2022年卒向けに、ニトリ(総合職)の本選考ステップ(ES、面接、Webテスト等)で問われるポイントをお届けします。選考前の最終確認にご一読ください。
<目次>
●ニトリの特徴
●ニトリの選考全体のポイント
●ニトリの選考フロー
●ニトリの選考の各ポイント
・エントリーシート(ES)
・1次面接
・2次面接
・3次面接
・最終面接
●おわりに
▼ニトリのビジネスについて、詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください
ニトリの特徴
低価格商品を販売し、増益を続けるビジネスモデル
インテリア業界で34期連続の増収増益を記録し(※1)、売上は業界1位のニトリ(※2)。
その強みはSPA(製造物流小売業)という企画から製造、販売までの機能を垂直統合したビジネスモデルにあり(※3)、SPAを活用することで今後も低価格商品を販売し、増益を続けると考えられます。
このビジネスモデルは、GAPやZARA、ユニクロなどアパレル業界で展開されており、いずれも大きな成功を納めているもので(※4)、インテリア業界へSPAを取り入れたニトリは、卸や商社などを介さずに、原材料の仕入れから生産、輸入、販売、物流を自社で賄い、コストカットと高い収益性を実現しました(※3)。
その結果ニトリは、トレンドに左右されにくいベーシックな商品を、幅広い顧客に低価格で提供することが出来るようになっています(※5)。
これが、ニトリが「お値段以上」で商品を提供できる所以(ゆえん)でしょう。
(※1)参考:WWD「新型コロナ下でもニトリが『34期連続増収増益』を実現する6つの施策」
(※2)参考:業界動向SEARCH.COM「インテリア業界」
(※3)参考:ニトリホールディングス「ビジネスモデル」
(※4)参考:日本経済新聞「製造小売り(SPA)」
(※5)参考:Newsweek「家具のニトリがユニクロを凌駕するアパレルの雄に?」
自らの意見が上に届きやすい仕組み
新卒社員はまず店舗勤務から始まりフロア担当、店長などを経験したのち、配転教育制度という制度を使い、30部署100職種以上の仕事から配属希望を出すことができます(※6、7)。
これは、半年に1度キャリアプランを作成するとともに、その希望にもとづき数年ごとに別の部署へ移動、社内のさまざまな視座やスキルを手に入れることができる制度です(※6)。
また、ニトリには平社員、マネージャー、トップの3階層しかないため、配転教育制度などを通じて考えた自らの意見が上に届きやすい仕組みとなっています。
内定者が面接で現場社員に聞いた話では、「店舗に取り入れる新しい案の6、7割が新入社員の意見で、かつ意見は全て全店舗で共有されている」そうで、さまざまな意見が会社で共有され、取り入れられているといえるでしょう。
(※6)参考:ニトリ新卒採用サイト「配転教育」
(※7)参考:ニトリ新卒採用サイト「部署紹介」
▼ニトリの社風について詳しく知りたい方はこちら!
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