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得意なこと一覧50選と見つけ方11選!評価される例文と答え方とは

自己PR 面接
2026年1月22日(木) | 10,705 views

こんにちは、ワンキャリ編集部です。

「得意なことの見つけ方が分からない」「得意なことを面接でアピールする方法が分からない」と悩んでいる方は多いかと思います。

本記事では、得意なことの見つけ方を11パターン解説します。また、面接での効果的なアピール方法やアピールする際の注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。

<目次>
●【一覧表付き】まずはここから選ぼう! 得意なこと50選
●そもそも「得意なこと」とは?
 ・「長所」との違い
 ・「好き」との違い
●得意なことを見つけるメリット
 ・自己肯定感が高まって自信につながる
 ・得意なことを生かせる仕事を見つけることができる ●面接で得意なことを質問される理由
 ・得意なことの内容や取り組みから人柄を把握するため
 ・物事に取り組む姿勢を確認するため
 ・論理的に説明できるか評価するため
 ・話しやすい話題を振ることで学生の緊張をほぐすため ●得意なことを面接で効果的にアピールする方法
 ・1. 結論(得意なこと)を伝える
 ・2. 具体的なエピソードを話す
 ・3. 得意なことの仕事への生かし方を伝える ●実際に内定者はどう書いた? 得意なことの実例を紹介
 ・IT・通信内定者の「得意なこと」
 ・金融内定者の「得意なこと」
 ・メーカー内定者の「得意なこと」
 ・コンサル内定者の「得意なこと」 ●得意なことの見つけ方11選
 ・1. やっていて楽しいことを考える
 ・2. 継続していることがないか考える
 ・3. こだわりが強いことがないかを考える
 ・4. 頼られた経験や何かを教えた経験を思い出す
 ・5. 夢中になって時間を忘れた経験がないか思い出す
 ・6. 周りの人に褒められたことを思い出す
 ・7. 自分はできて周りができていなかったことを思い出す
 ・8. 家族や親しい人に質問してみる
 ・9. キャリアアドバイザーに深掘りしてもらう
 ・10. 新しいことに挑戦してみる
 ・11. 「苦手」「やりたくない」と感じることを書き出す
●「得意なことがない」と思ってしまう原因
 ・他人と比較している
 ・得意なことに対する理想が高い
 ・得意なことに気づいていない ●得意なことを面接でアピールする際の注意点
 ・悪い印象を与えない
 ・抽象的すぎる表現を使わない
 ・「特にない」と回答しない
 ・自慢話にならないように注意する ●おわりに

【一覧表付き】まずはここから選ぼう! 得意なこと50選

「自分にはこれといった特技がない」と悩んでいる就活生の多くは、実は能力が不足しているのではなく、自分の強みを表現する適切な「言葉」を知らないだけであるケースがほとんどです。

就活における「得意なこと」とは、必ずしも大会での優勝経験や難関資格の取得といった輝かしい実績である必要はありません。「初対面の人とすぐに打ち解けられる」「頼まれた仕事を期日より早く終わらせる」といった、日常の些細な行動特性こそが、企業が求めている実務的な強みとなり得るのです。

そこで、ビジネスシーンや日常生活で評価されやすい「得意なこと」を50個厳選しました。「対人関係」「思考・企画」「行動・実務」の3つのカテゴリーに分類していますので、まずはこのリストを読み流し、直感的に「自分に近い」「これなら無理なくできている」と感じるキーワードをピックアップしてみてください。


