こんにちは、ワンキャリ編集部コンサルチームです。
今回は2017年卒の選考を元に、経営共創基盤(以下IGPI)の選考対策を5点にまとめてお届けします。選考前の最終確認にぜひご一読ください。
<目次>
●戦略コンサルに留まらない事業領域
●IGPIの選考フロー
●IGPIインターン選考のポイント5選
・1. 筆記試験とエントリーシートは同時に提出、数的処理は対策が必要
・2. グループディスカッションは15分で2回。「社員が見ているタイミング」を意識しよう
・3. ケース面接は1日で2回、明確な思考プロセスを伝えよう
・4. インターンでのポイントは「頭の良さ」と「チャレンジ精神」。社員からの鋭い指摘も楽しんで乗り越えよう
・5. インターン中は全てが選考、懇親会まで気を抜かないように
●おわりに
戦略コンサルに留まらない事業領域
IGPIは、日系のコンサルティングファームです。その特徴は、企業の経営判断に必要な領域のサービスを網羅的に提供していることで、主とするコンサルティング以外に「自己投資+経営支援」「M&Aアドバイザリー」なども行っています。一般のコンサルティングファームに比べ、実行の部分にまで関わることが特徴で、より経営に近い経験ができるといえるでしょう。
▼IGPIの特徴について詳しく知りたい方はこちら!
【合格の秘訣】企業概要・選考での評価ポイント
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IGPIの選考フロー
2017年卒のIGPI インターンの選考は以下のフローで行われました。
・筆記試験&エントリーシート
・グループディスカッション
・面接(1回)
・インターンシップ
・最終面接
・食事会
インターンシップが本選考の選考に含まれていることが特徴です。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
IGPI インターン選考のポイント5選
1. 筆記試験とエントリーシートは同時に提出、数的処理は対策が必要
2017年卒の筆記試験は、計数と英語が課されました。計数は多くのコンサルティングファームと同様に、就職活動の筆記試験で最も難しいともいわれる「数的推理」が課されたので、以下のような対策本を用いしっかりと対策をしておきましょう。
・上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”
英語は読解問題が中心です。GMATが課されたので、こちらも合わせて対策をしましょう。
筆記試験終了後にエントリーシートの記入も求められたそうです。内容は「自分の強み、弱みについて」とオーソドックスな内容ですが、不安な方は以下の記事を参考に事前に記入できるように準備をしておきましょう。
▼経営共創基盤(IGPI)のES・志望動機について詳しく知りたい方はこちら
【ES・体験談】選考通過者の事例と対策法
【志望動機・選考の感想】
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【全22卒就活生向け】『ES対策ガイダンス』−基礎から内定者ESのアタマの中まで大解剖−
▼エントリーシートに関するオススメの記事はこちら!
・【まとめ】エントリーシートの書き方:インターンでも使えるESの書き方を紹介!志望動機・頑張ったことの例も多数
2. グループディスカッションは15分で2回。「社員が見ているタイミング」を意識しよう
2017年卒のグループディスカッションは15分で2回行われ、ケース面接のようにテーマに対する解決策を提案する内容でした。
選考参加者によると、学生に対する社員の割合は2グループに1人程度で、会場を巡回しつつ様子を見ているそうです。内定者は社員が見ているタイミングで積極的な姿勢を見せられるように気をつけたそうです。選考の場においては能力があること自体より、社員に能力があると思われることの方が大切です。グループディスカッション慣れしている方は発言のタイミングにまで気を配ってみましょう。
2017年卒のテーマ例
・地方にあるアウトレットパークを活性化させる施策を考えよ
・羽田空港の売上を上げるには
・東京駅にあるバスの売上を上げる方法を考えよ
・雑誌で新規事業を考えよ
※出典:選考対策ページにある体験談(例1/例2/例3)
グループディスカッション、ケース面接についてはこちらも合わせてご確認ください。
・グループディスカッション対策完全版!テーマごとの例と議論の進め方・役割の選び方
