることは大事ですが、他社の方が志望度が高いと受け取られるような受け答えはしないようにしましょう。
逆質問
企業によって順番を指定したり、挙手制であったりと異なります。いずれにおいても逆質問も自分をアピールする場面の1つになるので質問を複数個用意しておくと良いでしょう。ただ、以下の2点については少し注意が必要なので意識しておきましょう。
(1)調べられることは質問しない
企業の強みや初任給など、調べたら出てくることは質問しない方が良いでしょう。質問をしてしまうと企業研究がきちんとできていない印象を面接官に与えてしまいます。
(2)「本当」に知りたいことは質問しない
残業時間や有給など、いわゆる「ぶっちゃけトーク」が必要になる質問はしないようにしましょう。知りたい場合はOB・OG訪問などで質問した方が良いでしょう。
▼逆質問について詳しく知りたい方はこちら ・面接で使う逆質問32選!「何か質問は?」と聞かれた時の対策 ・一次面接の逆質問【厳選30例】高評価のコツとNG例を紹介 ・2次面接の逆質問例【60選】高評価を得るにはいくつ必要?NG例も解説 ・【例文一覧】最終面接の逆質問25選!NG例や差別化のコツも解説 ・社長面接【逆質問例40選】内定者の好事例からNG例まで解説
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?メリットや準備事項、当日までの流れを解説 ・OB訪問のマナーと服装【社会人の本音】連絡の取り方・当日の対応とNG例 ・OB・OG訪問の質問リスト【厳選50選】 深い内容を聞くコツ・前日に送るメール例
集団面接のマナー
ここでは、集団面接時に押さえておきたいマナーについてご紹介します。 今回は、「入室時」「面接中」「退室時」のマナーを取り上げます。
入室時のマナー
1. 面接室のドアを3回ノックする 2. 面接官から反応があった場合は「失礼いたします」とあいさつをする 3. 静かにドアを開く 4. 入室したら、面接官に完全に背を向けないようにして、静かにドアを閉める 5. ドアの前に立ち、一礼をする 6. 用意されている椅子の横に立つ 7.「学校と名前をお願いします」と言われたら「◯◯大学の◯◯と申します。よろしくお願いします」とあいさつをする 8. 面接官の指示に従い、着席する
入室時のポイントは「落ち着いた行動」です。また、名前を述べるとき、自己紹介をする必要はありません。簡潔に大学名と名前だけを伝えましょう。
入室の際は、入室の順番によってマナーが異なります。
先頭での入室時のマナー
ドアは3回ノックし、中から「お入りください」などの返事があってから開けましょう。入室する前に「失礼します」と挨拶し、一礼するのを忘れないようにしましょう。
2番目以降の入室時のマナー
入室前にドアの前で立ち止まり、「失礼します」と挨拶してから一礼し、入室しましょう。
最後尾の入室時のマナー
前の人に続いて入室し、ドアを静かに閉めてから、「失礼します」と挨拶してから一礼しましょう。
面接中のマナー
面接は第一印象を決める重要な場面です。 悪い印象を与えないよう、座り方・話し方には注意しましょう。
面接中は背筋を伸ばし、正しい姿勢で座りましょう。 そして、面接官と話をするときは、笑顔を保ち、はっきりとした口調で伝えることが大切です。緊張すると早口になったり、声が小さくなったりしてしまいがちなので、注意が必要です。
また、まれなケースですが、名刺を渡してあいさつをする面接官もいます。名刺の受け取り方は、以下のポイントを押さえましょう。
1. 両手で受け取り「頂戴いたします」と伝える 2. 名刺をさっと確認する 3. 机上の左手側に名刺を置く(机がない場合は、カバンにしまう)
また、自分以外の学生が回答している時にも注意が必要です。この時全く話を聞いていないと、面接官から「協調性がない」と思われてしまう可能性があります。面接官が複数いる場合は話していない学生の態度も確認している場合があります。
そのため、頭の中で回答の大枠が決まったら、他の学生の回答もしっかり聞くようにしましょう。また、他の学生の回答に対する意見を求められる場合もありますので、しっかり耳を傾けておくことが大切です。
退室時のマナー