カテゴリー 具体例
対人関係・コミュニケーション系 聞き上手

分かりやすく説明できる
初対面の人とすぐに打ち解けられる

場の雰囲気を明るくする

チームワークを大切にする

相手の意図を汲み取る

交渉力がある

調整力がある

後輩の指導が得意

人前で話すのが得意

相談しやすい雰囲気を作ることができる

プレゼンテーション能力

正確な報告・連絡・相談ができる

クレームに上手く対応できる

誰とでも分け隔てなく接する

感情をコントロールできる
思考・企画・アイデア系 論理的に考えることができる

ポジティブに考えることができる

分析が得意

計画を立てる

新しいアイデアを出す

情報収集が得意

リスクを予測できる

数字に強い

要約するのが得意

問題解決能力

改善点を見つける

多角的な視点を持つ

物事を記憶する

文章を書くのが得意

マニュアル作成が得意

流行をすぐにキャッチできる

さまざまな分野に興味を持つことができる

自分に足りないものを考えることができる
行動・実行・実務系 すぐに行動に移すことができる

継続力がある

集中力が高い

マルチタスク

頼まれた仕事を期日より早く終わらせる

資料を論理的に整理するのが得意

整理整頓が得意

丁寧に作業できる

パソコン操作が得意

手先が器用

体力に自信がある

フットワークが軽い

目標の達成にこだわることができる

最後までやり抜く

問題が発生しても柔軟に対応できる

冷静に行動できる

そもそも「得意なこと」とは?

「得意なこと」とは、自分が無理なく繰り返し成果を出せる行動やスキルのことを指します。「これなら自信がある」「他の人よりスムーズにできる」と感じられることが該当します。


「長所」との違い

「得意なこと」と「長所」は似ていますが、実は異なる概念です。

長所とは、個人の内面的な特性や優れた能力のことで、例えば誠実さや忍耐力、責任感など人としての価値を高める要素を指すのが一般的です。

一方、得意なことは、特定の行動やスキルにおいて繰り返し成果を出せる能力を指します。例えば、「資料を論理的に整理するのが得意」「初対面の人とすぐに打ち解けられる」といったように、具体的な行動や経験に基づいて語られる点が特徴です。

就活ではこの違いを意識することで、長所から得意なことを導き出し、より説得力のあるエピソードに仕上げることができます。

▼長所について詳しく知りたい方はこちら
・長所一覧50選!就活での効果的な伝え方や例文・見つけ方を紹介


「好き」との違い

「得意なこと」と「好きなこと」は混同しやすいですが、就活では明確に区別しておくことが大切です。

「好きなこと」は興味や関心がベースにあり、やっていて楽しい・心が動くものを指します。一方、「得意なこと」は、繰り返し成果を出せる・周囲から評価される行動やスキルを指します。

例えば、「人と話すのが好き」でも、うまく会話を構築できなかったり、相手の話を深掘りできなかったりする場合、それは得意とは言えないかもしれません。逆に、「あまり好きではないけど、資料作成は周囲に褒められる」なら、それは得意なことに該当します。

就活では、「好き」だけでなく「得意」にも目を向け、自分の強みを客観的に把握することが自己PRの精度を高める鍵になります。

得意なことを見つけるメリット

自分の得意なことを知ることで、日々の行動に自信が生まれ、前向きな気持ちで物事に取り組めるようになります。ここでは、得意なことを見つけることで得られるメリットについて解説します。



自己肯定感が高まって自信につながる

自分の得意なことを認識し、それを生かして成果を出す経験は、成功体験として蓄積され、自己肯定感を高める大きな要因になります。

自分には「できることがある」と実感できることは、日々の行動に自信をもたらし、前向きな姿勢につながります。

こうした自信は、就職活動における面接の場面でもプラスに働くうえ、入社後のチャレンジ精神やリーダーシップにも影響します。得意分野での成功が自分自身を信じる力を育てるといえるでしょう。


得意なことを生かせる仕事を見つけることができる

自分の得意なことを理解していると、それを生かせる仕事や職場環境を見極めることができます。得意なことに取り組める環境では自然とモチベーションが高まり、パフォーマンスも向上するでしょう。

また、自己分析によって自分の強みや価値観を把握していれば、企業選びやキャリアの方向性をより明確にできます。職場の雰囲気や求められるスキルが自分の得意分野とマッチしていれば、仕事にやりがいを感じ、長く活躍できる土台が築けるでしょう。

面接で得意なことを質問される理由

面接では「あなたらしさ」や「仕事との相性」を知るために、得意なことがよく問われます。ここでは、企業が得意なことを質問する理由について解説します。



得意なことの内容や取り組みから人柄を把握するため

面接で「得意なこと」を尋ねる理由の一つは、学生の人柄を深く理解するためです。何を得意とし、どのように取り組んできたかを聞くことで、その人の価値観や思考の傾向、行動パターンが浮かび上がってきます。

