ワンキャリア
  • 企業検索
  • 選考・イベント
    • 本選考
    • インターン
    • 説明会・セミナー
    • 合説・座談会
  • ES・体験談
    • ES・体験談を探す
    • クチコミを探す
    • ESの達人(自動作成ツール)
    • 投稿する(謝礼あり)
  • 就活準備
    • 就活記事
    • 企業動画
    • 就活対策ガイド
  • 就活支援サービス
  • 適性検査
    ログイン / 会員登録
    採用担当者様はこちら
    マイページ
    スカウト
    お知らせ
    申込済み...
    就活支援...

    ワンキャリアforエンジニア
    ワンキャリア転職
    キーワード検索
      • 業界から企業をさがす
      • クチコミからさがす
      就活サイトトップ就活記事キャリアを考える【密着取材】茂木健一郎、天才の鍵は、グリット(Grit...

      【密着取材】茂木健一郎、天才の鍵は、グリット(Grit)にあるーコモディティ化する偏差値

      コラム
      2016年11月2日(水) | 17,994 views

      1,500人から選抜された11名は、「夏の軽井沢」に招かれた。


      その名も、突き抜ける人財ゼミ。第4回となる今回、ONE CAREERからライターKENが潜入。前編では、「人財の陳腐化に抗う、異才の策」と称し、経営コンサルタントの波頭亮氏の講義内容を紹介した。


      第2弾では、茂木健一郎氏が登場。「東大なんて、バカじゃね」という発言から、特異的な能力を開化させる「望ましい困難(Desirable difficulty)」という最先端の概念まで、全てをお伝えしていきたい。


      茂木健一郎:
      東京工業大学大学院客員助教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学(美術解剖学)・東京大学・大阪大学・早稲田大学・聖心女子大学などの非常勤講師も務める。東京大学理学部・法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所・ケンブリッジ大学を経て現職。


      茂木:僕は「Genius(天才)」について話したい。


      僕が東大に入ったとき、がっかりしたんですね。なんでこんなレベル低いんだろうって。その気持ちは今でも変わらなくて、普段から「東大なんて、偏差値なんて、バカじゃね」といっていると、東大生って自分たちのアイデンティティを偏差値にしか見出せない人も多いから、それが否定されたと思ってすごく怒ってきます。「俺は駿台の予備校の模試で何点とりました」みたいな。


      本当にどうでもいいなと。なぜかというと、これからの時代「偏差値が高い」とかの頭の良さというのはコモディティ化するわけですよ。価値がなくなるわけ。

      これはあらかじめ断言しときますけど、本当に価値がなくなります。

      弁護士や医者のような国家資格で独占的なビジネスをやっている人から仕事がなくなる理由

      いくつか例を挙げます。


      例えば、1997年にカスパロフというチェスチャンピオンがIBMのスーパーコンピューター(ディープブルー:Deep Blue)に負けちゃったんですけど、その進化系にあたる「ワトソン」が2011年に今度はクイズで人間のチャンピオンに勝っちゃったわけですよね。


      ワトソンは今どんどんビッグデータ化していて、法律の診断においてはいわゆる法律家よりもワトソンの方が正確な法律判断をするんですよね。あるいは人間の医師も同じで、人間の医師の診断は確率のある疾病の「上位5個」までしか目がいかない。ワトソンはもっと確率が低いものまで検証しようとするから、所詮メディカルドクターの出る幕はなくなるわけですよね。そうして弁護士や医者のような国家資格で独占的なビジネスをやっている人から仕事がなくなっていきます。


      じゃあ、「何に価値があるか?」というと、いわゆるブルーオーシャン、統計的学習則では扱えない初めての事象を切り拓く人。これを「Genius」と定義しますけど、そういうものにしか価値がないんですよ。

      Geniusを決める要素は、IQではなく、「Grit」になりつつある

      もう少しだけ加えると、チャールズ・スピアマンという人が「gファクター」という要因があるってことを統計的に見つけました。


      これは、要するに地頭の良さ、一つの分野だけじゃなくていろんな知的な領域について共通するものです。最近ではその「gファクター」がどこら辺の脳活動と関連するかが見えてきて、前頭葉の海馬の活動に関係しているってことが分かっています。簡単にいうと、地頭がいい人っていうのは「どれくらい自分の目の前のタスクに集中できるか」で分かる。これがIQの高い人になるわけです。


      そして、それと似た概念として最近「グリット(Grit)」という概念がでてきた。


      要するにIQの高さよりも、「やり抜く力」の方が成功と相関が高いと統計的に見えてきた。裏にはいろいろリサーチペーパーがあって、統計的に処理して才能があるかないかということよりも、とにかくゴールに向かってやり抜く力というものが重要だとそれが「グリット」という概念です。


