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就活サイトトップ就活記事公務員と民間の違いを解説!共倒れしない併願スケジュールも紹介

公務員と民間の違いを解説!共倒れしない併願スケジュールも紹介

公務員と民間の違い
2026年1月20日(火) | 15,843 views

「公務員と民間って何が違うの?」「公務員と民間企業を併願したいけれどどうすればいいか分からない」と悩む就活生もいるでしょう。

今回はそんな就活生に向けて、公務員と民間それぞれの仕事内容や選考の違い・向いている人について解説します。また、公務員と民間企業の併願を考えている方に向けて、共倒れしないためのスケジュールや対策のポイントをご紹介します。

<目次>
●公務員就活の特徴
 ・公務員とは?
 ・公務員試験の種類
 ・公務員就活のスケジュール
●民間就活の特徴
 ・民間企業とは?
 ・業界一覧
 ・民間企業の選考スケジュール
●公務員と民間の違いについて
 ・仕事内容の違い
 ・就職方法の違い
 ・待遇の違い
●公務員と民間企業はどっちがいい? それぞれ向いている人の特徴
 ・公務員に向いている人
 ・民間企業に向いている人
●公務員試験の対策
 ・筆記試験対策
 ・面接試験対策
●民間企業の選考対策
 ・自己分析・業界研究・企業分析を通した就活の軸決定
 ・Webテスト対策
 ・エントリーシート(ES)対策
 ・面接対策
●公務員×民間併願のメリット
 ・選択の幅と視野が広がる
 ・SPIや時事問題などそれぞれの対策をお互いに応用できる
 ・全落ちのリスクを減らせる
●公務員×民間併願のデメリット
 ・共倒れになるリスクがある
 ・精神的に負荷が重い
 ・対策とスケジュール管理が大変
●公務員(教養区分)×民間就活併願の理想のスケジュール
●この業界志望者にはこの省庁がおすすめ!【民間×省庁相関図】
 ・1 . コンサル志望者、マスコミ報道志望者は、自分の関心分野に応じて省庁を選ぼう!
 ・2. メガバンク・政府系金融志望者には財務省、金融庁がおすすめ!
 ・3. 総合商社志望者には外務省・経済産業省がおすすめ!
 ・4. ベンチャー、IT企業志望者はデジタル庁がおすすめ!
 ・5. インフラ系志望者には国土交通省がおすすめ!
 ・6. 食品系メーカー志望者は農林水産省がおすすめ!
●公務員×民間併願で共倒れせず成功するためのコツ
 ・スケジュール管理を徹底する
 ・情報収集を怠らない
 ・対策の共通点と相違点を整理する
 ・公務員と似た業界や職種の選考を受ける
 ・「新方式」や「SPI試験」を導入している自治体を受験する
 ・民間企業の早期選考を受ける
 ・学内で開催される講座や予備校に通う
 ・オンライン説明会などを活用する
 ・大学のキャリアセンターやキャリアコンサルタントに相談する
●まとめ

公務員就活の特徴

公務員就活の概要について


公務員就活の特徴について詳しく解説します。

・公務員とは?
・公務員試験の種類
・公務員就活のスケジュール

公務員就活・民間就活の両方を理解することで、自身に合う方を選びやすくなります。


公務員とは?

公務員とは、国や地方自治体に勤めることで、安定した社会の構築や維持に必要な業務を行う人のことです。公務員にはさまざまな職種がありますが、大きく以下の2つに分類できます。

・国家公務員
・地方公務員

それぞれについて詳しく解説します。


国家公務員


国家公務員は、国の運営に携わる業務を行う職種です。国家公務員は、大きく国会職員や裁判官などの「特別職」と、その他の「一般職」に分けられます。さらに一般職は、「一般職・専門職・総合職」で分類可能です。

具体的な業務内容は、政策立案・予算編成・国会対応・法令整備など、スケールが大きい傾向にあります。責任が大きい分、地方公務員よりも高収入のケースが多いです。


地方公務員


地方公務員は、各都道府県の県庁や市役所などに勤める職種です。地域住民が安全で快適に生活するためのサポートを行います。公立学校の教師や警察官なども地方公務員に該当します。