まず、面接官から面接の終了の旨を伝えられたら、正しい姿勢で座ったまま「本日はありがとうございました」とお礼を伝え、お辞儀をします。
1. 椅子の横に立ち、再びお辞儀をする 2. ドアの前まで移動し、面接官の方を向く 3.「失礼いたします」と伝え、お辞儀をする 4. 静かにドアを開け、退室する
ここでも、「落ち着いた行動」をすることが重要です。 面接室から退室するときは、物音を立てないよう静かに移動します。退出後、速やかに建物の出口へと向かいましょう。
オンライン集団面接(Web集団面接)での注意点と対策
Web面接は対面と異なるため、独自のマナーを押さえておく必要があります。 独自のマナーとして以下の3つが挙げられます。
・事前に接続確認をする ・静かな場所で受ける ・ミュートを適切に使う
Web面接の3つのマナーについて詳しく解説します。
事前に接続確認をする
事前にインターネット環境を確認し、音声・カメラなどが正しく動作するかを確かめましょう。
また、予期せぬ回線トラブルが起こることも考えられます。 接続確認を行ったときに不具合が見つかった場合は、速やかに担当者に連絡を入れましょう。 予期せぬ回線トラブルが起こった場合を想定して、Web面接が開始する10~15分前に、接続状況を確認しておくことをおすすめします。
静かな場所で受ける
Web面接を受ける場合は、周囲の雑音が入らない静かな場所を選びましょう。 にぎやかな場所を選ぶと雑音が入ってしまい、双方の会話が成り立たないケースがあります。 自宅を使用する場合には、家族にWeb面接を受ける旨を伝えて、生活音や会話が入り込まないよう協力を求めましょう。
さらに、余計な背景が映り込まないよう、適切な環境を整えて自分自身も落ち着ける状況でWeb面接に臨むことをおすすめします。
ミュートを適切に使う
集団のWeb面接が実施されるときは、適切にミュート機能を使いましょう。
複数人が面接に参加すると、声が重なり聞きづらくなってしまうトラブルを防ぐためです。
例えば、複数人に同じ質問を行った場合、数人が同時に答えてしまうことがあります。 また、周囲の雑音が入り、面接を妨げる事態になりかねません。
集団面接対策のまとめ
これまでご紹介した内容をまとめると以下の通りです。
【集団面接と個人面接の違い】 集団面接と個人面接は、新卒採用の面接方法の2つであり、主な違いは学生の受ける人数。
【面接の目的の違い】 集団面接の主な目的は、今後の選考で「じっくり見る学生」を選び抜くこと。一方、個人面接の目的は、「学生をじっくり見る」ことで企業が求める人材を選び抜くこと。
【企業が集団面接を行う理由】 企業が集団面接を実施する主な理由は、効率的に多くの学生の面接を行い、個人面接に進む学生を選別することです。
【集団面接の流れ】 一般的な集団面接の流れは、受付・待機、入室、あいさつ、面接官からの質問、逆質問、退出のステップで構成される。
【集団面接でよく聞かれる質問例】 自己紹介、志望動機、学生時代に頑張ったこと、自己PR、企業選びの軸、他社の選考状況、逆質問など
【集団面接でのポイント】 要点を端的に話し、1分以内にまとめる。表情や話し方に注意し、言葉遣いや姿勢・視線に気をつける。自己紹介においては、企業から指定された内容に基づいて簡潔に話すことがコツ。
【集団面接に落ちる理由】 話が長い、他の学生の話を聞かない、手癖が悪い、姿勢や身だしなみが悪い、他の学生と自己PRがかぶるなど
【集団面接のコツ】 その1:話は端的に その2:全員の話に耳を傾ける その3:手癖に気をつける その4:姿勢、身だしなみに気をつける その5:自己PRに差別化を
【オンライン集団面接の注意点】 1. 事前に接続確認をする 2. 静かな場所で受ける 3. ミュート機能を適切に使う
いかがでしたか? 集団面接が「ネガティブチェック」であることを認識している方は意外と少ないと思います。「思いっきり自己PRしたい!」と息巻いている学生もいるかもしれませんが、それが原因で落ちてしまっては本末転倒です。本記事で紹介した5つのポイントを押さえて、集団面接における「面接力」を鍛えた上で、着実に集団面接を突破してください。
※こちらは2019年12月に公開された記事の再掲です。