例えば、チームプレーを得意とする人は協調性や対人スキルが高い傾向にあり、個人での研究活動を強みとする人は、探究心や集中力に優れていると判断されることがあります。得意なことは、その人の性格や働き方のヒントを与える材料として重視されています。


物事に取り組む姿勢を確認するため

面接官は、学生がどのように努力し、成長してきたかを見るために「得意なこと」に注目します。

何かを得意と感じるまでには、多かれ少なかれ継続的な努力や工夫があったはずです。その過程やモチベーション、困難をどう乗り越えたかを聞くことで、物事への取り組み姿勢や粘り強さが判断できます。

これは、入社後に仕事へどう向き合うかを予測する上で非常に重要な要素です。単なる結果だけでなく、努力のプロセスにどれだけ意識を向けているかが評価のポイントになります。


論理的に説明できるか評価するため

面接での「得意なこと」は、学生の論理的思考力を確認するための質問でもあります。自分の得意なことについて、筋道を立てて説明できるかどうかは、ビジネスシーンでも求められる重要なスキルです。

「なぜそれが得意なのか」「どう生かしてきたか」を、分かりやすく伝えられる人は、状況整理やプレゼンテーションにも強いと評価されます。論理的な説明能力と表現力の両面が試される場面といえるでしょう。


話しやすい話題を振ることで学生の緊張をほぐすため

面接の場では、多くの学生が緊張しがちです。そうした空気を和らげるために、比較的話しやすい「得意なこと」の質問を導入することがあります。

自分の好きなことや経験を話すうちに、自然と表情が柔らかくなり、本来の魅力やコミュニケーション力が引き出されやすくなるでしょう。面接官も、硬くなった受け答えではなく、リラックスした状態でのやりとりから、より正確な人柄やポテンシャルを見極めたいと考えています。

得意なことを面接で効果的にアピールする方法

面接での伝え方を工夫すれば、自分の強みをより魅力的にアピールできます。ここでは、得意なことを効果的に伝えるための方法について解説します。



1. 結論(得意なこと)を伝える

面接で得意なことをアピールする際は、話の冒頭で「私の得意なことは〇〇です」と結論を先に伝えることが大切です。いきなりエピソードから話しはじめてしまうと、聞き手は何の話をしているのかを理解するまでに時間がかかり、内容が頭に入ってきません。

まず話の方向性を明示することで、面接官も内容を整理しやすくなります。また、結論ファーストの話し方は面接だけでなく、エントリーシート(ES)や履歴書を書く際にも重要です。要点を分かりやすく伝える基本として、ぜひ意識しましょう。


2. 具体的なエピソードを話す

得意なことをより説得力のある形で伝えるには、具体的なエピソードが欠かせません。ただ「得意です」と言っても、それを裏付ける根拠がなければ相手には伝わりにくくなってしまいます。

「どうしてそれが得意になったのか」「どんな経験を通じて得意だと感じたのか」といった背景を含めて話すことで、信頼性のある自己PRにつながります。エピソードは、自分の努力や成長の過程、人柄を伝える上でも有効な材料です。印象に残る話ができれば、他の学生との差別化にもつながるでしょう。


3. 得意なことの仕事への生かし方を伝える

面接で得意なことを伝える際は、それを「どう仕事に生かせるか」まで言及することが重要です。企業は学生がどのように活躍できるかを知りたいと考えているため、得意なことが業務にどう役立つかを明確に示せれば、評価も高くなります。

例えば「人と関わるのが得意」であれば、「その強みを生かしてチームの調整役として貢献したい」といった具体的なイメージを提示することで、入社後の活躍が想像しやすくなります。企業研究や業務理解を深めた上で、自分の強みとの接点を見つけましょう。

実際に内定者はどう書いた? 得意なことの実例を紹介

ここからは、実際に企業の選考を突破し、内定を獲得した先輩たちがどのような「得意なこと」をアピールしていたのか、具体的な実例をご紹介します。

同じ「得意なこと」であっても、志望する業界や職種によって、面接官に響く伝え方やエピソードの選び方は異なります。志望業界に近い事例はもちろん、異なる業界の事例も参考にしながら、どのような構成で話せば説得力が生まれるのかを分析してみてください。大切なことは、単なる自慢話で終わらせず、その能力が「入社後にどう役立つか」までを鮮明にイメージさせることです。