・【フェルミ推定】「いまさら聞けない」でも大丈夫!回答&解説付きで読むだけでOK
3. ケース面接は1日で2回、明確な思考プロセスを伝えよう
2017年卒のケース面接は1日で2回行われました。1回の面接時間が15分程度と短かったため、相手がすぐに理解できるように伝えることが重要です。通常のケース面接の対策に加えて、短時間で相手に伝える練習をしておきましょう。
また内定者によると、雑談で学業についても聞かれることもあったそうです。専門外の人でも理解できる平易な表現、かつ簡潔に伝えられるよう事前に考えておきましょう。
2017年卒のテーマ例
・TSUTAYAの書店の売上を2分程度で推定せよ
・TSUTAYAの課題点と有効な施策について5分考えて発表せよ
・日本のクレジットカード決済額はいくらか
・渋谷のセンター街のTSUTAYAの売り上げを1.5倍にするにはどうすればいいか
など。
※出典:経営共創基盤(IGPI)|アソシエイト2017年卒本選考の面接
ケース面接についてはこちらも合わせてご確認ください。
・【初めてのケース】読むだけで準備万端!ゼロから始めるケース面接対策(例題付き)
・フェルミ推定・ケース面接を徹底対策!McK、BCGなどコンサル志望は対策必須
▼過去に配信した《面接対策ガイダンス @YouTube LIVE》を期間限定で公開中!
【全22卒就活生向け】『面接対策ガイダンス』−基礎から内定者の準備方法まで大解剖−
4. インターンでのポイントは「頭の良さ」と「チャレンジ精神」。社員からの鋭い指摘も楽しんで乗り越えよう
2017年卒のインターン日程は間に土日を挟む4日間ですが、土日中もワークを奨励されるため実質は6日間になります。
1日目午前:講義(ロジカルシンキング・財務三表の読み方など)
1日目午後〜4日目午前:グループワーク
4日目午後:発表、懇親会
参加者によるとグループワークの課題は新規事業立案で、2、3人で取り組んだそうです。具体的な内容はチームによって異なり、「大手塾のオフラインでの新規事業を立案せよ」「製薬会社の新規事業を立案せよ」などが課されたようです。
ワーク中、社員が積極的に関わりを持ってくれることが特徴で、論理の不十分さの指摘や新しい視点の提示など、鋭いフィードバックが飛び交うそうです。IGPIは「頭がよく」「チャレンジ精神」にあふれた人材を求めています(選考対策ページより)。そのカルチャーとのフィットをアピールするためにも、やり直しになるほどのフィードバックを受けたとしても、それを取り組み、議論を推し進める姿勢を大切にしましょう。
コンサルのジョブ対策についてはこちらも合わせてご確認ください。
・すべての外資コンサル志望者へ送る、インターン・ジョブ突破の手順
・トイアンナが普通の就活生を外コンへ内定させてみた(後編:面接・ジョブ編)
5. インターン中は全てが選考、懇親会まで気を抜かないように
2017年卒の内定者によると、グループワークだけでなく、社員とのランチや懇親会も選考対象だったそうです。社員はフランクな雰囲気で接しつつも学生の応答から人間性を見極めようとしています。また内定者が「すべての会食で社員と学生の座席は決められていた」(選考対策ページより)と言っていることからも、社員がもれなく学生と接触できるよう設計されている可能性が高いでしょう。インターン中は常に自分をアピールする必要がある、ということを、忘れないようにしましょう。
▼経営共創基盤(IGPI)の選考ステップをさらに詳しく知りたい方はこちら!
【選考ステップ一覧】各選考の詳細と解説
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▼経営共創基盤(IGPI)の選考・各種イベントへのエントリーはこちらから!
経営共創基盤(IGPI)が参加予定のイベント一覧
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おわりに
いかがでしたか。2017年卒のIGPIの内定者は15名で、東大・京大・慶應大などの学生の割合が多いです(選考対策ページより)。
狭き門ではありますが、気を引き締めて頑張ってください。
IGPIの選考についてさらに知りたい方はこちらをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
【選考ステップ一覧】各選考の詳細と解説
【クチコミ】説明会/インターン/選考の評判
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