国家公務員に比べると住民と直接関わる機会が多いため、やりがいを感じやすいでしょう。また、基本的に別の都道府県や市区町村外への異動が発生しない点も魅力です。


公務員試験の種類

公務員になるためには、試験に合格する必要があります。ここでは、以下2種類の公務員試験の詳細を解説します。

・国家公務員
・地方公務員

それぞれの試験内容や出題傾向などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。


国家公務員


国家公務員採用試験には、以下の3種類があります。

総合職試験 一般職試験 専門職試験
区分 大卒程度試験・院卒者試験 大卒程度試験・高卒者試験・社会人試験 大卒程度試験・高卒程度試験・社会人試験
一次試験 基礎能力試験・専門試験。どちらも多肢選択式 多肢選択式の基礎能力試験・専門試験に加え、一般論文試験も実施 皇宮護衛官採用試験や法務省専門職員採用試験試験などの種類や区分により異なる
二次試験 記述式の専門試験・政策論文試験・政策課題討議試験に加え、英語試験・面接などによる人物試験も実施 面接などによる人物試験。 皇宮護衛官採用試験や法務省専門職員採用試験試験などの種類や区分により異なる
※参考:人事院「国家公務員採用 総合職試験受験案内 P.2/P.4」
※参考:人事院「国家公務員採用 一般職試験(大卒程度試験)受験案内 P.1/P.2」
※参考:人事院「国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)」
※参考:人事院「国家公務員採用一般職試験(社会人試験(係員級))」
※参考:人事院「国家公務員採用試験 受験案内一覧」


自身が目指したい職種を明確にした上で、合格に向けて適切な対策をとりましょう。


地方公務員


地方公務員試験は、各地方自治体が独自で行っています。自治体により試験内容や難易度は多岐にわたりますが、特に多いのは以下のような形式です。

・一次試験:教養科目試験・専門科目試験
・二次試験:面接試験(個別面接・集団面接・集団討論など)


※参考:資格広場「地方公務員試験とは?試験内容・合格率・試験対策や独学受検のポイントを徹底解説」
※参考:公務員試験総合ガイド「公務員試験とは?」

近年では、一次試験でSPIなどの民間企業が導入している試験を実施する自治体が登場するなど、多様化が進んでいます。


公務員就活のスケジュール

公務員就活のスケジュール表


厳密な公務員就活のスケジュールは、受ける試験の種類によって異なります。ここでは、代表的な5つの試験におけるスケジュールを紹介します。

【国家公務員・総合職】

項目 時期
公務員試験日告知 大学3年生の2月頃
一次試験 3月頃
二次試験 4~5月頃
合格発表 5月下旬
内定 10月頃
※参考:人事院「国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)(教養区分を除く)」
※参考:人事院「総合職試験(院卒者・大卒程度)」


【国家公務員・一般職】

項目 時期
公務員試験日告知 大学3年生の2月〜3月頃
一次試験 6月頃
二次試験 7月頃
合格発表 8月頃
内定 10月頃
※参考:人事院「国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)」
※参考:人事院「一般職試験(大卒程度)」


【地方公務員・上級】

項目 時期
公務員試験日告知 3月上旬~4月下旬
一次試験 6月頃
二次試験~最終合格発表 7月上旬~8月中旬
内定 -
※参考:公務員試験総合ガイド「地方上級(行政職)」


【地方公務員・初級】

項目 時期
公務員試験日告知 5~8月頃
受付開始 7月上旬~8月下旬
一次試験 9月下旬
二次試験 10月中旬~10月下旬
内定 11月頃
※参考:公務員試験総合ガイド「地方初級(高卒)」


年によって変動する可能性もあるため、志望する職種のスケジュールを調べておきましょう。

民間就活の特徴

ここでは、民間就活にどのような特徴があるかについて詳しく解説します。

・民間企業とは?
・業界一覧
・民間企業の選考スケジュール

公務員就活・民間就活の両方を理解することで、自身に合う方を選びやすくなります。


民間企業とは?

民間企業とは、主に利益を出すことを目的に活動している企業を指します。行政機関や独立行政法人などの公的機関には所属していません。活動資金を確保する方法として、自社商品の売上や銀行からの融資、株式発行などが挙げられます。


業界一覧

民間企業の業界一覧をご紹介します。

・コンサル・シンクタンク
・金融
・メーカー
・商社
・IT・通信
・広告・マスコミ
・人材・教育
・インフラ・交通
・不動産・建設
・旅行・観光
・ブライダル・美容・くらし
・医療・福祉
・小売・流通

