JFのミッション:日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ
【国際文化交流の最前線を担い、縁の下から日本と世界の友好関係を支えています】
国際交流基金(JF)は、国際文化交流を専門的に行う日本で唯一の公的機関として、「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」のミッションのもと、世界中で様々な文化交流事業を行い、人的ネットワークを築くことで、日本と世界の友好的な国際関係を支えています。
JF職員の仕事は、日本と世界の文化交流の、いわば“総合プロデューサー”です。刻々と変わる外交情勢を把握しつつ、文化芸術、日本研究、日本語教育などの分野で、人々が、今何を必要としているのかを見極め、どうしたら日本のことをもっと世界に理解してもらえるか、効率的・効果的な交流の機会と環境をいかに提供できるかを考え実現します。
| 代表者 | 理事長 黒澤信也 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ |
| 資本金 | 777億円 |
| 設立日 | 1972年10月(2003年10月に独立行政法人化) |
| 従業員数 | 287名(2025年4月1日時点) |
| JFのミッション | 日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ |
| 平均勤続年数 | 14.54年(2025年4月1日時点・総合職男女) |
| 過去3年間の新卒定着率 | 2022年:87%、2023年:100%、2024年:100%(2025年7月1日時点) |
| 育児休業取得率 | 100%(2024年度・男女) |
| 管理職に占める女性の割合 | 37%(2024年4月1日時点) |
国際交流基金(JF)は、国際文化交流を専門的に行う日本で唯一の公的機関として、「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」のミッションのもと、世界中で様々な文化交流事業を行い、人的ネットワークを築くことで、日本と世界の友好的な国際関係を支えています。
人と人との関係は、国と国との関係の基礎。異文化間の摩擦や対立が地球規模の課題となっている今、「人」単位のネットワーク構築は、友好的な国際関係構築のために、より重要な意味を持つようになりました。
職員は入職1年目から、25カ国26カ所にある海外拠点と、私たちが世界中に派遣している専門家たち、さらには各国の日本大使館や関係機関等とのネットワークを活用して情報を集め、事業の企画から、国内外の関係者との連絡調整、資料作成、広報、予算の管理、会計処理まで、幅広い仕事をこなしていきます。職員全員が若手のうちから、海外勤務・管理部門・事業部門を経験し、現場感覚と組織運営能力の両方を身につけ、文化交流を支えるプロフェッショナルとして、高い意識を持って日々の業務に取り組んでいます。
「文化交流を通じ、日本と世界の友好関係の構築に貢献していきたい」
そのような想いをもった皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
国際交流基金は「文化芸術交流」、「海外における日本語教育」、「日本研究・国際対話」の3つの分野で国際文化交流事業を展開しています。
◆文化芸術交流:「感動は、心の距離を近づける。」
日本の伝統芸能や美術、音楽、演劇、映画から、現代のファッションやデザインまで、幅広いテーマで日本文化を世界に紹介しています。世界各地の日本祭りの支援、東南アジアでの日本映画祭、日中韓共同制作の演劇公演など、クリエイティブな文化交流事業を世界中で実施しています。
◆日本語教育:「言葉という大きな橋をかける。」
世界中のより多くの人に日本語を学んでもらえるよう、海外の日本語学習環境を整備しています。各国・地域の言語教育環境に対応しながら、日本語教師の派遣や研修、教材の開発、日本語能力試験やJFT-Basicの実施など、日本語教育のインフラを整えています。
◆日本研究・国際対話:「学ぶことは、理解すること。」
世界の人にもっと日本を理解してもらうため、日本研究機関や日本研究者を支援しています。また、文化遺産の保護や多文化共生など、国際社会の共通課題をテーマにシンポジウムやセミナーを開催し、国境を越えた対話の場を創り続けています。
<国内拠点>
◆本部:東京都新宿区四谷1-6-4 コモレ四谷内四谷クルーセ
◆京都支部:京都府京都市左京区粟田口鳥居町2-1 京都市国際交流会館3階
◆日本語国際センター:埼玉県さいたま市浦和区北浦和5-6-36
◆関西国際センター:大阪府泉南郡田尻町 りんくうポート北3-14
東京・四ツ谷の本部に加え、日本語事業に特化した2つの附属機関と京都支部の3箇所があります。
埼玉県にある日本語国際センターでは、海外の日本語教師向けの研修や日本語教材の開発、日本語教授法に関する情報提供などを行っています。また、大阪府にある関西国際センターは、日本語学習者向けの訪日研修やeラーニング教材の開発などを行っています。
<海外事務所> 25カ国・26箇所
◆海外事務所:韓国、中国、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、インド、オーストラリア、カナダ、米国、メキシコ、ブラジル、ペルー、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、英国、ハンガリー、ロシア、エジプト、ラオス、カンボジア(ラオス、カンボジアは連絡事務所)
主な研修制度をご紹介します。
◆研修制度:新入職員研修、2年目職員海外事務所OJT研修、赴任前後外国語研修、会計実務研修、階層別研修 等
◆自己研鑽補助制度(外国語研修含む)
◆OJT研修(入職後6カ月間が対象)
本部オフィス1階には、明るく開放的なロビーがあり、打ち合わせ場所や文化交流イベントの会場として最適です。
本部オフィスの1階に、約36,000冊の図書を所蔵するライブラリーがあります。どなたでも自由にご覧いただけます。
本部オフィスの入り口です。
学術シンポジウムから日本語教育支援まで多彩な事業を行っています。写真は、東南アジアで日本語学習のサポートを行う日本語パートナーズの様子です。
国際交流基金では、日本の芸術文化を紹介する活動として世界各地の美術館、文化機関と協力して海外への巡回展事業を行っています。
イラストレーター・アイハラチグサさんによるアニメーションで、JFの世界中での活動を伝えます。
ひとりのダンサーが新しい仲間と出会いステージを作り上げるストーリー。JFのミッションを表現しました。