こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げて紹介する【最新版:業界研究】。
今回は教育業界について、「教育×○○」という観点から、リクルート・ベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)・Gakken(以下、学研)・公文教育研究会(以下、公文)・ナガセの5つの企業を見ていきます。
学生として教育を受けている就活生の皆さんは、教育業界に親近感を抱きやすいのではないでしょうか。教育業界では、教育だけにとどまらず、別の何かを掛け合わせて新しいビジネスを生み出しています。教育に興味がない学生にも適した業界といえるでしょう。
<目次>
●教育業界とは
・「教育」の対象は学生だけではない
・教育業界の事業内容/提供サービス
●教育業界の動向
・少子化の影響
・新型コロナウイルス感染症による打撃
・リモート教育・オンラインサービスの発達
・学習指導要領や大学入試制度の変更
・企業再編の動き
・AI(人工知能)やe-Learningの導入
●教育業界の主な職種
・講師
・教室マネジャー
・事務
・企画・制作
・営業・広報
●教育業界大手5社の業績比較・ランキング(売上高/経常利益)
●教育業界大手5社の特徴・強み
・リクルート:「オンラインで前例のない教育サービスを国内・海外に展開」
・ベネッセ:「人の一生にコミットする」教育業界のリーディングカンパニー
・学研:「教育」と「医療福祉」の2つの事業を中心に、すべての人のゆたかな人生にかかわるコンテンツ・サービス創造企業
・公文:独自の公文式教育により、一人一人へ質の高い教育を
・ナガセ:民間教育のリーディングカンパニー、時代の変化に合わせてデジタル人材育成にも着手
●教育業界大手5社の社風の違い・制度
・リクルート:ビジネスマンとして成長できる制度が魅力
・ベネッセ:「よく生きる」を掲げる企業だからこそ。家族や自分のキャリアも大切にできる会社
・学研:年齢や職種に関係なく、チャレンジする人を尊重する社風と制度
・公文:教育を通じた世界平和への貢献という理念のもと、誇りを持って生き生きと働いている社員が多い
・ナガセ:若手でもプロジェクト提案実行のチャンスがあり、社員の育成にも力を入れる
●教育業界大手4社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
●教育業界で働く魅力・やりがい
・人の成長や人生の選択に関与できる
・顧客(生徒)と長期的に深く関わっていくため、やりがいを感じやすい
・さまざまな分野での専門性を生かすことができる
・子どもと関わる機会が多い
●教育業界大手5社の選び方
・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
・情報収集ではワンキャリアの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう!
・手間がかかる「業界研究」はワンキャリアにおまかせ!
・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
●教育業界大手5社が求める人物像・選考対策
・教育業界が求める人物像
・教育業界の選考対策
●教育業界以外の業界研究記事
▼業界理解が深まったら企業分析をしよう▼
▼説明会ならワンキャリア▼
ワンキャリアでは就活に役立つイベントを多数開催しています。悩みに応じて参加するイベントを選べるので、自分のペースで就活を進めることができます。
イベント例
- 合同説明会:外資系企業からベンチャー、日系大手まで幅広く企業を見てみたい人におすすめ
- 企業座談会:企業や業界についてより詳しく知りたい人におすすめ
- 就活セミナー:自己分析やES作成法、業界研究など、就活ノウハウについて知りたい人におすすめ
教育業界とは
教育業界とは、何らかの分野における知識や技術について、顧客に教育サービスとして提供する業界です。以下では「教育」の対象や具体的な提供サービスについて紹介します。
「教育」の対象は学生だけではない
教育業界を知る上で1つ重要なのが、教育サービスを提供する対象は学生に限らないということです。
「教育を受けるのは子ども」というイメージがあるかもしれませんが、この後紹介するように社会人向けのサービスや年齢制限のないサービスも多くあります。「教育業のターゲット=学生」という認識は誤りだということを知っておきましょう。
教育業界の事業内容/提供サービス
ここでは、教育業界の具体的な事業内容・提供サービスについて詳しく解説します。
学習塾・予備校
学校とは別に、学校の勉強の補助や受験対策を目的として学習指導を行っています。塾は小中高生を対象に指導を行いますが、予備校は浪人生や高校生が主な対象です。
受験対策だけでなく資格試験の対策などを行っているところもあります。
英会話・語学教室
子ども向けの英会話教室から、ビジネスで英語を使うような社会人向けのものまでさまざまなサービスがあります。特に近年のグローバル化の影響で英語の重要性が高まる中、英会話・語学教室の需要は拡大しています。
幼児教育
子どもたちのさまざまな分野での成長をサポートするサービス全般を指します。水泳やピアノなど、いわゆる「習いごと」を教えている教室や、小学校受験対策を行う教室など、多様なサービスが展開されています。
資格取得学校
資格取得を目指す人々に向けて教育サービスを提供する学校で、主に対象は社会人です。扱う資格は多岐にわたり、建築士や税理士などの国家資格から、TOEICなどの民間団体の資格までさまざまです。
カルチャー教室
楽器演奏のほか、書道や絵画など本当に多様な内容を取り扱い、レベルとしても初心者向けのところからプロを目指す指導を行うところまでさまざまです。
学校のように必須の機関ではないが故に、東京などの都心部に集中しやすい点が地方在住者にとっての難点ですが、近年はオンラインで受講可能な教室も増えています。
通信教育
通信教育についても幼児向け・学生向け・社会人向けなど対象はさまざまですが、その大きな特徴は現在の技術の発達により大きく成長している教育分野だということです。
以前はテキストやDVDを郵送して行っていたものがオンラインで進められるようになり、提供できるサービスの幅も広がっています。
教材・教具販売
直接教育するのではなく、さまざまな学びの場で用いる教材や教具を生産し販売する事業も、教育業界のビジネス分野の1つです。近年はデジタル参考書などの販売を促進する動きも見られます。