各業界について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

▼業界について詳しく知りたい方はこちら
・【就活の業界一覧】業種との違いや特徴、各業界動向まで徹底解説


民間企業の選考スケジュール

25卒までの基本的な就活スケジュールは、「就活解禁日が3月1日、面接解禁日が6月1日」でした。しかし26卒の就活から、一部の学生は「面接解禁日が3月1日」に変更となります。これまでの就活スケジュールから、スケジュールが前倒しとなる学生の条件までご紹介します。

以下の図で、「就活の全体スケジュール」をまとめています。


就活の全体スケジュール


2024年4月〜6月

  • 自己分析
  • 合同説明会への参加、企業研究の開始
  • エントリーシート(ES)の作成、テスト対策、GD対策、面接対策
  • 夏インターンシップへのエントリー

2024年7月〜9月

  • 夏インターンシップへの参加
  • GDや面接の練習

2024年10月〜2025年2月

  • 志望業界や企業の絞り込み
  • 冬インターンシップへのエントリー
  • OB・OG訪問

2025年3月〜

  • 本選考&内々定

公務員と民間の違いについて

公務員と民間の違いについて


公務員と民間とでは、就職後に以下の違いが生じます。

・仕事内容の違い
・就職方法の違い
・待遇の違い

それぞれについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。


仕事内容の違い

公務員は、利益を出すことを目的とせず、市民の生活を改善するための業務に取り組みます。国家公務員の場合は、政策を立案・実行したり裁判所に勤めたりと、大きなスケールの仕事に従事します。地方公務員の場合は、市役所・消防署・学校などで市民と直接関わるケースが多いです。

一方、民間企業の場合は、利益を出すことを目的として事業を行います。細かな業務内容は、民間企業の業種や業態、職種によってさまざまです。例えば、営業なら「顧客へのサービス提案」、事務なら「企業の書類作成や資料整理」などを行います。


就職方法の違い

公務員と民間企業では、就活方法や選考の開始時期が異なります。

公務員を目指す場合は、基本的には4月〜6月に実施される試験に通過した上で、面接を突破する必要があります。

一方で民間企業に就職したい人は、就活エージェントや就活サイトを活用しながら企業に応募し、書類選考や面接を経て内定を獲得する流れが主流です。


待遇の違い

公務員は景気や業績によって待遇が左右されないため、安定した給与を受け取れます。原則としてリストラもありません。また、福利厚生が充実しており、定年まで働きやすい環境が整っています。

民間企業の場合は、公務員ほどの安定性は期待しにくいものの、業績に応じた給与や賞与アップもあります。仕事に取り組み高い成果を上げることで、実力に見合った年収を受け取ることも可能です。

また、企業によっては福利厚生が充実していたり、リモートワークやフレックス制度などの柔軟な働き方を取り入れたりしているところもあります。

公務員と民間企業はどっちがいい? それぞれ向いている人の特徴

公務員と民間企業それぞれに向いている人の特徴


ここでは、以下について詳しく解説します。

・公務員に向いている人
・民間企業に向いている人

自身が公務員・民間企業のどちらに向いているかを判断する際にお役立てください。


公務員に向いている人

公務員に向いている人の特徴として、以下が挙げられます。

・国・地域に貢献できる仕事に就きたい人
・責任感が強くて真面目な人
・定年まで安定して働ける仕事に就きたい人
・プライベートを充実させたい人

決められた仕事に対して、責任を持って真面目に取り組める人に向いています。また、市民から感謝されたり喜んでいる姿を直接見たりすることにやりがいを感じる人も、公務員として楽しく働けるでしょう。


民間企業に向いている人

民間企業に向いている人の特徴として、以下が挙げられます。

・自分の努力を成果に反映させたい人
・売上を出すために貪欲に仕事したい人
・自分の企画やアイデアで商品開発を行いたい人
・副業に取り組みたい人

民間企業では利益を出すことが求められます。しかし企業にもよりますが、成果を出せれば給与やボーナスなどに反映されるため、仕事で積極的に成果を出したい人におすすめです。

公務員試験の対策

公務員試験の対策方法


公務員試験を受ける際には、以下2つの対策が必要です。

・筆記試験対策
・面接試験対策

具体的な対策内容や方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。


筆記試験対策

多くの場合、面接前に筆記試験に合格する必要があります。職種によって異なりますが、国家一般職や特別区(地方上級)試験に合格するためには1,000〜1,500時間程度の勉強が必要だと言われています(※1)。

