福岡のインフラを支えてきた西日本鉄道(西鉄)。鉄道・バスだけでなく、住宅や沿線・都市の開発、新規事業まで手掛ける「複合的なまちづくり企業」です。最近では、不動産事業において域外および海外への展開も行っており、「まちづくりの域外展開」にも挑戦しています。今回は人事部の市丸さんと永野さんに、若手の挑戦を支える社風や充実の成長環境について伺いました。
「複合的なまちづくり企業」のリアル
──西鉄=交通インフラという印象が強いですが、実際の事業の幅広さについて教えてください。
市丸:多くの学生さんは「交通インフラの会社」というイメージをお持ちかもしれません。しかし、私たちの本質は「生活の当たり前をあらゆる面から支え、まちの価値を高める会社」です。電車やバスといったモビリティ事業を核としながら、住宅・商業施設開発などの不動産事業、ホテル、国際物流まで多角的に展開しています。今までは福岡のまちづくりを中心に事業を展開してきましたが、現在では、福岡県外および海外でもまちづくりを行っています。
永野:私は入社2年目ですが、事業の広さに日々驚かされています。交通インフラという強固な「守り」の基盤があるからこそ、まちの魅力を高める「攻め」の開発ができる。単に乗り物を運行するだけでなく、移動の「目的」そのものを創り出すことができるのが、私たちの仕事の面白さです。
モビリティ×不動産が生み出す「面的」なまちづくり
──西鉄ならではの「まちづくり」の強みはどこにありますか?
市丸:最大の強みは、複数の事業部が融合することで実現する「面的な開発」です。点ではなく面でまちを捉え、開発していく手法です。現在天神エリアで進む大規模な「ワンビル開発」もその代表例です。単に新しいオフィスビルを建てる(点での開発)だけでなく、鉄道やバスの路線網、心地よい空間、商業施設を一体でデザイン(面での開発)します。
これによって、今住んでいる方の利便性を高めるだけでなく、県外や海外からも「福岡に行きたい」と思ってもらえるような、エネルギーに満ちたまちを創り出しています。
若手から裁量権! 入社3年目で地域を動かすやりがい
──若手社員はどのような活躍をされているのでしょうか。
市丸:社内には「若手のときこそ挑戦してほしい」という風土があります。私は入社3年目のとき、鉄道事業本部で久留米エリアのにぎわいづくりのため、電車を乗り継いでいくつかの酒蔵を巡っていただく企画を担当しました。地域の酒蔵や行政と提携し、お酒の飲み比べチケットと西鉄電車の割引券をセットにしたお得なきっぷの企画を行いました。
関係者との連携やきっぷの販売戦略の立案、告知の大部分を任せていただき、結果として多くの観光客を呼び込むことができました。酒蔵の担当者から「自社の商品を多くの方に知ってもらえた。お客様が商品を手に取って、笑顔になる瞬間を見られて本当にうれしい」と言っていただけたときは、大きなやりがいを感じました。また、この企画をきっかけに初めて久留米エリアに訪れる方もおり、地域の活性化に貢献できた経験となりました。

──どのような方が活躍されているのでしょうか。
永野:変化の激しい時代だからこそ、「自分の担当範囲外の出来事にも常にアンテナを高く張り、自分ごとに落とし込める人」が活躍しています。また、社内外問わず、多くの関係者と協働するため、相手に対し思いやりを持った言動ができる、高い協調性も欠かせません。
守りと攻めの両立──温かさと挑戦が共存する社風
──社内にはどのような空気感がありますか?
永野:西鉄の社風は「攻めと守りの両立」です。命をお預かりするモビリティ事業では徹底した「守り」が求められますが、不動産事業などでは「攻め」の姿勢が必要です。また、社内は非常に温かく、異なる意見も「いったん受け入れてみよう」という誠実な人が集まっています。
市丸:社内コミュニケーションも活発です。上司と部下が1対1で話す「1on1ミーティング」が定期的にあり、仕事からプライベート、キャリアの悩みまで気軽に相談できます。壁を取り払ってのびのびと働ける環境です。
多様な働き方と自立的な成長を支える充実の制度
──キャリアパスや働きやすさの面での制度はいかがでしょうか。

永野:約3年に1度のペースで部署を異動する「ジョブローテーション制度」を導入しています。異なるビジネスモデルを経験しながら、将来の経営人財へと育っていきます。初期配属は、入社後の「3カ月間の新入社員研修」を経て、本人の希望と適性を掛け合わせて決定します。
市丸:働きやすさも抜群です。コアタイムのない「フルフレックスタイム制度や、前日でも推奨される有給休暇はとても取得しやすい環境です。他にも、育児休暇や短時間勤務制度など、プライベートと仕事を両立させられる環境が整っています。
──若手の成長を支える人財育成策について教えてください。
永野:「資格取得手当」の対象は100種類以上あり、受験費用なども会社が負担してくれます。また、年に1度、選抜された社員を海外へ派遣する「海外研修制度(昨年はベトナム)」もあり、若手のうちから世界を舞台に視野を広げるチャンスがあります。
就活生へのメッセージ
永野:西鉄には、地域に密着した「地域マーケット部門」と、世界を舞台にする「国際物流部門」の2つの大きな柱があります。今回の話で西鉄に少しでも興味を持ってくださった方は、まずはぜひマイページへご登録いただき、イベント情報をお待ちください。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
市丸:就活では多くの情報に迷う時期が来ると思います。そんなときこそ「自分を知ること」を大切にしてください。「自分は何に興味が湧くのか」「どんな価値観を大事に仕事したいか」などの軸が固まっていれば、自信を持って自分の道を切り開けるはずです! 息抜きも大切にしつつ、自分のペースで頑張ってください!

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