      例えば、有森裕子さん。彼女も全く才能がないって言われて、高校の陸上部の監督には「お前、無理だから入れない」って言われた。にも関わらず、1ヶ月の間、その監督をストーカーして部活に入れてもらったんですよ。リクルートの陸上部に入って、小出義雄って監督に習うんですけど、なぜ入れたかっていうとリクルート事件で入れたんですよ。誰も行かない。でも彼女はやめなかったんですよ。

      松岡修造もそうなんですよ、修造はユースの時に才能がないと何回も言われたらしいです。で、才能があると言われた人はその後に居なくなっちゃったんですよ。才能がないと言われた松岡修造や有森裕子だけが残って、それが「Grit」だと。

      アンリ・ルソーは東京藝大に入れない

      こういった例は他にもあります。

      例えば、アンリ・ルソーって皆さん知っていますか?


      彼はフランスの画家なんですが、彼の絵って一見すると素人が書くような絵なわけ。シンプルなのよ、絵の構成が。今はMOMA(ニューヨーク近代美術館)とかに展示されてるくらい洗練されてるわけ。でも、アンリ・ルソーは東京藝大の入試に通らないよね。だけど書き続けてピカソが発見したことをきっかけに有名になった。彼の絵は、芸術なのか絵画なのかそうじゃないかという論争がずっとあって、だけど今は認められてる。こういう例があるんで、若い学生にも、諦めちゃいけないってことを言いたいんですね。


      いままでお前には才能がないとか、お前には無理だとか、お前はクラブには入れないとか、お前はここから先に行けないと言われた経験がある人、もしそれが本当にやりたいことなんだったらそう簡単にあきらめるのは止めましょう。


      今度は、「グリットを持つ人々に、社会は何を期待するのか?」。

      それは「文脈から外れて考える」ってことです。

      世間は「バカじゃないの?」というが、よく考え抜いたら「理が通っていること」。これをやってほしい

      「文脈から外れる」というのを違う言い方すると、「世間はバカと思うけど、実際には賢いことを考える」ということです。イーロン・マスク*も勝つのはここだと言い切っています。


      あるいは、スティーブ・ジョブスが言った「stay hungry, stay foolish」は世間から見るとバカであれということ。自分でよく考え抜いて理が通ってるんだけど、世間はそれを「何それバカなんじゃないの?」というようなことをやってほしいという話なんだよね。


      *イーロン・マスク…南アフリカ共和国出身のアメリカの起業家。スペースX社の共同設立者およびCEOを務める。

      特異的な能力を開化させる、「望ましい困難」という概念

      最後に、皆さんに知ってほしいのは「Desirable difficulty(望ましい困難)」という概念です。


      困難があったほうがそれを乗り越えようとしてオリジナルな能力が発達するという考え方です。例えば、難読症の方は難読症という状況があるがゆえに他の能力を発達させて、それがユニークな天才的な能力になるみたいな。なんで何か苦手なことがあるとか、恵まれない環境になるってことは必ずしも悪いことではないというようなリサーチがあるんです。


      これは認知科学でも非常に注目されている概念の1つで、アインシュタインの脳の研究みたいに脳科学的な裏付けもできてる感じですね。それで君たちに質問したいんです。


      あなたにとって望ましい困難はなんでしょうか? あるいは何ですか? そしてあなたは望ましい困難をどのように乗り越えましたか? さらにもし君たちがなんらかの困難に直面しているんだとしたら、あなたはそれをどのようにして望ましい困難に変えることができるでしょうか?


      これをぜひ、考えてください。


      ーー第1弾・波頭亮氏の講演はこちらから

      波頭亮 vs 茂木 健一郎対談:人財の陳腐化に抗う「異才の策」

      KENの執筆後記: 

      突き抜ける人財ゼミに求められているのは「単なる賢さ」とは少し違う。今回参加した彼らには意志がある。グリットがある。そんな彼らが第一線の講師陣と2泊3日で時間を共にする。


      「化学反応」が起きないわけがない。


      突き抜ける人財ゼミは来年も行われる。毎年応募者は拡大し、今年は1,500名を超えた。小さなムーブメントから始まった動きは、毎年多くの人を巻き込み、まさに「日本の若者への投資活動」になりつつある、来年は倍以上になるだろう。


      大企業が大企業でありつづけるのは、社会に還元する使命があるから。まさにそれをイベント自ら体現しているイベント、そう感じた2泊3日だった。


      この記事が気に入ったら
      いいね!しよう
      ワンキャリアの人気記事をお届けします。
      Facebook X
      北野唯我(KEN)
      取締役
      北野唯我(KEN)

      北野 唯我(きたの ゆいが):株式会社ワンキャリア 取締役CSO/作家
      新卒で博報堂の経営企画局・経理財務局勤務。米国・台湾留学後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年ワンキャリアに参画、現在取締役として戦略・採用・広報部門を統括。2021年10月、同社は東京証券取引所マザーズ市場に上場。作家としても活動し、30歳のデビュー作『転職の思考法』(ダイヤモンド社)が20万部、他に『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)などで、著者累計40万部。