筆記試験の出題範囲や問題内容は、職種によってさまざまです。傾向や対策を理解した上で、しっかりとスケジュールを立てて勉強に取り組みましょう。独学で合格する人もいますが、予備校に通うのも手段の1つです。大学で公務員試験対策のための講義を実施しているケースもあるため、上手に活用しましょう。

(※1)参考:LEC東京リーガルマインド「公務員試験で合格する勉強法!独学でも可能?スケジュールや1日の勉強時間は?」


面接試験対策

公務員を目指す際は、面接対策も大切です。特に、筆記試験と面接試験を切り離して合否判定をする「リセット方式」(※2)を採用している自治体では、筆記試験の成績が高くても面接試験結果によっては不採用となることもあります。

面接形式は、個別面接・集団面接・集団討論などさまざまです。志望理由や自己PR、公務員としての将来像などの質問を受けることが多いため、しっかりと対策しておきましょう。

(※2)参考:公務員試験ラボ「人物評価の位置づけ」

民間企業の選考対策

民間企業の選考対策


民間企業の選考対策について解説します。


自己分析・業界研究・企業分析を通した就活の軸決定

志望企業や職種を選ぶ上で、就活の軸を定めることが重要です。

就活の軸とは、企業を選ぶ際の基準や優先事項のことです。具体的には、ミッション、仕事内容、将来のキャリアプラン、働き方などから自分が特に大切にしたい価値観や条件を指します。就活の軸を持つことで企業選びがスムーズになることに加え、明確な志望動機の説明に役立つため、納得のいく就活をするために重要です。

就活の軸を作るためには、自己分析や企業・業界研究の他、軸の例を参考にすることが効果的です。

▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら
・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文


Webテスト対策

選考を突破する上でWebテスト対策は必須です。

効率的なWebテスト対策のポイントは以下の通りです。

  • 出題傾向を理解する
  • 苦手分野を把握して重点的に対策する

早めにWebテスト対策をはじめて企業ごとの出題傾向を理解し、苦手を克服することで、効率的に対策できるでしょう。

もちろん、多くの企業では面接やESの内容も重視するため、ある程度Webテストの勉強をしたら、面接練習やES対策にも取り組みましょう。

▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら
・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧


エントリーシート(ES)対策

余裕を持ってESや履歴書を準備することも重要です。求められた期日に提出することで、採用担当者に好印象を与えられます。

もちろん、内容が悪ければ書類選考で落とされてしまうため注意しましょう。余裕を持って書類を作成しつつ、何度も見直して自分の強みを最大限アピールできる内容のESや履歴書にブラッシュアップすることが重要です。

▼ES・履歴書について詳しく知りたい方はこちら
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策


面接対策

ES、Webテスト対策に加え、面接対策にも力をいれましょう。

一般的にはESやWebテスト通過後に、複数回の面接を受けます。面接はインターン参加や内定が決まる重要な選考であるため、情報を集めて入念に対策をしましょう。

▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら
・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例

公務員×民間併願のメリット

公務員と民間を併願したときのメリット


公務員と民間の併願には、以下のメリットがあります。

・選択の幅と視野が広がる
・SPIや時事問題などそれぞれの対策をお互いに応用できる
・全落ちのリスクを減らせる

それぞれの具体的な内容を詳しく解説します。


選択の幅と視野が広がる

公務員だけでなく民間企業の選考も幅広く受けることで、自己分析や面接を意識する機会が増えるため、これまで自覚していなかった自分の価値観や強みに気付く可能性があります。価値観や強みに気付き選択肢が広がれば、より自分にマッチした就職先を見つけられるでしょう。

また、公務員の就職活動では、さまざまな科目の勉強を通じて幅広い知識が身につきます。公務員試験対策・民間企業の面接対策を進める中で、「公務員よりも民間企業の方が自分に向いている」「公務員として地域に貢献したい」と気付くケースもあるでしょう。

このように、選択の幅や視野が広がる点は、公務員と民間企業を併願するメリットです。


SPIや時事問題などそれぞれの対策をお互いに応用できる

公務員と民間企業を併願する場合、「それぞれまったく異なる対策が必要では?」と考える人もいるでしょう。しかし実際は、民間企業の選考過程で受けるSPIや公務員の筆記試験には、時事問題などで共通する部分が多数あります。

場合によっては、公務員試験対策の勉強にしっかりと取り組んでいれば、SPIなど民間企業の筆記試験をスムーズに合格できるでしょう。こうした相乗効果を期待できる点がうれしいポイントです。