IT・通信内定者の「得意なこと」

【設問】
自己PRを記載してください

【回答】
私を一言で表すと、「〇〇」です。場の空気を読み、自然に溶け込みながら、チームの一体感を高めることが得意です。私は、特に目立つタイプではありません。しかし、変化を促す際に周囲との大きな摩擦なくチームビルディングをし、前向きな結果を導くことができます。例えば〇〇店でのアルバイトでは、スタッフ同士の協力を引き出し、売上を5倍にすることに少なからず貢献することができました。今後も「〇〇」として、チームの成長や成功に繋げる挑戦を続けていきたいと考えています。

※出典:富士ソフト|技術職2026年卒本選考のES 


金融内定者の「得意なこと」

【設問】
三井住友海上で実現したいキャリアビジョンを教えてください。

【回答】
企業営業部門及び損害サポート部門どちらも数年間経験し、損害保険という商品の全体を理解したうえで、より自分に適した部門でのキャリア形成を実現していきたい。理由は、Premiumでお会いした営業・損サ両方の社員の方から、もう片方も経験したかったとお聞きしたことである。現在は企業営業部門への興味が強いものの、両方経験することでより広い視野で価値を提供できると考えている。また先の話ではあるが、ゆくゆくは新たなリスクに対応する保険商品の開発や広報に関わりたい思いもある。周囲の変化や課題を感じ取り、柔軟に対応するのが得意なので、「世の中の変化の影響を受けやすい」という損害保険の特性に惹かれたからである。

※出典:三井住友海上火災保険|プロフェッショナル社員(総合社員)(オープンコース)2026年卒本選考のES 


メーカー内定者の「得意なこと」

【設問】
今のあなたのキャッチフレーズを教えてください。キャッチフレーズを付けた理由を教えてください。

【回答】
組織を前進させるサポーター
私は良い環境づくりを通じて組織を支えることが得意だと考えているためです。研究室では、活発な議論ができる雰囲気を大切にし、相手を思いやりながら誰もが意見を言いやすい環境づくりを心がけてきました。この取り組みの結果、卒業した後輩から「気兼ねなく議論ができ、研究がしやすかったです」と感謝されました。この経験から、私は組織がより前進するための支え役として力を発揮できると考えています。

※出典:レゾナック(旧:昭和電工)|技術系2026年卒本選考のES 


コンサル内定者の「得意なこと」

【設問】
貴方の強みや得意なこと、研究成果などを具体的に教えてください。

【回答】
私は、人の話に耳を傾けながら自分の役割を探し、行動に移すことが得意である。〇〇アルバイトをオープン時から継続し、現在2年目となる。来店客は多様であり、一人ひとりに合わせた対応力、課題を引き出す傾聴力と会話力を培ってきた。接客方法も年代や悩み、同行者の有無に応じて柔軟に変えている。結果として私の売上は1日あたり店舗全体の20〜30%を占め、顧客アンケートでも高評価を得ている。今後はこの力を、より広く社会や地域に貢献するために活かしていきたい。

※出典:フューチャー(フューチャーアーキテクト)|ITコンサルタント(プレゼン選考コース)2026年卒本選考のES 

得意なことの見つけ方11選

「自分には得意なことがない」と感じている人でも、視点を変えればヒントが見つかるかもしれません。ここでは、得意なことを見つけるための具体的な方法を紹介します。



1. やっていて楽しいことを考える

「楽しい」と感じることの中には、自然と集中できたり、苦労を感じずに続けられたりするものがあります。これは、自分にとっての得意なことのヒントです。

例えば、友達との会話が楽しいなら、人と関わることが得意な可能性があります。得意なことは「優れているか」より「満足できるか」が基準です。過去に夢中になったことを振り返ってみましょう。


2. 継続していることがないか考える

長く続けていることは、得意なことと強く関係しています。続けられるのは、興味があり、苦にならず、自然と身についた証拠だからです。

たとえ資格取得のための勉強や趣味であっても、周囲と比べず「自分が続けてこれたこと」に注目しましょう。継続力そのものも、立派な強みとしてアピールできます。


3. こだわりが強いことがないかを考える

自分なりに強いこだわりを持っていることも、得意なことを見つけるヒントになります。

例えば、料理をする際に盛り付けに細かくこだわる、文章を書くときに言葉の選び方を気にするなど、無意識に時間や労力をかけていることには、得意意識の土台があります。こだわりはその分野への関心と自信の表れでもあるといえるでしょう。


