本日は、過去にご好評いただいた北野唯我(KEN)の記事をお届けします。
「人事の人って、普段はいったいなにを考えて仕事しているのですか?」
中央大学3年 ♂ アオウさん
ワンキャリアの北野唯我(KEN)です。
この連載では、私のこれまでの経験を踏まえて、皆さんのキャリア相談にお答えしています。
皆さんが面接で会うのは、人事の中でも「新卒担当」の人
一括りに「人事」といってもいくつかの役割があります。まずはその一般的な例をご紹介します。
新卒採用担当:将来の中心人材となりえる学生の採用を担当する★←皆さんが普段会う社員
キャリア採用担当:スキルセットなどを見ながら、中途社員の採用や契約社員・派遣社員等の採用を担当する
育成/配属担当:MBA研修などを含めた研修制度を設計したり部署異動を担当する
人事戦略部(制度設計):会社の方針に基づき、人員計画を作成したり社内評価制度を作成する
労務担当:福利厚生・社会保障制度・勤怠管理・給料・社内ハラスメントなどを担当する
※掛け持ちする場合も多い
このうち、学生の皆さんが面接で会うのは「新卒採用担当」といわれる人々です。彼らは「どんな学生を取るべきか?」「どうやって優秀な学生を見極めるか?」という視点に長けており、普段から学生との接点を持ち採用活動を行なっています。