      @yuigakをフォロー

      この記事に関連する就活記事を読む

      • 2018/12/23
        りょかち

        私たち「おんなのこ」の派閥抗争は続く

        ※こちらは2017年12月に公開された記事の再掲です。就職活動において、私たち『おんなのこ』はゆるやかな派閥争いに巻き込まれる。それは、「あなたはバリバリ社会で働きつづけたいですか?」という考え...
      • 2016/04/13
        北野唯我(KEN)

        「天職はこうやって見つける」-情熱をそそぐ人との出会い-【外資BIG5:KENの回想記】第三弾

        全11回にわたりお伝えした「外資BIG5」とKENの対談特集。5人との対談を受けて就活生に伝えたいことを、KENが3回に分けてお伝えします。第三弾は「天職の見つけ方」ついてお伝えします。KEN:...
      • 2018/09/30
        北野唯我(KEN)

        外資系金融・医者……勝ち組の40歳ですらぶち当たる「人生の行き詰まり感」の正体

        ワンキャリア執行役員の北野唯我が執筆した『転職の思考法』が発売2カ月で10万部のベストセラーになりました。今回はその出版元でビジネスマン向けに連載した記事を、学生の皆さん向けにリバイスしてお届け...
      • 2021/11/18
        トイアンナ

        企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ

        企業研究をしたいなら「学生研究」の手法を盗め企業研究というと、まず自分が興味を持っている企業のホームページを見てOB・OG訪問をして、情報を集めたところでなんとなく合いそうな企業があったら受けて...
      • 2018/10/08
        借金玉

        お金が欲しい、強くなるために。金融マンを辞めて気付いた「欲望」の話

        ※こちらは2017年6月に掲載された記事の再掲です。10億円の現金を扱っても心は動かない、働く意味が分からなかった金融マン時代10億円の現金、見たことありますか?新卒で金融機関に就職した僕は、そ...
      北野唯我(KEN)
      取締役
      北野唯我(KEN)
      トップに戻る

      業界別の企業

      • コンサル・シンクタンクの企業
      • 金融の企業
      • メーカーの企業
      • 商社の企業
      • IT・通信の企業
      • 広告・マスコミの企業
      • 人材・教育の企業
      • インフラ・交通の企業
      • 不動産・建設の企業
      • 旅行・観光の企業
      • ブライダル・美容・くらしの企業
      • 医療・福祉の企業
      • 小売・流通の企業
      • 公務員・団体職員の企業
      • その他の企業

      業界別のエントリーシート(ES)

      • コンサル・シンクタンクのエントリーシート(ES)
      • 金融のエントリーシート(ES)
      • メーカーのエントリーシート(ES)
      • 商社のエントリーシート(ES)
      • IT・通信のエントリーシート(ES)
      • 広告・マスコミのエントリーシート(ES)
      • 人材・教育のエントリーシート(ES)
      • インフラ・交通のエントリーシート(ES)
      • 不動産・建設のエントリーシート(ES)
      • 旅行・観光のエントリーシート(ES)
      • ブライダル・美容・くらしのエントリーシート(ES)
      • 医療・福祉のエントリーシート(ES)
      • 小売・流通のエントリーシート(ES)
      • 公務員・団体職員のエントリーシート(ES)
      • その他のエントリーシート(ES)

      業界別の体験談

      • コンサル・シンクタンクの体験談
      • 金融の体験談
      • メーカーの体験談
      • 商社の体験談
      • IT・通信の体験談
      • 広告・マスコミの体験談
      • 人材・教育の体験談
      • インフラ・交通の体験談
      • 不動産・建設の体験談
      • 旅行・観光の体験談
      • ブライダル・美容・くらしの体験談
      • 医療・福祉の体験談
      • 小売・流通の体験談
      • 公務員・団体職員の体験談
      • その他の体験談
      • はじめての方へ
      • 運営会社
      • 編集部
      • 利用規約
      • 個人情報の取り扱いについて
      • プライバシーポリシー
      • 電気通信事業法に係る情報公開
      • サイトポリシー
      • コンテンツポリシー
      • クチコミガイドライン
      • よくあるご質問
      • 採用担当者はこちら
      • ワンキャリアID 利用規約
      • ワンキャリアID 個人情報の取り扱いについて
      ⓒ2009-2026 ONE CAREER Inc. All Rights Reserved.
      会員登録してすべてのコンテンツを見る
      会員登録(無料)
      アカウント情報

      メールアドレスを変更してもワンキャリアIDや別サービスのメールアドレスは変更されません

      確認メールが届いていない方はこちら
      ログインはこちら
      ログイン
      パスワードを忘れた方はこちら
      30万件のクチコミ・就活体験談が読み放題!
      新規会員登録(無料)はこちら