全落ちのリスクを減らせる

公務員試験1本に絞るのではなく民間企業の選考も受けることで、全落ちのリスクを減らせます。

特に、早期選考を実施している民間企業から内定を1つでも獲得できれば、安心して公務員試験対策に取り組めるでしょう。万が一、公務員試験が不合格でも、民間企業に就職するという選択ができます。

公務員×民間併願のデメリット

公務員と民間を併願した時のデメリット


公務員と民間を併願する際には、以下のデメリットも生じます。

・共倒れになるリスクがある
・精神的に負荷が重い
・対策とスケジュール管理が大変

デメリットも理解した上で、就職活動の方針を決めましょう。


共倒れになるリスクがある

筆記試験などでの共通部分もあるとはいえ、公務員と民間企業を併願する場合は、ある程度はそれぞれの選考対策が必要です。スケジュールも異なるため、時間をうまく使えないと、どちらも中途半端になり不採用となるリスクがあります。

うまく両立するためには、優先順位を明確にした上で、どのタイミングで何にどれくらいの時間を割くべきか考えましょう。公務員試験と民間企業の選考日程が被らないよう、慎重にスケジュールを立てることも大切です。


精神的に負荷が重い

民間企業の面接対策と公務員試験に向けた勉強を並行するとなると、リフレッシュの時間をなかなか確保できないかもしれません。内定が取れない状態で並行して対策する場合、精神的な負荷が重くなり、就活がより苦しくなるでしょう。

場合によっては、「公務員が第一志望だが民間企業に落ちてしまって自信を喪失する」という人もいます。

このように、ストレスがかかりやすい点は、民間企業と公務員を併願するデメリットの1つです。


対策とスケジュール管理が大変

公務員と民間企業の就職活動では、対策内容が異なります。公務員を目指す際は、筆記試験突破の勉強を重視する必要があります。一方で、民間企業の就職活動では、自己分析や企業研究、面接対策を中心に進めなければいけません。

そのため、それぞれ対策しつつスケジュール管理することが大変だと感じる人もいるでしょう。公務員試験と選考の日程が被らないよう、慎重にスケジュールを立てることを意識しましょう。

公務員(教養区分)×民間就活併願の理想のスケジュール

ここでは、公務員の教養区分と民間就活を併願する場合のスケジュールをご紹介します。

教養区分の試験は10月に開始され、12月に合格発表が行われます。そのため12月以降、官庁訪問までの期間、民間就活に目一杯時間を割けます。

理想的なタイムスケジュールは以下の通りです。


公務員と民間企業を併願するときの年間スケジュール表

公務員と民間企業を併願した場合に各月で行うこと

※出典:ワンキャリア「企業選考を受けながら官僚も目指せる?サマーインターン前に知っておきたい「国家総合職・教養区分試験」とは 」

この業界志望者にはこの省庁がおすすめ!【民間×省庁相関図】

志望業界ごとのおすすめ省庁の例


ここからは、志望業界ごとのおすすめ省庁の例をご紹介します(※3)。

省庁内定者の志望業界については以下の記事もご覧ください。

・125社にエントリーした就活ガチ勢が、企業選考の経験を活用して経済産業省から内定を得た方法
・年収1000万円、もらっても本当に使えますか……?私が外銀と悩んだ末に霞が関を選んだ理由

(※3)参考:ワンキャリア「スケールの大きい仕事がしたい?そんなあなたに知ってほしい「国家総合職」という道」


1 . コンサル志望者、マスコミ報道志望者は、自分の関心分野に応じて省庁を選ぼう!

仕事の規模が大きい、時には公共性を持つ、(ちょっと激務)── 全く違う職種のように思われる、コンサル・報道・官庁ですが、実は共通項が多くあります。

大きな違いは、コンサルやマスコミが第三者性を持つのに対し、官庁は自分たちが主体であること。どの職種にせよ、与える影響力が非常に大きいことも大きな共通点です。コンサルや報道関係を志している方は、一度自分の関心分野を扱う省庁のホームページをのぞいてみてください。きっと「面白そう」と思える省庁が見つかるはずです。


2. メガバンク・政府系金融志望者には財務省、金融庁がおすすめ!

