こんにちは、ワンキャリ編集部です。
「得意なことの見つけ方が分からない」「得意なことを面接でアピールする方法が分からない」と悩んでいる方は多いかと思います。
本記事では、得意なことの見つけ方を11パターン解説します。また、面接での効果的なアピール方法やアピールする際の注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
●そもそも「得意なこと」とは?
・「長所」との違い
・「好き」との違い
●得意なことを見つけるメリット
・自己肯定感が高まって自信につながる
・得意なことを生かせる仕事を見つけることができる ●面接で得意なことを質問される理由
・得意なことの内容や取り組みから人柄を把握するため
・物事に取り組む姿勢を確認するため
・論理的に説明できるか評価するため
・話しやすい話題を振ることで学生の緊張をほぐすため ●得意なことを面接で効果的にアピールする方法
・1. 結論(得意なこと)を伝える
・2. 具体的なエピソードを話す
・3. 得意なことの仕事への生かし方を伝える ●得意なことの見つけ方11選
・1. やっていて楽しいことを考える
・2. 継続していることがないか考える
・3. こだわりが強いことがないかを考える
・4. 頼られた経験や何かを教えた経験を思い出す
・5. 夢中になって時間を忘れた経験がないか思い出す
・6. 周りの人に褒められたことを思い出す
・7. 自分はできて周りができていなかったことを思い出す
・8. 家族や親しい人に質問してみる
・9. キャリアアドバイザーに深掘りしてもらう
・10. 新しいことに挑戦してみる
・11. 「苦手」「やりたくない」と感じることを書き出す
●「得意なことがない」と思ってしまう原因
・他人と比較している
・得意なことに対する理想が高い
・得意なことに気づいていない ●得意なことを面接でアピールする際の注意点
・悪い印象を与えない
・抽象的すぎる表現を使わない
・「特にない」と回答しない
・自慢話にならないように注意する ●おわりに
そもそも「得意なこと」とは?
「得意なこと」とは、自分が無理なく繰り返し成果を出せる行動やスキルのことを指します。「これなら自信がある」「他の人よりスムーズにできる」と感じられることが該当します。
「長所」との違い
「得意なこと」と「長所」は似ていますが、実は異なる概念です。
長所とは、個人の内面的な特性や優れた能力のことで、例えば誠実さや忍耐力、責任感など人としての価値を高める要素を指すのが一般的です。
一方、得意なことは、特定の行動やスキルにおいて繰り返し成果を出せる能力を指します。例えば、「資料を論理的に整理するのが得意」「初対面の人とすぐに打ち解けられる」といったように、具体的な行動や経験に基づいて語られる点が特徴です。
就活ではこの違いを意識することで、長所から得意なことを導き出し、より説得力のあるエピソードに仕上げることができます。
▼長所について詳しく知りたい方はこちら ・長所一覧30選!就活での効果的な伝え方や例文・見つけ方を紹介
「好き」との違い
「得意なこと」と「好きなこと」は混同しやすいですが、就活では明確に区別しておくことが大切です。
「好きなこと」は興味や関心がベースにあり、やっていて楽しい・心が動くものを指します。一方、「得意なこと」は、繰り返し成果を出せる・周囲から評価される行動やスキルを指します。
例えば、「人と話すのが好き」でも、うまく会話を構築できなかったり、相手の話を深掘りできなかったりする場合、それは得意とは言えないかもしれません。逆に、「あまり好きではないけど、資料作成は周囲に褒められる」なら、それは得意なことに該当します。
就活では、「好き」だけでなく「得意」にも目を向け、自分の強みを客観的に把握することが自己PRの精度を高める鍵になります。