4. 頼られた経験や何かを教えた経験を思い出す

人から頼られたり、教えたりする立場になったことは、自分に何かしらの得意分野がある証拠です。相手が自分のスキルや知識を信頼してくれたからこその経験であり、それは客観的に見て「得意なこと」と評価されているといえます。

過去に「教えて」と声をかけられた経験を振り返ることで、自分の強みを再発見できるかもしれません。


5. 夢中になって時間を忘れた経験がないか思い出す

時間を忘れるほど没頭した経験は、得意なことを見つける大きな手がかりになります。夢中になれたということは、自分に合った活動であり、自然と能力が発揮されていた可能性が高いからです。

その瞬間はただ楽しんでいるだけかもしれませんが、そこにある行動やスキルに目を向ければ、得意分野の発見につながるでしょう。


6. 周りの人に褒められたことを思い出す

人から褒められた経験には、自分では気づきにくい得意なことが隠れている場合があります。例えば「気が利くね」と言われたなら、それは観察力や思いやりの力が認められた証です。

自分では当たり前と思っていた行動が、実は他人から見れば特別で、強みとして十分アピールできる要素であることも多いものです。


7. 自分はできて周りができていなかったことを思い出す

周囲の人が苦戦している中で、自分だけがスムーズにできた経験があるなら、それは得意なことかもしれません。

他人と比べることを避けがちですが、この視点から見ると、自分の「思ったよりすごいこと」に気づけるきっかけになります。自然とできたこと、努力せずとも結果を出せた経験に注目してみましょう。


8. 家族や親しい人に質問してみる

自分のことは自分では中々客観的に見られないものです。そんなときは、家族や友人など、日頃から近くで見ている人に「私の得意なことって何だと思う?」と尋ねてみましょう。

他者の視点から得られる気づきは、自分自身の認識と違う場合もあり、意外な強みに出会える可能性があります。


9. キャリアアドバイザーに深掘りしてもらう

自分の「得意なこと」は、自分自身では気づきにくいことが多いです。そんなときに頼りになるのが、就活のプロであるキャリアアドバイザーです。彼らは、学生の話を丁寧に聞き取りながら、言語化されていない強みや行動特性を深掘りしてくれます。

例えば、「人と話すのが好き」という一言から、「初対面でも相手の警戒心を解く力がある」「チーム内の空気を和らげる存在」という具体的な強みを引き出してくれることもあります。自分では当たり前に感じていた行動が、実は他の人にとっては価値のあるスキルだったと気づけるケースも多いです。

このように、第三者の視点を借りることで新たな気づきを得ることができ、説得力が一段と増すでしょう。迷ったら、まずはキャリアアドバイザーに相談してみるのも一つの手です。

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10. 新しいことに挑戦してみる

まだ出会っていないだけで、実は得意なことが眠っている可能性もあります。そんなときは、興味のある分野に思いきって挑戦してみるのもおすすめです。

新しい環境や経験がきっかけとなり、自分でも驚くようなスキルを発見できることがあります。挑戦すること自体が得意の種を見つけるチャンスになります。


11. 「苦手」「やりたくない」と感じることを書き出す

得意なことを探すとき、あえて「苦手」や「やりたくない」と思うことをリストアップするのも有効です。不得意なものが明確になると、その反対にある「自分がストレスなく取り組めること」が見えてくるからです。

自分の適性を知るには、苦手な分野を理解することも重要なプロセスです。冷静に自己分析する材料になるでしょう。

「得意なことがない」と思ってしまう原因

得意なことが見つからないのは、自分に才能がないからではなく、思い込みや比較が原因のこともあります。ここでは、そうした原因について解説します。



他人と比較している

得意なことが見つからない原因の一つが、他人と比べすぎていることです。「人より上手でなければ得意とは言えない」と考えていると、自分の中にある強みを素直に認められなくなってしまいます。