金融面から日本や国際社会を支えたいと考えている、メガバンク・政府系金融志望者には財務省・金融庁がおすすめです。

財務省の最大の任務は、国家予算の編成です。日本の将来にとって最善と考えられる予算案を作り上げ、民間では難しい分野も含めて財政投融資を行います。金融庁は、財務省と協力して日本の金融システムを整備します。

財務省、金融庁は日本の財政・金融システムの根幹を築く機関です。入省(庁)後は、民間のメガバンクや政府系金融よりも大きな規模で、日本の金融を動かせるでしょう。


3. 総合商社志望者には外務省・経済産業省がおすすめ!

物流の観点から日本の産業を支えたいと考えている総合商社志望者には、経済産業省がおすすめです。

経済産業省は、日本の経済の発展を主な任務としており、国内の経済構造改革や貿易政策などを扱っています。貿易協定の締結などを行う経済産業省の業務は、日本の商品の販路を広げたり、事業投資を行ったりする総合商社のビジネスと共通するところが大きいのではないでしょうか。

海外を飛び回るような働き方をしたいと考えている総合商社志望者には、外務省がおすすめです。

官僚には留学や海外出張、大使館勤務など、海外で働く機会が多くありますが、その中でも外務省の官僚は「キャリアの半分を海外で過ごす」といわれるほど。アフリカの国や途上国など、留学や民間企業のビジネスでは行くことのできない国々で働く機会も得られるでしょう。


4. ベンチャー、IT企業志望者はデジタル庁がおすすめ!

2021年9月1日に発足したデジタル庁。府省を横断したデジタル・ガバナンスを実現する目的で設置されました。

職員600人中200人を民間から登用し(※4)、行政のデジタル化やサイバーセキュリティ、データ戦略などを行います。

デジタル庁は「省庁の中のベンチャー」のような存在で、従来の霞が関官庁とは一線を画します。スタートアップや成長産業に身を置いていたい、デジタルにかかわりたいという方におすすめです。

(※4)参考:日本経済新聞「デジタル庁、600人規模で発足 初代デジタル相に平井氏」


5. インフラ系志望者には国土交通省がおすすめ!

人々の日常生活に欠かせない設備やシステムを運営するインフラ系企業を志望する人には、国土の面から日本の基盤を作り出す国土交通省がおすすめです。

国土交通省は、社会資本整備、交通政策、海上の安全確保などを通して、国土の利用促進・開発・保全を行う省庁です。人々の生活を直接支えられるという点で、インフラ企業と共通しているといえるでしょう。


6. 食品系メーカー志望者は農林水産省がおすすめ!

農林水産省は、農業・水産業政策だけでなく、食育の推進や食品企業の安全・信頼対策、食品の安全確保・輸出促進なども行っています(※5)。

食の良さを伝えたい、食の面から社会を支えたいと考えている、食品メーカー志望の方には、農林水産省がおすすめです。

(※5)参考:農林水産省「政策情報」

公務員×民間併願で共倒れせず成功するためのコツ

公務員と民間企業を併願した時に共倒れせずに成功させるためのコツ


公務員と民間企業を併願するからには、共倒れせずに成功させたいものです。以下のコツを押さえれば、満足度の高い就活を実現しやすくなります。

・スケジュール管理を徹底する
・情報収集を怠らない
・対策の共通点と相違点を整理する
・公務員と似た業界や職種の選考を受ける
・「新方式」や「SPI試験」を導入している自治体を受験する
・民間企業の早期選考を受ける
・学内で開催される講座や予備校に通う
・オンライン説明会などを活用する
・大学のキャリアセンターやキャリアコンサルタントに相談する

取り入れやすいものも多いため、ぜひ実践してみてください。


スケジュール管理を徹底する

先述した通り、公務員・民間企業の選考は、スケジュールが異なります。そのため、管理を徹底しないと共倒れするかもしれません。

「いつ・どんな試験があるか?」を把握した上で、逆算して行動することが両立を成功させる秘訣(ひけつ)です。

例えば公務員が第一志望の場合は、早期選考を実施している民間企業をチェックして、スケジュールを立てましょう。あらかじめ選考を受けたい民間企業をピックアップしておけば、公務員試験の勉強スケジュールを組みやすくなります。


情報収集を怠らない

公務員・民間企業問わず、就職活動は情報収集が命です。特に公務員は、民間企業より試験対策などの情報が少ない傾向にあります。スピーディーに最新情報を把握できるよう、自分が受けたい機関の公式サイトを定期的にチェックしましょう。

一方で民間企業の場合は、就活サイトや書籍などで情報があふれているため、取捨選択が重要です。すべての情報を仕入れると膨大な時間がかかるため、希望する業界や職種に限定するなどの工夫が必要です。


対策の共通点と相違点を整理する

公務員と民間企業の就職活動では、対策内容に「共通点・相違点」の両方があります。両方をしっかり認識しておくことで、優先順位をつけやすくなるでしょう。

例えば、多くの民間企業で実施されるSPIと、公務員試験の教養択一試験とでは、出題範囲の一部が共通しています。

一方で、公務員・民間企業の面接はそれぞれ異なったアプローチが求められるため、別で対策が必要です。例えば民間企業の場合は、「自分を動物に例えるとなんですか?」「自分を家電に例えるとなんですか?」など、少し変わった質問への対策が必要なケースもあります。


公務員と似た業界や職種の選考を受ける

公務員と民間企業を併願する際は、志望する公務員の職種と似た企業の選考を受けると良いでしょう。

希望する公務員の職種と大きく異なる事業内容や理念を掲げている民間企業を受ける場合、志望動機を0から作成することになります。

その点、公務員と似た業界・業種の民間企業であれば、志望動機や面接への回答などを準備しやすいでしょう。


「新方式」や「SPI試験」を導入している自治体を受験する

民間企業を第一志望としている場合は、新方式やSPI試験を導入している自治体の選考を受けるのも効果的です。

新方式とは、人物重視型の試験方式のことを指します。論文や専門試験の代わりに、プレゼンテーションシートの作成が必要です。また、民間企業の多くが実施しているSPI試験を選考過程に取り入れている自治体もあります。

このような自治体を受ければ民間企業の選考対策を生かしやすいため、負担を抑えやすいです。

ただし、民間企業と併願しやすいことから応募者が多いため、合格難易度が高くなる点に注意しましょう。


民間企業の早期選考を受ける

民間企業で本格的に選考が始まるのは、基本的に大学3年生の3月です。しかし、大学3年生の夏や秋などに早期内定を出す企業もあります。

心に余裕を持った状態で公務員試験の対策を進めたい人は、早めの内定獲得を目指して、民間企業の早期選考を受けましょう。精神的に安心できるだけでなく、面接の場数を踏めるという点もメリットです。


学内で開催される講座や予備校に通う

効率的に公務員試験対策を進めるには、「学内の公務員試験対策講座に参加する」「予備校に通う」などがおすすめです。独学よりも情報収集しやすくなるだけでなく、他の志望者と交流してモチベージョンを維持できます。

結果として、民間企業の対策に割く時間を確保しやすくなり、共倒れしにくくなるでしょう。特に学校で開催している講座は、比較的低価格で申し込めるケースが多いため、ぜひ検討してみてください。


オンライン説明会などを活用する

公務員と民間企業を併願する場合、単願をする人よりも多くの説明会に参加することになります。限られた時間で公務員試験に向けた勉強できるよう、オンライン説明会を上手に活用しましょう。

移動時間と交通費を削減できるため、公務員試験対策と民間企業の選考対策を両立させやすくなります。


大学のキャリアセンターやキャリアコンサルタントに相談する

多くの学生にとって、就活に取り組むのは人生で初めてのことです。そのため、大学のキャリアセンターやキャリアコンサルトに相談して、プロの力を積極的に借りましょう。

「民間企業と公務員を併願する学生のサポート経験」があるプロから、的確なアドバイスを受けられます。一人で就活に臨むよりも、安心感があるのもうれしいポイントです。

まとめ

いかがでしたか。公務員と民間それぞれの仕事内容や選考の違い・向いている人、併願スケジュールや対策のポイントをご紹介しました。ぜひ参考にしてください。

公務員試験の対策
・筆記試験対策
・面接試験対策

民間企業の選考対策
・自己分析・業界研究・企業分析を通した就活の軸決定
・Webテスト対策
・エントリーシート(ES)対策
・面接対策

公務員×民間併願で共倒れせず成功するためのコツ
・スケジュール管理を徹底する
・情報収集を怠らない
・対策の共通点と相違点を整理する
・公務員と似た業界や職種の選考を受ける
・「新方式」や「SPI試験」を導入している自治体を受験する
・民間企業の早期選考を受ける
・学内で開催される講座や予備校に通う
・オンライン説明会などを活用する
・大学のキャリアセンターやキャリアコンサルタントに相談する

(Photo:jossnat/Shutterstock.com)

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