例えば、プロ並みに演奏できる人と自分を比べて「私は得意じゃない」と思ってしまうように、他人基準で物事を評価することは、自分の成長や魅力を見失う原因になります。

大切なのは、「自分なりにできている」と感じられることです。それが他人より上かどうかは、得意かどうかとは別の話であることを覚えておきましょう。


得意なことに対する理想が高い

「得意と言えるなら、誰にも負けないレベルじゃないと意味がない」そんなふうに高すぎる理想を持ってしまうと、本来の得意なことを自分自身で否定してしまうことになります。

SNSで話題になるようなスキルや、第一線で活躍する人たちの姿と比較してしまえば、自分の得意なことがちっぽけに見えてしまうのは当然です。しかし、得意なことに求める基準が高すぎるのは、自分の価値を正当に評価できていない証拠です。

少しでも「人よりスムーズにできる」「やっていて心地よい」と思えるなら、それは立派な得意なことです。


得意なことに気づいていない

そもそも、自分では気づかないまま日常の中で得意なことをこなしている人も多くいます。特に、無理なくこなせることや自然とやってしまうことは「誰にでもできる」と思い込んでしまいがちですが、実はそれが強みである可能性は十分にあります。

例えば、「話を聞くのが好き」「整理整頓が得意」といったスキルは、意識しなければ見過ごしてしまうものです。自分にとって当たり前のことが、他人にとっては難しいこともあるという視点を持つことで、自分の得意を再発見できるはずです。

得意なことを面接でアピールする際の注意点

自分の得意なことを伝える際には、言い方や内容次第で印象が大きく変わります。ここでは、面接での伝え方で注意すべきポイントについて解説します。



悪い印象を与えない

面接で得意なことを伝える際は、その内容が面接官にどう受け取られるかを意識することが大切です。たとえ本当に得意であっても、「ギャンブルに強い」「時事問題に敏感」といった話題は、不誠実さや偏った価値観を印象づける恐れがあります。

特に、宗教や政治といった価値観が大きく分かれるテーマは、相手に誤解を与えるリスクも高く避けたほうが無難です。面接では、自分の印象を左右する発言をしていないか、客観的な視点で振り返ることが重要です。


抽象的すぎる表現を使わない

「人と話すのが得意」「努力できるタイプです」といった抽象的な表現だけでは、面接官に自分の強みがうまく伝わりません。特技や得意なことを話す際は、できる限り具体的に伝えることが大切です。

「人と話すのが得意」という場合でも、「アルバイトでお客さまに笑顔で接し、クレーム対応を任された経験があります」といった具体的なエピソードを添えることで、説得力が格段に増します。面接官に印象づけるには、抽象表現を避け、現実の行動に落とし込んで伝えましょう。


「特にない」と回答しない

「特技は特にありません」と答えるのは、面接の場では避けたい回答です。準備不足や自己分析の甘さと受け取られてしまい、マイナスの印象を与える可能性があります。また、自己PRのチャンスを自ら放棄することにもつながるため、非常にもったいない対応です。

特技は必ずしも目立つ才能である必要はなく、「コツコツ継続する力」や「人の話をしっかり聞く力」など、日常の中にある力でも十分アピール材料になります。自分なりにできることを探し、前向きに伝えましょう。


自慢話にならないように注意する

得意なことを話す際に気をつけたいのが、自慢話のように受け取られないようにすることです。どれだけ優れたスキルでも、「自分はすごい」とアピールしすぎると、面接官に鼻につく印象を与えてしまう可能性があります。

自慢とアピールの違いは、聞き手の立場を意識しているかどうかです。自分の強みを語るときは、周囲からどう評価されたか、誰かの役に立ったエピソードがあるかなど、客観的な視点を交えることで、謙虚さと信頼感を持った伝え方ができます。

おわりに

いかがでしょうか。

今回は、得意なことの見つけ方や面接での伝え方を解説しました。思い込みや比較が原因で得意なことが見つからないことは多々ありますが、今回解説した11の見つけ方を活用して、自分なりの「得意なこと」を見つけてみましょう。

また、面接で「得意なこと」をアピールする方法も重要です。話し方や内容に注意しながら、最大限アピールしていきましょう。

(Photo:metamorworks/Shutterstock.com)

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